第64回名曲を聴く会の報告

開催日: 平成31年2月22日(金)午後1時より
場 所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲 目: ベートーヴェン 交響曲第6番(田園)
     指揮 ブルノー・ワルター コロンビア交響楽団
田園を聴くのは、「名曲を聴く会」の発足した2013年3月の第1回会合にこの古風な国分寺でんえんで開催するのを祝して聴いて以来6年振り、2回目である。
第1回はベーム指揮のウィーンフィルの演奏で素晴らしい演奏であったが、今回のワルター指揮の田園も柔らかい曲の流れで、さすがの名盤であった。

●本日の参加者:荒木・井垣・塩田、清水(国分寺)・滝沢・山本・小川・以上7名。

おって

終了後、国分寺駅ビル、イタリアンで会食したが、話題の中で塩田さんが田園の解説書をご覧になり、楽譜の説明があったが、さすがグリークラブのOBだけあって着眼点がこうも違うのかと感心した。

【次回開催予定】
・開催日時:3月22日(金) 午後1時より
場     所: 国分寺駅北口 「でんえん」
・曲     目: ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲
        指揮 ミシェル・プラッソン  トゥールーズ国立管弦楽団

(文:小川、写真:清水)


第63回名曲を聴く会の報告

開催日: 平成31年年1月25日(金) 午後1時~3時
場 所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲 目: 次のとおり。
◎ベートーヴェン 交響曲第三番(英雄)
指揮 フルトヴェングラー ウイーンフィル
第1回名曲を聴く会は2013年3月に開催、以後5年以上にわたりLPレコードを鑑賞し、この1月度は63回目に当たる。
本年度より曲目の鑑賞も一巡したので、今後はかつて鑑賞した曲目を再度選定して聴くこととした。
今回は2014年6月の第14回開催の曲目、第三番(英雄)を鑑賞した。このコンビの演奏はいつ聴いても飽きることはない名演奏である。今回は2014年6月の第14回開催の曲目、第三番(英雄)を鑑賞した。このコンビの演奏はいつ聴いても飽きることはない名演奏である。

●本日の参加者:荒木、小川、栗原、滝沢、以上4名


【2月度(第64回)の予定】
・開催日時:2月22日(金)午後1時より
場     所: 国分寺駅北口 「でんえん」(会費:千円)
・曲     目: 次のとおり。
 ベートーヴェン 交響曲第6番(田園)
 指揮 ブルノー・ワルター  コロンビア交響管弦楽団

(文:小川、写真:荒木)

 

第62回名曲を聴く会の報告

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画

例年、12月度の例会は「第九」をL.Pで聴くのが恒例であるが、今回は小平稲門会創立30周年記念イベントの一環として「第九」の演奏会を下記により鑑賞した。

●開催日: 2018年12月16日(日) 午後3時~5時
●場 所: ルネこだいら 大ホール
●演 奏: 小平市民オーケストラ 2018 こだいら合唱団
●曲 目:  シューベルト 交響曲第七番 未完成
      ベートーヴェン 交響曲第九番 合唱付き

「未完成」の演奏では、やや不安な演奏振りであったが、「第九」の演奏はなかなかの出来ばえで、市民オーケストラとしては、合格点がつけられると感じた。
特に合唱団は200名にもおよぶ大合唱団であったが、息ぴったりの立派なもので感心した。

日本では12月になると「第九」の演奏が恒例であるが、たまたま前日に大型テレビによる4K映像音声を見たくて、テレビ購入。早速YouTubeでシカゴ交響楽団、指揮メータの「第九」を見たが迫力ある力強い演奏で、年末のN響の「第九」と共に再度聴いて越年したいと思う。

●参加者: 荒木、井垣、伊藤、小川、勝見、栗原、桜井、滝沢、竹内、村木 、山本。(以上、11名)

おって
終了後、ルネこだいらの近隣の「橙や(だいだいや)」小平南口店で9名で忘年会を行い、散会した。

【次回1月度開催予定】
・開催日: 2019年1月25日(金)午後1時より
・場 所: 国分寺駅北口「でんえん」
・曲 目: べートーヴェン 交響曲第3番(英雄)
                指揮 フルトヴェングラー  ウィーン交響楽団

なお、でんえん御店主が寒冷等の事情で、体調不調の場合には、休止とします。
休止は1週間前にホームページで事前に連絡します。

第61回名曲を聴く会の報告

日  時: 2018年11月23日(金) 午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲  目: 次のとおり。
◎チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
 ヴァイオリン チョン・キョンファ
 指揮 プレヴィン ロンドン交響楽団
このヴァイオリン協奏曲はべートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーンの曲とともに四大協奏曲と称されている名曲である。
演奏者チョン・キョンファは韓国出身の音楽兄妹の一人で、幼少のころから天才少女として名高いソリストである。
このLPはロンドンで師事したプレヴィンの指揮での演奏で、名盤の一つである。

◎マーラー 交響曲第1番(巨人)
 指揮 ブルーノ・ワルター コロンビア交響楽団
一般にマーラーの交響曲は難曲が多いが、この一番はマーラーの交響曲の中では、演奏時間が比較的短いこと、声楽を伴わないこと、曲想が若々しく、親しみやすいことなどから、演奏機会や録音がもっとも多い。

●本日の参加者 荒木・滝沢・竹内・山本・(国分寺)清水・眞宅、以上6名。
尚、演奏会終了後、駅ビル9階「百干」に席を変えてボジョレヌーボを祝ってワインを、また日本酒も少々頂き歓談した。

【次回12月の予定】
毎年12月は第九のLPを聴くのが恒例であるが、今回は小平稲門会設立30年周年記念行事の一環として下記コンサートに出席することとした。現時点での参加者は13名である。
「2018こだいら合唱団・小平市民オーケストラ演奏会」
・開催日:2018年12月16日(日)15時開演(14時30分開場)
・会 場:ルネこだいら 大ホール
演奏会の後、近所の「橙や」で懇親会を開催予定ですので、
奮ってご参加ください。会費は2,000円見当で、後日出欠の確認をします。

(文:小川、写真:荒木)

第60回名曲を聴く会の報告

日  時: 2018年10月19日(金) 午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲  目: 次のとおり。
◎リスト ハンガリー狂詩曲 244
     第2,5,9,14,15,19番
 ピアノ ロベルト・シドン
今回は19曲ある中で上記6曲を鑑賞。
最初の有名な2番の出だしがやや遅く感じられたが、以後5曲は滑らかな流れるような演奏であった。
15番はラーコ-ツィ行進曲である。

◎モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲 変ホ長調 K364
 ヴァイオリン フランツジョセフ・マイヤー
 ヴィオラ オットー・グラフ
協奏交響曲は独奏楽器がオーケストラと渡り合う協奏曲とは違う性格を持ち、複数の独奏楽器が強調的に響きを作る性格を持つ。
今日ではヴァイオリンとヴィオラの二重協奏曲として演奏されている。
◎モーツァルト 管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調 K297
 ホルン ウォルター・レクスット
 ファゴット クラウス・ボッキー
 クラリネット ハンス・ダインツァー
 オーボエ ヘルムート・フッケ
この作品はモーツァルトの曲なのかどうか微妙な作品のようである。
そう言われれば全体の流れに、微妙に違和感を感じた。

●本日の参加者:荒木、井垣、栗原、滝沢、山本、小川、以上6名。

【次回11月の例会】
・開催日時:11月23日(金) 午後1時~3時
・場     所: 国分寺駅北口 「でんえん」
・曲     目: 次のとおり。
〇チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
 ヴァイオリン チョン・キョンファ
 指揮 プレヴィン  ロンドン交響楽団
〇マーラー 交響曲第1番(巨人)
 指揮 ブルーノ・ワルター  コロンビア交響楽団

(文:小川、写真:荒木)

第59回名曲を聴く会の報告

日  時: 2018年9月28日(金) 午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲  目: 次のとおり。
◎ショパン ピアノ協奏曲第2番 へ短調 Op. 21
      アンダンテ、スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22
 ピアノ クリスチャン・ツィーマーマン
     ロス・ローゲスト
ショパンには有名なピアノ協奏曲第一番があるが、第二番の方が先に作曲されて世に出ている。第一番ほど華麗さはないが、自由な構成を持つ協奏曲である。
大ポロネーズは、本来は管弦楽付の作品だが、今日ではピアノ協奏曲として演奏されている。

◎べートーヴェン 七重奏曲 変ホ長調 Op. 20
 ウィーン八重奏団
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルン、ファゴットのための六楽章からなる協奏曲である。

●本日の参加者:小平、国分寺の栗原、清水会長と小川の3名。
おって、
小平、国分寺稲門会の両会長が行事の打合せをこの機会に行われた。
例によって駅ビル9階のイタリアン・レストランで先ずビール、それから赤・白ワインを。ピザ二皿注文、一皿はメニューにないビスマルクというピザを清水さんが特注、さすがの知識の深いところを披露された。

【10月の例会】
10月19日(金)に。今回は第4金曜日の26日がワイン研のOUTINGのため、3週の19日に繰り上げた。くれぐれも要注意。

曲目は次のとおり。
〇リスト
・ハンガリー狂詩曲(19曲)の中から6曲(2, 5, 9, 14, 15, 19番)
 ピアノ ロベルト・シドン
〇モーツアルト
・ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲
 ヴァイオリン フランツ・ジョセフマイャー  ヴィオラ オットー・グラフ
・管弦楽のための協奏交響曲
 ホルン ウオルター・レクスット  ファゴット クラウス・ボッキー
 クラリネット ハンス・ダインッァー  オーボエ ヘルムート・フッケ

(文:小川、写真:荒木・清水)

 

第58回名曲を聴く会の報告

日  時: 2018年7月27日(金) 午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲  目: 次のとおり。
◎ドヴォルザーク チェロ協奏曲
 チェロ ヨセフ・フッツロ
 指揮 ノイマン  チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
この協奏曲はチェロ協奏曲のみならず、協奏曲と言うジャンルにおける最高傑作の一つである。
前回はベルリン・フィルの演奏で聴いたが、今回は彼の祖国、チェコ・フィル、ノイマン指揮のLPで聴いた。
アメリカ時代に書かれた作品で、ボヘミアの音楽と黒人霊歌を融合した作品でもある。

◎ベートーヴェン ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための協奏曲(三重協奏曲)
 指揮 カラヤン  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴァイオリン オイストラフ、チェロ ロストロポーヴィッチ、ピアノ リヒテル
本作品はべートーヴェンが残した唯一のチェロを伴った協奏曲である。
豪華版の名手、3人のお揃いの演奏で、貴重なLPである。

◆本日の参加者:荒木、井垣、伊藤、栗原、国分寺(清水、真宅)、杉並(山本)、前回よりご参加の女性、小川、以上9名。
その後、駅ビル9Fのイタリアン・レストランで白、赤ワイン、ピザで懇談、解散。

【今後の予定】
8月は夏休みで休会。
9月例会
・日時:9月28日(金)午後1時より3時まで。
・会場:国分寺駅北口 「でんえん」
・曲目:次のとおり。
◎ショパン ピアノ協奏曲第2番、へ短調 Op. 21
                     アンダンテ、スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
   ピアノ     クリスチアン・チメルマン
                     ロス・ローゲスト
◎べートーヴェン 七重奏曲変ホ長調 Op. 20
    ウィーン八重奏団

年末の例会
例年、「第九」の演奏をLPで鑑賞しているが、今年は30周年記念例会として、下記により「第九」を聴くこととなった。
・日 時:12月16日(日)午後3時より。合唱・こだいら合唱団
・会 場:ルネこだいら 大ホール
・曲 目:第九、その他
・協 賛:小平市民オーケストラ
・入場料:1,700円(チケットは10月発売)
*既に11名の方が参加予定ですが、追加参加、歓迎します。ご希望の方は、荒木か小川に申し出ください。

(文:小川、写真:荒木)

 

第57回名曲を聴く会の報告

日  時: 2018年6月22日(金) 午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲  目: 次のとおり。
◎チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
    ピアノ 中村紘子        指揮 ドミトリー・キタエンコ
 モスクワ・フィルハーモ二ー管弦楽団
流石はロシアの交響楽団、先年惜しくも他界した中村紘子の力強い演奏にマッチして、素晴らしい演奏であった。

◎モーツァルト ピアノ協奏曲第21番
    指揮 カラヤン ルツェルン祝祭管弦楽団
    ピアノ リパッティ
モーツァルトのピアノ協奏曲の中で一番有名な曲目。流れるような見事な演奏であった。
◎モーツァルト ピアノソナタ第8番

    ピアノ リッパッティ
モーツァルトが母親を亡くした直後の作品で、曲全体が暗い曲であった。

◆参加者:荒木、井垣、栗原、山本(杉並)、戸田(親子二人、非会員)、小川、以上7名。

おって 例によって駅ビル9階にあるイタリアン・レストランで談話。今回は山本さんより、杉並稲門会の活動状況の説明を、ピザとチリの赤ワイン1本飲みながら聴取、散会した。

【次回開催予定】
開催日:2018年7月27日(金)  午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口「でんえん」
会 費: 1,000円(コーヒー付き)
曲 目: 次のとおり。
ドヴォルザーク チェロ協奏曲
 チェロ ヨセフ・フッツロ
 指揮 ノイマン  チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための協奏曲
 指揮 カラヤン  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 オイストラフ、ロストロポーヴィッチ、リヒテルの競演

(文:小川、写真:荒木)




 

第56回名曲を聴く会の報告

日  時: 2018年5月25日(金) 午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲  目: 次のとおり。
◎シューベルト 歌曲 冬の旅
    歌唱 フィッシャー・ディースカウ
 ピアノ ムーア
この組み合わせのLPレコードは現在に至るも名盤である。
かつて米国で海外資産の投資手法の研修時に、「好きな曲は何か」と問われ、冬の旅と回答すべく、とっさにWINTER TRAVELと訳し発言したところ、それはWINTER TRIPだと訂正された苦い経験のある曲(24曲)である。

◎モーツァルト 弦楽四重奏曲第17番(狩り)
  演奏 イタリア四重奏団
この楽団の弦楽の音は高低とも繊細でかつ美しく、魅了された。

◆今回の参加者: 荒木、栗原、山本、小川 以上4名。

【次回開催予定】
開催日:2018年6月22日(金)  午後1時より
場  所: 国分寺駅北口「でんえん」
会 費: 1,000円(コーヒー付き)
曲 目: 次のとおり。
◎チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
    ピアノ 中村紘子 指揮 ドミトリー・キタエンコ
  演奏 モスクワ・フィルハーモ二ー管弦楽団
◎モーツァルト ピアノ協奏曲第21番
    指揮 カラヤン ルツェルン祝祭管弦楽団
演奏
    ピアノ リパッティ
◎モーツァルト ピアノソナタ第8番
    ピアノ リパッティ

(文:小川、写真:荒木)

第55回名曲を聴く会の報告

日  時: 2018年4月27日(金) 午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲  目: 次のとおり。
◎べートーヴェン 交響曲第3番(英雄)
   指揮 フルトヴェングラー  ウィーンフィルハーモ二ー交響楽団この曲は第14回(2014年6月27日)以来、二度目の登場である。前回は同じフルヴェン指揮だったが、ベルリンフィルの演奏であった。
フルヴェン、ウィーンの組み合わせは数あるこの曲目の演奏のなかでも名曲録音盤の一つである。
とても70年前の録音とは思えないほどで、音質もよく、迫力のある力強い演奏であった。特に第2楽章の葬送行進曲、フィナーレの民族音楽の入った第4楽章がよかった。

◎モーツァルト ピアノ協奏曲第24番

    ピアノ バレンボイム 英国室内オーケストラ
現在は指揮者として活躍しているバレンボイムの若かりし頃のピアノ演奏である。
モーツァルトのピアノ協奏曲の中で、短調の作品はこの曲と第20番の2曲だけである。
この曲の暗く、悲劇的な内容はなんともユ二ークである。
24番に続いて25番も聴く予定のところ時間がなく、今回は見送りとした。

◆今回の参加者: 荒木、井垣、栗原、志村、山本、小川、以上6名。
例によって駅ビル9階のイタリアレストランでピザ、生ハム、ワインで雑談したが、今回は多忙な志村さんに、玉川上水物語りの創作、演出をお願いすることしきりで、さらにワインを注文して是非にとその構想の論議をした。

【次回開催予定】
開催日:2018年5月25日(金)  午後1時~3時
場  所: 国分寺駅北口「でんえん」
会 費: 1,000円(コーヒー付き)
曲 目: 次のとおり。
◎シューベルト 歌曲 冬の旅
    歌唱 フィッシャー・ディースカウ
◎モーツァルト 弦楽四重奏曲第17番(狩り)
  演奏 イタリア四重奏団

(文:小川、写真:荒木)