第65回ざる研 「御清水庵 清恵」報告

1.日 時: 2018年12月17日(月)13時 日本橋三越ライオン前集合
2.場 所: 東京都中央区日本橋室町1-8-2 日本橋末廣ビル1・2F「御清水庵 清恵」電話03-3231-1588 土、祝日休
3.参加者:荒木、伊藤徹、小川、大河原夫妻、木本、篠原夫人、末次、滝沢、百々、野村、福田夫妻、(13名)
4.費 用:¥78,000 @¥6,000×13=¥78,000
5.経 過:
三々五々三越ライオン前に集まり、お江戸日本橋を渡りお店近くまで来ましたが、目印の看板は慎ましやかに店名の書かれた袖看板のみで、少々分かりづらかった。
店主の中本好美さんは、蕎麦を通して福井の食文化をもっと世にアピールしたいと言う思いで、会社勤めを辞め、平成14年にこの越前蕎麦の店「御清水庵 清恵」を開いたのだそうです。

中本店主の話、気合が入っている

蕎麦は提携農場でとれる国産100%のそば粉を使用、店内の酒は福井の地酒に限り、酒肴は福井直送の名産品、器は越前焼と、とことん福井にこだわった所に男気を感じさせるお店でした。

アサヒスーパードライで乾杯!    里芋(福井上庄産)のにっころがし、ピリ辛蒟蒻

木のぬくもりのある落ち着いた雰囲気の店内で、重厚な木のテーブルをL字に配した日本橋川に面した椅子席に案内された。
だしまき玉子、焼き鯖寿司、かもの塩焼、里芋、蒟蒻ののった皿を前に、先ずはアサヒスーパードライで乾杯。次に、いっちょうら、常山、一本義、ときしらずと続き、皆さ
ん銘酒に酔いしれました。

左から、鯖の一本焼、へしこ、厚揚げ焼

セイコ蟹(左)。内子、外子、脚と見事な一皿。右は甲羅酒

次々に運ばれてくる料理は、里芋のにっころがし、ピリから蒟蒻、厚揚げ焼、へしこ、鯖の一本焼、セイコ蟹と、どれも店主の吟味した品々で堪能しました。今回、時節柄、セイコ蟹を食したい旨事前に伝えておいた所、13杯を早朝から店主自ら料理して下さったと伺い、感謝です。美味しさ一入でした。早速甲羅酒を嗜む方もいました。

蕎麦は「外二」、青首大根なのに辛み大根に負けていないね。右はでっち羊羹

いよいよお目当ての越前蕎麦の登場です。やや太めで色黒な蕎麦の上には鰹節がてんこ盛り、これを辛み大根おろしの出汁で頂きます。出汁の辛さと相まって爽快な蕎麦でした。デザートのでっち羊羹は、あっさりとした甘みでみずみずしいのど越しで美味しかった。

最後にお店の前で記念写真を撮り、各人思い入れのある日本橋の街中に消えて行きました。

玄関にて、皆満足の赤ら顔


6.その他:1月のざる研は、都合によりお休み致します。

(文:福田、写真:荒木)





第55回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第55回例会を12月21日(金)に開催しました。
・日 時: 平成30年12月21日 15時-17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・出席者: 荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、河崎、國友、栗原、小林(弘)、篠原夫妻、末次、冨平、野村、早川、松村、計16名(50音順・敬称略)

小平稲門会設立30周年に当たる平成最後の年を締めくくる同好会活動となった第55回例会は、定員を超える16名が参加して行われた。この日テーブルに並んだのは日本のワインが6本、本場フランスが4本、イタリア、チリ各1本の12本。日本のワインが半分を占めたが、うち3本は前回の持越し分。実は11月例会は日本ワインを味わわない初めての会でもあった。 
それならば日本ワインの乾杯で始めようと、野村さんの発声で声高らかに杯をあげたのは「TOKYO 2016」と名付けた信州・桔梗ケ原で栽培のオレゴン種のスパークリングワイン。ワイン研ではお馴染みの東京ワイナリー(練馬)を第1号にして東京には現在4ワイナリーが誕生しているが、その一つ「深川ワイナリー」(門前仲町)が2016年に初めて売り出したもので、独特のネーミングとキャラ「ワインマン」を描いたラベルを珍し気に眺める会員も居て、東京に吹く新しいワインの風を感じさせた。

野村さんの音頭で乾杯! 日本ワイン「TOKYO 2016」(手前右端)

次いで、伝統あるイタリア、フランス・ボルドーのシャルドネ種白ワインを味わって赤ワインに移っていく。先ずはボルドー・メドック産の「LADY G」から。そのラベルを「レディ ガガ?」と読んだ会員も出て笑いを誘い、ここでも味よりラベルが話題になったほか、最近買った4Kテレビの話や好調ワセ・スポの話などいつもながらの賑やかさになっていった。
この日の注目は新登場のワインオープナー。ワイナリーツアーで訪れた牛久ワイナリーのワインショップで試飲用のボトルを次々と軽々開けるのを見て興味を持った篠原さんが買い求めた品。「最速3秒でコルクが抜ける」というこのオープナー(
ラクリスコルクスクリュー)を早速試してみたソムリエ役のご両人、「これは楽で良い!」と驚いた。

「3秒お待ちください!」ソムリエさんのお仕事にも余裕が?

頃合いをみて「ワイキキタイムです」との声に「待ってました」と拍手もあって、5問クイズの用紙が配られ暫しの静寂が。山梨に追いつけ追い越せと長野県が県内4つの地区に設定したワインバレーについての質問や、イタリア、イギリス、ニューヨーク州各地のワインについて、さらにワインの甘みの由来などの質問5問。正解の発表に「当たった!」と変な喜び声や「え!?」と意外そうな声などが交じるなか、それぞれの解答の解説がされた。

左列は余裕かな? 右列は・・・頭抱えちゃったよ! 3人で相談?

ワインとマリアージュの今日の料理は、「トルティーヤ2種」、「和風ドレッシング」、「クリスマスミートローフ」の3皿。中でも「ミートローフ」はクリスマスツリーをイメージして作られていて、いつもながらの料理の工夫に感謝、感謝!

心遣いのこもったクリスマス料理にみんな子供みたいに歓声!

お勉強の後はまた歓談タイムに。テーブルがおよそ3つのグループになって談笑が続いたが、伊藤(順)先生の「近頃肩が凝ってね」という話を聞いた隣の篠原さんがやおら立ち上がって先生の肩を揉みはじめたが、それを見た篠原夫人が「私の方が上手ですよ」と交代、一層和やかな雰囲気に。次々と空いていくボトルには,解禁からひと月遅れで飲むボージョレヌーボーのほか、12月初めに開催された信州・宮田村と銀座を結ぶ「ワインまつり」に参加して得た「紫輝」など今年の新酒に加えて、ツアー土産、巨峰のロゼ「葡萄の城」など日本ワインが続いた。

うちの奥さんの肩もみ巧いんですよ…(幸せなご主人めっ!!!)

テーブルに並んだボトルが殆ど空になってコーヒータイムに入るところで、ワイン研会長からお願いが二つ。一つは30周年記念のメインイベントとして招いた「早稲田吹奏楽団」の第80回定期演奏会(1月12日・府中の森芸術劇場)の案内。もう一つはワイン研例会会費の件。現行の会費2,000円は据え置きながら、ワイン不持参者の「プラスワンコイン(任意)」はワイン持参者とのバランスを考えて、更にワンコインを加える「1,000円」(計3,000円)としたいとの報告があり、次回から実施のこととなった。

真面目に来年のお話。もちろん「異議な~し!」

毎月お世話になるカサグランデに感謝の気持ちを伝えるのが12月例会の慣わし。店のスタッフ代表にワイン研会長からお礼のことばとともに心ばかりの品を手渡し、全員が拍手で感謝の気持ちを伝えた。次いで、ワインパ-ティも含めて毎回ソムリエ役を務めてもらった河崎さん、冨平さんにも感謝の印としてカサグランデ・ラスクが贈られた。そしてこの二人が最後に残しておいたデザートワイン「サドヤ・オーナーヴ」(赤ワインに砂糖・ブランデーを添加した酒精強化ワイン)が皆のグラスに注がれ、栗原稲門会会長の発声で「新年が良い年でありますように!」と乾杯してこの日持ち寄りのワインすべてを飲み干して今年5年目の例会を賑やかなうちに終えた。

今年も有難うございました…

1年間ソムリエを引き受けてくれたお二人にも感謝の気持ち

散会後は恒例・有志のカラオケタイム。平成最後の歳末カラオケとあって11人が集い、時間を延長して独唱・合唱取り混ぜて熱唱し、心地よいワインの酔いを発散させた。

次回は1月18日(金)15:00-17:00、「カサグランデ」で開催します。会費は2,000円(ワイン持参の方)。ワイン持参ない方は+1,000円。参加申込みは14名まで受付。但し、12月27日現在既に満席になっています。

(文=井垣、写真=荒木)

山梨県十谷温泉へ1泊2日の旅

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画

今年(2018年)は小平稲門会設立30周年記念にあたるので、楽農会、美術舘を巡る会との共催で、11月15~16日で山梨県十谷温泉・温泉民宿「山の湯」に行きました。
二日間素晴らしい天候に恵まれて、一日目は身延山・久遠寺を見学し、十谷温泉宿の「山の湯」に行き温泉をゆっくりと楽しみ、二日目は、甲府の「山梨県立美術館」で素晴らしい絵画を鑑賞し、その後に、目の前の「小作」で「かぼちゃほうとう」をビール付きで堪能した素晴らしい温泉行きとなりました。

一日目は、身延山近くの温泉に行くということで、参加者の多くの方々(9名参加)と共に身延山にお参りに行きました。
「身延山妙法華院久遠寺」は1281年(弘安4年)、日蓮によって日蓮宗の総本山として開祖されたお寺です。
ここには三門を入ると見上げるような有名な菩提梯と称する287段の階段があり、これに挑戦して5人が登り切りました。通常の階段より一段が高く、また急勾配のためかなり厳しいものでした。近くには男坂、女坂もありました。
階段を上り切ると総門、本堂、五重塔などがあり、更に裏手から7分のロープウェイで山頂のお堂「奥の院思親閣」にもお参りができました。「思親閣」は日蓮が故郷の房州
(安房)の両親と師道善御坊を思い回向した場所で「親を思うお堂」として有名です。

この日は絶好のお天気で、身延山山頂へのロープウェイから素晴らしい身近の富士山を眺めることができて一同感激しました。また、近くの富士川や遠望の西伊豆も見事でした。

お蕎麦のお昼を食べて約2時半の身延山を楽しみ、鰍沢口駅で湯河原から参加の大屋さんと合流して、お迎えの2台の車に分乗して今宵の温泉民宿「山の湯」に向かいました。
十谷温泉にある「山の湯」は、山裾に侍るように建てられた温泉宿で、露天風呂からの眺めは格別、しかも、宿から下っての川沿いの散策も紅葉の季節でしたので見事なものでした。夕飯までの時間帯は、温泉に浸かって疲れを落とし、ビールで一杯、テレビで九州場所を楽しみました。

しかし、車で宿に向かっている大島さんと峯岸さんのお二人が夕飯20分前に現れ、急遽温泉に入ってもらって夕飯が若干遅れるハプニングがありましたが、無事に乾杯を合図に待ちに待った夕飯が始まりました。
夕飯は、亭主自慢の山菜料理と美味しいお酒を大いに楽しみ、二次会はある部屋に集まって更に飲み、ワイワイガヤガヤとしゃべりまくってバタンキューでした。

二日目は、各自思い思いに朝風呂に入って、8時からのビール付きの朝食を食べて、9時前に宿を背景に全員写真を撮って鰍沢口駅まで送って貰いました。
約30分で甲府駅に到着してバスで「山梨県立美術館」に向かいました。11時頃から約1時間強、一人一人が美術鑑賞を行って日本・西洋文化にも親しんだ一時でした。

その後、美術館前の「小作」で甲府名物の「かぼちゃほうとう」のお昼をビール付きで堪能し帰路につきました。

11月の紅葉の季節の二日間の温泉行きは、天候に恵まれて小平稲門会の30周年記念にふさわしい会員相互の絆が深まった楽しい旅でした。

■参加者:12名(敬称略)
伊藤徹、大島二典、大屋元治、河崎健治、栗原政博、古林繁、小山雄一、篠原哲、末次浩一郎、峯岸敏雄、村上征徳、中村泰三(記)

(以 上)

第62回名曲を聴く会の報告

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画

例年、12月度の例会は「第九」をL.Pで聴くのが恒例であるが、今回は小平稲門会創立30周年記念イベントの一環として「第九」の演奏会を下記により鑑賞した。

●開催日: 2018年12月16日(日) 午後3時~5時
●場 所: ルネこだいら 大ホール
●演 奏: 小平市民オーケストラ 2018 こだいら合唱団
●曲 目:  シューベルト 交響曲第七番 未完成
      ベートーヴェン 交響曲第九番 合唱付き

「未完成」の演奏では、やや不安な演奏振りであったが、「第九」の演奏はなかなかの出来ばえで、市民オーケストラとしては、合格点がつけられると感じた。
特に合唱団は200名にもおよぶ大合唱団であったが、息ぴったりの立派なもので感心した。

日本では12月になると「第九」の演奏が恒例であるが、たまたま前日に大型テレビによる4K映像音声を見たくて、テレビ購入。早速YouTubeでシカゴ交響楽団、指揮メータの「第九」を見たが迫力ある力強い演奏で、年末のN響の「第九」と共に再度聴いて越年したいと思う。

●参加者: 荒木、井垣、伊藤、小川、勝見、栗原、桜井、滝沢、竹内、村木 、山本。(以上、11名)

おって
終了後、ルネこだいらの近隣の「橙や(だいだいや)」小平南口店で9名で忘年会を行い、散会した。

【次回1月度開催予定】
・開催日: 2019年1月25日(金)午後1時より
・場 所: 国分寺駅北口「でんえん」
・曲 目: べートーヴェン 交響曲第3番(英雄)
                指揮 フルトヴェングラー  ウィーン交響楽団

なお、でんえん御店主が寒冷等の事情で、体調不調の場合には、休止とします。
休止は1週間前にホームページで事前に連絡します。

第21回映画鑑賞会のご案内

第21回映画鑑賞会を下記の通り開催いたします。皆様方の参加をお待ちいたします。

■鑑    賞   日 : 2019年1月21日(月)
■映画の題目 :「バジュランギおじさんと、小さな迷子」
       (インド映画として興行収入歴代3位の作品)
《キャスト》
サルマーン・カーン、ハルシャーリー・マルホートラ、他
《あらすじ》
幼い頃から声が出せない障害を持つ女の子シャヒーダーは、心配したお母さんと一緒にインドのイスラム寺院に願掛けに行った先で1人インドに取り残されてしまう。困り果てたシャヒーダーが出会ったのは、ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者のパワンだった。
バカがつくほどの正直者で、お人好しなパワンは、これもハヌマーンの思し召しと、母親とはぐれたシャヒーダーを預かることに。ところがある日、彼女がパキスタンのイスラム教徒と知ってビックリ。インドとパキスタンは、歴史や宗教、経済など、様々な点で激しく対立していたからだ。
パワンは、パスポートもビザも持たないシャヒーダーを、国境を越えて家に送り届けることを決意。果たしてシャヒーダーは、無事に母親と再会できるのか……。
(偶にはこのような映画鑑賞もと思いました)
■上  映   館: 新宿ピカデリー(シニア料金:¥1,100)
■参加申し込み:1月日17日(木)までに、鈴木昭助あてにお申し込みください(1月18日以降のキャンセルは料金をいただきます)。
携帯電話: 080-6519-8720
E-mail: syouchan(at)k5.dion.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】
■懇  親   会:鑑賞後に懇親会を予定しています。

*集合場所・集合時間は上映時間が公開なり次第、1月18日前後に、参加される皆様にPCメールもしくは電話にてお伝えいたします。

(2018年12月12日 鈴木記)



 

第7回「石井道彌 & カラ・OK」のご報告

日 時: 2018年12月7日(金) 午後2時~5時
会 場: Sounds LABO(茶音厨楽房)
会 費: 2,000円(2 Drinks with Snack)、追加は1 Drink 500円
参加者:荒木・石井(道)・石井(聖)・伊藤(徹)・岡山・勝見・河崎・木本・窪田・小谷・小林(弘)・佐藤(俊)・篠原(泰)・富澤・内藤・生井・野村・早川・増田・松田・松村・村木(五十音順敬称略)、22名

7回目の今回は少しいつもと違ったメンバーのお顔が増えました。常連の先輩方が色々なご都合でお休みになると伺い心配して居ましたら、それならと若手?が参加してくれました。そこで自己紹介、オーナーの斧さんも趣味が高じてこのスタジオを作ってしまったと告白されました。後ろの奥様はにこにこ笑っていらっしゃいましたが・・・大変なご主人です!
初参加のお二人。早川さんは最後は笑ってごまかして?いましたが・・・(^_-)-☆
村木さんはしっかりと楽譜を用意して…でもベテランのお姉様が心配そう?
恒例の石井家の皆さんのご登場です。奥様のお声は澄んだ天使の歌声。素敵でした!
そして恒例のジャズ大好きデュオ。すっかり息の合った歌を今年も披露してくれました。今年も楽器が加わりました。ピアノにウクレレ、三線も参加して、クリスマスソングから沖縄民謡、ついには歌に合わせて踊りまで! そのうちにCDを発売かな?(^_-)-☆
今年4月から、カラオケの会を引き継いで下さった松村・勝見ご両人の活躍に感謝です。楽しかった3時間をしっかり支えて下さって、とうとう最後の「また逢う日まで」の合唱。
珍しい楽器の前で、今日の主役ジャズピアニスト石井さんを囲んでの集合写真です。
来年もまた、元気で会いましょう!! 
吉祥寺の街はすっかり師走。クリスマスツリーに誘われて・・・二次会の相談が?
今年のカラオケの会の最後を締めくくる楽しい催しでした。有難うございました。
また、毎月第2木曜日2時45分、東大和市駅前「ビッグボックス」で会いましょう!

【皆さんの歌われた歌】
「When You’re Smiling」「ラストワルツ」「酒とバラの日々」「岩手のおしょうさん」「TRUE LOVE」「Silent Night」「マイウェイ」「クリスマス イブ」「夢見る人」
「秋冬」「ブルークリスマス」「ホワイトクリスマス」「Pretend」「ブルームーン」「そっとおやすみ」「モナリザ」
【全員で合唱】
「居酒屋」「Silent Night」「トロイカ」「遥かな友に」「また逢う日まで」
【ピアノ・ウクレレ・三線・踊り】
「赤鼻のトナカイ」(ウクレレ・ピアノ)
「花」「童神」「安里屋ユンタ」(三線・ウクレレ・ピアノ・全員合唱)
「涙そうそう」(三線・歌・踊り)

(文:荒木、写真:木本)

第42回散策の会のお知らせ

散策の会の第42回例会は、「浅草名所(などころ)七福神めぐりです。

1.日時・集合場所
平成31年1月12日(土)午後1時30分 JR常磐線南千住駅 改札前(1か所)に集合

2.経 路
JR南千住駅→石浜神社→橋場寺不動院→今戸神社→待乳山聖天→浅草神社→浅草寺→浅草文化観光センター 展望テラス→矢先稲荷神社→東京メトロ銀座線・稲荷町駅(解散)

3.参考情報
(1)ここの七福神は9か所にあるが、今回は7か所だけめぐる
(2)歩行数は約1万3千歩(参加者の疲労程度で7つ目を割愛する場合あり)
(3)解散後、希望者で高田馬場にて懇親会を行う(会費4,000円程度)

4.申し込み
1月6日までに佐藤(俊)の下記あてにお願いいたします。
090-9149-8977 または t-sato(at)ion.ocn.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】

なお、懇親会出席希望の方で前日以降のキャンセルは、飲食代3,500円を申し受けます。

(以 上)

第54回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第54回例会を11月30日(金)に開催しました。

・日 時: 平成30年11月30日 15時-17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・出席者: 荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、河崎、小林(弘)、國友、佐藤(俊)、篠原夫妻、志村、末次、冨平、野村、山本、計16名  (50音順・敬称略)

小春日和のこの日、ワイナリーツアーを挟んで2か月ぶりのカサグランデでの例会。11月例会はボジョレ・ヌーヴォー解禁翌日の開催が通例だが、今年は都合で2週間遅れの「ボジョレ・ヌーヴォーを味わう会」となった。参加者も定員を超えていささか窮屈な座席ながら、暫くぶりの例会とあって持ち込みワインも、ボジョレ・ヌーヴォーを含めたフランスワイン4本に加えて、アメリカ、チリ(3)、イタリア、南ア、アルゼンチン、ワイナリーツアー土産のワイン(2)、それにベトナム土産の焼酎まで加わっての14本がテーブルに並んだ。

国友さんの音頭でにこやかに「乾杯!!」

会は乾杯役カードを引いた國友さんの発声、荒木さんがカメラを構えるお馴染みの形で、カリフォルニア産白ワインを手に「カンパーイ!」と威勢よく会は始まった。が、最初に10月・ワイナリーツアーの会計報告といささか無粋な報告が。でも「今回初めて赤字を出さずに終わりました」との報告に思わず拍手も。続いて例会に初参加の小林弘子さんのあいさつに「エッ! 初めて?」とびっくりの声。それもそのはずツアーには毎回参加、他の同好会でもすでに顔なじみの人。

歓迎!! 初参加?の小林さん

乾杯の後は、当然ながらフランスの「ボジョレ・ヌーヴォー」2本から。まずは樹齢40年の古樹の手摘ぶどうのヌーヴォー「ドメーヌ・ド・ラ・プレーニュ」、ラベルの「猫」が可愛いと毎年評判だという。迷ったらラベルデザインで選んで思いがけないワインに出会う楽しみ方もあるようだと。次いでのヌーヴォーは700年以上の歴史を持つブルゴーニュ最古のワイナリー「ラウル・クラージェ」と2本の新酒を味わった。

大歓迎!! ボジョレ・ヌーヴォー!!

ワインを飲みながらのこの日の話題の中心はワセ・スポの健闘ぶり。2日後に迫ったラグビー「早明戦」。明治を破って8年ぶりの優勝を期待する声の一方で、帝京を破った明治の強さに一抹の不安の声も。「大丈夫勝てますよ!」とは事情に詳しい元体育局長の伊藤(順)先生の予想。「ラグビーだけでなく、バレーは4冠、テニスだってワセダは頑張っているヨ」などと先生からは、Eスクールで頑張る羽生結弦選手の文武両道ぶりも紹介されて、ひとしきりワセ・スポ選手たちの話で盛り上がった。

今年の早稲田スポーツは「半端ない強さ!!」・・・伊藤先生談

「次はこれでいきましょう」とワインを選ぶソムリエ役の二人の姿もすっかり板について、参加者持ち寄りの世界各国のワインが次々に空いていくが、話に夢中で味わい損なう人も出る。恒例の「ワイキキタイム」は暫くぶりのクイズ出題。「ワインの味わいの“苦味”は何に由来するか」から「チーズ」「酒税法」「ブドウの栽培方式」などについての5問。「難しいなー」という声に「これでもソムリエ試験問題の中から易しい問題を探したのですよ」とのワイン研会長の冷たい(?)声を聞きながら頭をひねった。

ソムリエさんは実地試験中?

毎回の楽しみは間をおいて配られるカサグランデ特製の料理。「大根サラダ」のあとのは、珍しい2種類の「トルティーヤ」。すり潰したトウモロコシから作るメキシコ、アメリカ南西部などの伝統的な薄焼きパンのことで、小麦粉から作られたものも「トルティーヤ」と呼ぶとか。さらに「鶏のもも肉ときのこのグラタン」と続いて次々と味わう赤ワインを一層引き立ててくれた。
飲むうち、話すうちに時間は過ぎて行き、最後の締めは「カミヤシャトーの巨峰・ロゼでいこう」というソムリエ役の目論見に割って入ったのが、なんとワインならぬアルコール度45%のベトナム焼酎。実は夏にベトナムに遊んだワイン研常連たちが空港で「ワイン」と間違えて買ったベトナム土産。9月例会からの持ち越しとあって「では、飲もう!」と空けたがアッと言う間に空になってワイン研常連の飲兵衛ぶりを遺憾なく発揮した。

ベトナム焼酎を試飲しています・・・ちょっとこわごわ?

コーヒータイムに入って、ワイン研会長から「お知らせ」が三つ。一つは、「紫輝」ワインでお馴染みの信州・宮田村のワインまつり会場と銀座をネットで結んで行われる「ワインまつりIN 銀座 NAGANO」の案内。「参加します」と早速3人の手があがった。そのほか、映画「おかえり、ブルゴーニュへ」の上映案内と、西原春夫元早大総長の講演会「世界における日本の役割」(12月9日・於ルネこだいら)の案内などがされ、「とても楽しかったです!」との小林さん初参加の感想に拍手を送ったところで定刻となり、14本中11本を空け、ツアー土産など3本を次回の楽しみに残して第54回例会を終えた。

ハ~イ! ワインまつり参加しま~す

散会後は有志のカラオケタイム。いつものとおり賑やかに9人が程よい酔いに乗せて得意の歌を熱唱した。

次回、第55回例会は、12月21日(金)15:00-17:00、「カサグランデ」で開催します。会費は2,000円(ワイン持参ない方は+500円)。参加申込みは14名まで受付。申込み締切は12月16日(日)ですが、例月早く満席になっています。早目に井垣(090-1196-1471)までお願いします。

(文=井垣、写真=荒木)

 

第64回ざる研 「新座・鞍馬」報告

1.日 時: 2018年11月27日(火)13時 西武池袋線清瀬駅北口集合、西武バスで菅沢へ
2.場 所: 埼玉県新座市あたご2-2-34「新座鞍馬」電話048-479-0055 水、2・4木 休
3.参加者:荒木、井垣、伊藤徹、小川、大河原夫妻、河崎、木本、小林、志村、滝沢、田中、百々、福田夫人、山本、(15名)
4.費 用:¥67,900 @¥4,500×15=¥67,500 不足分¥1400は貯留金より支出
5.経 過:
西荻窪の名店「鞍馬」から唯一鞍馬を名乗ることを許された店と聞いて予約の電話を入れたが10人以上はお断り、其処を何とかと粘り昼の時間を避けて1時半にすることでやっとOKを貰った。

玄関に「品切れのため閉店いたします」と張り紙! 貸し切りにして下さった?

店は志木街道沿い菅沢バス停からすぐ先だったが未だ店内には先客がいるというので暫し店先で待機。この後見学の予定だった平林寺の紅葉は芳しくない情報から中止する説明をした。天然記念物の雑木林紅葉は今回の目玉だっただけに残念だが、自然の力にはあらがえない。

広いお部屋を借り切って・・・エビスビールで乾杯!

椅子席2卓、座卓4の明るい広間に通され、直ぐに店主の佐藤昌弘さんにご挨拶、無理を通していただいたお礼と当初平林寺行きを予定し1時間で上げてもらうはずだったが平林寺を止めるので急ぎ仕事の必要はない旨を伝えた。

これぞベテランの男飲み・・・美味しそうですねえ

この店は当初アルコール類は出していなかったが、少ない品数ながら今はあり。エビスビールで乾杯の後、酒は之しかない飯能の「天覧山」と日高の「高麗王」を交互に注文した。
料理はそば豆腐に柄杓に乗せたそば焼みそ、追加注文で自家栽培野菜の天ぷら、当店名物の玄挽三種の前に出る旬野菜のそばの実がゆは上品な味だ。

そしていよいよの蕎麦1枚目は1番粉を使った真っ白な更科蕎麦、2枚目はオーソドックスな地蕎麦、3枚目は玄蕎麦を其の儘挽いた様々の星が見られる田舎蕎麦、それぞれの特徴を比較しながら味わうことが出来た。
そば湯が出てこれで終わりかと思いきや、ほうじ茶に幅広の蕎麦かりんとうで〆となった。
ご亭主の素朴な気質を反映してか飾り気はないが確りと本物を味わわせてもらった至福の一日だった。
帰りのバスは菅沢4時半過ぎ、晩秋の日暮れは早かった。

6.その他:来月のざる研は12月17日(月)、「御清水庵清恵」で13時、日本橋三越玄関ライオン前集合、季節限定のセイコ蟹が楽しめます。費用は@¥6,000。参加希望者は12月13日(木)までに山本 浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

(2018年11月28日、文:山本、写真:荒木)


第41回散策の会 報告

小金井界隈をめぐる

平成30年11月24日(土)

遠くへ行くばかりが能じゃない・・・というわけで、小平の庭先ともいえる小金井にある名所をめぐってみました。あまりにも近場ゆえ、案外訪れたことがないのではと思ったのです。知らない路地へ立ち入っても、やはりどこか地元感といったものが感じられる旅でした。今回は歩数を考慮して、中央線の南側に限定して歩いてみました。ただハケ(国分寺崖線)の上と下に目指す場所が散在しているために、昇り降りにそれなりのエネルギーを消費する結果となりました。

秒まで表示時計→「4分56秒前あと一人まだ来ない!」

ところで、「日本標準時」は兵庫県明石市ではなく、小金井市にある「情報通信研究機構」で作られているのをご存じですか? そのためかどうか、武蔵小金井駅の構内にあるデジタル時計はご丁寧にも秒単位まで表示されています。

犬養毅元首相直筆の門標の前で集合写真


☆滄浪泉園(そうろうせんえん)(貫井南町3-2-28)
(入場料50円)

師走も間近、水面に浮かぶ枯葉の寂寞感に、己の老境を重ね合わせた人もいたのでは・・・、そう、学生時代は滄い浪のような躍動感に満ちていたのに・・・、といった感傷を振り切り、園内を鑑賞してきました。頭上を被う樹木で昼なお薄暗い入口を入ると、整備された小径に沿って歩を進めます。ハケの登り降り、こんこんと湧く泉、武蔵野の面影を残す樹木を巧みに利用した回遊式庭園です。小径の脇には「鼻欠け地蔵」や水琴窟それに休み所もあり、歩みを止める仕掛けが組まれています。脇を通る新小金井街道の喧噪とは別世界の空間でした。ここは明治・大正期に三井銀行理事、外交官、代議士などを歴任した波多野承五郎氏の別荘の庭で、造られた当時は現在の3倍ほどの面積があったそうです。名前は犬養毅元首相が名付けたもので「波のように青い水をたたえた泉のある庭」という意味を持っていて、門標は彼の直筆です。東京都の「名湧水57選」の1つです。

ハケの登り降り、誰も転びませんでしたよ


☆黄金(こがね)の水(本町1-7)

江戸時代の六地蔵がある広場にこの井戸がありました。連雀通りから路地へ入った途端にあり、すっと通り過ぎてしまいそうな場所です。名前からの印象ではいかにも由緒ありそうな感じですが、実は12年前に商店街の地域振興策としてこの井戸は掘られたのです。モダンな四阿風な建物や敷地のデザインは、市内にある法政大学工学部と東京学芸大学が協力したのだとか。一杯だけなら無料ですが、それ以上は近くの文具店で500円を支払い、専用の水栓を購入しなければならないという仕組みになっています。小金井という地名の由来になった「ハケに沿って黄金に値する豊富な水が出る」ことにあやかって、「黄金の水」と命名したのだそうです。

確かに6体・六地蔵です! 左手に黄金の水があります


☆金蔵院(こんぞういん)(中町4-13-25)

小金井では最古のお寺で約450年前に開山されました。明治6年にはこの地に小金井で最初の小学校が設立され、大正時代には村役場も併設されました。樹齢400年といわれる境内のケヤキとムクノキは市の天然記念物に指定されています。ここは連雀通りからハケを下った所にありました。

紅葉の美しい金蔵院。この左手に立派なケヤキとムクノキ


☆小金井小次郎の追悼碑(中町4-11-3)
小次郎は幕末の頃、多摩一円に3千人位の子分を抱えていた武州小金井の大侠客でした。それだけに、白く高い石柱の周りには歴代の総長や各地の組長の名がずらりと刻まれ、この社会のヒエラルヒーがよく分かります。小金井村の名主の倅に生まれ、火消しの新門辰五郎とは兄弟分でした。禁止されていた勧進相撲を興行した罰で、三宅島に12年間の流罪となります。ただこの間、島の若者たちを指導して井戸を掘るなど、島の発展に尽くしたということで、小金井市と三宅村はいま姉妹都市となっています。寺の名は西念寺で金蔵院の斜め前にあります。

「親分! あっしら いまはカタギでござんす」会長の説明も熱を帯びて・・・


☆小金井神社(中町4-7-2)
林に囲まれ、静かな心の落ち着く空間です。社殿もアーバンなコンクリート造りのものではなく、百年を超える歴史の重みが感じられる木造です。13世紀の初頭、武蔵国開拓の時に天満宮として創建され、明治3年に小金井神社と改称された小金井の里の総鎮守社です。境内に小金井小次郎が奉納した狛犬がありました。また、使い古した石臼を塔のように積み重ねたオブジェもあります。

☆はけの森美術館(中町1-11-3)(入場料500円)
訪問した時には企画展「法隆寺金堂・敦煌莫高窟壁画模写」が開催されていました。これらは東京藝術大学生の修了制作の作品です。私ごとですが、敦煌には平成8年、99年と訪れました。ここで再びあの仏たちに逢え、懐かしさいっぱいでした。ここは主として中村研一の作品を収蔵してある市立の美術館です。中村研一は大正から昭和にかけて洋画壇の重鎮として活躍した画家で、日本芸術院会員でもありました。空襲で代々木のアトリエを焼失し、小金井に移り住み、終生この地で描き続けました。敷地内にある「美術の森緑地」もハケを利用した立派な庭です。暗くならない内にと美術館に入る前に眺めてきました。ここも「名湧水57選」の1つです。

暗くなる前に美術館裏手の夕暮れのお庭を拝見


【懇親会】
美術館から再びハケを登り、駅近くの居酒屋「はなの舞 武蔵小金井店」に向かいます。美術鑑賞に時間を割いたことで、いつもより30分遅く16時30分に開始しました。「八海山」の一升瓶を真ん中にド~ンと置き、ちゃんこ鍋を突っつきながらわいわい。かくして「散策の会」史上、自宅から最も近い今回の散策は無事終わりました。

10,000歩を歩いた後のビールは…みんなこの笑顔!

【参加者】
荒木・伊藤(徹)・大島・梶川・国友・栗原・小林・小山・佐藤(俊)・志村・鈴木・滝沢・土井・中村・野村・松村・山本・渡邊 (18名)

(文=佐藤(俊)、写真=荒木・国友)