第17回映画鑑賞会の報告

第17回映画鑑賞会を下記の通り行いました。

1.鑑    賞    日    時: 2018年3月14日(水)

2.上        映       館: 立川シネマ・ワン
3.上    映   時    間: 12:40-14:50
4.鑑    賞    料   金: シニア¥1,100(ほかに予約料¥50 人)
5.タ     イ     ト    ル: 「北の桜守」
6.参加者(敬称略): 荒木、井垣、伊藤(徹)、小川、堀田、鈴木
7.映  画 の 感  想 :
映画は、1945年まだ日本の領土だった樺太で夫が出兵した後に、吉永小百合が演じる母親と小学校低学年と思われる二人の息子が、ソ連兵の侵攻を受け命からがら網走まで逃げ延びて、その後の母親と次男(堺雅人)のありさまを主に画いたヒューマン・ドラマでした。

夫は出兵後に帰らぬ人となり、二人の息子のうち、頼りにしていた長男は網走までの途中でソ連の魚雷により海上で母親と次男の目の前で姿を消しました。
この映画は、全体を通して親子の間の愛情と思いやり、すなわち母親からは息子たちが幼少の頃あるいは結婚した次男がホットドッグ店を開業してからの愛情や思いやり、映画の最後のほうでは、母親が認知症になってからも長男を最後まで一緒に連れてくることが出来なかったとの思いから一人で極寒の海に入っていく場面、そして老いて認知症ゆえにいろいろな行動を起こす母親に対する次男の愛情や思いやりのある言動が特に印象的でした。

また、樺太で生活していた時に家の前に植えた桜を皆で大事に育て見事に開花させたことを思い出し、母親が認知症になってからさまよい始めて見つけた雪深い原野の中の一本の桜の木の樹皮が剥げている個所に墨を塗って桜を守ろうとする場面で、映画の題名「北の桜守」を表していたと思います。
キャストの吉永小百合と堺雅人の早稲田コンビの親子役は実年齢範囲かと思われましたが、阿部寛と吉永小百合との夫婦役には年齢的な違和感がありました。

私は初めてでしたが、この映画の中で解説付きの舞台劇が数コマあり、場面を想像させるためには面白い表現方法だと思いました。ちなみに、吉永小百合は舞台劇を演じたのはこの映画が初めてだそうです。

《ある雑誌情報》
吉永小百合はこの映画のクランクインの1年前に樺太に墓参に行き、オニギリの販売のノウハウを(株)セブン-イレブン・ジャパンの鈴木敏文元社長に聞き(次男のホットドッグ店でオニギリも販売した)、また樺太生まれの(株)ニトリ・似鳥昭雄会長にもお会いしたと記してありました。

8.懇        親       会:
鑑賞後にピアットジョルノ(国分寺駅ビル9階)にて懇親会を行いました。
ワイン、ピサ、野菜サラダを飲食しながら1時間強懇談。
料金:¥7,635(¥1,300/人 支払い)=¥165余り

(2018年3月16日、鈴木記)


        

第39回散策の会のお知らせ

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画

「神宮外苑から新宿へ」
~早稲田の原点、想い出深い神宮から新宿周辺の散策を~

【日時・集合場所】
平成30年5月19日(土)午後1時30分
JR千駄ケ谷駅改札口 集合


【経路】
千駄ケ谷駅→千駄ヶ谷の富士塚→新国立競技場新築現場→聖徳記念絵画館(入場料500円) →新宿御苑(入場料200円)→太宗寺→花園神社→新宿ゴールデン街→JR新宿駅(解散)

【懇親会】
新宿周辺。費用は5,000円程度(解散後、希望者で)。
なお、
懇親会出席希望の方で、前日・当日のキャンセルは、食事代を申し受けます。

【その他】
30周年を機に、東京六大学野球優勝時の提灯行列の想い出と重なります。
早稲田のホームグランドである新宿をメインに歩きます。早稲田までの歩行は参加者の疲労を考慮し延長しません。

(以 上)

第16回ゲストティーチャー活動参観記

市役所と商社の役割をテーマに2コマ実施
~2月23日に小平市立第二小学校で~

授業テーマ「小平市と市役所のしごと」
第16回のゲストティーチャー活動は2018年2月23日に、小平稲門会顧問・國友康邦さんの協力を得て小平市立第二小学校で行われました。今回は、大野照藏さんの「小平市と市役所のしごと」と塚本恵三さんの「総合商社・はてその正体は?」のテーマで、6年生の2クラスを対象とした授業でした。児童たちが授業開始に当たり大きな声で講師に挨拶したことが、とても印象的でした。

6年生の全児童数は男子36名、女子28名の合計64名ですが、大野さんの「市役所のクラス」は男子21名、女子6名、一方、塚本さんの「総合商社のクラス」は男子15名、女子22名と、テーマによって男女の比率が逆になっていました。(商社は女性に人気があるのか?)生徒が自由にクラスを選んだとのことなので、それぞれのクラスの児童に聞いてみますと、「興味があったから」「ためになりそうだから」という、同じような言葉が返ってきました。そして授業終了後に数人の生徒に感想を聞いたところ、「面白かった」「ためになった」と、「少し難しかった」の声もありました。

ゲストティーチャー・大野さん

大野さんのクラスでは、長年にわたり市役所に勤務された自己紹介から始まり、用意されたレジメと“小平市の地図”“東京都の水道水源と浄水場別給水区域の地図”を生徒に配付されました。そしてレジメに沿って、小平市については市政になるまでの歴史、人口の推移、小平市の文化財などを話されました。
また、市役所は“市民のゆりかごから墓場まで”の手助けをすることが一番の仕事であると話されていました。その中で市の水源は多摩川、利根川、荒川であり、東村山浄水場に集められて市民に給水されている、あるいは税金の使われ方、福祉の関係、ごみを含めた環境の関係、教育関係、商業・工業・農業関係等の仕事の話をされました。
授業の最後のほうでは、小平市には小学校がいくつあるかとか、市会議員は何人いるかとかの質問もされていました。
大野さんはもっと話をされたかったようですが、時間が少し足りなかった様子でした。

(鈴木昭助 記)

授業テーマ「総合商社、はてその正体は?」
小平稲門会は第16回ゲストティーチャー活動を、2018年2月23日に小平市立小平第二小学校6年生2学級を対象に実施しました。学校の創立は明治6年(1873年)まで遡りますが、現在、児童数493名、学級数15です。
授業に先立って伺った校長先生の話では、昨年11月の学習発表会で、6年生が2015年の国連総会で採択された持続可能な開発目標SDGs(Sustainable Development Goals)についての発表を行い、多数の方に参観していただいたとのことでした。小平稲門会にゲストティーチャーをお願いして、いろいろな業界や仕事の話をしていただいているのも、そのような取り組みの一環であるとのことです。

今回のゲストティーチャーは、大野照藏さん(39法)と塚本恵三さん(48理工)です。それぞれテーマは“市役所の仕事”と“総合商社、はてその正体は?”でした。45分の授業を2回行いました。

ゲストティーチャー・塚本さん

私が見学した塚本恵三さんの授業の様子をお伝えします。最初の授業では、37名の児童が6グループに分かれて、それぞれケニヤ、アルゼンチン、フランス、オーストラリア、米国、中国の6カ国の需要と供給を考え、取引の可能性について発表しました。各国の特徴を考えるよい機会になったと思いますし、商社が国と国をつなぐ役割をしていることが理解できたでしょう。地球全体や地域の持続性を考えるヒントにもなったと思われます。子供たちは活発に発表や質問をしていました。また、とても礼儀正しくて感心しました。
5分休憩後、次の授業で、原油や天然ガスなどの資源が、どのような経路や加工の後に消費者に提供され、商社はどのような役割を果たすのか説明しました。塚本さんの専門分野でしたが、内容が難しかったのか、疲れたのか、眠そうな生徒も見受けられました。担任の先生の的確なサポートはさすがで、「商社が関わって世界がつながっている」と最後に締めくくっていただきました。

(木本 芳樹 記)



西東京稲門会ゴルフ同好会からのお誘い

第34回西東京稲門会ゴルフ会のご案内

西東京稲門会ゴルフ同好会から、コンペ参加のお誘いがまいりました。ぜひ、ご参加くださいますよう、ご案内いたします。
開催要項は次のとおりです。
・日  時: 平成30年5月9日(水) 8:15
・コー ス: 高坂カントリークラブ(埼玉県東松山市高坂)
・連絡先: 西東京稲門会ゴルフ同好会幹事・原田 (電話080-3750-3280

早同定期野球戦のご案内

西東京稲門会「ワセスポを愛する会」から、早稲田大学と同志社大学の「早同定期野球戦」のお誘いがまいりました。

観戦希望者は、小平稲門会「ワセ・スポを愛する会」の大島二典会長あてに連絡をお願いします。
■連絡先:大島二典  
電話042-342-5942

 

第57回ざる研「新宿御苑・高田屋」のご案内

桜のシーズンになりますが、今回は新宿御苑を散策して春の花々を愛でて後、北前船の高田屋でそばをたぐることにいたしました。

1.日      時: 2018年4月11日(水)
           地下鉄丸ノ内線 新宿御苑駅新宿門口(出口1番)11時集合

2.場   所: 北前そば高田屋 新宿御苑駅前店
                      新宿区新宿1-6-5ソノリティ新宿御苑B1  電話03-5366-8010 土日祝日定休
3.費     用: @¥4,000 飲み放題(13時~15時)
4.参加申込: 4月4日(水)までに世話人山本浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

(以 上)

 

 

第19回寄席研究会報告

第19回寄席研究会は2018年2月26日(月)に、新宿末廣亭で2月下席昼の部観賞会を開催しました。今回も落語協会の担当の寄席でした。

今回の寄席研の一番の狙いは、今年10月13日(土)に開催される小平稲門会設立30周年記念総会のアトラクションに出演予定の柳亭こみちさん(早稲田OGの真打)の落語を聴くことです。こみちさんの出番が早いため、今回参加の会員7名はほぼ12時の開演時に集合し、比較的前の座席で鑑賞することが出来ました。
こみちさんは3番目の登場で、演題は「熊の皮」です。女房の尻に敷かれる物覚えの悪い亭主の噺で、伝言を忘れないように演題にちなんで「森のくまさん」の替え歌を挟むという珍しい趣向をこらしていました。

次のお目当ては古今亭菊之丞でした。NHKの落語ザ・ムービー(噺家のセリフに合わせて俳優が口パクで演技をする番組)にもたびたび出演する若手の人気噺家です。TVと同題の、主人と女将からそれぞれ買収される小僧の「権助魚」を演じました。ただ、寄席はトリ以外は原則15分が持ち時間のため、やや物足りない感じがしました。

2時からの出番は柳亭燕路、前述の柳亭こみちさんの師匠で、彼も早稲田OBです。テンポの良い口調で、お馴染みの亭主今何時かの「時そば」を聴かせてくれました。
トリ前の入船亭扇遊は、新入りの女中に番頭以下3人が夜這いを仕掛けようとしてしくじる噺ですが、今迄聞いたことがありませんでした。
落語通の佐藤俊さんが後で調べてくれたところ「引っ越しの夢」というオチがそのまま題名になっていました。

トリは柳亭小燕枝の「らくだ」です。私事で恐縮ですが、この落語については小学5年の時、エノケンの「らくだの馬さん」という喜劇映画を見た記憶が残っています。勿論、落語が題材とは全く知るはずもありませんでしたが。本来この噺は1時間ものですが、小燕枝は前半部分を30分ものに仕上げて演じました。ベテランの味が感じられました。

終演後は恒例の焼き鳥屋・庄助で懇親会を開きました。30周年記念で寄席研は何をするか話題になりましたが、結論には至りませんでした。

次回は6月か7月を予定しています。是非ご参加下さい。

★参加者:井垣、国友、栗原、佐藤俊、松村、山本、伊藤、以上7名(敬称略)

(文=伊藤)

 

ヒマラヤの絶景、神秘のネパールを楽しむ

小平市写真連盟 会員
國友康邦(38商)

2017年11月16日から21日までヒマラヤの絶景、神秘のネパールのツアーを友人3人で楽しんできました。幸い天気にも恵まれ、よい旅行でした。
ヒマラヤ山脈は世界の屋根と言われ、実際現地に行ってみますと、7,000-8,000m級の高い山々が数百キロ続いています。もちろん万年雪です。

最終日は、カトマンズ空港からバンコク経由で羽田へ。機中泊、翌朝、無事に帰国しました。
楽しい旅行でした。

美しき山々
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人びとと暮らし

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早稲田だより 2018年2月号

鎌田総長が最終講義行う
早稲田大学法学学術院教授・鎌田薫総長は1月27日、大隈記念講堂で「民法(債権法)改正の意義」と題した最終講義を行いました。

3月31日に教授職を退きますが、11月4日まで総長職を継続します。

詳細はこちら

(以 上)

早稲田だより 2018年2月号

【Topic】
鎌田総長が最終講義行う

早稲田大学法学学術院教授・鎌田薫総長は127日、大隈記念講堂で「民法(債権法)改正の意義」と題した最終講義を行いました。
331日に教授職を退きますが、114日まで総長職を継続します。
詳細はこちら

最終講義は、文学部を創設した坪内逍遥による「シェークスピア最終講義」(1927年)を嚆矢とする早稲田大学の伝統行事です。

(以 上)