第29回寄席研究会は令和6年3月29日(金) 新宿末廣亭で、3月下席昼の部鑑賞会を開催しました。寄席研究会は昨年9月の国分寺寄席以来半年ぶりの開催です。
今回の寄席研究会は従来と異なり、落語芸術協会の担当の寄席です。
事前に数名の常連の方から都合がつかないという連絡を受けていた上に、当日は春の嵐の到来で昼前の外出は難しく、3名の参加という事になりました。
お客様の入りは、入場時は今まで見た事がないような不入りでしたが、夜の部に人気の神田伯山が出演する為か昼の部終了時には一階はほぼ満席となりました。
落語の出演者の演目は以下の通りです。
・瀧川鯉斗 荒茶
・桂米福 太鼓腹
・三遊亭円雀 大安売り
・三遊亭遊之介 粗忽の釘
・三遊亭遊三 親子酒 (86歳の大ベテランで小遊三の師匠です)
・三遊亭とん馬 芋俵
・桂竹丸 バンコク寿限無
・瀧川鯉昇 犬の目 (瀧川一門のトップです)
・トリ三遊亭遊吉 小間物屋政談 (大岡裁きの一つです)
なお演目についてはいつも通り芝落語会員で、私の高校の大先輩でもある佐藤俊雄さんのアドバイスを戴いております。佐藤さんは芝落語会の会報に毎年投稿され、セミナーでも講演されております。
終演後は末廣亭の隣の焼き鳥屋「庄助」で、3人だけの懇親会を行いました。
次回は毎年9月に開催されている国分寺寄席の前に一度開催しようと思っています。
◆参加者(敬称略、順不同):河崎(末廣亭の寄席研には初参加)、佐藤(俊)、伊藤、以上3名
(文=伊藤)