第79回ワイン研究会報告

1月19日(金)、「こもれび」で第79回ワイン研究会が開催されました。
会場の「こもれび」はいつもオーナー夫人の配慮で季節のデコレーションがあります。今回も小さな門松で正月気分をさりげなく盛り上げ、全部手作りという可愛いお地蔵さんが6体飾ってありました。

店内に飾られた、手作りのデコレーション


1月は正月、ということで普段飲めない高級ワインを会費で購入して提供しました。ブルゴーニュでロマネコンティ地区と並び称されるジュブレシャンベルタンで造られるピノノワール、かのナポレオンが愛飲し、遠征にも必ず運ばせたというシャンベルタン、「王様のワイン」の別名があります。

乾杯はこれまたブルゴーニュはモンラッシェ地区で造られたシャルドネ、程よく冷え、酸味が心地よいワインです。続いて山本さん持参のイタリアワイン、ピエモンテの白ワイン、 GAVI di GAVI。ブドウの種はコルテーゼというピエモンテの固有種、やや辛口です。
次はお待ちかね、ジュブレシャンベルタン、アレクサンドル・デュマが『三銃士』の中で「シャンベルタンの他にバラ色の未来をくれるものはない」と書いています。ワインに秘められた物語でも有名です。皆さん、しみじみと味わっておられました。
お店の方に「皆さんよく飲まれますね、強いですね」と感心されていますが、まだまだワインは続きます。井垣さんが持参された、フランス産の珍しいオレンジワイン、佐藤さん持参のムスカデ、最後は私がメキシコから持ち帰った、メスカルで乾杯!(因みにメキシコで龍舌蘭から造られる蒸留酒はメスカルと言います。テキーラと称されるのはテキーラ地方で造られた酒だけ、シャンパンとスパークリングの関係です)。

飲み干した6本のワイン

今回も6本飲み干しました。
Chartron et Trebuchet シャルドネ 白(仏)、Fontana Fredda Gavi di Gavi コルテーゼ 白(伊)、Gevrey Chambertin ピノノワール 赤(仏)、Famille Fezas L‘aube ソービニヨンブラン オレンジ(仏)、Baron Bernard ムスカデ 白(仏)、Matatlan メスカル (メキシコ)。

今回参加したメンバー


【参加者(50音順、敬称略)】9名
井垣、伊藤(徹)、河崎【文責】、國友、佐藤(俊)、冨平、野村、牟田、山本

*来月は2月16日(金)開催予定。次回より会費が、ワイン持参2.500円、持参なし3,500円になります。

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