第一戦を落としまさかの5位に沈む
秋への奮起を期待
5月28日(土)11時、「ワセ・スポを愛する会」と共同開催、小平稲門会有志5名が明治神宮球場に参集した。今季は、茂木、重信、丸子等の主軸が卒業。守る野球を標榜したが、これを担う期待の投手陣に昨秋の輝きはなく、これまで勝点は東大からあげた1のみという崖っぷちの状況。とはいえ伝統の一戦は2万6,000人の大観衆を集め、最後の意地をかけた試合が始まった。
応援に駆け付けた面々
両校とも大竹、 加藤(拓)のエースを先発にたて必勝の構え。 早稲田エースの大竹は、1回2死後に慶應3番山本にフェンス直撃の2塁打、4番にも連続ヒットを許すという不安定な立ち上がり。不安は的中し2回8番加藤(投手)に2ランHR、3回にも5番岩見に2ランHRを食らい、3回で早くも5対0と試合の大勢は決まった。早稲田は6回に四球をからめ7番木田の2塁打で2点をあげ、さらに満塁のチャンス。しかし、後1本が出ない。7回も4番石井のホームランなどで2点をあげ、さらに2死満塁と攻め立てたが、ここでも後1本が出ず、必死の追い上げもここまで。試合は4対9で敗戦。
応援席風景
早稲田は慶應エースの加藤(拓)を10安打10四球と攻めたが、走塁ミス・エラーも出る16残塁の拙守拙攻で、制球に苦しむ加藤を打ち崩すことは出来ず、完投を許した。何ともストレスがたまる試合運びであった。
チアーも頑張ったが…
第2戦7対3、第3戦4対2で慶應を破り、勝ち点をもぎ取ったが、時すでに遅し、春季リーグは5位に沈んだ。個人でも、一人もベスト9に入らないという寂しいものであった。最終カードで勝点をあげ、何とか復活の兆しがあるか? 秋季リーグに向けて大いに奮起を促したいものである。
試合終了後は信濃町駅前の「金の蔵」で残念会を行った。
無念の残念会
【参加者 合計5名】
伊藤順藏(29政経)、大島二典(44理工)、栗原政博(39政経)、馬場正彦(51教育)、松村純夫(51政経)