2018年春の早慶戦 第2戦応援記

慶應に快勝!  秋季リーグでの早稲田復活の予感!

6月3日(日)、快晴、気温は30度前後と絶好の野球応援日和。従来、応援は土曜日の第一戦だったが、勝率が低いことから、今年は、勝率の高い第2戦に変更。予想通り、第1戦は、1対3で早稲田の負け。既に慶應は優勝が決定。一方、早稲田は連敗すれば、5位決定。そんな状況で盛り上がらず、小平稲門会からの応援は4人と低調。

応援に駆けつけた面々

ただ、今回は、集合時間が11時から12時になり参加し易くなり、席も応援団指揮台と1塁側ダッグアウトの中間、打者とバッテリーの対戦が良く見え、校友会会員席としては最高。これも幹事役の中村さんのご尽力のお蔭。

応援席風景

校旗入場があって、両校の応援団によるエール交換。旗手が丁度「礼」をするように校旗を下げると、旗が頭にかぶるという貴重な経験も。ただ、払おうとして校旗に触れることは、ご法度! 知らなかった。

いよいよ試合開始。先発は、早稲田はキャプテンの小島(オジマ)の連投。慶應は菊地。4年生対決。第1戦で完投した小島の起用については、「かわいそう・・・」「他に信頼できるピッチャーがいないのかな?」との声が。そんな懸念が試合開始から現実に。先攻の慶應は、1回~3回の毎回スコアリングポジションにランナーを置いて、小島を攻め立てるが、何とか切り抜けて無得点。一方、早稲田は菊地に押えられて1回、2回と三者凡退の連続。「今日もダメか?」と重苦しい雰囲気が漂う。

第1戦に続いて登板した早稲田のエース・小島

これを打ち破ったのが、3回表に、バント失敗の小フライを、猛ダッシュで前進、地上すれすれで好捕するファインプレーをした1塁手吉澤。3回裏の先頭打者に立ち、簡単に2ストライク。「打でもファインプレーを!」と念じた時、第3球を振り抜いて、レフトスタンドにホームラン。その後も慶應の守備に乱れが生じ、この回3点先取。5回にも2点を追加して5点。一方、小島は相変わらず毎回ランナーを背負いながらの苦しい投球。

そんな中、5回終了時に、鎌田薫早大総長が、異例の挨拶。「対抗戦の原点は早慶戦」「対抗戦では、相手のチームに対する信頼と敬う心が必須要素」「選手も応援団も、フェアーに!」というお話をされた。これは、長続きする人間関係にも言えることだなと思った。

鎌田薫総長が異例の挨拶

その後、得点を重ね、7回を終えて9点のリード。ここで粘投の小島が交代。8回は2年生の今西が、9回は1年生の徳山が抑えて、9対0の大勝。

チアも頑張った・・・


翌日の第3戦は、徳山、西垣の両1年生投手の好投、1対0で早稲田の勝利。勝ち点3で、リーグ3位に。久し振りに、秋季リーグ戦が楽しみになってきた!

(文・村木央明、写真・大島二典)

【当日参加者4名】
大島二典(44理工)、栗原政博(39政経)、中村泰三(41理工)、村木央明(46政経)



春の早慶戦応援ツアー 参加者募集中

昨秋、早稲田大学野球部は、東京六大学野球で70年ぶりに東大と同率のまさかの最下位に沈みました。今春は、投打の主力(小島、加藤ほか)の調子が今一歩。全選手の奮起を期待し、皆様ご一緒に声援を送りましょう。
「ワセ・スポを愛する会」と共同で開催します。皆様のご参加をお待ちします。

・実施日時: 2018年6月3日() (日曜日の試合です。ご注意ください)
・集合場所: 明治神宮球場1塁側  学生席入口に午前11時集合
・費   用: 1,000円 (昼食は各自ご用意ください)
・申込み先: 中村泰三  電話 090-7252-7852      Fax 042-341-3822
・申込締切: 5月19日(土)

(以 上)

早同定期野球戦のご案内

西東京稲門会「ワセスポを愛する会」から、早稲田大学と同志社大学の「早同定期野球戦」のお誘いがまいりました。

観戦希望者は、小平稲門会「ワセ・スポを愛する会」の大島二典会長あてに連絡をお願いします。
■連絡先:大島二典  
電話042-342-5942

 

早慶ラグビー観戦記

前評判を覆し劇的逆転勝利

応援席風景

応援席風景

2017年11月23日(木)午前中の雨もあがり快晴、絶好のラグビー日和。伝統の早慶ラグビー戦に、小平稲門会「ワセ・スポを愛する会」が応援に駆け付けた。早慶共に4勝1敗で帝京大との同率優勝の可能性を残した大事な一戦に秩父宮ラグビー場は、学生、OBをはじめラグビーファンで満席の盛況であった。
今年の慶應は、あの帝京大を3点差まで追い詰め、フォワードのスクラム、ラインアウトなどのセットプレイに絶対の自信を持っている。これに対し早稲田は、齋藤、岸岡のハーフ団を中心としたアップテンポなラグビーで戦うという図柄か、対戦前の大方の予想は慶應有利であった。

フォワードの平均体重は早稲田が約5kg重く、戦えるのではとの期待は、1 stスクラムで脆くも崩れ去った。慶應のプレッシャーに、スクラムコラプシングの反則。前半12分には、簡単に先制トライを許す。その後、19分、22分、25分と相手陣へ攻め込むも、肝心なところで痛恨のノックオンが続く。攻め手の無い早稲田は、ペナルティゴールで対応。前半を、6対7で折り返した。

宙を飛ぶチアー

宙を飛ぶチアー

早稲田は後半開始早々にもペナルティゴールを決め、9対7とリードを奪うが、依然としてノートライのまま。フォワード戦が劣勢で、バックスに生きたボールが出ないという何ともストレスの溜まる試合運び。不安は的中し、後半10分早稲田反則から、モールで攻められ慶應トライで、9対14。更に25分にも、早稲田再度反則後、クイックスタートで慶應FB丹治に切込まれた後、FWに押し込まれ、トライを許し、9対21と12点差。試合時間残りは15分、応援席は負けを覚悟した。
しかし、ここで諦めないのが早稲田魂か、27分早稲田CTB黒木が抜け出し、連続攻撃からFL佐藤が右隅に本日の初トライ。難しいゴールキックもSH齋藤が決めて、16対21の5点差。応援席の興奮は一挙に盛り上がった。このトライで勇気づけられたフィフティーンの動きも一気に良くなり、早稲田らしいテンポのある攻撃が出てきた。32分にはキャプテン加藤がトライ、ゴールも決まり、23対21で早稲田2点リード。残り3分で慶應ボール。最後の勝負を賭けた慶應の猛攻にも良く耐えて、2点差の見事な逆転劇を演じた。対戦前の予想を覆えし慶應の猛攻を良く凌ぎ、心を折らずに逆転に繋げたメンバーの健闘を讃えたい。

しあ愛を決めた齋藤のゴールキック

試合を決めた齋藤のゴールキック

試合終了後は、西東京稲門会、東村山稲門会と西新宿「魚や一丁」で合同祝勝会を行った。

勝利の美酒は格別

勝利の美酒は格別


尚、関東大学対抗戦グループの試合は12月3日の早明戦で全て終わり、帝京大が優勝、早稲田は5勝2敗で早慶明3校が同率の2位になった。大学選手権での奮起を期待したいものである。
【編集者注記】
FW:フォワード、FL:フランカー、SH:スクラムハーフ、CTB:センタースリークォーターバック、FB:フルバック)

(大島二典 記)

【参加者】大島二典(44理工)、栗原政博(39政経)、二又祐一(47商)、計3名

 

関東大学ラグビー早慶戦・早明戦のお知らせ

2017年度関東大学ラグビー対抗戦の早慶戦が11月23日(木・祝)、早明戦は12月3日(日)に秩父宮ラグビー場で行われます。早稲田大学ラグビー蹴球部から、観戦チケット先行予約のお知らせがまいりました。

両試合とも人気があり、チケットの入手に苦労します。そのため、チケットの申し込み締切日を早めました

●早慶戦:11月23日(木)14:00~  秩父宮ラグビー場
 チケット: 一般自由席(1,600円)を申し込みます。
(費用としては、これに代引き手数料:500円+郵送料がかかります。)

●早明戦:12月3日(日)14:00~   秩父宮ラグビー場
 チケット:
バックスタンドA席(3,000円)  ⇒ メインスタンドB席(2,500円) ⇒
バックスタンドB席(2,500円) ⇒ 一般自由席(1,600円) の順で申込みます。
(費用としては、これに代引き手数料:500円+郵送料がかかります。)

●観戦申し込み締切日:2017年9月13日(水)

●申し込み先:大島二典(TEL & FAX: 042-342-5942)

関東大学ラグビー早慶戦・早明戦のお知らせ

関東大学ラグビー対抗戦の早慶戦が11月23日(水・祝)、早明戦は12月4日(日)に秩父宮ラグビー場で行われます。

今年は、あの清宮克幸監督の下で、2002年に早稲田大学ラグビー蹴球部キャプテンを務め、早稲田の全盛期を支えた山下大悟氏を新監督に迎え、「BE THE CHAIN」をスローガンに掲げ、CHAIN(鎖)のような強固さや連続性を持った強いチーム作りを目指しています。
良いシーズンになるのではないかと期待しております。皆様ご一緒に声援を送りましょう。

【観戦チケットの申し込み締切日】
・早慶戦 【11月23日(水・祝) 14:00 キックオフ】 申し込み締切日 10月22日(土)
・早明戦 【12月4日(日) 14:00 キックオフ】    申し込み締切日 11月2日(水)

【チケットの種類と代金】
(1)BA指定席: 3,000円

(2)MB指定席 & BB指定席: 2,500円
(3)一般席: 1,600円

指定席券の枚数に限りがありますので、
(1)BA席(バックスタンドA席) ⇒ (2)MB席(メインスタンドB席)・BB席(バックスタンドB席) ⇒
一般席、の優先順で予約申込を行います。

【集合場所・時刻】
参加者に個別にお知らせします。

【チケットの申し込み先】
大島二典(TEL & FAX
: 042-342-5942

 

早慶レガッタ応援ツアーのお知らせ

ワセ・スポを愛する会から、早慶レガッタ応援ツアーのお知らせです。

開    催    日:2016年4月17日(日)
集合場所・時間:浅草寺本堂正面階段付近、12:00
開  催  場 所:隅田川・新大橋上流から桜橋上流まで3,750m
  メインレースの「対校エイト」は15:20に競技が始まり、桜橋上流に15:35ころ到着し決着がつく予定。
当  時 の 予  定:次のとおり
  ①12:00に集合後、14:00ころまで近くのレストランで昼食。
  ②徒歩にて桜橋に行き、応援。
  ③16:00ころ桜橋を出発。高田馬場にて「祝勝」会。
  ④19:00ころ解散。
参加申し込み先:馬場正彦 電話 03-3924-4311  FAX 03-3925-1360
                             携帯電話 080-5937-2767

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早慶レガッタ(正式名称=早慶対校競漕大会)は、1905年(明治38年)5月に隅田川向島で第1回大会が開催されて以来、二度にわたる中断や開催地の変更がありましたが、1978年に発祥の地である隅田川に戻り、今年で第85回大会を迎えます。メインレースである「対校エイト」の対戦成績は、早稲田44勝39敗、同着1。

オックスフォード大学とケンブリッジ大学(英国)、ハーバード大学とイェール大学(米国)、わが国の早稲田大学と慶應義塾大学の3つの対校戦は、「世界3大レガッタ」と言われています。

 

早明ラグビー第90回記念定期戦 観戦記

前評判を覆し明治に快勝

2014年12月7日(日)、快晴・無風、絶好のラグビー日和。伝統の早明ラグビー戦に、小平稲門会・西東京稲門会「ワセスポを愛する会」が応援に駆け付けた。第90回記念ということで、秩父宮ラグビー場は学生、OB、各地区稲門会をはじめラグビーファンで満席の盛況であった。

満員の応援席風景

満員の応援席風景

試合前の大方の見方は、早稲田は昨年のフォワード(FW)主力6人が抜けて弱体化しており、また、ラインアウトなども安定しておらず、全日本代表藤田の復帰が唯一の頼みという状況で、明治有利の予想。

試合は、開始早々、明治がペナルティーゴール、1年生梶村(CTB)の素晴らしいキック&ランでのトライを決め、アッという間に早稲田は0対10の劣勢。前半25分までは、スクラムは互角に渡り合うもFWの集散で負け、ラインアウトも悪く、良いところが全くない試合展開。このままズルズルと行ってしまうかの暗雲が…。

早稲田ゴール前での必死の攻防

早稲田ゴール前での必死の攻防

しかしその後は、バックスが機能しだし、藤田(FB)のフェアーキャッチを起点に小倉(CTB)のハーフウエィからの独走トライ。38分には、荻野(WTB)のトライを重ねて前半を 18 対 10 と 8 点のリードで折り返した。

後半に入ると、早明双方 1 トライずつを挙げ、23 対 17 という 1 トライ 1 ゴール差内の接戦となり、次の得点をどちらが挙げるかでゲームの行方が大きく変わるという展開。特に24分過ぎには明治の猛攻があり、応援席もハラハラの連続。しかし早稲田FWはこれに良く耐え、バックスも藤田が相手を引き付け荻野、小倉が走り地域を大きくゲインし、31分には自陣10 m ライン付近から明治ボールをターンオーバーし、荻野-小倉-岡田(SH)-荻野とつなぎ逆襲のトライを決めた。さらに40分には小倉のトライも重ね 35 対 17 と試合の大勢を決めた。

宙を飛ぶチアー

宙を飛ぶチアー

清宮前々々監督も応援に

清宮前々々監督も応援に

ロスタイムに明治に意地のトライを許したが、結果は 37 対 24 の快勝であった。 試合前の予想を覆し、明治の猛攻を良く凌いだフォワードの健闘とトライを重ねたバックス陣の快走を讃えたい。 なお、関東大学対抗戦グループの試合は全て終わり、帝京大が優勝、早稲田は 5 勝 1 敗 1 分で 2 位に終わった。対抗戦の中で上がってきたチーム力で大学選手権での活躍を大いに期待したいものである。                                                                                                                                   (大島記) 【参加者】 小平稲門会・伊藤順藏(29政経)、大島二典(44理工)、栗原政博(39政経)の 計3名、西東京稲門会