第72回ざる研「日本橋・御清水庵清恵」報告

1.日 時: 2019年12月16日(月)13時10分、日本橋三越ライオン前集合
2.場 所: 東京都中央区日本橋室町1-8-2日本橋末広ビル「御清水庵清恵」電話050-5797-0915 土祝休
3.参加者:荒井、井垣、小川、大河原夫妻、木本、栗原、篠原泰子、末次、野村、福田夫妻、山本(13名、参加者累計988名)
4.費 用:¥82,950 @¥6,000×13=¥78,000 不足分¥4,950は貯留金より支出
5.経 過:ぎっくり腰で突如欠席になった百々さんを除く13名が三越本店ロンドン・トラファルガー広場の像を模したライオンの前に集合、日本橋川畔の御清水庵清恵に向かう。
例年の川に面したテーブル1列には冬の日が斜めに差し込んでいた。

暖かな日差しと日本橋川を背に楽しそう

世話人から小平の名店「吟」が10月5日をもって閉店、父君の村屋東亭を2月から引き継ぐこと、当ざる研参加者累計が次回1000名を越すので1000人目の参加者へ記念品を考えている等説明の後、生ビールで乾杯、つまみはピリ辛こんにゃくと厚揚げ、鯖の糠漬け「へしこ」が出たところで黒龍純吟の出番となる。
上庄の里いも煮っころがし、福井の浜焼き鯖(一本焼)は先ず姿を見せて貰ってから食べ易いように切り分けられる。どちらもこれぞ越前の味だ。

盛り付けが美しいセイコ蟹(越前ガニの雌)

そしてこの時期の代表格、セイコ蟹は美しい盛り付け、素人では一人分どれだけ時間かけてもこうはいかない。年末ここに来るのはこれあればこそだ。一回り小さい雌蟹で産卵直前の成熟卵、プチプチした外子、未成熟でねっとりした海のチーズと珍重される内子がお目当てだが、漁期が11月6日~12月末と限定されているから正に冬の越前の味と云えるだろう。最後は甲羅に黒龍を注いで飲む。
亭主の中本好美さんは料理の説明をするのが楽しくてしょうがない様で頻繁に我等の所へ来ては話が弾む。

亭主の中本好美さんとの会話が弾む

蕎麦の前に焼き鯖寿司が一貫ずつ、向こう岸の桟橋に日本橋クルーズ船が入ってきた。
越前そばは挽きぐるみ大根おろしのぶっかけ蕎麦、近年大根おろしを出汁に使う場合辛味大根を使って別料金をとる店があるが当店は通年青首大根を使う、この自然体が好ましい。

あっという間の2時間だったが、来年も又年末は此処ということになりそうだ。

令和元年〆はセイコ蟹、越前そばの「御清水庵清恵」でした


6.その他:来年1月のざる研は今回と同じ1年ぶりの「室町・砂場」、1月20日(月)11時50分、三越本店ライオン前集合、費用@¥5,000程度、参加申し込みは世話人山本浩(電話042-473-7617)へ1月9日(木)までにお知らせください。

(文:山本、写真:末次、山本)

 

第八回温泉を楽しむ会

南大菩薩連峰 天目地区 民宿旅館「高山荘」
(2019年11月27日~28日)

秋も深まった11月末に、山梨県甲州市大和町の戦国大名武田家最期の地の大菩薩峠へ続く標高1,150 mの自然豊かな山宿「高山荘」に行ってきました。
この2日間は天候が悪くしかも寒く、2日目には雨に降られた温泉行きでした。

参加者は11名、内10名がJR国分寺駅改札に13時30分集合、中央線の遅れがありましたが、高尾駅には時刻通りに到着し、湯河原在住の大屋さんと会って、約15分後れの長野行きで参加者全員が車両の三分の一ほどを占拠して甲斐大和に向かい、待合せ時刻を約20分遅れて到着、高山荘のお迎えの車2台に分乗して宿へと出発しました。
途中、武田家が合戦で使っていた鉄製軍配など多くの文化財を所蔵している「栖雲寺」に立ち寄り、崖にできている石庭などを見学しました。
宿は、正真正銘の一軒家で、明るく話好きの女将さんが出迎えてくれました。
6つの六畳間に分かれての宿泊となりましたが、2階と3階の部屋だったので飲んで踏み外したら転げ落ちそうな急な階段には往生しました。
早速に大きな岩のあるお風呂に順番に入って、夕飯までの約1時間、大屋さんご持参の美味しいおつまみで一杯飲みながら楽しいお話をしました。

18時からは夕飯、イワナの甘露煮と山の幸を使った手作り料理、健康を祝しての乾杯のあとは会話とお酒と料理、そして小山さんの民謡など皆さん大いに楽しみました。
食事のあとも大広間で二次会を実施、お酒、焼酎、ビールとかなりの量を飲んで22時頃に解散して就寝しました。

二日目は早い人は6時頃からお風呂に入って体を温めて、朝食は7時半からでした。
この日は、勝沼ぶどう郷に行く計画、勝沼まで車で送って貰うことを女将さんと交渉成立、車の準備等に時間がかかり、10時頃の出発となりました。
宿から勝沼まで、途中で武田勝頼公の菩提寺「景徳院」を写真撮影して、約1時間で到着、運転手に全員参加の写真を撮って貰っておさらばしました。

先ずは「葡萄酒資料館」で山梨の葡萄作りの歴史や昔の道具などを見学しました。
隣にある「シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー」でワインの試飲を楽しんだり購入したりして12時前にタクシーに分乗して勝沼ぶどう郷駅に、帰りの時刻を調べて昼食へ。
お蕎麦の昼食をもくろんだが駅前にはなく、タクシーの運転手のお勧めのイタリアンのお店で美味しい前菜、パスタそしてワインを楽しんで、帰路につき二日間の癒しの旅も無事に終えることができました。

(文:中村 写真:國友、末次、中村)
                           

【参加者(敬称略)】
伊藤徹、大屋元治、河崎健治、國友康邦、古林繁、小山雄一、篠原哲、末次浩一郎、瀧川清、中村泰三、山本浩(計11名)


第8回「石井道彌 & カラ・OK」のご報告

日 時: 日 時: 2019年12月13日(金) 14時~17時
会 場: Sounds LABO(茶音厨楽房)
会 費: 2,000円(2 Drinks with Snack)、追加は1 Drink 500円
参加者:荒井・荒木・井垣・石井(道)・石井(聖)・伊藤(徹)・入江・小川・勝見・河崎・窪田・小谷・小林(弘)・佐藤(俊)・篠原(泰)・富澤・内藤・生井・野村・比留間・増田・松村・山本・横田(五十音順敬称略)、24名

待ちに待ったカラOK開催の日です。何しろ7月には会場を予約していましたから・・・。

少しずつメンバーが変わりながら今回で8回目、元気な若者たちも増えています。
恒例のデュエット「居酒屋」で開始、さてトップバッターは初参加の荒井さんです。
もちろんベテランも負けてはいられません。1年に1度のお楽しみと仰る富澤さんと、「カラOKのために小平稲門会に参加しているの」と嬉しいことを言って下さる生井さん!
更に山本さん、井垣さん、佐藤(俊)さんと、カラオケの会の超ベテランの美声が続きます。
これでは若手はビビってしまいそう・・・と心配する声に応えて、また石井さんに喉を潤して頂こうと、ウクレレと三線が登場しました。応援に駆けつけてくれた荒木・内藤組の師匠、入江氏も参加、もちろんボーカルは若手のホープ松村さん。英語ですよ~~。
続けて内藤さんの三線、荒木のウクレレで、会場の皆さんと一緒に沖縄民謡を歌いました。
さて一休みされた石井さんのピアノ伴奏で、増田さんが大人の雰囲気で会を進行されます。
・・・ぐっと雰囲気が変わって、世界中でゴルフを楽しむ河崎さんの洒落た黄昏のビギン。

続いて、きっとドキドキしながら待っていらしたでしょう? 初参加の比留間さんの登場です。
お待たせいたしました! 恒例の幸せタイムです。こんな幸せな老後を日本中でいったい何人が過ごしていらっしゃるでしょうね。誠に羨ましいことでございます。
幸せの余韻を楽しみながら、篠原夫人、石井さんのご友人の窪田さん、ベテランの小川さんの歌が続いて、いよいよクリスマスソングの時間です。
まずはカラオケの会の勝見さんのリードで「トロイカ」を。
続いて山本さんのリードでWhite Christmas、右奥で小林夫人がフラダンスをご披露。
歌の〆は野村・前カラオケの会会長、伊藤同好会会長、その上山本さんのリクエストに応えて石井さんがフランス語で「パリの屋根の下」を弾き語りです。
そしていよいよ最後の2曲は、カラOKの顔富澤さんと生井さんが歌い納め・・・。
さらに豪華なイヴェントが続きます。斧ご夫妻に入江さんが加わっての楽器演奏です。楽器は右からアルパ、ギター、コンガ(河崎さんの後ろ)です。
楽しい時間は思いがけなく早く過ぎるものですね。まだまだと思っていた5時の終了時間をオーバーしてしまいました。集合写真を撮って、今年のカラOKは終わってしまいました。また「来年ネ・・・」なんて勝手に約束し合いながら10人の方達が2次会に向かいました。

【皆さんの歌われた歌】
「君恋し」「pretend」「素敵なあなた」「この街で」「東京ラプソディー」「ジョニーへの伝言」「ケ・セラ・セラ」「黄昏のビギン」「赤いハンカチ」「冬の星座」「時の流れに身をまかせ」「Love Letters」「琵琶湖周航の歌」「マイウェイ」「若者たち」「パリの屋根の下」「Autumn Leaves」「ラストダンスは私と」
【全員で合唱】
「居酒屋」「トロイカ」「White Christmas」「遥かな友に」「また逢う日まで」
【楽器演奏】
Take Me Home, Country Roads」(ウクレレ、ハーモニカ、歌)
「花」「島人ぬ宝」 (三線、ウクレレ、全員合唱)
「アルト・パラナ」「コーヒールンバ」 (アルパ、ギター、コンガ)

(文・写真:荒木)

第74回ざる研「出雲そば・やくも」のご案内

東京で出雲そばを食べられる貴重なお店で割り子そばを楽しみます。

1.日 時:2月19日(水)12時50分 JR武蔵境駅南口改札集合
2.場 所:調布市布田1-26-12  ダイアパレス調布 「出雲そば・やくも」電話042-499-3777   
火、第3月定休
3.費 用:@¥4,500程度
4.参加申し込み:2月13日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(以 上)

第73回ざる研「室町・砂場」のご案内

令和の新春は江戸の香り豊かな名店へ1年振りのご案内です。
今回は当店元祖の天ぷらも織り込みました。

1.日 時:1月20日(月)11時50分 日本橋三越本店ライオン前集合
2.場 所:中央区日本橋室町4-1-13 「室町・砂場」電話03-3241-4038 日祝定休
3.費 用:@¥5,000程度
4.参加申し込み:1月9日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(以 上)

第47回散策の会のお知らせ

第47回散策の会は「西新井大師と伊興七福神を詣でる」です。

1.日時・集合場所
令和2年1月11日(土)、午後1時30分、東武大師線・大師前駅改札前に集合

2.経路
大師前駅→西新井大師→源正寺→福寿院→実相院→舎人公園→日暮里・舎人ライナー 舎人公園駅(解散)

3.参考情報
(1)交通は、高田馬場(東京メトロ東西線)→茅場町で日比谷線に乗換→西新井で東武大師線に乗換→大師駅(下車)【一例】

(2)歩行数は約8千歩
(3)帰路の日暮里・舎人ライナーは都のシルバーパスが使える
(4)解散後、希望者のみで懇親会(高田馬場にて)を行う(会費4,000円程度)

4.申し込み
1月5日までに佐藤(俊)の下記あてにお願いいたします。

090-9149-8977  または t-sato(at)ion.ocn.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】

なお、懇親会出席希望の方で前日以降のキャンセルは、飲食代3,500円を申し受けます。

(以 上)



 

第72回名曲を聴く会の報告

開催日: 令和元年11月29日(金)午後1時より
場 所: 国分寺駅北口 「でんえん」
曲 目: ベートーヴェン 交響曲第3番(英雄)
    指揮 カラヤン
    フィルハーモニア管弦楽団
3番(エロイカ)は5番(運命)、6番(田園)9番(合唱)と共に広く親しまれている交響曲である。
カラヤンが指揮した数ある曲の中でもこのLPは名盤である。

●本日の出席者:荒木、井垣、小川、山本、国分寺(大橋、清水、野部)、以上7名。

【次回開催予定】
・開催日時:12月25日(水)午後1時より
       *開催は第4金曜日ではありません。ご注意ください。
・場  所: 国分寺駅北口 「でんえん」
・曲     目:恒例により、ベートーヴェン 交響曲第9番(合唱付き)
      カラヤン指揮 フィルハーモニア管弦楽団

(文:小川、写真:荒木)

第24回映画鑑賞会の報告

第24回映画鑑賞会を下記の通り開催いたしました。

■鑑    賞   日 : 2019年11月25日(月)
■上  映  館: 新宿ピカデリー(シニア料金:¥1,200)
■上  映  時  間: 13:55~16:10
■映画 の 題目:「決算忠臣蔵」
・原作=山本博文(東大・歴史学者)
・監督=中村義洋
・キャスト=堤真一・岡村隆史・妻夫木聰・桂文珍・竹内結子・石原さとみ・寺内康文・西川きよし・他

■映画を観て
この映画は箱根神社に実存する大石内蔵助が討ち入りに要したすべての費用を記帳したとされる「預置候金銀請払帳」を基に画いた作品。
吉本興業が制作に関与した関係でコメディアンが数人出演しており、内蔵助と勘定方の会話が関西弁だったことは笑いを誘った。

映画は松の廊下事件の場面が一瞬映され、次に赤穂の浪士が当時のお金で16文のそば一杯を食べている場面から始まった(16文は現在に換算すると480円になるとの字幕表示あり)。映画の題名に“決算”と謳っていることに関係していると思われたが、討ち入りは無いと世間を欺くための内蔵助の遊行費、浪士の赤穂から江戸までの旅費や江戸で仇討ちまで仮住まいの家賃、武具購入経費などことあるごとに金額が画面に映し出され、その都度節約志向の勘定方は悩まされ実働側との口論することもあった。
結果的には亡君浅野内匠頭の妻からの資金援助もあり、浪士が情報を得た12月14日の討ち入り決行までこぎつけることが出来た。

いざこれから吉良邸に討ち入りの画面かと思いきやスクリーンには「終」の表示。
これまで「忠臣蔵」、「赤穂浪士」などのタイトルで映画やテレビで何回か観たが、この映画のように松の廊下の場面が一瞬なこととクライマックスと思われる討ち入り画面が全く無かったことには気が抜けた感があった。
鑑賞に参加して頂いた方々に不評であったかも知れないと懸念しています。

■参 加 者: 荒木・井垣・伊藤(徹)・小川・鈴木(5名、敬称略)
■懇 親 会: 青龍(歌舞伎町店)。参加者3名(荒木・伊藤(徹)・鈴木、敬称略)
*懇親会料金=¥4,532 *回収=¥4,000
*前回繰越 =¥3,632
*次回繰越 =¥3,632-¥532=¥3,100

これまで鈴木の一存で鑑賞映画を選んでいましたが、面白そうな映画がありましたら教えて下さい。

(記 2019.11.29 鈴木)

第71回ざる研「神楽坂・芳とも庵」報告

1.日 時: 2019年11月19日(火)11時45分、地下鉄東西線神楽坂駅1番出口改札前集合
2.場 所: 東京都新宿区納戸町10 芳とも庵(旧生粉打ち亭)電話050-5868-2445 月定休
3.参加者:荒木、井垣、伊藤徹、大河原夫妻、河崎、木本、小林、篠原泰子、末次、滝沢、竹内、野村、福田、山本(15名、今回迄の延べ参加人数975名)
4.費 用:¥69,330÷15=@¥4,622≒@¥4,500×15=¥67,500 不足分¥1,830は貯留金支出。
5.経過:福田夫人が発熱のため欠席、15名が神楽坂から牛込中央通りを約10分歩いて芳とも庵に到着、晩秋とはいえ少し汗ばむ。明るい店内の縦2列に我等の席が用意してあり、ふっくらしたグラスでビールが配られてざる研冊子の販売好調の報告後乾杯。やはり評判のお店らしく来客が続くが席は上手にすみわけされていた。

可愛いグラスで可愛く「かんぱい!」


料理はなごみコースで前菜は3点盛り(チーズ豆腐、めかぶの和えもの、蕗煮)、酒は少量のため試し飲みの愛知萬乗酒造の醸し人九平次、これは酒をワインのごとく見立てて温度17度、ワイングラスで香りを楽しみながら飲む、正にすっきりワインのごとしだ。男性テーブルには喜多方で飯豊山伏流水使用の金澤屋、女性テーブルには能登の宗玄が配られる。

お洒落な器に前菜の3点盛り

各テーブルに異なった片口・・・どうぞお好きなお猪口をお選び下さいませ

次の料理はそば刺し、これは新宿御苑の高田屋で経験したものだ。
次の粗挽きそばがきは4人でシェヤ、鴨ロースはわさび添え、車海老と季節野菜の天ぷらで料理は終えて酒の〆は八海山2年貯蔵しぼりたて生原酒、このこくの深さは絶品。
当店の店主芳賀さんにご挨拶頂きながら当店ならではの津軽蕎麦を頂いた。腰があり素朴で津軽の郷土に根付いたそばと頷けた。
津軽蕎麦は大豆の呉汁(水でふやかした大豆をすり潰した汁)を蕎麦の生地に練りこんで作る津軽地方の郷土料理で江戸時代からとされているが、蕎麦料理で蛋白質をとるためというから精進料理に通じるものがあるようにも思えた。
いずれにせよ都内で津軽蕎麦を味わえる数少ない名店に満足、神楽坂通のとりどりの店をのぞき見しながら三々五々帰宅の途に就いた。

1,2,3,4・・・14 あれ? 弘子さんがいない!!(>_<)


6.その他:今年の最後は昨年同様御清水庵清恵でセイコ蟹と越前そばを楽しみます。12月16日(月)13時10分、日本橋三越本店ライオン前集合、費用5,000円程度、参加申し込みは12月12日(木)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(文:山本 写真:荒木)