第21回寄席研究会報告

第21回寄席研究会は、今回初の試みとして国分寺稲門会主催の「国分寺寄席」を観賞しました。国分寺稲門会は毎年夏に、金原亭馬生一門を呼んで「国分寺寄席」を開催しており、今回が8回目です。
従来は色々な伝手を頼ってチケットを入手していましたが、今回は寄席研が窓口となり、交渉の結果18席確保しました。過去の寄席研参加者及び国分寺寄席参加者に呼びかけたところ即完売となってしまい、HP等でお知らせする事が出来ませんでした。毎年370席のホールを一杯にする国分寺稲門会のパワーに感心します。

●第8回国分寺寄席観賞会
・日 時:平成30年8月30日(木) 13時30分から16時30分
・場 所:国分寺いずみホール
・料 金:全席自由 1,500円
・出演者:金原亭馬生一門外
・演 目:前座 小駒「子ほめ」  二ツ目 馬久「道具屋」
     真打 馬治 「代書屋」 真打 馬玉「転宅」
     翁家小花 太神楽曲芸
     トリ 馬生「抜け雀」
     一同総出 茶番・大喜利

・参加者:荒木・友人・井垣・大島・小川・勝見・河崎・国友・栗原・小山・櫻井・佐藤俊・末次・鈴木・滝沢・村木・山本・伊藤徹、以上18名(敬称略)

なお有志14名は終演後、国分寺駅前北海道で懇親会を行いました。

(文=伊藤)

第61回ざる研 江古田「手打蕎麦・じゆうさん」報告

1.日 時: 2018年8月22日(水)11時20分 西武新宿線新井薬師駅北口改札集合
2.場 所: 中野区江原町3-1-4 「手打ち蕎麦・じゆうさん」電話03-3951-3397 月・休
3.参加者: 荒木、井垣、伊藤徹、小川、大河原夫妻、河崎、木本、国友、栗原、小林、末次、滝沢、百々、福田夫妻、村木、山本(18名)
4.費 用:¥102,400 @¥5,500×18=¥99,000+キャンセルフィー¥3,500=¥102,500 貯留¥100
5.前置き:
今月のざる研に当店を選んだのは、ネットで「和の心を感じられるそば屋14店」を見て数店に電話してみたが、予約を受けてくれる店が無い中でその時間を貸し切りにして受けてくれること、2週間前に蕎麦前の料理を確定して当日人数分を揃えると言ってくれたこと、店主の案内「豊かなそば屋時間が生活の一部になり華になることを願って」に惹かれたことにあります。
なお、店名「じゆうさん」は、かつて「十三間通り」と云った「目白通り」に面していることによります。

気象庁発表36度!もなんのその!! やっぱり暑い~い!!


6.経 過:
新井薬師駅北口に近い上高田小学校から江古田行関東バスに乗車、10分弱で江原中野通り下車、目白通りを渡って直ぐ左手に「じゆうさん」。入り口には我等のために「本日お昼は貸し切り」と「つよい香水をつけている方、4歳未満のお子様ずれ、入店ご遠慮ください」の張り紙がしてあった。
店内は奥に6人用の小上がり、4人卓が2つと2人卓、カウンターとこじんまりとしたしつらえだが、明るくモダンで感じがいい。

貸し切りの店内は笑顔のアルバムになりました


スタートは栗原会長の音頭で、ヱビス生ビールの乾杯。突き出しは岩モズク、とろろ、そばの実と小鉢になす唐辛子の白ごま和え。次の盛り皿には、一口ずづだが海老を練り込んだ焼みそは当店名物、長時間煮込みの鰊、鴨ロースのスモーク、豆腐にトマト、オクラ、わかめが彩を添えていた。

乾杯のヱビス生ビールと突き出し

どれから頂こうか・・・華やかな盛り皿

どなたがお好き? 出汁巻き玉子

最高と評価されたそばがきと石垣島の塩

酒は佐渡加藤酒造の純米酒「金鶴風和(かぜやわらか)」。これを1合ずつ陶器の片口で出してくれる。胸のすく淡味に杯を傾ける。当店は蕎麦との相性から焼酎は置かないのでこれ一本で通すことになった。
出汁巻き玉子おろし添えはたっぷり、次のこんもりとお饅頭のようなそばがきは石垣島の塩を少しふって食べたがこれは絶品、今迄で最高だったように思う。

お見事な十割常陸秋そば

店主高橋定雄さんのお話

最後の常陸秋そばは水だけを使った十割蕎麦の見事な細切り、味わい深くのど越しも  良い。折角なので店主高橋定雄さんに一言ご挨拶を頂き、炎天下の店前で集合写真を撮ってお開きになった。

7.その他:来月第62回ざる研は小平稲門会30周年記念行事の一環として初の「そば打ち体験」です。日時は9月15日(土)、11時小田急線秦野駅改札集合、神奈中バスで田原ふるさと公園内「東雲」へ向かいます。費用は4,000円程度(交通費別)。折角の機会ですので振るってご参加ください。参加申し込みは世話人山本浩(電話042-473-7617)へ9月8日(土)までにご連絡ください。

(文:山本、写真:荒木)

秋の早慶戦 応援ツアー参加者募集中

春の東京六大学野球は、慶應義塾から勝点をあげ、3位を確保しました。エース・小島の復活、1年生投手・徳山の成長など、秋季リーグは期待できます。皆さま、ご一緒に声援を送りましょう。
「ワセ・スポを愛する会」と共同で開催します。皆さまのご参加をお待ちしています。

・実施日時: 2018年10月28日(日) 12:00 集合
・集合場所: 明治神宮球場 1塁側学生席入口
・費  用: 1,000円 (昼食は各自ご用意ください)
・申込み先: 中村泰三  電話 090-7252-7852      Fax 042-341-3822
・申込み締切: 10月13日(土)
*試合終了後、希望者で懇親会を開催します。

(以 上)

若林 覚さんの「出版記念パーティー」のお知らせ

小平稲門会会員・若林 覚さんの著書『私の美術漫歩 広告からアートへ、民から官へ』が刊行されます(9月1日発売予定)。これを記念して、発行所である(株)生活の友社主催の出版記念パーティーが10月11日に東京で開かれますが、著者の若林さんは「多くの方に出席していただきたい」と、広く参加を呼びかけています。

若林さんは昭和46年、早稲田大学政治経済学部卒業後、サントリー(株)に入社。広告宣伝関係の業務に従事したあとサントリー美術館副館長を経て、2017年まで練馬区立美術館館長を務めました。著書は、タイトルにもあるように、広告界から美術界へ、民から官への転身を遂げた著者が、これまで歩んできた道を回想した自伝的エッセイです(下図参照)。

出版記念パーティーの開催要領は次のとおり。
●日 時:2018年10月11日(木) 18:30-20:30
●会 場:イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA
                 東京都中央区京橋3-7-1  相互館110タワー1階
●会 費:8,000円(書籍1冊を含む)
●申込み締切日:9月21日(金)
●申込み方法:こちらを参照。
●問合わせ先:生活の友社(電話03-3564-6900)


国分寺稲門会45周年記念演奏会のお知らせ

国分寺稲門会(清水 元会長)は今年(2018年)、創立45周年を迎えますが、これを記念して、「晩秋を彩るみんなのコンサート」を開催します。

●日 時: 2018年11月11日(日) 14:00開演(13:30開場)
●会 場: 早稲田実業学校 小室哲哉記念ホール(国分寺駅北口より徒歩7分)
     入場無料・全席自由席
●出 演: 早稲田大学グリークラブ、早稲田大学マンドリン楽部、早稲田実業学校音楽部合唱班
●入場応募要領: 9月15日付けの国分寺市報に掲載されます。
          詳細は☞ 国分寺稲門会
●主 催: 早稲田大学校友会国分寺稲門会
●後 援: 国分寺市、国分寺市教育委員会


 

第40回散策の会のお知らせ

散策の会の第40回例会は、「福生の玉川上水と多摩川を歩くです。

【日時・集合場所】
平成30年9月29日(土)午後1時30分
西武拝島線・JR線 拝島駅 西武線改札前 集合

【経路】

拝島駅→水喰土公園→ほたる公園→多摩川中央公園→
下の川緑地せせらぎ遊歩道公園→熊川神社→拝島駅(解散)

【参考情報】
(1)歩行数は約1万歩
(2)解散後、希望者で懇親会を行う(会費 4,000円程度)

【申し込み】
9月23日までに佐藤(俊)の下記あてにお願いいたします。
090-9149-8977またはt-sato(at)ion.ocn.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】

なお、懇親会出席希望の方で、3日前以降のキャンセルは、飲食代3,000円を申し受けます。

(以 上)

第20回映画鑑賞会のご案内

第20回映画鑑賞会を下記の通り開催いたします。皆様方の参加をお待ちいたします。

■鑑    賞   日 : 2018年10月22日(月)
■映画の題目 :「ウスケボーイズ」
《キャスト》
・渡辺大・出合正幸・和泉元彌・橋爪功 ・竹島由夏 ・大鶴義丹・他
《あらすじ》
日本のワインを世界レベルまで引き上げたワイン業界の先駆者「桔梗ヶ原メルロー」ワインの生みの親である麻井宇介の思想を受け継ぎ、常識を覆すワインづくりに挑んだ若者たちの実話を映画化した作品。
日本のワインがフランスワインよりおいしい筈がないという先入観でテイスティングに臨むと予想が外れて…。
ブドウ畑と格闘しながら困難を乗り越え、夢の実現につき進んだ若者たちの挑戦と情熱を描いています。
■上  映   館: 新宿武蔵野館(シニア料金:¥1,100)
       (上映館は変更の可能性あり)
■参加申し込み:10月18日(金)までに、鈴木昭助あてにお申し込みください(10月19日以降のキャンセルは料金をいただきます)。
携帯電話: 080-6519-8720
E-mail: syouchan(at)k5.dion.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】

*集合場所・集合時間は上映時間が公開になり次第、10月19日前後に参加者にPCメール、もしくは電話にてお伝えいたします。

(2018年8月7日 鈴木記)

第19回映画鑑賞会のご案内

第19回映画鑑賞会を下記の通り開催いたします。皆様方の参加をお待ちいたします。

■鑑    賞   日 : 2018年9月10日(月)
■映画の題目 :「泣き虫しょったんの奇跡」
       (“しょったん”とは、主人公・瀬川晶司のあだ名)
《キャスト》
・松田龍平・妻夫木聡・小林薫・イッセイ尾形・松たか子・他
《あらすじ》
サラリーマンから初めてプロ入りした棋士・瀬川晶司5段のノンフィクション小説を映画化したものです。この映画の監督・豊田利晃も8年間将棋界に身を置いた経験がある関係で、対局シーンは迫力があるとの評価です。
瀬川は全国中学生将棋大会で優勝して将棋に精進しますが、将棋連盟の規約である26歳までに四段に昇格できずに(後に規約変更あり)プロへの夢を諦めて大学卒業後に平凡な会社員生活を送りました。然しながら、中学生時代からずっと“しょったん”の将棋に対する夢を応援してくれた父の事故死や将棋を愛する仲間たちに押されて様々な困難を乗り越え、将棋連盟の規約が変更になったこともあり35歳の時に再び駒を手にして夢への再挑戦を描いた人間ドラマです。
■上  映   館: TOHOシネマズ新宿(
旧コマ劇場跡)
       (シニア料金:¥1,100)
■参加申し込み:9月6日(木)までに、鈴木昭助あてにお申し込みください(9月7日以降のキャンセルは料金をいただきます)。
携帯電話: 080-6519-8720
E-mail: syouchan(at)k5.dion.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】

*集合場所・集合時間は上映時間が公開になり次第、9月7日前後に参加者にPCメール、もしくは電話にてお伝えいたします。

(2018年8月7日 鈴木記)

第62回ざる研「秦野・東雲」のご案内

小平稲門会設立30周年記念イベント参加企画

秋日の郊外でそばに親しむ「そば打ち体験」のご案内です。自分で打ったそばの味は格別のはず、是非この機会をお見逃しなきようお待ちしています。

1.日  時: 2018年9月15日(土)11時 小田急線秦野駅改札集合
                      神奈中バスで13分@200円

2.場  所: 秦野市東田原999 田原ふるさと公園内「東雲」(電話0463-84-1282)
      月定休

3.費  用: @¥4,000程度(含そば打ち体験費¥4,200/4人) 交通費別
4.参加申し込み:9月8日(土)までに世話人・山本浩(電話042-473-7617)へご連絡下さい。

(以 上)

第51回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第51回例会を7月20日(金)に開催しました。

・日 時: 平成30年7月20日  15時-17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線・一橋学園駅傍)
・参加者:井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、河崎、國友、篠原夫妻、末次、冨平、増田、村木、山本、計13名(50音順・敬称略)

連日の暑さのなか、次なる50回へとスタートのこの日、世話役兼写真担当の荒木さん欠席で、出席は13人。持ち寄りのワインが11本。本場フランス産5本、日本ワイン2本に加えてギリシャ、ベトナム、スロヴェニア産の珍しいワイン、赤、白、ロゼ、スパークリングと各種ワインが揃った。

会長からワインパーティーのお礼とご報告

ワイン研会長から、前回のワインパーティーの盛会と準備段階からの協力へのお礼の挨拶と会計報告のあと、乾杯役カードを引いた篠原(哲)さんの「一足早い暑気払いを!」の声に合わせて乾杯をして会はスタート。

篠原さんの声に合わせて乾杯!

暑い日は冷えた白ワインからと始めたが、この日一番の話題はベトナム。というのはワイン研常連など有志9名がベトナムツアーに参加。その土産話の中心は当然にベトナムのワイン事情。お土産ワインは、ベトナムの避暑地・ダラットで生産の「ヴァン・ダラット」赤・白2本、ベトナムワインと言えば「ダラット」といわれる有名ブランドだという。

お土産の「ヴァン・ダラット」とベトナムの写真(作者國友さん)

ところが、ワイン研へのお土産は帰途空港で、と考えた常連たちだったが、空港売店はフランス産ワインばかり。焦った彼ら、やっと「ワイン」とラベルに表示のボトルを確保して一安心。しかし帰国してよくよく見るとラベルに「麦」の絵と「アルコール43度」とあってビックリ。どうやら焼酎の類らしいと、あわてて「ヴァン・ダラット」を買いに走ったという。「日本で買ったので2本にしました」とダジャレも飛んだ。「良ければ次回43度ワイン(?)持参します」とのこと。乞うご期待!

「ダラット」は肉よりもサラダ料理に合うといわれるが、この日のカサ グランデ特製料理は「キャベツと鶏胸肉のサラダ」「焼きタマネギのツナマヨネーズソース」「なすと豚しゃぶのゴマ酢醤油がけ」の三皿。いつもながらの心尽くし料理にワインも進んだ。

スタッフの皆さんも一休みしてご馳走様

前回のワインパーティーに続けて再度ギリシャワインが登場。高橋真梨子歌う「海の色に染まるギリシャのワイン」(桃色吐息)を聴いて興味をもったという山本さんのギリシャワインについての説明を聞きながら、エーゲ海に浮かぶサントリーニ島の地ブドウ「アシルティコ」種のワインを味わった。

ギリシャワイン? 物知りの山本さん(右)

恒例の「ワイキキタイム」。今回はチョッピリ遊び心を入れての「性格&ワイン診断」。好みのワインは性格で決まる―という訳で、配られたチャートの質問に「YES」「NO」と答えていくと、AタイプからHタイプのうち自分にぴったりのタイプがわかるという性格判断(Wine Style誌より引用)。「これは面白い!」と取り組んだ結果、一番多かった(5名)タイプがF型の「メルロータイプ」。このタイプは「平和主義の癒しキャラ=揉め事が大嫌いな調整型。いやな仕事も笑顔で引き受ける寛容な性格です・・・」との解説に、「ナルホド!」と納得の顔も。

エッ! 君がGタイプ? 右は性格判断解説書

性格判断を楽しんだあとは、「ホームパーティー 何でもてなす?」の新聞特集記事(6/3日経)の紹介。「銘柄伏せて持ち寄るのも一興」とワイン研方式の持ち寄りパーティーを勧めていた。

次々とボトルを開けて歓談が続き時間も残り少なくなって、ワイン研会長からいくつかの連絡事項が話された。
●年内のワイン研日程。8月は休み。9月は21日(金)、10月は26日(金)に第5回ワイナリーツアー、11月は定例開催日が30周年記念イベントの温泉旅行(温泉を楽しむ会・楽農会・美術館を巡る会共催)とぶつかるため、第5金曜日(30日)に変更. と年内の予定変更が告げられた。
●10月に第5回ワイナリーツアーの案内も。今年は茨城の牛久ワイナリーへ。ご存知「浅草の神谷バー」の創設者・神谷伝兵衛が牛久に建てた日本初の本格的ワイナリー・神谷シャトーと牛久大仏観光を予定。案内と同時に参加申込の手が挙がって、初日に13名が申し込む好調なスタートとなった。
●次いで30周年記念誌の第5部「会員随想」への寄稿要請と続いたあとに、今回の第51回例会で50回出席となった伊藤徹さんにワイン研会長から「精勤賞」としてカサ グランデ・ラスクが贈られた。また、多くの参加者が伊藤夫人の趣味の手芸を活かした手製のワインボトル入れを貰っていて「奥様にもお礼の拍手を!」の声と拍手が送られて、いつもながらの賑やかさのうちに第49回例会はお開きとなった。

精勤賞のプレゼントを前に50回出席の伊藤(徹)さん(中央)

散会後は有志のカラオケタイム。カラオケ常連の欠席はあったものの7名が参加、「ギリシャのワイン~」と桃色吐息を歌うなど、賑やかに過ぎていった。

次回8月は夏休み、第52回例会は、9月21日(金)15:00-17:00、「カサグランデ」で開催します。

(文=井垣、写真=國友・山本)