ゲストティーチャー奮闘記

小平三小で2コマの授業を実施

第15回ゲストティーチャー活動を2017年11月7日、小平市立第三小学校6年生クラスで実施しました。第三小学校は明治13年(1880年)、市内で3番目の創立、間もなく140周年を迎えます。現在の児童数は648名、小平市のコミュニティ・スクールの指定校として保護者・地域・学校・教育委員会が一体となって、より良い学校づくりを進めています。小平稲門会・大島二典幹事長の母校でもあります。神童大島少年の小学生時代の姿を思い浮かべながら訪問しました。

学校ではゲストティーチャー学習を「未来へのジャンプ!」と銘打ち、各方面で活躍された人達の話を聞き、自分の生き方を考え、将来の夢に向かって進んでいく児童育成を目指して取り組んでいます。

山川校長(中央)と講師陣

山川校長(中央)と講師陣

今回講師の峯岸敏雄さんは「百貨店を探検してみよう」、塚本恵三さんは「総合商社、はてその正体は?」をテーマに、お二人が40年以上第一線で活躍され、培った経験と知識をたっぷり2時間お話しされました。
峯岸さんは8回目登板のベテラン講師、児童一人一人と優しく向き合い、百貨店の1階受付から各階の売り場、地階にある空調コントロール室など裏方さんの仕事までそれぞれの特徴を説明しながら、顧客商売の真髄である「おもてなし」についてロールプレイングを交えて、分かりやすく紹介しました。さすがに若いころ教師志望だった峯岸さんの講義でした。

峯岸さんの授業風景

峯岸さんの授業風景

一方の塚本さんは今回がデビュー戦。始まりは緊張気味でしたが、ロシア、フランス、アルゼンチン、オーストラリア4か国間の仮想貿易を体験させながら、こちらも百戦錬磨、直球勝負で押しながらも、児童たちの発想もうまく引き出すなど「世界の需要と供給をつなぐ架け橋としての商社の仕事」を生き生きと紹介しました。担任の先生方の好リードの助けもありましたが、初めて聞く話の数々に子供たちは、興味深く聞き入ったり、参加したり。また自分たちの考えも活発に発表したりして、あっという間の2時間でした。

塚本さんの授業風景

塚本さんの授業風景


授業の最後は峯岸さんが「一期一会」、塚本さんは「挑戦と創造」の言葉で締めくくりました。
デジタル時代、今の教育は我々の時代とは全く違った難しさがあるようです。しかし、時代は移り変わっても、「他人への思いやり」「汗をかく」「縁の下の力持ち」など変わらない大切さを説くお二人の講義は今の子供たちにとっても新鮮だったと思います。「疲れました」と言いながらも「子供たちはすごい!」と仰った塚本さんも次回への挑戦を始めているようでした。 

(早川三雄 記)

 

2017年秋の六大学野球早慶戦応援ツアー

タイムリー出ずに早稲田敗れ、まさかの最下位に

台風22号がやって来るとの予報の中で2017年10月28日(土)に、秋の東京六大学野球・早慶戦が行われた。早大は最下位が、慶大は優勝が懸かった試合で、早稲田マンにとっては意気の上がらない早慶戦となったが、何しろひと試合は勝とうと神宮に小平稲門会から4人が応援に駆け付けました。

応援に駆け付けた小平稲門会の面々

応援に駆け付けた小平稲門会の面々

13時に試合開始、早稲田の先発は小島(おじま)投手で、立ち上がりから制球が定まらずに2四球とエラーで満塁、慶應の5番打者・清水選手にタイムリーを打たれてあっさりと2点を献上、その後は後続を断った。慶應は1年生の関根投手が先発。こちらも制球が定まらずに四球と1安打で早稲田は1点を奪い返した。
しかしながら、2回から4度も得点圏に走者を進めたがタイムリーが出ずにゼロ行進。7回から登板の1年生左腕・佐藤投手も打てずに6人が三振と圧巻の投球をされて、早大は1年生投手に完敗した。

華麗な演技でチアも頑張ったが・・・

華麗な演技でチアも頑張ったが・・・

慶應も1回以降は小島投手が立ち直りを見せてゼロ行進、7回からはソフトバンクから育成4位指名を受けた大竹投手(2年時に春秋連覇に貢献)が好投、3イニング1安打と無失点に抑えた。台風の影響で5回ぐらいから雨が激しくなってきたためスタンド下のテレビを見ながら応援を続けたが、結局1回の攻防のみで1点差の敗戦となった。

雨が降るなか合羽を着て応援

雨が降るなか合羽を着て応援

雨で順延となった第2戦も佐藤投手に8回11三振と打てずに2対7で負けて70年ぶりの最下位となった(今回は東大と同率最下位、70年前は5位東大、最下位早大だった)。
早大の8敗のうち1点差負けが5試合と競り負け、今秋はタイムリー欠乏症であった。

残念! 近隣の西東京稲門会との合同残念会。「魚や一丁」にて

残念! 近隣の西東京稲門会との合同残念会。「魚や一丁」にて

敗戦の悔しさをはらすために新宿で反省会をしたが、ぐちとお酒が進むだけで、残念至極の秋の早慶戦でした。70年前には翌年の春のシリーズで早大は優勝をしているので、その夢をもう一度と選手諸君の奮起に期待したい。

(中村泰三 記)

【参加者(敬称略):4名】
 大島二典(44理工)、栗原政博(39政経)、中村泰三(41理工)、二又祐一(47商)

秋の集い バーベキューパーティー開催

早大生を招待 ちょっと寒い晴天の中 大盛況で終了!!

挨拶する中村実行委員長

挨拶する中村実行委員長

2017年11月19日(日)12時から小林さんの庭先をお借りしてバーベキューパーティーを開催しました。
2017年4月に小林秀雄さんがお亡くなりになりましたが、奥様はじめご家族のご厚意で例年通り行われることに先ず感謝して、小林秀雄さんとBBQの立ち上げに貢献された土子良治さんのお二人のご冥福を祈って黙とうを行った。引続き長老・山本浩さん(29政経)の開会の挨拶と乾杯で大パーティーが開始された。

乾杯の音頭をとる山本さん

乾杯の音頭をとる山本さん

豚汁、焼肉、焼きそば、シシャモ、小田原のさつま揚げ等々が振舞われ、30名を超える参加者は、懇親を深めながら楽しいひと時を過ごした。前日は雨模様であったが、時おり日差しも出てきての天候、ちょっと寒かったが、皆さんからの差し入れもお酒、ワイン、焼酎などアルコールは潤沢、小林さんの奥様から猪肉等の差し入れもあり、更にラッキョウやミカンもあって変化に富んだメニューに恵まれたバーベキューパーティーとなって参加者全員が大いに満足した様子が伺われた。
BBQ_2017_組写真_焼手_女性今年、初参加の方々も懇親の輪の中で飲み食いおしゃべりをして楽しんでいた。また、早大生・鄭琳(テイリン)君(創造理工研修士1年)も遅れて参加、楽しい輪の中に直ぐに入って、稲門会の会員とおしゃべり、そして飲んで食べてと楽しそうであった。
BBQ_2017_組写真2時間半の楽しいバーベキューパーティーも瞬く間に過ぎて、最後は集合写真撮影でお開きになった。

晴天の下、たらふく食べた・飲んだ。笑顔の参加者

晴天の下、たらふく食べた・飲んだ。笑顔の参加者

その後、昨年行った近くのそば屋に二次会へと繰り出したが、お休みで解散となった。
最後に、関係各位の絶大なるご協力によって無事に本パーティーを終えることができたことに感謝申し上げます。

(中村泰三 記)


【参加者(敬称略):36名+オーナー家族】 

■来賓:2名
古賀良郎(西東京稲門会会長)  松尾良久(西東京稲門会)
■会員:33名

荒木彌榮子、石井道彌、伊藤徹、大島二典、大屋元治、小川浩史、梶川允、河崎健治、 久保田節子、栗原政博、小山雄一、櫻井英夫、佐藤俊雄、篠原哲、篠原夫人、志村智雄、末次浩一郎、鈴木昭助、瀧川清、土井洪二、中村泰三、早川三雄、原泉、福田夫人、二又祐一、本田惇、松尾寛敏、松村純夫、村上征徳、村木央明、山本浩、横田康平、若林覚
■招待:早稲田大学学生1名】
  鄭琳(テイリン) 創造理工研修士1

第3回オールワセグリフェスティバル・AWFに参加して

塩田 智男(昭31・法)

早稲田大学グリークラブのOBと現役学生が一堂に会して開催するAWFが2017年10月17日(土)、東京都葛飾区の「かつしかシンフォニーヒルズ モーツアルトホールで開かれました。
私は、昭和31年卒のOBとして4時間超のフェスティバルに参加し歌い、聴いたりして学生時代に戻った気分で楽しんできました。

AWFは、2007年9月に早稲田大学グリークラブ創立100周年を記念して杉並公会堂で開催されました。その後、OBから「是非もう一度歌いたい」との要望が数多く寄せられ、第2回は5年後の2012年に、更に5年後の第3回はグリークラブ創立110周年の記念イベントとして開催されました。

第3回AWFには、全国からOB438名、現役75名の計513名が参加。最年長は89歳、最年少は18歳と、祖父と孫の年齢に相当するほど幅広い世代のメンバーが集まり、OB会会長の柿沼郭氏(昭和53年卒、NHKアナウンサー)と道浦俊彦氏(昭和59年卒、読売テレビ)の司会でスタートしました。

開会に当たって宣誓する最年長のOB(右から2人目)と最年少の学生(同3人目)  【写真は「稲グリ新聞」より】

開会に当たって宣誓する最年長のOB(右から2人目)と最年少の学生(同3人目)    【写真は「稲グリ新聞」より】

この世代別合唱演奏会は、OBが世代別に8グループに分かれて順次演奏し、最後に現役が歌う次第です。
オープニングは、先ず私が参加した第1グループ(下記の世代別①のグループ90人)と第2グループ(同②のグループ60人)、現役(75人)がステージ上で、そして、2階客席で待機している各グループの参加者全員が田中渉君(現役3年)の指揮で、早稲田大学校歌とクラブソング“輝く太陽”を合唱しました。
続いて世代別合唱は、①昭和27~43年卒(注)、②同44~50年卒、③同51年~57年卒、④同58~平成元年卒、⑤平成2~8年卒、⑥同9~15年卒、⑦同16~22年卒、⑧同23~29年卒の8グループのOBが各グループの選曲した曲を演奏しました。
そして、最後にグリークラブ現役が、10年前の第1回AWFでグリークラブ創立100周年の際、校友でもある小田和正さんに作詞・作曲を委嘱した「この道を行く」等を歌いました。

最後は、会場のOBと現役の全員で、1951年神奈川県津久井湖畔での早稲田大学グリークラブの合宿にOBとして参加していた磯部俶(いそべ  とし)さんがその際作詞・作曲した「遥かな友に」と、「早稲田の栄光」を歌いフィナーレを飾りました。

私は、500名超のOB・現役が一つの会場に集まって行われるこのAWFには今回2度目の参加ですが、参加するたびにグリークラブメンバーの絆の強さを感じさせられ、OB達は健康に留意して次回も一緒に参加しようと誓い合って散会しました。

ところで、私が合唱活動を66年間も続けてきた原点ですが、実は大隈記念講堂にあったのです。
昭和27年4月、大隈記念講堂での入学式で、グリークラブの現役が新入生を歓迎して“早稲田大学校歌”を演奏したのを初めて聴きました。一番の「都の西北~」のユニゾンから三番の「あれみよかしこの~」になり、ハ長調から4度転調(ヘ長調)して男声四部合唱に展開した際、その和声の響き(ヘ長調のカデンツァ)に全身が反応し何故かゾクッ!としました。
それから、2号館地下1階のグリークラブの部室を探して入部。毎週月、水、金曜日の夕方から高等学院のピアノがない教室で、音叉だけを唯一の音源にした自然音階の徹底した猛練習が今では本当に懐かしく想い出されます。
爾来、半世紀以上に亘って合唱音楽の虜になり、今回もAWFに参加して昔のグリーメンと久し振りに人間楽器としてアンサンブルが出来たその歓びに感動しています。

(注) 私が参加した第1グループは同期の山本健二指揮で、磯部俶先輩の生誕100年を記念して次の4曲を演奏しました。
1.いちじく  小林純一作詞
2.びわ    まどみちお作詞
3.遥かな友に 磯部俶作詞
4.ふるさと  室生犀星作詞

 

今井右子展のご案内

小平稲門会会員・今井右子さんの絵画の作品展が、2018年3月12日(月)から東京・銀座の中和ギャラリーで開かれます。

開催案内はがき

開催案内はがき


●会  期: 3月12日(月)から17日(土) 12:00-19:00 (最終日は17:00まで)
●会  場: 中和ギャラリー(東京都中央区銀座6-4-8  曽根ビル3階  電話03-3575-7620)、下図参照。
●作品集: こちら
今井右子展_201803_map

 

西武沿線男声合唱団第6回交歓演奏会のご案内

西武沿線男声合唱団第6回交歓演奏会は、次の要領で開かれます。

●日  時: 2018年2月4日(日)、開場13:30、開演14:00
●会  場: ルネこだいら大ホール
●入場料: 無料(要整理券)
●出  演: (1)小平/K・K・メンネルコール(小平稲門会の塩田さん、藤崎さん、勝見さんが所属)
         新井 満作曲「この街で」他
         (2)小平男声合唱団フェローチェ
         オペラ ナブッコより「行け  我が思いよ 黄金の翼に乗って」他
       (3)東久留米男声合唱団ダンディーズ
         上田真樹作曲「終わりのない歌」ほか
       (4)西東京男声合唱団アンサンブル・ステラ
         ミッチミラー愛唱曲より「聖者の行進」他
●問い合わせ先はこちらを参照

西武沿線男声合唱団_201802
     

 

第93回ニモクサロンの報告

●日  時:2018年1月11日(第2木曜日)12:00~14:30
●場  所:東大和市駅前「BIGBOX 東大和 C6室 」 042-566-6892
●会  費:2,500円(1,000円以内の昼食+飲み物+室料1,050円)
●参加者:14名。荒木・井垣・伊藤(順)・伊藤(徹)・小川・小平・久保田・鈴木(昭)・竹内・野村・堀田・松村・山本・若林 (敬称略・五十音順)

新年おめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。(^-^)(^-^)
今日は何時もいらっしゃる横田さんと滝沢さんのお顔が見えなくて皆さんご心配を・・・。そうなんです、滝沢さんは坂で転んでお顔と膝を打たれたそうで、また横田さんは手術を受けられて今日11日に無事ご退院、これで今年の厄を全て落とされました。ご無事で何よりでした。
ニモクサロン_201801
同好会の予定は、広報からの開催予定一覧表・HP・ニュースに掲載されています。

特にのご連絡は以下の通りです。
∗ 映研は1月30日、「星めぐりの町」の鑑賞会。黒土三男監督、小林稔二、壇蜜、高島礼子。角川シネマ新宿。上映時刻は25日頃、参加申込者に直接鈴木(昭)さんからご連絡があります。
∗ ざる研から。1月18日、花小金井「清川」、2月19日、田無「更科」で。申し込みは山本さんへ。

【その他】
(1)散策の会「谷中七福神巡り」に参加された方達から、楽しいお話を伺いました。20名ものご参加で、懇親会にもそのままご出席で大変賑やかな会となったそうです。
(2)同好会の活動には、会員のご友人などが参加されている場合があります。その件につきまして、散策の会当日幹事長にお話を伺いご了解を頂きました。
「同好会へのご参加は良いと思う。ただ人数制限がある場合は会員優先にしてほしい」との事でした。現在、散策の会、ワイン研究会「ワイナリーツアー」、カラオケの会「石井道彌 & カラ・OK」、名曲を聴く会、観劇の会、麻雀同好会などでお見受けしております。
(3)新年のお笑いという事で「18歳と81歳の違いは・・・」が配られ、妙に納得したり、「違うよ!」と反発したり・・・。そのうちに81歳の反撃? 「参ったか!!」というのを作りましょうか・・・。
(4)小平ユネスコ協会主催の米軍ジャズコンサート、2月4日(日)13:00開場ルネこだいら中ホールのご案内がありました。入場券800円は荒木が扱っています。
(5)衆議院議員末松さんからのご案内で、3月2日(金)「迎賓館」の見学に行くことになりました。15~20名で申し込みますので、ご希望者は荒木までご連絡ください。
(6)伊藤(徹)さんから30周年を記念しての同好会企画イヴェントの募集がありました。何か良いアイディアがありましたら、ご提案ください。期間は今年4月~来年3月です。

次回ニモクサロンは2月8日(第2木曜日)開催。会場はC6椅子席、左側の部屋です。

(文・写真=荒木)

 

第37回散策の会 報告

谷中七福神めぐり

平成30年1月9日(火)

七福神めぐりも今年ではや8回目になります。これまでの延べ50福神のご利益のおかげで元気な20名の方々が今回も参加していただきました。
「谷中七福神めぐり」は江戸市中で最も古い歴史を持っていて、神社がなくお寺ばかりの珍しいものです。ただめぐる距離が長く、約11,000歩は参加者の年齢(女性を除く推定平均年齢76歳)ではかなりきつかったように思われます。しかし快晴のうえ、桜の咲く頃の気温16度にもなったのは幸運でした。

さて何処の部位に貼ろうかなあ、頭はもう手遅れだし

さて何処の部位に貼ろうかなあ、頭はもう手遅れだし


☆福禄寿 東覚寺(北区田端2-7-3)
JR田端駅から7分ほどにある山門に入ると、真っ赤な異様な姿の仁王様が2体、目につきます。「赤紙仁王」と呼ばれる金剛力士です。体の悪い部分と同じ部位に赤紙を貼って祈願すれば、病気が治るという風習があるのです。病気が治癒した人が奉納する草鞋がたくさん脇にありました。裏の立派な日本庭園も拝見しました。さて、本日の主役の福禄寿は30cmほどの厨子に収まり、緑の衣を着た木造仏でした。真言宗豊山派。

小さな福禄寿ですがお賽銭箱は・・・

小さな福禄寿ですがお賽銭箱は・・・


☆恵比寿 青雲禅寺(荒川区西日暮里3-6-4)

ふっくらした恵比寿様は赤い衣装を着て、左手に鯛、右手に釣り竿を持ち、海中の岩に座っておられました。ここは江戸時代花見の場所として賑わったので「花見寺」と呼ばれています。なるほど境内に今は葉を落とした大きなしだれ桜の木が2本ありました。臨済宗妙心寺派。

釣り竿の先には海老が(ン?)

釣り竿の先には海老が(ン?)


☆布袋尊 修性院(しゅしょういん)(西日暮里3-7-12) 
このあたりは「ひぐらしの里」といわれたので、布袋も「ひぐらし布袋」と呼ばれています。木造で“どてぇ~”とした巨大な体躯の上に破顔一笑のお顔が乗っていました。布袋様はそもそも中国の唐の末期に実在したとされる人物で、生活用具を入れた大袋を背負い、あちこち徘徊していた悠々自適の乞食坊主だったといわれています。となればかなり痩せていたはずなのに、それが神格化されると、このように肥満体になるから不思議です。

お前さん、お賽銭は幾らじゃな?

お前さん、お賽銭は幾らじゃな?

お寺は谷中銀座の北側の静かな通りにあり、ピンク色の塀には19枚ものユーモラスな布袋様のイラストが描かれたタイル画がはめ込まれていたので、すぐに分かりました。ここもかつては数々の花が咲き「花見寺」と呼ばれていたそうです。日蓮宗。

布袋様の前で皆さん安心して?集合写真を撮りました

布袋様の前で皆さん安心して?集合写真を撮りました

この後、道中にあった経王寺にちょっと立ち寄りました。ここは上野戦争の際、彰義隊士が隠れたため新政府軍の攻撃を受けた所で、山門に数発の弾痕が残っています。一瞬150年前の銃声が聞こえたような気がしました。

歴史の弾痕の向こう側は平成最後の年

歴史の弾痕の向こう側は平成最後の年


☆毘沙門天 天王寺(台東区谷中7-14-8)
毘沙門天像は伝教大師作と伝えられています。このお寺は目黒不動・湯島天神と共に「江戸の三富」といわれ、寺を維持するために幕府から富くじ興行を許されていました。幸田露伴の小説「五重塔」のモデルとなった五重塔は昭和32年に放火心中事件で焼失し、近くに塔址が残っています。なお、ここは平成23年5月の「谷・根・千めぐり」で訪れたことがあります。天台宗。

☆寿老人 長安寺(谷中5-2-22)
徳川家康が納めたものと伝えられている寿老人像は1mほどの木造の座像で、脇に1,500歳といわれる鹿を従えています。また、墓地の中程に狩野芳崖(日本画家)の墓がありました。臨済宗妙心寺派。

鹿でさえ1,500歳、寿老人に長寿を願って

鹿でさえ1,500歳、寿老人に長寿を願って


☆大黒天 護国院(台東区上野公園10-18)
ここの大黒天画像は徳川家光が贈ったものだそうです。その御前立として黒光りした穏和なお顔立ちの大黒様の立像がありました。本堂脇の庫裏の1階部分は昭和2年の建築で、国の登録有形文化財です。寛永寺の最初の子院で、天台宗。

家光寄贈の画像を従えて穏和な大黒天

家光寄贈の画像を従えて穏和な大黒天


☆弁才天 不忍池弁天堂(上野公園2-1)
森鷗外の旧宅跡を右にみて、左手の高台の「精養軒」を仰ぐ頃、疲労度はかなり増します。ようやく不忍池に到着。池の蓮は茎が折れ曲がり、寂寞とした冬枯れの様相を呈していましたが、島の中の弁天堂は人であふれかえっています。しかし弁天様は秘仏のため拝顔はできず、足どりが俄然重くなりました。見ることの叶わない弁才天は慈覚大師の作と伝えられ、八臂(八本腕)だそうです。そういえば井の頭池の弁天様も八臂でした。江戸時代、天海僧正が琵琶湖の竹生島になぞらえて不忍池に小島を造り、竹生島から弁才天を勧請して弁天堂を建てたといわれています。

夕日を浴びてカラ(?)元気溌剌笑顔の二十福神

夕日を浴びてカラ(?)元気溌剌笑顔の二十福神


【散策後の懇親会】

上野・アメ横のガード下にある「酒亭じゅらく上野店」で16時から行いました。11,000回足を動かした面々は椅子に張り付いたように動かず、酒のオーダーが速射砲のように放たれます。「じょっぱり(青森)」「車坂(山形)」「日高見(宮城)」を2時間飲んで、牛歩から千鳥足に変わった一同は上機嫌で上野駅に向かいました。

隅から隅までズイ~ッと「おめでとうさん」

隅から隅までズイ~ッと「おめでとうさん」


【参加者】
荒木・井垣・伊藤(徹)・大河原・大河原夫人・大島・小川・国友・栗原・小林(弘)・小山・佐藤(俊)・篠原・末次・鈴木・田中・野村・堀田・松村・山本(20名)

  (文:佐藤(俊)、写真:荒木)

 

早稲田だより 2017年12月号

【ニュース】
■JSTが早大3研究チームの研究開発課題を探索加速型事業に採択
早稲田大学の3研究チームが、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「未来社会創造事業(H29)」の探索加速型事業に採択されました。今年度の応募総数621件の中からの採択で、同一大学での3件の採択は私立大学ではトップの快挙となります。

採択された研究開発課題は、(1)超スマート社会の実現、(2)持続可能な社会の実現、(3)地球規模課題である低炭素社会の実現―の3テーマ。
詳細こちら

『早稲田大学百年史』がウェブ上で閲覧可能に
『早稲田大学百年史』がウェブ上で一般に公開されました。『百年史』は、早稲田大学創立百周年記念事業の一環として編纂された大学の沿革史。1978年から97年にかけて、本編(第一巻~第五巻)、別巻Ⅰ~Ⅱ、総索引・年表の計8冊が発行されました。

今回公開されたのはWiki版と呼ばれるもので、『早稲田大学百年史』をデジタル化し、Wikiシステムを利用して本文のテキスト情報や原本画像の閲覧、キーワード入力による横断検索を可能にしたものです。このサイト構築は『早稲田大学百五十年史』編纂のための資料とするほか、広く一般に公開することを目的としています。
ただし、写真は著作権の関係で収録されておらず、目次のみが公開されています。また、「総索引・年表」巻中、索引ページは掲載されていません。
詳細はこちら

早稲田アリーナの工事―全工程の約65%が終了
2019年3月竣工予定の早稲田アリーナ(旧記念会堂)の工事は順調に進み、11月の時点で全体の約65%の工程が終了しました。

詳細はこちら

混戦の2018箱根駅伝―早稲田は「山」に強み!
お正月の風物詩「箱根駅伝」の開催が間近に迫ってきました。

7年ぶりの総合優勝に向けて上位争いへの期待が高まるなか、相楽豊監督と安井雄一主将を中心に、レースに挑む決意と調整具合が「Waseda Weekly」に掲載されました。
詳細はこちら

バレーボール部男子が学生日本一に
12月3日(日)に東京都大田区総合体育館で行われたバレーボール全日本大学選手権(全日本インカレ)決勝で、早稲田大学バレーボール部男子が筑波大学を下し、4年ぶりに学生日本一に輝きました。

試合は第1セット25-20、第2セット25-21、第3セット25-18で、早稲田大学は3-0のストレート勝ちでした。
詳細はこちら

(以 上)

第53回ざる研 「石川酒造・雑蔵」報告

1.日    時: 2017年12月18日(月)10時、JR・西武 拝島駅改札集合
2.場    所: 福生市熊川1番地 石川酒造雑蔵 水木定休、12月末を以て閉店
3.参加者: ◎荒木、〇井垣、◎伊藤徹、〇小川、木本、〇小林弘、篠原夫妻、志村、末次、〇滝沢、百々、福田夫妻、堀田、村木、山本  (17名、◎は全5回参加者、〇は4回参加者で今回不参加の栗原、野村、両氏を含め6名)
4.費    用:¥87,500. @¥5,000×17=¥85,000+キャンセルフィー¥2,500(料理分)=¥87,500
5.経  過:
東京は今年一番の冷え込み(-4度)ながら薄曇りで期待する拝島駅からの富士山は見   えず、年末のざる研行事となった石川酒造・雑蔵通いは連続5年となったが、残念ながら雑蔵は耐震工事等のために今月末で閉店が決まっているので、最後の訪問になるかも知れない。

酒蔵内タンクの前で石川雅美さんを囲んで

酒蔵内タンクの前で石川雅美さんを囲んで

酒蔵の見学は2回目(2014年)だったが、参加者の顔触れも変わり、最後でもあるのでもう一度お願いすることにした。今回の説明者は広告デザイン担当の石川雅美さん、歯切れよく軽快なテンポの説明は大変楽しく聞くことができた。
時代の変遷を感じたのは今や新潟から杜氏を呼ぶことはなく全て社員で作業をしていること、我らが通常飲んでいる酒の精米率70~60%に対して最高の純米吟醸酒は35%で4合で1万円とは恐れ多くて手が出そうもない。

逆に明治20年頃にビール製造を始め、王冠の技術が伴わず2年で中断したが平成10年   多摩の恵みとして復活、クラフトビールがもてはやされる時流に乗っている。
敷地の北西、国登録有形文化財長屋門の隣にある麦酒釜館の巨大な鉄釜は明治20年当   時のもの、戦時中供出して鋳潰される運命にあったが、偶然にも戦後その儘の姿で戻ってきたもので当主は殊の外喜び立派な覆い屋を立て欄間にビール製造のレリーフを飾った。

麦酒釜館の前で麦酒製造の歴史を伺う

麦酒釜館の前で麦酒製造の歴史を伺う

背伸びして大きな釜の中を覗くと沢山のお賽銭が見られたのもむべなるかなである。
この後、江戸時代からの石川酒造の歴史や酒造り、ビール醸造の資料を展示した史料館を見学してから雑蔵の席に着いた。

乾杯は上面発酵のペールエール。旨い!!

乾杯は上面発酵のペールエール。旨い!!

今日の乾杯は先程石川さんに教わった上面発酵のペールエールからスタート、飲み放題メニューには何時ものミュンヘナーダークなどビールだけで5種類、その他ノンアルコールなどのドリンク類、酒は純米無濾過、淡麗純米、辛口本醸造の3種、注文は各人自由としたので出来上がりの早いこと。

飲み放題のお酒で、座は益々盛り上がります

飲み放題のお酒で、座は益々盛り上がります

料理は小松菜の白和え、ゆで落花生、川海老の唐揚げ、だし巻き卵板わさ小海老の盛り皿、蛸唐ポテト、焼き鰆モズク獅子唐添え、春の魚がどうして秋にうまいのだろうか。
ざる蕎麦研究会_201712_6_9最後の蕎麦は北海道粉とは聞いたが詳しくはわからないという。昨年は北早生より北の「輝き」だったが、残念ながらゆっくりそばを味わえる余裕はなかった。

最後の蕎麦は北海道産

最後の蕎麦は北海道産

これで5年続いた雑蔵訪問も最後になりそうだという感傷に浸りながら酒世羅で何時ものかめぐちなどを買い求めて帰宅の途に就いた。

6.その他: 来年年明けのざる研は原点に立ち返って地元からとします。場所はざる研第1回の花小金井「清川」(電話042-461-0275)、日時は1月18日(木)13時30分、清川集合、費用@¥3,500程度、参加希望者は1月11日(木)までに世話人・山本 浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

(文:山本、写真:荒木)