カマキリの旅立ち

二又祐一(47商)

2020年3月18日の朝、サザンカの枝にカマキリの卵鞘を見つけました。

カマキリの雌は秋になると、腹部から出した粘液を泡立てながら、この中に卵を産みます。泡の塊は固まるとスポンジ状になり、時間が経つにつれ白から褐色に変化します。この塊は「卵鞘」と呼ばれ、暑さ・寒さ、乾燥・湿気、衝撃などから卵を守ります。

卵鞘を見つけてから、およそ2か月半後の6月3日、車庫用門扉の鉄柱にとまっている幼虫を発見。あわててカメラを取りに戻り、撮影しました。体長は、1円アルミ貨の直径(2 cm)よりも短く、孵化したばかりのようでした。

何枚か撮影していたところ、突然、カメラの液晶モニターからカマキリの姿が消えてしまいました。周囲を探しましたが、なかなか見つからず撮影をあきらめかけていたところ、なんと私の左腕に飛び移っていたのです。ヒトの髪の毛と同じくらい細い脚にもかかわらず、跳躍力は抜群でした。
せっかく私の腕にとまってくれましたので、日光が直接当たらないようにジンチョウゲの葉に移動してやりました。

6月15日、アジサイの葉にいるカマキリを見つけました。以前見つけたカマキリと同じであるとは思えませんが、少し成長し体の色も茶色から緑色に変化していました(カマキリは緑色個体と褐色個体に大別されます)。

カマキリは、1つの卵鞘に200~300個の卵を産むそうです。この夏、何匹の元気な成虫に出会えるか、楽しみにしています。

[metaslider id=”7833″]

 

「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急支援金」へのご支援のお願い

2020年5月吉日

 小平稲門会会員の皆様へ

小平稲門会会長 栗原 政博

「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急支援金」へのご支援のお願い
―学生のために皆様の力をお貸しください―

拝啓 新緑の候 コロナウイルスが猛威を振るう中、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。  

早稲田大学は、今般の新型コロナウイルス感染症拡大により、学費を負担する保護者等の家計急変や学生本人のアルバイト収入激減により経済的に困窮している学生が増えていることから、就学継続のための緊急支援金、PC・WiFi機器貸し出し等のオンライン授業受講支援および、既存の家計急変者のための奨学金の増強を含めた総額約5億円の緊急支援策を講じております。
さらなる支援の拡大と継続のため、校友会をはじめとする個人・団体・法人へ、田中愛治早稲田大学総長、齋藤美穂早稲田大学常任理事(募金総括)、萬代晃早稲田大学校友会代表幹事の連名で支援要請が来ております。

小平稲門会としても、緊急事態宣言発令という今までに例を見ない非常事態ですので、学生の就学支援のために、これに応えたいと考えております。そこで、下記要項により皆様から支援金を募ることにいたします。何卒皆様の厚いご支援とご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
コロナウイルスの先行きが見えない不安定な状況ですので、皆様にも十分な自衛・体調管理のうえ健康第一でお過ごし下さるようお祈り申し上げます。

敬 具

支 援 金 募 集 要 項

【募集金額
・1口 1,000円(何口でも結構です)
募集金はまとめて小平稲門会として「緊急支援金」へ寄付いたします。

【振  込  先】

・口座記号番号:00180-8-35241
・加入者名=小平稲門会
お近くの郵便局で郵便振替でお願い致します。大変恐縮ですが、振込手数料は各自でご負担下さい。
尚、銀行振込やネットバンキングをご利用になる方は、ゆうちょ銀行の下記口座にお振り込み下さい。
・店名:〇一九店
・店番号:019
・預金科目:当座預金
・口座番号:0035241
・受取人名:小平稲門会

【締め切り
7月末

【お問い合わせ先】
・小平稲門会事務局
 大島 二典:187-0032 東京都小平市小川町1-851-12
       電話 & Fax  042-342-5942

 

小平第二小学校でゲストティーチャー活動

2020年2月19日(水)午後、小平第二小学校で今年度2回目のゲストティーチャー活動が行われました。講師はわが稲門会から大島二典、大野照藏、峯岸敏雄の3氏。それぞれ現役時代のキャリアを生かし「海外での仕事と暮らし」(大島)、「市役所の仕事とは」(大野)、「百貨店を探検しよう」(峯岸)をテーマに授業に臨みました。

小平二小・山川校長(前列中央)と講師陣


授業は6年児童全員をそれぞれ希望するテーマ別に3クラスに分け、1時限の45分で行われました。各クラスとも児童の皆さんが真剣かつ熱心に授業に参加していただき、また、先生方のきめ細かいご支援もあり充実した授業になりました。
ただ、何としても45分という限られた時間のため、知識や情報の提供が優先となり、児童の皆さんとの質疑応答や意見交換、授業への主体的な参加という点では必ずしも十分とは言えず、従って内容の深掘りや児童の皆さんの十分な理解という点でも課題が残った感がありました。
[metaslider id=”7810″]
授業後、オブザーバーの國友康邦、小山雄一両氏も交え、校長先生との懇談の中でも感想を述べさせていただきました。今後、学校側との情報交換をより密にとり、総合学習の位置づけやニーズも探るなかで我々が期待されるゲストティーチャー活動のあり方について研究していきたいと思います。

(峯岸敏雄 記)

新型コロナウイルスの影響拡大に伴う
小平稲門会の対応についてNo. 3
(活動自粛期間延長要請: 6/末&9月19日まで)

小平稲門会会員の皆様へ

小平稲門会会長 栗原 政博

新型コロナウィルス感染は拡大の一途、緊急事態宣言・外出自粛要請も出され予断を許さぬ厳しい状況になっています。
3月25日にお願いしました「活動自粛要請」に引き続きまして、再度、校友会から田中愛治総長・校友会会長、萬代晃校友会代表幹事連名の要請書【新型コロナウイルスの影響拡大に伴う校友会各支部・稲門会への要請期間延長(9月19日まで)】が届きました。

小平稲門会においては、各種会合・イベント等の稲門会活動について、コロナウイルスの感染状況を注視しながら、2段階に分けて対応したいと考えております。
度重なる自粛時期延長要請ですが、状況ご勘案のうえ、ご了承・ご協力のほどよろしくお願いいたします。


1.第1ステップとして6月末まで、各活動を原則として中止・延期とさせていただく。
同好会活動につきましても原則中止とさせていただき、個別には、会長・世話人が総合的に考えて感染リスクが極めて少ないと判断した場合、実施については各会長・世話人の判断に任せることとさせていただきます。
*個々の同好会の対応については、各同好会会長・世話人の方にお問い合わせください。

2.第2ステップとして、状況を注視して6月中旬に、9月19日までの各活動への対応を判断させていただく。

3.個別案件:6月末までの活動について
①4月19日「小平グリーンロード歩こう会」中止(市として中止)
②早慶戦応援ツアー:中止
(東京六大学野球連盟としては、開催時期を5月下旬に延期決定。1試合総当たり制のリーグ戦形式を決定。その他詳細は不明)

4.7月以降の活動:6月中旬に判断するもの
①夏の集い:実施想定時期を7/下~8/上として、6月中旬に実施可否を判断
②「語りの会」:別途詳細は調整させていただく。

5.尚、3月度&5月度にポスティングで配布予定の資料については、郵送にて対応させていただきます。

会員の皆様も、外出の自粛、三密を避けるなど、自衛・体調管理にお努めくださいますようお願い申し上げます。

【校友会要請要旨】:参考
早稲田大学校友会は事態の深刻さと今後の収束が見込めない状況を踏まえて、9月卒業式の前日である9月19日(土)まで、会議・各種総会・会合・イベント等の校友会・稲門会活動を中止・延期とする措置を延長させていただきます。

6月27日(土)に予定しておりました「臨時代議員会」、7月4日(土)に予定しておりました「全国支部長会」についても中止といたします。
また、在学生・受験生・一般来場者への感染防止の観点から「早稲田大学演奏旅行2020」についても今年度は中止といたします。
なお、920日(日)以降の対応につきましては、国内外の感染状況を注視した上で、あらためて周知いたします。なにとぞご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

校友の皆様におかれましては、健康面・安全面を第一にお考えいただき、くれぐれも自衛と体調管理にお努めくださいますようお願い申し上げます。

(以 上)

雪をかぶった庭の花

小平市写真連盟 会員
國友康邦(38商)

新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言で自粛中ですが、いつまでかわからず、日々早く終息するのを祈るばかりです。

3月29日(日)は、関東地方に雪が降りました。
都心でも1 cm以上の雪が積もり、3月下旬以降の積雪は実に32年ぶりとのことです。
雪をかぶったわが家の花を撮りました。

モクレン

モクレン

ハナミズキのつぼみ



春・さくら

小平市写真連盟 会員
國友康邦(38商)


満開には少し早かったですが、新型コロナウイルスで大騒ぎになる前の3月23日8時30分、毎年行っている千鳥ヶ淵で撮影してきました。
混雑していない鈍行電車に乗り、人が来る前に撮影。人はまばら。こんなことはなかったですが…。

ついでに新宿御苑にも寄って撮影、中国人はいないのですいていました。12時には帰宅。
例年ですと数日後に満開の時や散った後の花筏を撮りに行くのですが、今年は自粛しました。

[metaslider id=”7765″]

新型コロナウイルスの影響拡大に伴う
小平稲門会の対応について No. 2

小平稲門会会員の皆様へ

小平稲門会会長 栗原 政博

新型コロナウィルス感染は拡大傾向を示しており、予断を許さぬ状況になっております。

2月29日にお願いしました「活動自粛要請」に引き続きまして、再度、校友会から田中愛治総長・校友会会長、萬代晃校友会代表幹事連名の要請書【新型コロナウイルスの影響拡大に伴う校友会各支部・稲門会への要請期間延長(4月末日まで)】が届きました。

小平稲門会においても、本要請を重く受けとめ、各種会合・イベント等の稲門会活動につきましては、4月末まで、原則として中止・延期とさせていただきます。
ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

尚、同好会活動につきましても原則中止とさせていただき、個別には、会長・世話人が総合的に考えて感染リスクが極めて少ないと判断した場合、実施については各会長・世話人の判断に任せることとさせていただきます。
*個々の同好会の対応については、各同好会会長・世話人の方にお問い合わせください。

会員の皆様も、不要不急の外出を控え、マスク着用、うがい・手洗いの励行など、自衛・体調管理にお努めくださいますようお願い申し上げます。

【校友会要請要旨】(参考)
国内のウイルス感染は収束の兆しが見えずに益々拡大している状況であることや、校友の皆様におかれましては、感染リスクが高いと言われているご高齢の方も多いことを踏まえ、各種総会・会合・イベント等の校友会・稲門会活動につきましては、原則として中止・延期とする要請を47月末日までに延長させていただきます。

諸活動において、審議や相談が必要な場合でも、メール・郵送・電話など極力感染リスクの少ない形でご対応いただけましたら幸いです。
あわせて校友サロンにつきましても4月末日まで閉室延長とさせていただきます。

以 上

 

中止となりました! 初夏の婚活パーティーのご案内

2020年3月31日

「初夏の婚活パーティ」は、新型コロナウイルスによる感染が拡大していることから、開催を中止することになりました。
次回の開催は10月24日(土)を予定しています。

*******************************

2020年3月22日

早稲田大学卒業生が運営するボランティア団体「いなほ会」(稲門会所属)が主催する「初夏の婚活パーティ」が、次の要領で開かれます。

◆日 時:2020年6月20日(土) 12:00から
◆会 場:Coconeri ホール(練馬区立区民・産業プラザ3階)
     東京都練馬区練馬1-17-1 西武池袋線練馬駅北口に隣接
◆定 員:男女各20名
◆会 費:5,000円
◆申込み締切り:6月7日(日)
◆問い合わせ先:いなほ会事務局・緒方 章(電話090-8317-1303)

第68回 ワイン研究会 報告

「ワイン研究会」の第68回例会を2月21日(金)に開催しました。

・日 時: 令和2年2月21日 15時‐17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線一橋学園駅傍)
・出席者:井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、國友、神波、小林、篠原夫妻、末次、冨平、野村、峯岸、山本、計14名 (50音順・敬称略)

暖冬は有難いものの新型コロナウイルスという厄介者の拡大でマスク姿での来場も増えた2月例会。前回からの持越し分を含めて半数を占めた本場フランス、日本(2)、イタリア、ドイツ、チリ、南アフリカと13本のワインの外に国産グラッパにブランデーまでがテーブルに揃って大賑わい。世話役の荒木さん、ソムリエ役河崎さんは不参加だが、久しぶりに参加の峯岸さん、前回初参加・神波さんの連続出席に加えてキャンセル待ちだった伊藤(徹)さん急遽参加で、定員14名の満席となった。

篠原さんちょっとすまして?「乾杯!」

会スタートの乾杯は、13世紀半ばに創業したというブルゴーニュ老舗の白ワインで。乾杯役カードを引いたのは篠原さん。グラスを手にして冒頭「先日私宅のすぐ隣で強盗事件が深夜発生しました。皆さんも気を付けてください!」と警告をしてからの「カンパーイ!」。その様子はいつもの荒木さんに代わって末次さんがパチリ!

今日は私がカメラマンです!!

白を2本空けて赤に移る。先ずは、人気のワイン漫画「神の雫」にも登場するボルドー右岸のトップシャトー・ピュイゲローを味わいながら歓談が始まる。そんななかから永年「あいさつ運動」や防犯ボランティアを続けている國友さんが(社)日本善行会の「善行賞」を受賞したという話も飛び出した。

今日のソムリエさんは二人で力を合わせ?

続いて、ボルドーのシャトー・モン・ペラ。「私が好きなので持ってきた。3回目です。確かキスヴィンの斎藤さんも好きだと言っていました」と冨平さんの紹介の後で、すかさず斎藤まゆさんの毎日新聞に載った書評随想「昨日読んだ文庫」のコピーが配られて、彼女のマルチタレントぶりにも触れた。

新聞掲載! 大喜びの斎藤まゆさん応援団

最近は参加者が持参ワインについて説明することが多くなってきたが、ソムリエ役が「イノシシ」の絵ラベルのボトルを手にしたところで立ち上がったのが山本さん。猪年の山歩きの友人がラベルのイノシシに惹かれて飲んでいたというイタリア・ピエモンテ州のバルベーラ種ワインについての思い出を聞きながら皆で味わってみる。

山本先輩の博識は留まるところを知りません

談笑が続く中、頃合いを見て恒例の「ワイキキタイム」に。今回は、楽しく「家飲み」をするためのポイントについて。ワインの価格帯で異なる冷やし方、「かっこいい」と思わせる家飲みのマナー、ワインを注ぐときはラベルを上にして注ぐなど失敗しないワインサービス、簡単なつまみの出し方など、「家飲みやホームパーティの楽しみ方」など身近で具体的なテーマを復習も兼ねて勉強した(遠藤誠「3つの法則で選ぶ美味しいワイン」、永岡書店刊より引用)。

今日からは皆さん家飲みの名ソムリエです

ワイキキタイムの暫しの静寂のあとは再び賑やかに会話が部屋に広がっていく。なかでは田中総長夫妻との思い出を披露する伊藤(順)先生の話に「小平稲門会にお呼びしてくださいよ」との声も出た。

伊藤先生から田中総長夫妻との思い出話

外国ワインが続いたところで「日本で飲もう最高のワイン2019コンクール」でプラチナ賞受賞の「マスカット・ベーリーA」を飲んだあとは、「2019リヨン国際ワインコンクール」で金賞受賞という、鶏と牛のラベルが可愛い「デュオ・デ・メ」のカベルネソーヴィニヨン+メルロのフランスワインに再び戻って味わった。

次々とボトルが空いて、残るワインのなかで一際目立つのが会ではお馴染みの「モンシェルヴァン(マッターホルン)赤」の一升瓶。残り時間も少なくなって「これを来月回しにすると持ち帰るのが大変!」とばかり開けることに。他のワインと違ってグラスにタップリ注いで飲めるのは一升瓶(1,800 mL)ならではのもの。結局これが今回飲む最後のワインとなった。

ご無沙汰していました・・・大瓶を抱えてご挨拶

そしてコーヒータイムに入るところで立ち上がった篠原さんが「今日はワイン研会長の誕生日、いつもの世話役に感謝の気持ちも込めてオメデトウゴザイマス!」と述べて篠原夫人から祝いの花束がワイン研会長に贈られ、温かな拍手に包まれて会長 感激のサプライズがあった。

○○歳? いつまでもワイン研を宜しくお願い致します!

ただ、全員でお祝いに飲もうと夫妻持参の「ブランデー」が時間切れで飲めず、結局5本のワインと特別参加(?)のブランデーと国産グラッパを「次回のお楽しみ!」にして2月例会は終わった。

散会後の有志カラオケには8人が参加。ミラーボールが回る部屋でそれぞれ得意のノドを披露、ここでも「ハッピーバースデー」が歌われて盛り上がり最後は定番「また逢う日まで」を全員で歌って終えた。
この日飲んだワイン(左から)
*ラウル・クラージェ・ブルゴーニュ・シャルドネ            白・フランス
*ヨゼフ・フリードリッヒ・リースリング・トロッケン・ラインヘッセン  白・ドイツ
*シャトー ピュイグロー 2014                     赤・フランス
*シャトー・モン・ペラ・ルージュ2014                  赤・フランス
*テッレ・デル・バローロ ピエモンテ バルベーラ                                            赤・イタリア
*ロリアン・マスカット・ベーリーA樽熟成 2018                                             赤・日本(山梨)
*デュオ・デ・メ・メルロ カベルネソーヴィニヨン                                         赤・フランス
*サドヤ・モンシェルヴァン                                                                              赤・日本(山梨)


次回3月27日(金)に予定の第69回例会は新型コロナウイルス感染防止のため中止とし、4月17日(金)15:00-17:00に「カサグランデ」で第70回例会として開催します。会費は2,000円(ワイン持参の方)。ワイン持参でない方は+1,000円。参加申込みは3月16日(月)から4月9日(木)まで受付、14名になり次第締め切りますので、井垣(090-1196-1471)まで早めにお申し込みください。

(文=井垣、写真=末次・國友)