ニラは古くから利用されているスタミナ野菜です
ニラは、ビタミンA、B群、Cが豊富な緑黄野菜の代表で、消化促進、風邪や冷え性、生理不順によく、癌の予防にも効果があると言われています。
ニラは種から育てることもできますが、市販の苗を購入して初夏に植えるのが手軽です。宿根性の野菜ですから、一度植えれば、何年でも収穫できます。4~5年に一度、株分け植替えをします。
生育適温は20℃ほど、25℃以上になると生育不良になります。
宿根性なので、腐食の多い、排水良好な肥沃な土壌が適します。最適pHは6~7です。元肥を十分に入れた畑に苗を3~4本ずつまとめて深さ10cmほど、株間20cmで植えます。
適期は初夏ですが、秋植えもできます
初夏に植えた株は夏から、秋に植えた株も翌年の初夏から収穫できるようになります。
草丈が20cm以上伸びたものを、地きわから4~5cm残して切り取ります。朝のうちに収穫すると鮮度よく美味しく食べられます。
収穫したら有機液肥を与え、後の生育を促します。
(2022.9.3)
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