秋の集い バーベキューパーティー開催

早大生を招待 ちょっと寒い晴天の中 大盛況で終了!!

挨拶する中村実行委員長

挨拶する中村実行委員長

2017年11月19日(日)12時から小林さんの庭先をお借りしてバーベキューパーティーを開催しました。
2017年4月に小林秀雄さんがお亡くなりになりましたが、奥様はじめご家族のご厚意で例年通り行われることに先ず感謝して、小林秀雄さんとBBQの立ち上げに貢献された土子良治さんのお二人のご冥福を祈って黙とうを行った。引続き長老・山本浩さん(29政経)の開会の挨拶と乾杯で大パーティーが開始された。

乾杯の音頭をとる山本さん

乾杯の音頭をとる山本さん

豚汁、焼肉、焼きそば、シシャモ、小田原のさつま揚げ等々が振舞われ、30名を超える参加者は、懇親を深めながら楽しいひと時を過ごした。前日は雨模様であったが、時おり日差しも出てきての天候、ちょっと寒かったが、皆さんからの差し入れもお酒、ワイン、焼酎などアルコールは潤沢、小林さんの奥様から猪肉等の差し入れもあり、更にラッキョウやミカンもあって変化に富んだメニューに恵まれたバーベキューパーティーとなって参加者全員が大いに満足した様子が伺われた。
BBQ_2017_組写真_焼手_女性今年、初参加の方々も懇親の輪の中で飲み食いおしゃべりをして楽しんでいた。また、早大生・鄭琳(テイリン)君(創造理工研修士1年)も遅れて参加、楽しい輪の中に直ぐに入って、稲門会の会員とおしゃべり、そして飲んで食べてと楽しそうであった。
BBQ_2017_組写真2時間半の楽しいバーベキューパーティーも瞬く間に過ぎて、最後は集合写真撮影でお開きになった。

晴天の下、たらふく食べた・飲んだ。笑顔の参加者

晴天の下、たらふく食べた・飲んだ。笑顔の参加者

その後、昨年行った近くのそば屋に二次会へと繰り出したが、お休みで解散となった。
最後に、関係各位の絶大なるご協力によって無事に本パーティーを終えることができたことに感謝申し上げます。

(中村泰三 記)


【参加者(敬称略):36名+オーナー家族】 

■来賓:2名
古賀良郎(西東京稲門会会長)  松尾良久(西東京稲門会)
■会員:33名

荒木彌榮子、石井道彌、伊藤徹、大島二典、大屋元治、小川浩史、梶川允、河崎健治、 久保田節子、栗原政博、小山雄一、櫻井英夫、佐藤俊雄、篠原哲、篠原夫人、志村智雄、末次浩一郎、鈴木昭助、瀧川清、土井洪二、中村泰三、早川三雄、原泉、福田夫人、二又祐一、本田惇、松尾寛敏、松村純夫、村上征徳、村木央明、山本浩、横田康平、若林覚
■招待:早稲田大学学生1名】
  鄭琳(テイリン) 創造理工研修士1

第3回オールワセグリフェスティバル・AWFに参加して

塩田 智男(昭31・法)

早稲田大学グリークラブのOBと現役学生が一堂に会して開催するAWFが2017年10月17日(土)、東京都葛飾区の「かつしかシンフォニーヒルズ モーツアルトホールで開かれました。
私は、昭和31年卒のOBとして4時間超のフェスティバルに参加し歌い、聴いたりして学生時代に戻った気分で楽しんできました。

AWFは、2007年9月に早稲田大学グリークラブ創立100周年を記念して杉並公会堂で開催されました。その後、OBから「是非もう一度歌いたい」との要望が数多く寄せられ、第2回は5年後の2012年に、更に5年後の第3回はグリークラブ創立110周年の記念イベントとして開催されました。

第3回AWFには、全国からOB438名、現役75名の計513名が参加。最年長は89歳、最年少は18歳と、祖父と孫の年齢に相当するほど幅広い世代のメンバーが集まり、OB会会長の柿沼郭氏(昭和53年卒、NHKアナウンサー)と道浦俊彦氏(昭和59年卒、読売テレビ)の司会でスタートしました。

開会に当たって宣誓する最年長のOB(右から2人目)と最年少の学生(同3人目)  【写真は「稲グリ新聞」より】

開会に当たって宣誓する最年長のOB(右から2人目)と最年少の学生(同3人目)    【写真は「稲グリ新聞」より】

この世代別合唱演奏会は、OBが世代別に8グループに分かれて順次演奏し、最後に現役が歌う次第です。
オープニングは、先ず私が参加した第1グループ(下記の世代別①のグループ90人)と第2グループ(同②のグループ60人)、現役(75人)がステージ上で、そして、2階客席で待機している各グループの参加者全員が田中渉君(現役3年)の指揮で、早稲田大学校歌とクラブソング“輝く太陽”を合唱しました。
続いて世代別合唱は、①昭和27~43年卒(注)、②同44~50年卒、③同51年~57年卒、④同58~平成元年卒、⑤平成2~8年卒、⑥同9~15年卒、⑦同16~22年卒、⑧同23~29年卒の8グループのOBが各グループの選曲した曲を演奏しました。
そして、最後にグリークラブ現役が、10年前の第1回AWFでグリークラブ創立100周年の際、校友でもある小田和正さんに作詞・作曲を委嘱した「この道を行く」等を歌いました。

最後は、会場のOBと現役の全員で、1951年神奈川県津久井湖畔での早稲田大学グリークラブの合宿にOBとして参加していた磯部俶(いそべ  とし)さんがその際作詞・作曲した「遥かな友に」と、「早稲田の栄光」を歌いフィナーレを飾りました。

私は、500名超のOB・現役が一つの会場に集まって行われるこのAWFには今回2度目の参加ですが、参加するたびにグリークラブメンバーの絆の強さを感じさせられ、OB達は健康に留意して次回も一緒に参加しようと誓い合って散会しました。

ところで、私が合唱活動を66年間も続けてきた原点ですが、実は大隈記念講堂にあったのです。
昭和27年4月、大隈記念講堂での入学式で、グリークラブの現役が新入生を歓迎して“早稲田大学校歌”を演奏したのを初めて聴きました。一番の「都の西北~」のユニゾンから三番の「あれみよかしこの~」になり、ハ長調から4度転調(ヘ長調)して男声四部合唱に展開した際、その和声の響き(ヘ長調のカデンツァ)に全身が反応し何故かゾクッ!としました。
それから、2号館地下1階のグリークラブの部室を探して入部。毎週月、水、金曜日の夕方から高等学院のピアノがない教室で、音叉だけを唯一の音源にした自然音階の徹底した猛練習が今では本当に懐かしく想い出されます。
爾来、半世紀以上に亘って合唱音楽の虜になり、今回もAWFに参加して昔のグリーメンと久し振りに人間楽器としてアンサンブルが出来たその歓びに感動しています。

(注) 私が参加した第1グループは同期の山本健二指揮で、磯部俶先輩の生誕100年を記念して次の4曲を演奏しました。
1.いちじく  小林純一作詞
2.びわ    まどみちお作詞
3.遥かな友に 磯部俶作詞
4.ふるさと  室生犀星作詞

 

今井右子展のご案内

小平稲門会会員・今井右子さんの絵画の作品展が、2018年3月12日(月)から東京・銀座の中和ギャラリーで開かれます。

開催案内はがき

開催案内はがき


●会  期: 3月12日(月)から17日(土) 12:00-19:00 (最終日は17:00まで)
●会  場: 中和ギャラリー(東京都中央区銀座6-4-8  曽根ビル3階  電話03-3575-7620)、下図参照。
●作品集: こちら
今井右子展_201803_map

 

西武沿線男声合唱団第6回交歓演奏会のご案内

西武沿線男声合唱団第6回交歓演奏会は、次の要領で開かれます。

●日  時: 2018年2月4日(日)、開場13:30、開演14:00
●会  場: ルネこだいら大ホール
●入場料: 無料(要整理券)
●出  演: (1)小平/K・K・メンネルコール(小平稲門会の塩田さん、藤崎さん、勝見さんが所属)
         新井 満作曲「この街で」他
         (2)小平男声合唱団フェローチェ
         オペラ ナブッコより「行け  我が思いよ 黄金の翼に乗って」他
       (3)東久留米男声合唱団ダンディーズ
         上田真樹作曲「終わりのない歌」ほか
       (4)西東京男声合唱団アンサンブル・ステラ
         ミッチミラー愛唱曲より「聖者の行進」他
●問い合わせ先はこちらを参照

西武沿線男声合唱団_201802
     

 

第93回ニモクサロンの報告

●日  時:2018年1月11日(第2木曜日)12:00~14:30
●場  所:東大和市駅前「BIGBOX 東大和 C6室 」 042-566-6892
●会  費:2,500円(1,000円以内の昼食+飲み物+室料1,050円)
●参加者:14名。荒木・井垣・伊藤(順)・伊藤(徹)・小川・小平・久保田・鈴木(昭)・竹内・野村・堀田・松村・山本・若林 (敬称略・五十音順)

新年おめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。(^-^)(^-^)
今日は何時もいらっしゃる横田さんと滝沢さんのお顔が見えなくて皆さんご心配を・・・。そうなんです、滝沢さんは坂で転んでお顔と膝を打たれたそうで、また横田さんは手術を受けられて今日11日に無事ご退院、これで今年の厄を全て落とされました。ご無事で何よりでした。
ニモクサロン_201801
同好会の予定は、広報からの開催予定一覧表・HP・ニュースに掲載されています。

特にのご連絡は以下の通りです。
∗ 映研は1月30日、「星めぐりの町」の鑑賞会。黒土三男監督、小林稔二、壇蜜、高島礼子。角川シネマ新宿。上映時刻は25日頃、参加申込者に直接鈴木(昭)さんからご連絡があります。
∗ ざる研から。1月18日、花小金井「清川」、2月19日、田無「更科」で。申し込みは山本さんへ。

【その他】
(1)散策の会「谷中七福神巡り」に参加された方達から、楽しいお話を伺いました。20名ものご参加で、懇親会にもそのままご出席で大変賑やかな会となったそうです。
(2)同好会の活動には、会員のご友人などが参加されている場合があります。その件につきまして、散策の会当日幹事長にお話を伺いご了解を頂きました。
「同好会へのご参加は良いと思う。ただ人数制限がある場合は会員優先にしてほしい」との事でした。現在、散策の会、ワイン研究会「ワイナリーツアー」、カラオケの会「石井道彌 & カラ・OK」、名曲を聴く会、観劇の会、麻雀同好会などでお見受けしております。
(3)新年のお笑いという事で「18歳と81歳の違いは・・・」が配られ、妙に納得したり、「違うよ!」と反発したり・・・。そのうちに81歳の反撃? 「参ったか!!」というのを作りましょうか・・・。
(4)小平ユネスコ協会主催の米軍ジャズコンサート、2月4日(日)13:00開場ルネこだいら中ホールのご案内がありました。入場券800円は荒木が扱っています。
(5)衆議院議員末松さんからのご案内で、3月2日(金)「迎賓館」の見学に行くことになりました。15~20名で申し込みますので、ご希望者は荒木までご連絡ください。
(6)伊藤(徹)さんから30周年を記念しての同好会企画イヴェントの募集がありました。何か良いアイディアがありましたら、ご提案ください。期間は今年4月~来年3月です。

次回ニモクサロンは2月8日(第2木曜日)開催。会場はC6椅子席、左側の部屋です。

(文・写真=荒木)

 

第37回散策の会 報告

谷中七福神めぐり

平成30年1月9日(火)

七福神めぐりも今年ではや8回目になります。これまでの延べ50福神のご利益のおかげで元気な20名の方々が今回も参加していただきました。
「谷中七福神めぐり」は江戸市中で最も古い歴史を持っていて、神社がなくお寺ばかりの珍しいものです。ただめぐる距離が長く、約11,000歩は参加者の年齢(女性を除く推定平均年齢76歳)ではかなりきつかったように思われます。しかし快晴のうえ、桜の咲く頃の気温16度にもなったのは幸運でした。

さて何処の部位に貼ろうかなあ、頭はもう手遅れだし

さて何処の部位に貼ろうかなあ、頭はもう手遅れだし


☆福禄寿 東覚寺(北区田端2-7-3)
JR田端駅から7分ほどにある山門に入ると、真っ赤な異様な姿の仁王様が2体、目につきます。「赤紙仁王」と呼ばれる金剛力士です。体の悪い部分と同じ部位に赤紙を貼って祈願すれば、病気が治るという風習があるのです。病気が治癒した人が奉納する草鞋がたくさん脇にありました。裏の立派な日本庭園も拝見しました。さて、本日の主役の福禄寿は30cmほどの厨子に収まり、緑の衣を着た木造仏でした。真言宗豊山派。

小さな福禄寿ですがお賽銭箱は・・・

小さな福禄寿ですがお賽銭箱は・・・


☆恵比寿 青雲禅寺(荒川区西日暮里3-6-4)

ふっくらした恵比寿様は赤い衣装を着て、左手に鯛、右手に釣り竿を持ち、海中の岩に座っておられました。ここは江戸時代花見の場所として賑わったので「花見寺」と呼ばれています。なるほど境内に今は葉を落とした大きなしだれ桜の木が2本ありました。臨済宗妙心寺派。

釣り竿の先には海老が(ン?)

釣り竿の先には海老が(ン?)


☆布袋尊 修性院(しゅしょういん)(西日暮里3-7-12) 
このあたりは「ひぐらしの里」といわれたので、布袋も「ひぐらし布袋」と呼ばれています。木造で“どてぇ~”とした巨大な体躯の上に破顔一笑のお顔が乗っていました。布袋様はそもそも中国の唐の末期に実在したとされる人物で、生活用具を入れた大袋を背負い、あちこち徘徊していた悠々自適の乞食坊主だったといわれています。となればかなり痩せていたはずなのに、それが神格化されると、このように肥満体になるから不思議です。

お前さん、お賽銭は幾らじゃな?

お前さん、お賽銭は幾らじゃな?

お寺は谷中銀座の北側の静かな通りにあり、ピンク色の塀には19枚ものユーモラスな布袋様のイラストが描かれたタイル画がはめ込まれていたので、すぐに分かりました。ここもかつては数々の花が咲き「花見寺」と呼ばれていたそうです。日蓮宗。

布袋様の前で皆さん安心して?集合写真を撮りました

布袋様の前で皆さん安心して?集合写真を撮りました

この後、道中にあった経王寺にちょっと立ち寄りました。ここは上野戦争の際、彰義隊士が隠れたため新政府軍の攻撃を受けた所で、山門に数発の弾痕が残っています。一瞬150年前の銃声が聞こえたような気がしました。

歴史の弾痕の向こう側は平成最後の年

歴史の弾痕の向こう側は平成最後の年


☆毘沙門天 天王寺(台東区谷中7-14-8)
毘沙門天像は伝教大師作と伝えられています。このお寺は目黒不動・湯島天神と共に「江戸の三富」といわれ、寺を維持するために幕府から富くじ興行を許されていました。幸田露伴の小説「五重塔」のモデルとなった五重塔は昭和32年に放火心中事件で焼失し、近くに塔址が残っています。なお、ここは平成23年5月の「谷・根・千めぐり」で訪れたことがあります。天台宗。

☆寿老人 長安寺(谷中5-2-22)
徳川家康が納めたものと伝えられている寿老人像は1mほどの木造の座像で、脇に1,500歳といわれる鹿を従えています。また、墓地の中程に狩野芳崖(日本画家)の墓がありました。臨済宗妙心寺派。

鹿でさえ1,500歳、寿老人に長寿を願って

鹿でさえ1,500歳、寿老人に長寿を願って


☆大黒天 護国院(台東区上野公園10-18)
ここの大黒天画像は徳川家光が贈ったものだそうです。その御前立として黒光りした穏和なお顔立ちの大黒様の立像がありました。本堂脇の庫裏の1階部分は昭和2年の建築で、国の登録有形文化財です。寛永寺の最初の子院で、天台宗。

家光寄贈の画像を従えて穏和な大黒天

家光寄贈の画像を従えて穏和な大黒天


☆弁才天 不忍池弁天堂(上野公園2-1)
森鷗外の旧宅跡を右にみて、左手の高台の「精養軒」を仰ぐ頃、疲労度はかなり増します。ようやく不忍池に到着。池の蓮は茎が折れ曲がり、寂寞とした冬枯れの様相を呈していましたが、島の中の弁天堂は人であふれかえっています。しかし弁天様は秘仏のため拝顔はできず、足どりが俄然重くなりました。見ることの叶わない弁才天は慈覚大師の作と伝えられ、八臂(八本腕)だそうです。そういえば井の頭池の弁天様も八臂でした。江戸時代、天海僧正が琵琶湖の竹生島になぞらえて不忍池に小島を造り、竹生島から弁才天を勧請して弁天堂を建てたといわれています。

夕日を浴びてカラ(?)元気溌剌笑顔の二十福神

夕日を浴びてカラ(?)元気溌剌笑顔の二十福神


【散策後の懇親会】

上野・アメ横のガード下にある「酒亭じゅらく上野店」で16時から行いました。11,000回足を動かした面々は椅子に張り付いたように動かず、酒のオーダーが速射砲のように放たれます。「じょっぱり(青森)」「車坂(山形)」「日高見(宮城)」を2時間飲んで、牛歩から千鳥足に変わった一同は上機嫌で上野駅に向かいました。

隅から隅までズイ~ッと「おめでとうさん」

隅から隅までズイ~ッと「おめでとうさん」


【参加者】
荒木・井垣・伊藤(徹)・大河原・大河原夫人・大島・小川・国友・栗原・小林(弘)・小山・佐藤(俊)・篠原・末次・鈴木・田中・野村・堀田・松村・山本(20名)

  (文:佐藤(俊)、写真:荒木)