第8回映画鑑賞会のお知らせ

映画研究会は第8回鑑賞会を下記の通り開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

●鑑   賞   日: 2016年6月20日(月)
●タ  イ    ト  ル: 『ふたりの桃源郷』(上映時間は約90分)
●あ  ら   す  じ: 次の通り。 
中国山地の奥深く、かつて戦災で焼け出されたある夫婦が「自分たちの食べるものは自分たちで作ろう」と切り開いた、電気も水道も通わない場所で暮らしていた。子が生まれ、高度経済成長期には子供の将来のために一度は山を離れたが、還暦を過ぎて余生を送る場所として再び山に戻った。
誰にも訪れる老いの問題や、離れて暮らす家族の葛藤と模索を経て、夫婦の亡き後、残された家族に芽生えたものには、現代における幸せのヒントがあった……。
●上    映    館: ポレポレ東中野
●集  合   日  時: 6月20日(月) 10時
●集  合   場  所: JR東中野駅西口改札前

●入     場    料: シニア 1,100円、一般 1,700円
             チケットは予約販売がないため、当日、鈴木が参加人数分を購入いたします。
●参加申込締切 : 6月18日(土)までにメールまたは電話、FAXでお申し込みください。
●申      込      先: 鈴木昭助   
                             E-mail: syouchan(at)k5.dion.ne.jp 【(at) を @ に置き換えてください)
                             TEL・FAX: 042-344-7423
            電話でのお申し込みの際はご自分の電話番号を必ずお伝えください。また、当方が留守の場合は伝言を入れておいてください。
●親     睦    会: 映画鑑賞後に 1 時間程度の親睦会を開催いたします。

 

 

 

第7回映画鑑賞会の報告

1.鑑    賞    日   時: 2016年4月1日(金)14:00~15:50
2.鑑    賞    映   画: 「家族はつらいよ」(¥1,150/人、座席予約¥50を含む)
                    山田洋二監督による家族のコメディードラマ
3.映        画       館: 立川シネマワン
4.  鑑賞後に懇親会: 映画館の近くの喫茶店で約1時間、ビール小瓶、紅茶の飲料のみでの懇
              親会
5.参加者(敬称略): 荒木、井垣、伊藤(徹)、栗原、竹内、福田夫妻、山本、鈴木(計9名)

鑑賞前に全員で

鑑賞前に全員で

 

鑑賞前のスナップショット

鑑賞前のスナップショット

《感  想》
映画は、家主(橋爪  功)が仲間とゴルフを楽しんだ後に小料理屋でその仲間と呑んで上機嫌で帰宅したが、この日は妻(吉行和子)の誕生日だったことをすっかり忘れていた。帰宅後に妻に誕生日であることを知らされ、いつものように靴下や着ているものを脱ぎっぱなしにしながら、妻に誕生日祝いは何が欲しいかと尋ねたところ450円欲しい(450円とは妻が既に署名、押印してあり、家主の署名と印を押してもらう離婚届のこと)と言葉を返された家主が驚いた画面から始まった。
この家族は家主夫婦、長男夫婦、孫2人の3世代と家主の次男の7人が同居し、他所に嫁いだ娘夫婦を含め家主夫婦の離婚騒動にからめて織成す、特に夫婦間のどちらかと言えば妻側の不満を主に挟んだ家族のコメディードラマでした。

結局はどの夫婦も互いに不満を言いながらも、家主夫婦の離婚騒動に関する家族会議の最中に家主が倒れて入院し無事退院したのを機に、家族の意味の尊さを認識して家主の妻は離婚届を破り、また次男も結婚してハッピーエンドのドラマでした。
キャストは橋爪功、吉行和子、夏川結衣らがさすがに演技派と映り、僅かな出演の笑福亭鶴瓶、笹野高史、小林稔侍らも存在感がありました

映画研究会でコメディー映画を鑑賞したのは今回が初めてです。

《懇親会》 (栗原さん、福田夫人は所用のため不参加)
・鑑賞の感想として、男性の意見で冗談半分自分も気を付けようとか、小声で女性は恐ろしいとかの言葉が聞かれました。
・偶にはこのようなコメディー映画も良いとの意見もあり、また今後の鑑賞映画の選び方などについて話し合いました。
・反省点として集合時間が少し早すぎたこと。
・今後の問題でもあるが、上映時間帯により懇親会の会場選びに苦労あり。

(文=鈴木、写真=荒木・鈴木)

 

第6回映画研究会の報告

1.開催日時: 2016年2月12日(日)
2.上  映  館: 新宿ピカデリー
3.タ イ ト ル: オデッセイ(米SF映画)
4.懇  親  会: 映画館近くの喫茶店で
5.参加者(敬称略): 荒木、井垣、栗原、鈴木(計4名)
映画研究会_201602 《感想》
あらすじは、次のとおりである。


火星探査クルーが火星で作業中に猛烈な砂嵐に見舞われ、火星から撤退を余儀なくされる際に植物学者のマーク(主人公)は折れたアンテナが胸に刺さったりして他のクルーより退避が遅れた。他のクルーはマークが亡くなったと判断してロケットに乗り火星を後にした。

一人残されたマークが4年後に予定されている火星探査機が来るまでに生きようとする様子を映したSF映画である。 マークは残された食料や資材を利用し植物学者の知識を生かして延命を図る。
例えば排泄物を肥料にしてジャガイモを栽培したり、失敗しながらも資材を利用したりして化学反応で水、空気、電機などを作り出す。

NASAではマーク救出のために食料を積んだロケットを打ち上げるも、離陸直後に爆発してしまう。この後に、中国から救出のためのロケットの提供を受け入れ軌道に乗せることに成功し、そこからマークの同僚が火星に向かいマークを救出した。

以上のようなSF映画であったが、マークが火星でいろいろなものを作ったことは生への大変な執念が映されていた。 滑稽と思ったことは、救出にあたり米国の火星探査でありながら中国のロケットが使われたことで、このことは中国人向けのサプライズとしか考えられない。
私見として、前評判が良かったのでこの映画を選んだが多少物足りない感が残った。 次回は納得のできる作品を選びたい。

《懇親会》
鑑賞後に4人全員で映画館の近くの喫茶店で1時間弱、コーヒーを飲みながら映画の感想と今後の映画研究会の運営方法について語り合った。

 (文と写真: 鈴木)