第59回ワイン研究会 報告

ワイン研究会の第59回例会を4月19日(金)に開催しました。

・日 時: 平成31年4月19日 15時-17時
・場 所: カフェ「カサ グランデ」(西武多摩湖線一橋学園駅傍)
・出席者:荒木、井垣、伊藤(順)、伊藤(徹)、小川、河崎、木本、栗原、佐藤(俊)、篠原夫妻、冨平、村木、横田、計14名(50音順・敬称略)

「平成」最後の例会となったこの日、3年ぶりに例会参加の横田康平さんを加えて定員満席の14名が揃った。参加者の来場とともに持参のワインも増えていき、フランス、スペイン、ドイツ、イタリアとヨーロッパワインが8本、オーストラリア、チリなどニューワールド組が4本と12本のボトルが揃ったが、日本のワインが味わえない寂しさもチョッピリ。

平成最後の乾杯役の籤を引いたのは小川さん。「令和に入って皆さん益々お元気に、そしてこの会も“500回(?)”と続きますように祈ってカンパーイ!」の声に合わせて暫くぶりチリのスパークリング・ロゼで元気に乾杯してスタートした。

平成最後の乾杯はベテランの小川さん

スペイン、ドイツの白を味わった後に登場したのが、オーストラリアの「野鳥が集まる場所」という意味の名の「クーヨン」。同国ペニンシュラ地域北端の涼しい水鳥の生息地に近いワイナリーの産。オーストラリア旅行の土産と聞いて現役時代の思い出などオーストラリア談義に花が咲く。白から赤に移って市議選から小宮山新監督への期待など話題が飛び交って、いつもの賑やかさになっていった。

この日ワインを飲みながら食べたカサグランデ特製の料理は「春キャベツのサラダ」「蒸し鶏のマリネ」「鶏むね肉」の三皿。最後の春巻き風に薄皮で包んだ「鶏むね肉」は一人4本とボリュームたっぷり。「とても食べきれない」と持ち帰る人も出た。

頃合いを見て「ワイキキタイム」に。今日のテーマは「ワインの産地」について。すでにご存知の「オールドワールド」と「ニューワールド」だが、長い歴史を持つヨーロッパワインのイメージは「農産物」、ニューワールドは「食品工業」的なスタート。その違いがワイン名やラベルの表示の仕方の違いになっているという。さらに、この新・旧世界のほかに新世界の一部に「第三勢力・冷涼系」ワインが台頭しつつあるということなども知った(遠藤誠著 「3つの法則で選ぶ美味しいワイン」永岡書店刊より引用)。続いての情報提供は、「ナチュラルワイン再脚光」と大見出しの特集記事(日経)の紹介。「自然派ワイン(オーガニックワインやビオワイン)」と「ナチュラルワイン」との違いも知った。

ワイキキタイムの皆さんは、?十年前の座布団帽姿を思い起こさせます

ワイキキタイムのあとは再び談笑タイムに。すっかりソムリエ役が板についた二人が各自のグラスの空き具合を見ながら飲むワインの順番を決め、そのワインについて持参者が説明をする場面が増えてきた。

そんなワインを二つ。その一つはスペインの「イニエスタ・コラソン・ロコ・ティント」。ご存知サッカーのスペイン代表で「FCバルセロナ」からJリーグ「ヴィッセル神戸」に移籍して話題になったA・イニエスタ選手がスペインのラ・マンチャ地区に所有する広大なワイナリーで造られたワイン。サッカーフアンにお薦め!

パーカーポイント「94」のワインはお口に合いましたか?

もう一つは、コーヒータイムが迫ってソムリエ役が「これで最後にしましょうか」と開けた南仏・コート・デュ・ローヌ産の「バスティード・ミラフロール」。ボトルの頭部に「94」のラベルが。この数字はパーカーポイントを表すという。パーカーポイントとは、世界で最も有名なワイン評論家R.M. パーカー氏によって評価される100点満点で表す評価方法で、「ワインの価格に関係なく公平なワインの選択には不可欠のもの」とされている。「94」点は高評価ワインという。

ソフトな売り込み・・・聞いているうちについ買ってしまいましたよ!

コーヒータイムに入ってお願いが2件。一つは稲門祭担当の村木さんから記念グッズ購入・奨学金寄付のお願い。早速手を挙げての申込みもあった。

アンケートを話題に、年代を超えて和気藹々と話し合います

あとの一つはワイン研会長からの「アンケート」のお願い。会長が言うには「次回例会は「令和」最初にして60回目、歳でいうと「還暦」に相当するのでワイン研も原点に戻って今後の運営を考えたいとして、常連参加者に協力要請があった。

「やっぱり今日は飲まないのかなぁ~」
「来月までお預けだって・・・また会おうな!」  レミーマルタン君をまた箱にしまう・・・ざんねん!

こうして2時間はいつもどおりの賑わいのなかで過ぎていった。結局この日飲んだワインは10本。2本は次回への持越しとしたが、実は外にブランデー「レミーマルタンXO」の持参があり、最後にこれを飲みたい派と次回への持越し派とに分かれて意見交換(?)の結果、「次回のお楽しみ!」として平成最後のワイン研はお開きとなった。

散会後は恒例・有志のカラオケタイム。この日参加の8名が、「招き猫」の店名そのままに新時代の幸せの招来を願いつつ「平成」最後のカラオケを楽しんだ。

次回は5月17日(金)15:00-17:00、「カサグランデ」で開催します。会費は2,000円(ワイン持参の方)。ワイン持参ない方は+1,000円。参加申込み14名まで受付。締め切りは5月10日(金)、井垣(090-1196-1471)まで早めにお申込みください。

(文=井垣、写真=荒木)




「ルネこだいら大ホール」が満員になった
男声合唱団「K・K・メンネルコール」の演奏会

藤田 昌煕(昭38・文)

2019年4月21日、小平の男声合唱団「K・K・メンネルコール」のリサイタルがありました。この合唱団、小平稲門会のメンバーが中心になって26年前に発足。当初は指揮者もなく、仲間同士の同好会でしたが、最近ではプロ歌手(テノール)を指揮者に迎え、レベルも向上。団員も40名になり、年々人気も上昇。今年はついに「ルネこだいら大ホール」が満員になる過熱状態。

ちなみに、今回の演目は…。
■ヨーロッパ学生歌:「Gaudeamus」
■J.アルカデルト作曲:「Ave Maria」
■作詞 南相馬市立小高中学校平成24年度卒業生・作曲 小田美樹:「群青」
■作詞 小口太郎・作曲 吉田千秋:「琵琶湖周航の歌」
■男声合唱組曲:「雨」
■作詞 山上路夫・作曲 木下忠司:「あゝ、人生に涙あり」
■山形民謡:「最上川舟唄」
■作詞 岩谷時子・作曲 弾 厚作:「海 その愛」
■このほか黒人霊歌など多数。

詳しい曲目解説が掲載されたA4判、
16ページ建てのプログラム


私が注目したのが、舞台後方に椅子が3脚置いてあったこと。
「誰かチェロでも演奏するのかな?」と思っていましたが・・・。最後まで楽器の演奏はありませんでした。
後で、出演者に聞いてみたところ、答えは・・・。
「我われの合唱団、何しろ高齢者が多いので・・・」
なんとこの合唱団、86歳を最高齢にメンバーは70歳代が多いという。
成程、2時間余、立ちっぱなしはきつい。舞台で倒れたら大変である。椅子はそのためだった。さいわい、椅子に座り込むメンバーもなく、2時間余のリサイタルは無事終了しました。

塩田さん、皆さん、ご苦労様でした !

舞台には椅子も用意すコンサート
                  ホールに響くシニアの歌声   (昌)

更に感動したのが、最後に車椅子のメンバーが仲間に押されて登場。全員でアンコールに応えて頂いたこと。感動で涙が止まらなかった。
有難う、「K・K・メンネルコール」!


国立西洋美術館開館60周年記念
「松方コレクション展」へ

第19回目の「美術館を巡る会」は上野の国立西洋美術館を訪ね、同館開館60周年記念「松方コレクション展」を見学します。
この展覧会では名高いゴッホの「アルルの寝室」など国内外に散逸した名品を含め、160点の作品を鑑賞できます。加えて100年にわたり時代の荒波に翻弄され続けたコレクションの歴史も学べます。
また、常設展も観られます。是非ご参加下さい。

実施要領
1.会 場:国立西洋美術館(上野公園内)
2.集 合:2019年6月14日(金)午後1時30分 JR上野駅公園口集合
3.行 程:美術品鑑賞  約2時間。その後、希望者で感想会。
4費 用:入館料1,600円+交通費
5.世話人:小山雄一 電話080-3736-1941

ご参加希望の方は6月10日(月)までに世話人までご連絡下さい。

(以 上)

第44回散策の会のお知らせ

散策の会の第44回例会は、「白金めぐり」です。

1.日時・集合場所
令和元年5月25日(土)午後1時00分
JR目黒駅 中央改札口前 集合

2.経路
JR目黒駅→庭園美術館→自然教育園→瑞聖寺→東大医科学研究所
→聖心女子学院(塀のみ)→プラチナ通り→恵比寿ガーデンプレイス
→恵比寿駅(解散)

3.参考情報
(1)入場料:庭園美術館は、65歳以上550円(要 年齢証明書)
                        自然教育園は、65歳以上無料(要 年齢証明書)
(2
)歩行数は約1万歩
(3)解散後、希望者で高田馬場にて懇親会を行う(会費 4,000円程度)

4.申し込み
5月19日までに佐藤(俊)の下記あてにお願いいたします。
090-9149-8977  または t-sato(at)ion.ocn.ne.jp【 (at)を@に置き換えてください 】

なお、懇親会出席希望の方で前日以降のキャンセルは、飲食代3,500円を申し受けます。

(以 上)

春の野川公園

小平市写真連盟 会員
國友康邦(38商)

この時期の早朝、野川公園でよく撮影するのですが、たまには夕方の写真も撮ってみようと思い立ち、行ってきました。

2019年4月2日、夕方
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2019年4月4日、早朝
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千鳥ヶ淵の桜

小平市写真連盟 会員
國友康邦(38商)

2019年4月1日、8時40分頃に、千鳥ヶ淵に桜を撮り行ってきました。少し満開には早いようでした。7~8分咲きかな。
やはり千鳥ヶ淵の桜は見ごたえがありますね。

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NORTHERN SIX BIG BAND
ハートフルコンサート2019のお知らせ

20周年ありがとう !  これまらも音楽とともに・・・

NORTHERN SIX BIG BANDの第20回定期演奏会は、次の要領で開かれます。
●日 時: 2019年5月19日(日) 開場13:30・開演14:00
●会 場: 保谷こもれびホール メインホール 電話042-421-1919
     西東京市中町1-5-1(西東京市役所保谷市庁舎となり)
●スペシャルゲ ス ト:  佐藤允彦(ピアノ)
●入場料:  無料・自由席
●後 援: 西東京市・西東京市教育委員会・(一社)西東京市文化芸術振興会


第18回 ゲストティーチャー活動報告

第18回ゲストティーチャー活動を2019年2月20日に小平市立小平第二小学校6年生の2クラスを対象に実施しました(同校では6回目)。

講師は、今回がゲストティーチャー9回目の大島二典さんと10回目の峯岸敏雄さんのベテランお二人。テーマは大島さんが「海外での仕事と暮らし」、峯岸さんが「百貨店を探検してみよう」でした。
同校でのゲストティーチャーの授業時間は前回まで1時限が45分で2時限90分おこなっておりましたが、同校の意向で今回から1時限45分に短縮されました。その関係でお二人の講師は授業内容の構成で苦労され、児童から理解を得る授業にするために担任教師と綿密な事前打ち合わせをおこないました。

大島さんは、サラリーマン時代の10数年にわたる海外生活で特にオーストラリア駐在時の体験をプロジェクターで説明されました。また、海外赴任当時に英語のヒアリングでの苦労話・日本の企業が何故海外に出ていくか・日本人と外国人の国民性(外国人はYESとNOをはっきり言う・論理的に納得しないと仕事をしないとか)の違いなどを伝授されていました。授業の最後のほうでは児童からノンエアータイヤについての質問もありました。

峯岸さんは、やはりサラリーマン時代に勤務した百貨店に関しての話をされました。百貨店の中でお客さんから一番多く尋ねられることは何かなどを質疑応答や、ご挨拶のロールプレイ、接客の際注意すべきことなどのケーススタディーなどで、デパートの最大の特徴はお客さまに「今日は楽しく買い物が出来たね」と感じて頂ける「おもてなし」であること、これからAIがより発達する中でも「人」による「おもてなし」は益々重要になってくると思うというお話をしました。

2クラスとも児童は真面目な授業態度だったと思います。中には一生懸命講師の言葉をノートにメモっている児童もおりました。
授業終了後に豊田副校長先生、担任の岩佐先生、佐伯先生にお礼の挨拶をして下校しました。

豊田副校長先生(中央)と講師の峯岸さん(左)、大島さん


●小平稲門会の当日参観者(敬称略):栗原、國友、小山、鈴木、塚本。

(鈴木昭助 記)

平成31年新春交歓会 賑やかに開催

小平稲門会 次の時代へいざ序幕

大寒の寒さも和らいだ2月2日午後、新春交歓会がルネこだいらレセプションホールにおいて、来賓6名、会員63名の参加を得て賑やかに開催されました。平成とともに歩んできた小平稲門会の設立30周年記念行事の掉尾を飾るにふさわしく大盛会となりました。

冒頭、小平稲門会・栗原政博会長は昨年春からの30周年記念の充実した活動に感謝を述べられ、次の時代に向かってさらなる活性化を呼びかけました。
来賓の小林正則・小平市長、滝口幸一・市議会議長(平8文)からは地域社会において小平稲門会への期待と会員へのエールのご挨拶をいただき、小平三田会・剣持庸一幹事長からは、ご挨拶とともに稲門会・三田会共同活動のご提案もいただきました。

【左から】来賓の小林市長、滝口議長、剣持・小平三田会幹事長

ハーモニカによる校歌演奏でお馴染みの飛田護道さん(35教育)のお元気な乾杯のご発声でいよいよ開宴。30周年記念とあって幹事も大奮発、恵方巻などのご馳走と銘酒も盛り沢山に用意され、賑やかに交歓の輪が広がりました。
記念活動スタンプラリーの表彰、そして全員参加のビンゴゲーム、例年よりも豪華な賞品を前にして数字が読み上げられるたびに歓声とため息、大いに盛り上がりました。
興奮冷めやらぬ中、調布稲門会・嶋田浩一さんが登場、第二校歌の「人生劇場・口上」を披露していただきました。正調節を聴くのは初めてという会員も多く、熱演に応えるように会場からは大きな拍手に大合唱、時に絶妙な掛け声とやんやの大喝采。「早稲田に学んで 波風受けて・・・」と歌いながら、皆さん数十年前の早稲田の青春を思い出されている様子でした。

竹内さん(左)のリードと飛田さん(右)のハーモニカ演奏により、全員で校歌斉唱

  閉会の辞を述べる井垣副会長


竹内吉夫さん(49商)リードの「都の西北」斉唱の声も特別に大きかったと思います。

皆さん、それぞれの「人生劇場」を胸に、いつもより少し背筋を伸ばしながら、会場を後にしました。

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■当日参加者(敬称略): 合計69名
【来賓:6名】
小林正則(小平市長)、滝口幸一(小平市議会議長・小平稲門会会員)、寺田節(小平三田会副会長)、剣持庸一(小平三田会幹事長)、芦澤友雄(調布稲門会幹事長)、嶋田浩一(調布稲門会)
【会員:63名】
荒木彌榮子(39文)、井垣昭(36法)、石井道彌(27文)、伊藤順藏(29政経)、伊藤徹(44法)、今井右子(53文)、大島二典(44理工)、大野照藏(39法)、大屋元治(30商)、梶川允(43理工)、勝見亮助(45社学)、河崎健治(46政経)、北橋捷之(42商)、木村仁(63社学)、木本芳樹(49理工)、國友康邦(38商)、久保田節子(47文)、 栗原政博(39政経)、神波節夫(45政経)、小嶋弘(41商)、小森和彦(44法)、小山雄一(43法)、斉藤和久(44理工)、櫻井英夫(46法)、佐藤俊雄(33教育)、佐藤良三  (27法)、塩田智男(31法)、篠田義明(32教育)、篠原哲(46理工)、末次浩一郎(47政経)、杉浦端(47理工)、鈴木昭助(42商)、瀧川清(49政経)、滝口幸一(平8文)、滝沢公夫(30法)、竹内吉夫(49商)、田中康彦(50理工)、塚本恵三(48理工)、土井洪二(40商)、百々謙治郎(50政経)、飛田護道(35教育)、富澤七郎(33商)、冨平茂(48理工)、西村弘(35教育)、野村吉宏(36政経)、早川三雄(46法)、日髙文雄(48文)、平澤洋(47政経)、比留間進(46文)、二又祐一(47商)、増田峰夫(34法)、松尾寛敏(48政経)、松本史郎(48教育)、松村純夫(51政経)、三塚博(45商)、峯岸敏雄(44政経)、宮寺賢一(42政経)、牟田忠純(35理工)、村上征徳(35政経)、 村木央明(46政経)、山口弘毅(34政経)、山口勝(41商)、若林覚(46政経)