会長退任にあたって
~4年間有難うございました~

小平稲門会前会長 栗原 政博(39 政経)


この度、任期満了を機に会長を退任し、大島新会長にバトンタッチいたしました。

微力ながら全力で取り組んでまいりましたが、期待された役割は何とか果たせたのだろうか、心許ない思いがあります。

最大の思い出は30周年記念活動です。多くの会員の皆様と共に華々しく賑やかな催しを大いに楽しみました。また、これらの活動を含め平成の時代と共に歩んだ小平稲門会の軌跡を『小平稲門会設立30周年記念誌 広げよう和と輪を! 』として刊行することが出来ました。巡り合わせとはいえ、私は非常に幸運であったと考えています。

4年間を務めることが出来ましたのは、偏に、会員の皆様のご熱意、共に汗を流していただいた役員の皆様のご理解・ご協力、大学・校友会並びに三多摩支部各稲門会の方々のご支援のお蔭であります。真に有難うございました。改めまして皆様に心より厚くお礼と感謝申し上げます。

任期最後の7カ月は、新型コロナ感染予防のため稲門会活動の自粛を強いられ、辛いもどかしい思いもしました。やはり、忘れられない思い出になります。
知恵を絞った対応が不十分であったことは残念であり、会員の皆様に対し申し訳ないとの思いも残ります。

地域貢献活動の更なる発展、会員増強活動の充実等の課題は残りましたが、不断の努力を積み重ねていく必要のあるテーマだろうと思います。
加えて、これからはコロナ感染予防のための新たな社会様式にも対応する必要があるでしょう。

新役員の皆様には、大島会長のリーダーシップのもと、“元気で明るく楽しい、何でも話し合える稲門会”を中心に据えつつ上記課題にも取り組まれ、小平稲門会を更に発展させていただきたいと願っております。

大島丸の船出に会員の皆様と共に熱いエールを送ります。 
フレーフレー 大島丸 !!

会長就任にあたって

小平稲門会会長 大島 二典(44理工)

コロナ禍の下、皆様に直接お会いできませんので、この場をお借りしご挨拶申し上げます。

2020年10月16日、総会書面審議内容が承認され、栗原会長の後任として第5代会長に就任いたしました。
歴代会長が残された輝かしい足跡や存在感を引継げるかは、はなはだ心許ないところでありますが、この重責を果たすべく微力ながら会務に邁進する所存です。ご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

イベント・同好会・地域貢献活動等の基本施策の活性化は既方針を継続します。就任にあたり現在の状況、重点的に進めたいことを説明させていただきます。

体制の若返り、新体制へのスムースな移行・確立
本役員改選では、次世代へ移行のために25名中16名が新任/準新任という大幅な入替え、若返りを図りました。
フレッシュな発想で新しい息吹が生まれてくると確信しております。皆様に楽しんでいただけるものにしたいと考えていますのでご期待下さい。

前体制の基本方針「総合力の強み」を継続するために、又、新担当者が多いので各職務を複数人構成のチーム制にし分科会活動として活発化を図りたいと考えています。

今回は小生が担当した過去12年間に例の無い大幅な改選で、スムースなスタートに全力を尽くします。一方でそれなりの時間が必要だと思います。どうか温かい目で見まもっていただきご支援をお願いします。

コロナと共生できる体制(ウェブ活用、分科会活動等)
当面はコロナと共生せざるを得ませんが、これを一つのチャンスととらえ、時代変革にミートできる活動にしていきたいと考えています。

具体的には、メール会員拡大をベースに、ホームページの充実、メール利用による会員への情報供与・交信の拡大、Zoom会議の利用等を広げて行きます。

小グループ活動の模索(分科会、地域・新入会員単位活動)
コロナ禍の下、大人数での会合は難しい状況です。前項のZoomによる分科会会議に加え、地域担当者のリードによる地域単位の小活動。新入会員を対象とした少人数での顔合わせなどの可能性を模索していきます。

会員増強基本活動の強化
小平稲門会は年々高齢化が進み、コロナ影響による新会員勧誘活動の鈍化もあり、会員数は150名程度になる見込みです。これは2014年以来の低水準で危機的な状況です。勿論、会活動の活性化など受皿の充実には注力していきますが、戸別訪問による新会員勧誘活動など地道な基本活動を強化していきたいと考えています。

小平稲門会は会員の皆様があってこその存在です。皆様とともに、コロナと共生できる、小平稲門会ならではの新活動様式を作り、より楽しい、広がりのある、新しい稲門会を作り上げていきましょう。

皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

小平稲門会第32回通常総会
~コロナ禍の下 書面審議で実施~

=新体制スタート=
栗原会長から大島新会長へバトンタッチ

小平稲門会第32回通常総会はコロナ禍の下、書面審議総会という異例の対応となった。
2020年10月16日(金)18時、小平市中央公民館学習室No.4に、新旧役員28名が参集。公民館使用基準厳守・三密回避徹底の上開催した。
会は栗原政博会長(39 政経)の挨拶でスタート。例年の総会に倣って井垣昭副会長(36 法)の司会で進行した。

まず、大野照藏監査役(39 法)、穂積健児新監査役(42 教育)により、全154名の会員に事前に審議を依頼した回答葉書の確認作業が行われた。結果、第1号~第6号の全ての提案議案が承認され(下表を参照)、栗原会長に替わって第5代会長に大島二典氏が就任した。

回答葉書の確認作業を行う穂積(左)、大野両監査役

フェイスシールドとマスク姿で「グータッチ」をする大島新会長(左)と栗原会長


通常の総会参加者数を大幅に上回る110名の多数の回答。その回答葉書には、「会計資料の見やすさ改善要望」「ニュースなどのメール配信曜日の特定を望む」「稲門会の行事の幅を広げ、対象も一般市民に広げては」など、通常の対面式総会では出てこない意見も寄せられ、書面審議ではのメリットを感じられた。

引続き新旧役員の挨拶が行われ、栗原会長は、30周年記念活動などを見事に成し遂げた思い出などを語り、会員に感謝の意を表した。大島新会長は、会長を引受けるにあたっての思いと、コロナ禍に対応する活動方針として、チーム制、ウェブ・Zoomの利用、小グループ活動、会員勧誘基本活動強化などを提案。皆で楽しくやろうと呼び掛けた。

新幹事には初めて会う会員もいて、一同初めて聞く話を興味深く聴き入った。フレッシュな挨拶が続き、新体制スタートにあたって、役員の皆様が新たな知己を得て和やかなスタートとなった。

新幹事に就任した、左から森田健次、田中一俊、宮本義信、瀧川清、荒井桂、比留間進の各氏

さらに、物故者への黙祷。ご長寿者紹介とお祝品は宅配便で対象者(5名)にお届けしたむねの報告があった。
粛々と進行した会議は、最後にコロナに負けずに、楽しい活動の復活を目指して頑張っていこうと誓い合い散会となった。

(文=大島二典、写真=國友康邦)

◆会長就任にあたって・・・第5代大島二典会長のメッセージは、こちら
◆会長退任にあたって・・・第4代栗原政博会長のメッセージは、こちら

新型コロナウイルスの影響拡大に伴う
小平稲門会の対応についてNo. 4

2020年7月1日

小平稲門会会員の皆様へ

小平稲門会会長・栗原政博

新型コロナウイルス影響の先行き不透明で不安な状況が続きます。
会員の皆様には、4月の時点で、小平稲門会の活動を6月末まで休止し、7月以降の活動については6月中旬にお知らせするとしておりました。

そのような状況の中、5月下旬に、早稲田大学校友会から田中愛治総長・校友会会長、萬代晃校友会代表幹事連名で「新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う2020年度ホームカミングデー・稲門祭の開催中止および校友会各支部・稲門会への要請期間延長(年内)について」の4回目の活動自粛要請が届きました。校友会自ら大イベントである「稲門祭」中止を決定すると共に、各稲門会に「総会などのイベント」の開催自粛を求める厳しいものとなっております。

小平稲門会としても上記要請を重く受け止め、対応法を常任役員会で協議の結果、「7月から12月までに小平稲門会か須藤は、原則として全てを中止・延期」することと決定いたしました。
生活に彩りを添える場を皆様に提供できないことは誠に残念でありますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
尚、総会につきましては、「書面審議による総会」の実施都市、皆様に事前の総会議案書を郵送しご審議いただきますので、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

皆様と共に自衛・自粛を心がけ、一刻も早い終息を願い、皆様との再会を楽しみにしております。

********************

小平稲門会行事・同好会などの対応について

◆予定されていた行事
・夏の集い(7月下旬~8月上旬予定):中止
・第32回総会(10月10日予定):通常の形式での開催は中止。「書面審議による総会」を開催予定
・稲門祭(10月18日):校友会として中止
・語りの会(10月下旬予定):中止

・秋の早慶戦応援ツアー(10月下旬~11月上旬予定):中止
・秋の集いBBQパーティー(11月予定):中止

◆小平市が主催するイベント(市としての実施は未定)
・小平市民まつり(10月18日):参加中止

・晩秋のグリーンロードウオーク(11月予定):参加中止

◆各同好会活動:12月末までは、原則中止・延期
個別には、会長・世話人が総合的に考えて感染リスクが極めて少ないと判断した場合、実施については各会長・世話人の判断に任せることとさせていただきます。

*個々の同好会の対応については、各同好会会長・世話人にお問い合わせください。

◆早稲田大学校友会、東京三多摩支部関係:原則として全面活動中止(詳細省略)

◆小平稲門会役員会
①7月2日:中止  ②9月3日:9月中に実施予定  ③11月:11月中に実施予定

(以 上)

「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急支援金」へのご支援のお願い

2020年5月吉日

 小平稲門会会員の皆様へ

小平稲門会会長 栗原 政博

「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急支援金」へのご支援のお願い
―学生のために皆様の力をお貸しください―

拝啓 新緑の候 コロナウイルスが猛威を振るう中、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。  

早稲田大学は、今般の新型コロナウイルス感染症拡大により、学費を負担する保護者等の家計急変や学生本人のアルバイト収入激減により経済的に困窮している学生が増えていることから、就学継続のための緊急支援金、PC・WiFi機器貸し出し等のオンライン授業受講支援および、既存の家計急変者のための奨学金の増強を含めた総額約5億円の緊急支援策を講じております。
さらなる支援の拡大と継続のため、校友会をはじめとする個人・団体・法人へ、田中愛治早稲田大学総長、齋藤美穂早稲田大学常任理事(募金総括)、萬代晃早稲田大学校友会代表幹事の連名で支援要請が来ております。

小平稲門会としても、緊急事態宣言発令という今までに例を見ない非常事態ですので、学生の就学支援のために、これに応えたいと考えております。そこで、下記要項により皆様から支援金を募ることにいたします。何卒皆様の厚いご支援とご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
コロナウイルスの先行きが見えない不安定な状況ですので、皆様にも十分な自衛・体調管理のうえ健康第一でお過ごし下さるようお祈り申し上げます。

敬 具

支 援 金 募 集 要 項

【募集金額
・1口 1,000円(何口でも結構です)
募集金はまとめて小平稲門会として「緊急支援金」へ寄付いたします。

【振  込  先】

・口座記号番号:00180-8-35241
・加入者名=小平稲門会
お近くの郵便局で郵便振替でお願い致します。大変恐縮ですが、振込手数料は各自でご負担下さい。
尚、銀行振込やネットバンキングをご利用になる方は、ゆうちょ銀行の下記口座にお振り込み下さい。
・店名:〇一九店
・店番号:019
・預金科目:当座預金
・口座番号:0035241
・受取人名:小平稲門会

【締め切り
7月末

【お問い合わせ先】
・小平稲門会事務局
 大島 二典:187-0032 東京都小平市小川町1-851-12
       電話 & Fax  042-342-5942

 

新型コロナウイルスの影響拡大に伴う
小平稲門会の対応についてNo. 3
(活動自粛期間延長要請: 6/末&9月19日まで)

小平稲門会会員の皆様へ

小平稲門会会長 栗原 政博

新型コロナウィルス感染は拡大の一途、緊急事態宣言・外出自粛要請も出され予断を許さぬ厳しい状況になっています。
3月25日にお願いしました「活動自粛要請」に引き続きまして、再度、校友会から田中愛治総長・校友会会長、萬代晃校友会代表幹事連名の要請書【新型コロナウイルスの影響拡大に伴う校友会各支部・稲門会への要請期間延長(9月19日まで)】が届きました。

小平稲門会においては、各種会合・イベント等の稲門会活動について、コロナウイルスの感染状況を注視しながら、2段階に分けて対応したいと考えております。
度重なる自粛時期延長要請ですが、状況ご勘案のうえ、ご了承・ご協力のほどよろしくお願いいたします。


1.第1ステップとして6月末まで、各活動を原則として中止・延期とさせていただく。
同好会活動につきましても原則中止とさせていただき、個別には、会長・世話人が総合的に考えて感染リスクが極めて少ないと判断した場合、実施については各会長・世話人の判断に任せることとさせていただきます。
*個々の同好会の対応については、各同好会会長・世話人の方にお問い合わせください。

2.第2ステップとして、状況を注視して6月中旬に、9月19日までの各活動への対応を判断させていただく。

3.個別案件:6月末までの活動について
①4月19日「小平グリーンロード歩こう会」中止(市として中止)
②早慶戦応援ツアー:中止
(東京六大学野球連盟としては、開催時期を5月下旬に延期決定。1試合総当たり制のリーグ戦形式を決定。その他詳細は不明)

4.7月以降の活動:6月中旬に判断するもの
①夏の集い:実施想定時期を7/下~8/上として、6月中旬に実施可否を判断
②「語りの会」:別途詳細は調整させていただく。

5.尚、3月度&5月度にポスティングで配布予定の資料については、郵送にて対応させていただきます。

会員の皆様も、外出の自粛、三密を避けるなど、自衛・体調管理にお努めくださいますようお願い申し上げます。

【校友会要請要旨】:参考
早稲田大学校友会は事態の深刻さと今後の収束が見込めない状況を踏まえて、9月卒業式の前日である9月19日(土)まで、会議・各種総会・会合・イベント等の校友会・稲門会活動を中止・延期とする措置を延長させていただきます。

6月27日(土)に予定しておりました「臨時代議員会」、7月4日(土)に予定しておりました「全国支部長会」についても中止といたします。
また、在学生・受験生・一般来場者への感染防止の観点から「早稲田大学演奏旅行2020」についても今年度は中止といたします。
なお、920日(日)以降の対応につきましては、国内外の感染状況を注視した上で、あらためて周知いたします。なにとぞご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

校友の皆様におかれましては、健康面・安全面を第一にお考えいただき、くれぐれも自衛と体調管理にお努めくださいますようお願い申し上げます。

(以 上)

新型コロナウイルスの影響拡大に伴う
小平稲門会の対応について No. 2

小平稲門会会員の皆様へ

小平稲門会会長 栗原 政博

新型コロナウィルス感染は拡大傾向を示しており、予断を許さぬ状況になっております。

2月29日にお願いしました「活動自粛要請」に引き続きまして、再度、校友会から田中愛治総長・校友会会長、萬代晃校友会代表幹事連名の要請書【新型コロナウイルスの影響拡大に伴う校友会各支部・稲門会への要請期間延長(4月末日まで)】が届きました。

小平稲門会においても、本要請を重く受けとめ、各種会合・イベント等の稲門会活動につきましては、4月末まで、原則として中止・延期とさせていただきます。
ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

尚、同好会活動につきましても原則中止とさせていただき、個別には、会長・世話人が総合的に考えて感染リスクが極めて少ないと判断した場合、実施については各会長・世話人の判断に任せることとさせていただきます。
*個々の同好会の対応については、各同好会会長・世話人の方にお問い合わせください。

会員の皆様も、不要不急の外出を控え、マスク着用、うがい・手洗いの励行など、自衛・体調管理にお努めくださいますようお願い申し上げます。

【校友会要請要旨】(参考)
国内のウイルス感染は収束の兆しが見えずに益々拡大している状況であることや、校友の皆様におかれましては、感染リスクが高いと言われているご高齢の方も多いことを踏まえ、各種総会・会合・イベント等の校友会・稲門会活動につきましては、原則として中止・延期とする要請を47月末日までに延長させていただきます。

諸活動において、審議や相談が必要な場合でも、メール・郵送・電話など極力感染リスクの少ない形でご対応いただけましたら幸いです。
あわせて校友サロンにつきましても4月末日まで閉室延長とさせていただきます。

以 上

 

新型コロナウイルスの影響拡大に伴う
小平稲門会の対応について

小平稲門会会員の皆様へ

小平稲門会会長 栗原 政博

早稲田大学校友会から田中愛治総長・校友会会長、萬代晃校友会代表幹事連名で、「新型コロナウイルスの影響拡大に伴う校友会各支部・各稲門会への要請」が届きました。

本要請を重く受けとめ、小平稲門会としては、3月中に予定されている諸活動に関して「原則として中止・延期」の方針で対応することといたしました。
状況ご勘案の上、ご協力、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

会員の皆様も、不要不急の外出を控え、うがい・手洗いの励行など、自衛・体調管理にお努めくださいますようお願い申し上げます。

A.各種予定
(1)3月28日開催予定の「お花見の会」は中止
(2)3月5日開催の「役員会」は中止
(3)同好会活動は原則中止
同好会会長・世話人が総合的に考えて感染リスクが極めて少ないと判断した場合、実施については各会長・世話人の判断に任せる。

*個々の同好会の対応については、各同好会会長・世話人の方にお問い合わせください。


B.会員への本方針の広報
(1)会員の皆様への広報は、メール一斉発信。ホームページの利用。必要に応じてFAXなどを利用して行う。
(2)3月のポスティングは中止し、5月に一緒にポスティングをする。

以 上

「30周年記念誌」を刊行

記念誌発刊にあたって

小平稲門会会長 栗原 政博


 小平稲門会は、平成元年設立以来30年という大きな節目を迎えました。
 これを祝い、平成30年4月のお花見の会から平成31年2月の新春交歓会迄の約1年間に亘り祝賀行事・イベントを盛大に展開し、楽しみました。
 このような大きな節目を祝うことが出来ましたのは、この間に会運営に携わってこられた役員、各同好会の世話人、そして活動に参加し会を支えて頂いた会員の皆様方の熱意とご尽力のお蔭であります。加えて、早稲田大学並びに校友会本部、近隣稲門会の方々の常日頃からのあたたかいご指導ご鞭撻のお蔭でもあります。ここに、関係各位に改めまして心から感謝いたしますと共に厚く御礼申し上げます。   

 顧みますと、この30年は平らな道ばかりではなかったと思いますが、いつの時代にも、会員の皆様のご要望に対応しながら、小平稲門会の初心である、「明るく楽しい、何でも話し合える気楽な親睦団体」を実現すべく歩んで来た道であったろうと思います。
 近時は、四季を通しての全体行事、多彩な17の同好会、ゲストティーチャーや市民の皆様と一緒に楽しむコンサート等の地域貢献活動、現役学生を諸行事に招待する取組み等活動の幅と深みを増しています。

 かかる時に、設立30周年を記念し、後世にも足跡を残し未来のさらなる大きな節目のベースになればとの願いで小平稲門会初の記念誌を発刊いたしました。30年の歩みをストーリーとして取りまとめるとともに、多くの会員の皆様からのご寄稿を掲載し、平成の世に歩んだ小平稲門会の姿をしっかり残したいとの思いで編集いたしましたので、是非お目を通されますようお願い申し上げます。  

 これから日本が令和の時代に歩みを進めるのと時を同じくして、私達小平稲門会も更なる大きな節目に向かって新たな一歩を踏み出しております。

 会員の高齢化が進む中、若手や女性を含めいかに会員を拡大していくか大きな課題を抱えていますが、叡智を絞り取り組み続けなければなりません。早稲田と小平のご縁でつながる気の置けない仲間の会として、日々の生活に彩りを添える存在であり続けたいと願い、役員一同、引き続き精いっぱいの努力を重ねてまいりますので、今後とも皆様のご支援とご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

******************************

『小平稲門会設立30周年記念誌』
■目 次
第Ⅰ部 30年のあゆみ
第Ⅱ部 30周年を祝う
第Ⅲ部 和を深める~同好会活動
第Ⅳ部 輪を広げる~地域貢献活動
第Ⅴ部 いなほ随想
資料
■仕様・体裁
判型=A 4判、製本=並製、ページ数=本文128ページ、印刷=4色

2018年秋の集い バーベキューパーティー
早大生・家族参加のもと盛大に開催

小平稲門会設立30周年

11月3日、文化の日。「これぞ日本晴れ!」という青空の下、鈴木町・小林農園の庭先をお借りして、「秋の集い バーベキューパーティー」を開催しました。

晴天の下、たらふく食べた・飲んだ笑顔の参加者

小林農園さんには毎年変わらず、会場、道具類などをご提供いただき、本当に感謝です。同好会「楽農会」の収穫祭から始まった「秋の集い」も今や多くの稲門会会員の参加を得て、秋の恒例イベントとしてしっかり定着し、皆さん開催を楽しみに待つ行事となりました。特に本年は小平稲門会設立30周年を記念して、「家族と一緒に楽しもう!」との呼びかけに、ご夫妻での参加が3組、お孫さんも1人参加と、一層の盛会となりました。ドイツ、スペインからの3人の留学生を含む5人の現役学生、さらにお隣の西東京稲門会からは古賀会長、松尾さん、緒方さんも駆けつけて、盛り上げに一役買ってくれました。

「楽農会」からは夏の猛暑にも負けず、丹精込めて育てあげた里芋、大根、ネギなど沢山の採れたて野菜を提供していただきました。加えて小川浩史さん(昭35法)からは八ヶ岳山麓で作ったかぼちゃの差し入れ、大屋元治さん(昭30商)には小田原からさつま揚げをお持ちいただき、新鮮な食材が盛りだくさん。

学生も交え楽しい「焼き」作業

応えるように幹事一同も朝早くから準備を進め、豚汁、焼きそば、焼肉作りに精を出し、例年以上に好評をいただいたようです。お酒も入って談笑の後、気持ち良くなったころに輪投げゲーム。一投一投に大きな歓声があがり、皆さん素晴らしい賞品に大喜びでした。

栗原会長(左から3番目)と参加した学生諸君

抜けるような青空、穏やかな日差し、美味しい料理とお酒、楽しい仲間との歓談と秋の一日を楽しみ、英気を養うことが出来ました。現役学生の参加も年ごとに増えて、双方新鮮な出会いを楽しみました。そして留学生のゲストとの交流も出来て、まさに小平稲門会にもグローバルユニバーシティー・ワセダビジョンの輪が広がってきていることを感じました。

(早川三雄記)

【参加者(敬称略):42名+オーナー家族】
来賓:3名
古賀良郎(西東京稲門会会長)、緒方章(西東京稲門会幹事
長)、松尾良久(西東京稲門会監査)
会員・家族:34名
荒木彌榮子、井垣昭、石井道彌、伊藤順蔵、伊藤徹、今井右子、大島二典、大島孫、大屋元治、小川浩史、河崎健治、河崎夫人、國友康邦、久保田節子、栗原政博、古林繁、小山雄一、佐藤俊雄、篠原哲、篠原夫人、鈴木昭助、志村智雄、瀧川清、谷憲治、百々謙治郎、中村泰三、橋本勝弘、橋本夫人、早川三雄、平澤洋、松尾寛敏、村上征徳、山本浩、
横田康平
招待・早稲田大学学生:5名
黒澤彩(スポ科博2)、木村賢二郎(社学6)、シュテフェン・コッホ(アジア太平洋
研1)、ロマンサモラ・ヘススアルマンド(アジア太平洋研1)、デーケリング・アナ(社学研1)