第18回寄席研究会報告

第18回寄席研究会は10月25日(水)、新宿末廣亭で10月下席昼の部観賞会を開催しました。今回も落語協会担当の寄席でした。末廣亭は落語芸術協会の寄席と10日毎に交替で開催されます。
寄席研究会_201710
前回6月開催の時は、開演早々に2階席まで埋まり、会員2名が入場出来ないというハプニングがありましたが、今回は通常通り(というより通常以下)で30名の団体予約があったものの1階だけで納まりました。

前半のお目当ては桂才賀、1年前の寄席研でトリをとった時と同じ演題の新作「カラオケ刑務所」でしたが、罪状と歌詞がピッタリで観客を沸かせました。超ベテランの三遊亭円丈は、前代未聞のカンペを目の前に置いての落語でしたが、円丈ならまあいいかという雰囲気でした。お中入り前の柳家小さんの「親子酒」は先代の父親も得意の噺で、聞きごたえのあるものと思いました。

後半の柳家小里んは、囲碁の対戦に泥棒が絡むという噺(題名?)で、テンポが良くベテランの味が出ていたと思います。
トリは入船亭扇好で、私は彼の落語を聞くのは初めてです。(兄弟弟子の扇辰は高校の後輩で何度も聞いていますが。)
演題はお馴染みの江戸っ子の拾った財布をめぐる喧嘩から始まる「大岡裁き・三方一両損」でしたが、張り切りすぎてか何回かかんでしまったようです。

終演後は恒例の焼き鳥屋・庄助で懇親会を行いましたが、寄席の話以上に先日の稲門祭そして総選挙の話で盛り上がりました。
次回は来年2月を予定しています。是非ご参加下さい。

★参加者:井垣、国友、栗原、末次、松村、山本、伊藤、以上7名(敬称略)

(文=伊藤、写真=国友)

 

 

 

第4回ワイナリー見学ツアー報告

10月の第42回ワイン研究会は、昨年に続き「第4回ワイナリー見学ツアー」として行いました。

・日  時:平成29(2017)年10月20日 8時30分出発-17時30分帰着
・訪問先:
ルミエールワイナリー(笛吹市)―フレンチダイニング竜― Kisvinワイナリー ―乾徳山恵林寺(以上 甲州市塩山)
・参加者:23名(50音順・敬称略)
井垣、伊藤(徹)、小川、梶川、国友、栗原、佐藤、篠原、末次、滝沢、冨平、野村、早川、福田、松村、村木、山本(以上 男性17名)
荒木、小林(弘)、坂本、浜田、福田、片岡(以上 女性6名)

今回のツアーは、創業130年、日本最古のワイン醸造用地下発酵槽を持つルミエールワイナリーと、発足4年ながらそのぶどう栽培とワイン造りに業界が注目するKisvin(キスヴィン)ワイナリーの歴史の異なる2社を訪れようというもの。その間に挟まるランチタイムも乞うご期待。

秋を飛び越して一気に冬を迎えたかのような前夜からの雨の中を参加者全員、元気に小平駅前に集まった。
定刻にスタートしたバスは小雨降る中央高速を山梨へ。今回5名のツアー初参加者がいて、改めて全員で自己紹介。和やかな雰囲気に移る頃合いをみて、恒例の缶ビール車内販売。ビール営業が本職だった松村さん、さすがの声掛けでたちまち売切った。

ビールは完売! 観光マップでお勉強!

ビールは完売! 観光マップでお勉強!

「皆さんご心配なく。山梨に入ったら富士山が見えますよ!」と道中ガイド役を買って出た「山梨観光大使」の早川さん、勤務していた出版社のコミックを使っての「甲州」ぶどうの生い立ちの説明や、観光マップの配布をするなどサービス満点。
富士山こそ顔を見せなかったが、山梨県に入ると降雨の跡もなく雲のかかった山並みを遠くに見ながら順調な走行を続け、最初の目的地ルミエールワイナリーへ。

雨上がりの山並みを見ながら、ルミエールワイナリーへ

雨上がりの山並みを見ながら、ルミエールワイナリーへ

甲府盆地の東部、京戸川扇状地の中腹傾斜地の狭い道をバスはやっと上って創業家の旧家跡というワイナリーに到着。われわれを出迎えたスタッフの大島さん、早速ワイナリー前に広がる日本式棚仕立てのぶどう畑の案内のあと、醸造タンクなど施設を見学して醸造用地下発酵槽へ。
傾斜地の地中を流れる地下水の天然の冷却効果でワインセラーやタンクに適しているとして作られたこの日本初のヨーロッパ型横蔵式半地下貯蔵庫、発酵槽は国の有形文化財として登録されている。

有形文化財指定の石倉の中で

有形文化財指定の石倉の中で

花崗岩を積み上げて作られた長方形の地下発酵槽10基が横並びに並んでいて、赤ワインの大量仕込み兼貯蔵タンクとして使われたという。「花崗岩の表面が赤くなっているのは長年利用したブドウの色素が付着したから」と大西さん。発酵槽の前の通路はセラーとして使われ、ワイン樽がズラリと並んで壮観。
この地下発酵槽が有形文化財に指定されたのを機に一部石蔵でのワイン仕込みが復活していて、醸造所から鉄網の蓋をとおして覗けたが、今年の仕込みは終わっていた。ショップでは試飲したり、お土産ワインを求めたりした。

ルミエールワイナリー見学を終えて

ルミエールワイナリー見学を終えて

笛吹を後にして塩山へ。JR塩山駅近くの住宅街、うっかりすると通り過ごしそうな民家にひっそりと「フレンチダイニング竜」の看板が。旧塩山市長の私邸を取得してフレンチレストランにしたという知る人ぞ知る人気店。
「これがレストラン?」といぶかりながら豪華な門をくぐり、案内された離れの和室のテーブルにつき、手入れされた庭を眺めながらのランチタイムに。
和食器に地元の有機野菜を使ったフレンチランチのフルコース。飲み物はもちろん白ワイン「甲州」。和空間で味わうフレンチに会話も弾んで赤ワインをボトルで追加した。

フレンチフルコースを前に「甲州」白で乾杯

フレンチフルコースを前に「甲州」白で乾杯

昼食を済ませて次のお目当ては、ワイン研に招いたのがきっかけになって昨秋晴れて推薦校友となり、今年の4月例会にも招いたおなじみの斎藤まゆさんが醸造責任者を務めるKisvinワイナリー。
こちらも住宅街の中、「Kisvin Winery」と記した案内のワイン樽を見逃してしまいそうな佇まいのワイナリー。それもその筈、ここは三代続くぶどう栽培農家の荻原Kisvin社長の実家、今も社長のお祖母さんが住まわれているとか。その敷地を使って評判のワインを造っている小さなワイナリー。

Kisvinワイナリー入口で斎藤さんのお話

Kisvinワイナリー入口で斎藤さんのお話

われわれを笑顔で出迎えた斎藤さん、歯切れのよい口調で歓迎の言葉を述べてワイナリーの説明。「小さいワイナリーですが、この間世界的に有名なソムリエが来訪されて、スイスにはもっと小さいワイナリーがあるよと言ってくれました」。
次いで新興ワイナリーらしくピカピカに光る新鋭醸造設備と敷地地下に造られたセラーを見学。セラーには20樽が並んで各種ワイン熟成中。説明を受けているとき、打栓用木槌で樽を叩いたり、栓を開けてみようとした会員がいて斎藤さんを慌てさせる一幕も。畑では60種ものぶどうを栽培していると言い、「どんどん新種のぶどうを栽培して良いワインづくりに挑んでいきます」と斎藤さん。

ワインセラーで大人しく説明を聞いていたのですが・・・

ワインセラーで大人しく説明を聞いていたのですが・・・

快活に話す斎藤さんに比べて控えめな萩原康弘社長だったが、ぶどう栽培の専門家としての評判はつとに高く、良いぶどうとワイン造りに秘める情熱は熱い。「良いワインを造るために斎藤にきてもらった。今後ともこれで行く」ときっぱり。小さいながらも萩原・斎藤コンビの世界に通用するワインづくりに業界の注目度はいやがうえにも高まっていくことだろう。

4種の試飲ワインを頂き、斎藤さんの音頭で乾杯!

4種の試飲ワインを頂き、斎藤さんの音頭で乾杯!

場内見学の後は、Kisvinワイン4種の試飲でのおもてなし。斎藤さんの発声で乾杯! 楽しく再会の一時を過ごし、お気に入りのワインを買う参加者も多かった。

萩原社長と斎藤さん(前列中央)を囲んで記念撮影

萩原社長と斎藤さん(前列中央)を囲んで記念撮影

斎藤さんたちに見送られてKisvinを後にし、武田信玄の墓があるので有名な乾徳山恵林寺へ。重要文化財の「赤門」をくぐって庭園を進むと「三門」に。

恵林寺「三門」の前で早川観光大使の解説が続く

恵林寺「三門」の前で早川観光大使の解説が続く

柱には、織田信長の焼き討ちで死を遂げた快川(かいせん)和尚の辞世の詞が両柱に掲げられている。「安禅必ずしも山水を用いず、心頭滅却すれば火も自ずから涼し、と読みます」と、ここでも早川さん、観光大使の顔をのぞかせた。
開山堂―方丈庭園―うぐいす廊下―恵林寺庭園とみどころを早足でまわったが、信玄公墓所は非公開で遠くから眺めるだけだった。

予定のコースをすべて巡って帰途に。車中ではビンゴゲームに興じた。都内に近づくにつれて再び雨模様。小平駅前に予定どおりの時刻に無事帰着。「楽しかったよ。また来年もよろしく」の声を残して解散となった。

(文=井垣、写真=荒木)

次回の第43回例会は、11月17日(金)15:00-17:00、カサ グランデでの開催です。今年のボジョレ・ヌーボーを味わう会です。会費は2,000円+ワンコイン(任意)。どなたでも歓迎。ただし、会場の都合で14名まで。申し込み締め切りは11月12日ですが、早めに井垣(090-1196-1471)までお願いします。

 

第51回ざる研「駒込・小松庵」報告

1.日    時: 2017年10月16日(月)12時30分、JR山手線駒込駅改札集合
2.場    所: 豊島区駒込1-43-16 アルナス駒込六義園2F「総本家小松庵駒込本店」  電話03-3944-8385 不定期休
3.参加者: 荒木、木本、国友、小林弘、篠原夫妻、滝沢、百々、野村、福田夫妻、山本、(12名)
4.費    用:70,200  @¥5,600×12=67,200+キャンセルフィー3,000=70,200
5.経  過:
今日は雨降りの上に最高気温14.7度と真冬並み、おまけに改札口が3つもある駒込駅南口集合が危ぶまれたが、案の定所定時間に1名は在宅中、やむを得ず小松庵に1名減の12名を申し出たがコース料理で既に13名分は調理済みでした。
当初、小松庵近接の名勝指定庭園「六義園」の散策を1時間予定していたが、この天候でしかも目の前の染井門はクローズ、正門への往復だけで20分近くかかってしまうので、六義園は中止、一方小松庵には開始時間を30分早めてもらい、改札口付近で六義園の由来、柳沢吉保と五代将軍綱吉のことなどの説明で時間を調整してから小松庵を訪れた。
ざる蕎麦研究会_201710_1_2_new小松庵は大正11年創業の老舗だが2年前に現在のモダンで瀟洒な店舗にリニューアルしている。
和食文化の国際化の中にあって和食の中心料理の一つである蕎麦が何故か目立たないことを嘆き、国際的な蕎麦文化の育成を目指す意気込みが従来のそば屋にはない明るく広い部屋の配置に読み取れるし、「東京蕎麦」と銘打っているのもその表れと思える。

千葉御宿の岩の井ひやおろしで乾杯

千葉御宿の岩の井ひやおろしで乾杯

席は6人づつ2つの大テーブルに分かれたのはやむを得ない。
蕎麦前の酒は千葉御宿の岩の井ひやおろし、冷やした杯が憎い。はじめ僅かに酸味を感じる。前菜は茸のお浸し、秋刀魚の蕎麦の実揚げ、焼き栗と銀杏添え、イベリコ豚の西京焼き、と初めから凝っている。
ざる蕎麦研究会_201710_5_6_new_1次の変わり蕎麦「明太子のクリームソース」、これは一般のそば屋では絶対にお目にかかれない代物、こんなそばの食べ方もあるかと唸らせる。

酒は新潟の「鶴齢」本醸造熱燗から、23区内唯一の酒造業、ご当地赤羽の小山酒造「丸眞正宗」純米吟醸、これは「東京蕎麦」との究極のマリアージュをうたっているだけのことはあった。
女性のテーブルではそば焼酎のそば湯割りも頼んでいたようだ。
ざる蕎麦研究会_201710_7_8料理の次は揚げ物で旬野菜の天ぷら、これは新宿綱八の流儀、塩添えだ。

最後の蕎麦は北海道幌加内新そばによる生粉打ちせいろ、幌加内は減反政策によってやむを得ず蕎麦作に転向したが、気温の寒暖差の大きさが蕎麦の甘味を生み全国から注文が殺到したために全国一の作付面積を誇りそばの白い花が一面に広がるさまは幌加内には二度雪が降ると云われるほどになっている。
ざる蕎麦研究会_201710_9_10此の食べ応えのあるしっかりした味は之からも愛され続けることだろう。

小松庵はコスパに問題ありとする評価がある、確かに安いとは言えないが料理の斬新さ、日本酒とのマリアージュ、ゆったりした明るい空間など先を見据えた進め方に共感を覚える点も多々あったように思う。
外はまだ雨、今日は一日中続くことだろう。

6.その他:11月のざる研は昨年と同じ「深大寺・深水庵」です。日程は11月22日(水)10時、JR三鷹駅改札集合、神代植物公園、深大寺経由12時頃深水庵の予定。費用は@¥3,500程度。参加希望は11月15日(水)までに世話人山本 浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

(文:山本、写真:荒木・山本)

 

第57回秋季ゴルフコンペの報告

ゴルフ同好会は9月19日(火)に第57回秋季ゴルフコンペを開催しました。

・日   時:平成29年9月19日 8時21分 INスタート

・場   所:西武園ゴルフ場
・競技方法:18ホールストロークプレイ  新ぺリア PAR×2

コンペに参加した17名

コンペに参加した17名

参加者:井上凱夫、小川浩史、小平道彦、河崎健治、神波節夫、小森和彦、塩田智男、篠原哲、塚本恵三、百々謙治郎、野村吉宏、畑下正博、堀田耕也、増田峰夫、松村光庸、山口弘毅、山口勝、以上17名(50音順・敬称略)

台風18号が9月17日未明に日本列島を通過し、翌18日は猛暑が復活、19日も猛暑を心配しましたが、晴天で暑さは残ったものの、ゴルフ日和でした。

今回の初参加は百々(どど)さん、会員最年少でいきなり89でべスグロ。今後のコンペが楽しみです。

久々に参加された小川先輩、コンペ前は「ゴルフは霧ヶ峰で年2回の為スコアが悪い」と言われてましたが、何と102でラウンド。前回93で準優勝の塩田先輩、今回は暑さでいつもの調子が出ませんでした。次回楽しみです。

5組予約しましたが、各組とも和気あいあいで楽しくラウンドし、次のような結果でした。
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位は篠原、2位は神波先輩、3位は井上先輩、4位は松村(光)さん、5位は畑下さん、6位は百々さん、7位は堀田先輩、8位は野村先輩、9位は小平先輩、10位は小川先輩、11位は小森先輩、12位は塚本さん、13位は河崎さん、14位は増田会長、15位は塩田先輩、16位は山口(勝)幹事、17位は山口(弘)先輩でした。
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ベスグロは89の百々さん、ニアピンは井上さん、松村(光)さん×2、残る2ホールは該当なし

懇親会は山口(勝)幹事の司会で、先ず今年春季優勝の塚本さんに優勝カップを渡し、次に賞品授与式では該当者は一言スピーチし、楽しく進行しました。

優勝スピーチで篠原は、増田会長、堀田先輩、畑下さんと和気あいあいとゴルフした結果、いつもの力みがなく、ボールも左右に曲がらずまたHDCPのおかげで優勝した事を報告しました。

次回春季ゴルフコンペは2018年3月20日(火)、西武園ゴルフ場で行います。5組予約しております。皆様奮ってご参加お願い申し上げます。

(文=篠原、写真=小森)

市民学習奨励学級 「『雨月物語』を聴く」のお知らせ

江戸後期の怪異小説の名作「雨月物語」の語りを
民俗楽器とのコラボレーションで

日本には「語り」という素晴らしい伝統文化があるのを、ご存じでしょうか?
歌舞伎・落語・漫才・浪曲・紙芝居等、これらは「語り」という素晴らしい伝統文化がベースになっています。

今回、ぜひ小平に日本の伝統文化を広めたいとの思いから、市民学習奨励学級で「語り」を、沖縄の三線をメインとした民族
楽器とのコラボレーションで聴いていただこうと企画しました。
江戸後期の怪異小説作家、上田秋成の名作「雨月物語」の一篇「青頭巾」を、現役の俳優の「語り」でお聴きください。

●日  時:2017年11月29日(水) 午後2時~4時(開場1時30分)
●会  場:小平市中央公民館 地下の和室(けやき)
●内  容:上田秋成作「雨月物語」の一篇「青頭巾」の「語り」を民楽器のアーチストとコラボで
●語   り:志村智雄(前進座俳優、演出家、小平稲門会会員)
●三線ほか:入江規夫(楽器アーチスト)
●対  象:市内在住・在勤・在学の方

●定  員:50人(入場無料、申し込み順

●企画運営:小平稲門会観劇の会
●申し込み・連絡先:穂積健児(電話・ファクシミリ 042-332-2821)

市民学習奨励学級は、小平市教育委員会が市民の自主的なグループ学習、文化活動を援助し、学習機会の拡大、促進を図ることを目的に開設したもので、市民団体が企画運営する講演会や講座を公民館が支援する事業です。

観劇の会_20171129


 

第90回ニモクサロンの報告

●日  時:2017年10月12日(第2木曜日)12:00-14:30
●場  所:東大和市駅前「BIGBOX 東大和 C6室 」 042-566-6892
●会  費:2,500円(1,000円以内の昼食+飲み物+室料1,050円)
●参加者:13名。荒木・井垣・石井(伸)・伊藤(徹)・小川・佐藤(俊)・鈴木(昭)・滝沢・原・堀田・松村・山本・横田 (敬称略・五十音順)

今日はレギュラーの久保田さんと野村さんがお休みで、 会計とマイク操作の仕事を皆さんに手伝って頂きました。ニモクサロンにも若手の応援が有り心強いです。有難うございました。

フットワークの軽い若手達。お世話になります!

フットワークの軽い若手達。お世話になります!

ところで、今日はビールは各自に中ジョッキが1杯ずつ! 実は野球の西武の応援で今日は、1杯480円が300円に値下げ・・・思わず大盤振る舞い? でも結局1杯では寂しいといつもの缶ビールも追加・・・会計さんが居ないと、ついお財布のひもが緩んでしまって・・・ごめんなさい。
そんなこんなもありまして、現在の備蓄金が無くなったら3,000円に値上げしても良いと、全員一致のご了承を頂いてしまいました。これで安心して飲めますかねえ (^_-)-☆

本日限り特別提供の「中ジョッキ」を傾けながら・・・

本日限り特別提供の「中ジョッキ」を傾けながら・・・


HPへのニモクサロン報告の継続の是非について、皆さんと話し合いました。活発な意見交換が行われ、結局、報告は今後も続けることになりました。ただ簡単で良いということになりました。

同好会の予定は、広報からの開催予定・HP・「小平稲門会ニュース」でご覧下さい。
本日の各担当者からの追加情報を、幾つかピックアップして以下ご紹介いたします。

*「ざる蕎麦研究会」、11月「深水庵」は神代植物公園温室と深大寺国宝指定白鳳仏の見学も合わせて企画されています。12月「石川酒造」の雑蔵は、今回12月で営業終了だそうです。
11月ワイン研は「ボジョレヌーボ」。でも会費はいつもと同じ2,000円(任意の+500円)です。
 「散策の会」は、勤務地の方も多かった東京駅界隈のレトロな建物を巡ります。残念ながら中へは入れません。また、今後は帰りの距離を考えて二次会を設定。さっそく今回は新宿。
「観劇の会」、志村智雄の語り「雨月物語 青頭巾」、中央公民館地下の準備が始まりました。初めての企画で、成功すれば継続したいという夢もあるそうです。応援をお願いいたします。
12月13日(水)、恒例の「石井道彌&カラ・OK」吉祥寺サウンドラボは、現在満席ですが、空き待ちを受け付けます。(荒木) 今年は懇親会の色合いを濃くします。

次回ニモクサロンは11月9日(第2木曜日)開催。会場は広いC6、左側の部屋です。

(文・写真=荒木)

 

 

第36回散策の会 のお知らせ

散策の会の第36回例会は、「丸の内のレトロビルをめぐるです。

【日時・集合場所】
平成29年11月25日(土) 13時30分
JR東京駅丸の内北口 丸ドーム真下 集合

【経 路
東京駅丸の内駅舎→日本工業倶楽部会館→新丸ビル→三菱一号館→
明治生命館→第一生命館→鹿鳴館跡→日比谷公会堂→泰明小学校→
東京メトロ銀座駅(解散)

【参考情報】

(1)歩行数は約6,500歩。
(2)解散後、希望者で懇親会を行う(会費4,000円程度)。

【申し込み】
11月23日までに佐藤(俊)の下記あてにお願いいたします。
090-9147-8977 または t-sato(at)ion.ocn.ne.jp
メールアドレスは、 (at) を@に変えてご利用ください。

なお、懇親会出席希望の方で、当日のキャンセルは、食事代2,800円を申し受けます。

(以 上)

 

第52回ざる研 深大寺「深水庵」のご案内

事前の神代植物公園散策は改修後の大温室の見学に時間の余裕を見たかったことと、今回は本年9月国宝に指定された深大寺の白鳳仏(従来は重要文化財)の見学を入れたかったので、少し早めの集合です。

1.日時:11月22日(水)10時、JR三鷹駅改札集合、バスで神代植物公園へ
2.場所:調布市深大寺元町5-6-10 「深水庵」 電話042-482-7337 金・休
3.費用:¥@3,500 程度
4.参加申し込み:11月15日(水)までに世話人・山本  浩(電話042-473-7617)へご連絡ください。

                                     (以 上)

第35回散策の会 報告

向島百花園界隈めぐり

平成29年9月30日(土)

われらがメンバーにも風流を好む人がきっとおられるに違いないと思い、それなら『秋の七草』を、となれば場所は向島百花園だろうということで出かけました。期待どおり名物の「萩」をはじめ、うつろいゆくさまざまな秋の草花を鑑賞して、薄曇りの9月の晦日を楽しみました。これに加えて、道中にある1寺1社も寄ってみました。集合場所の鐘ヶ淵駅近くでは明治の中頃に鐘淵紡績が創業し、広大な東京工場がありました。でも今では「カネボウ」の名は化粧品(花王の子会社)のみになってしまいました。また、近年は東武伊勢崎線の一部がスカイツリー線 と改称されるなど、時代は流れていることを痛感します。

「鐘淵紡績」を思い出す駅

鐘淵紡績」を思い出す駅

巨大な防災壁となる団地

巨大な防災壁となる団地

さてこの度、8年間もの長い間、散策の会の会長として参加者をお世話いただいた滝沢さんが、6月をもって会長職を勇退されました。これまでの文化に満ちた企画・立案と実施のご努力に対して、心から感謝申し上げます。また、いくつもの同好会で、いつもすてきな写真とキャプションを提供してくださる荒木さんに、今回もまたまたお願いしてしまいました。今後とも強力な味方としてお世話になります。さらにはヤングパワーの松村さんが新たに幹事として加わり、懇親会場の設営等にさまざま有効な助言をいただきました。力不足の新米会長佐藤と共に、さあ新体制の第一歩です

纏とスカイツリーのコラボです

纏とスカイツリーのコラボです


木母寺(もくぼじ) 
(墨田区堤通2-16-1)
東武スカイツリーラインの鐘ヶ淵駅から徒歩15分の隅田川沿いにこのお寺はあります。
平安時代の中頃、琵琶湖のほとりで人買いにさらわれた梅若丸が奥州へ売られに行く途中、この地で12歳の生涯を閉じるという、哀れな人買い物語の『梅若伝説』の舞台であり、梅若の霊を供養した小庵が始まりと伝えられています。
当初「梅若寺」と称していましたが、後に「梅」の字を分けて「木母寺」としました。周囲を首都高や長大な高層都営団地に囲まれ、いかにも都区内の寺院といった風情ですが、近くに広い公園があるので少し開放感があります。

木造を火災から守るためのガラスに囲まれて

木造を火災から守るためのガラスに囲まれて

「梅若丸」の霊を供養した小庵

梅若丸」の霊を供養した小庵

☆隅田川神社  (堤通2-17-1)
木母寺から5分の所にあります。「水神さん」と呼ばれ近在の人に親しまれていました。隅田川の守り神であり、船頭や船宿などの信仰を集め、また「水」との縁から水商売の人達にも人気があったそうです。源頼朝が戦勝を祈願して創建したと伝えられています。
都内では一般的にお寺は堂宇や墓地用に広い土地を有している所が多いようですが、それに比べて神社は狭隘な土地に窮屈そうに収まっている場合がよく見受けられます。ここも社殿の頭上を首都高がかぶさり、都会ならではの気の毒な様相をしています。

隅田川の守り神「水神さん」

隅田川の守り神「水神さん」

門は高層都営団地の入り口に

門は高層都営団地の入り口に

☆向島百花園   (入場料 65歳以上70円) (東向島3-18-3)
「四季百花の乱れ咲く園」という意味で命名され、絵師の酒井抱一や狂歌師の大田蜀山人など江戸の文人墨客がよく訪れた名所です。「萩まつり」の期間中ということで入園者も多く、園内には狙いどおりオミナエシ・キキョウ・オバナなど秋の七草が咲き乱れていましたが、とりわけ名物の萩のトンネルは赤紫や白と緑に包まれた30mでした。季節の草花を大切にする心が感じられます。
江戸末期の風流人で、日本橋の骨董商だった佐原鞠塢(さわらきくう)が別邸として造園した所です。これまでにいくつか廻った大名庭園は金をかけた造りでしたが、ここは町人文化が花開いた文化・文政期(19世紀初頭)の庶民の趣のある庭園でした。今は国指定の名勝・史跡で都立の庭園です。

萩のトンネルを出ると・・・

萩のトンネルを出ると・・・

ちょうど良い椅子が在ったので

ちょうど良い椅子が在ったので

【散策後の懇親会】
帰りの電車ルートを考慮して、解散地の東向島駅から1駅乗った、曳舟駅近くの「三代目網元 さかなや道場 東武曳舟駅前店」で行いました。刺身の三種盛り・ムール貝とあさりの貝豆腐・鰹の山わさびソース・鮪のっけ巻き寿司など、店名どおり魚もさまざまでした。酒は「出羽桜」、焼酎は「一刻者」に注文が集中したようです。今回は歩数が6,000歩程度で、これまでと比べかなり負担が少ないコース。集合場所を14時スタートで16時ちょっと過ぎには飲み屋ののれんをくぐるという早業ができました。そのうえ元気な人だけが参加する会だけに、帰路の長丁場を気にせず、飲む方もいたって元気。笑声が絶えず、あっという間に時間は過ぎ去りました。散策2時間、懇親会2時間、どっちがメインなんだろう?

どっちがメイン? 「もちろん○○です!」

どっちがメイン? 「もちろん○○です!」

【参加者】
荒木・伊藤(徹)・小川・国友・小林夫人・定村・佐藤(俊)・鈴木・滝沢・千葉・土井・野村・松村・山本(14名)

(文:佐藤(俊)、写真:荒木)