いなほ随想

特 集


老鉄よもやま話
(鉄道趣味と私)



遠藤雅司(31法)







第2集

(連載第7回)


[JR鉄道全線走破の話]

★第1集で「青春18きっぷ」などの格安きっぷやJRきっぷより安く旅ができる高速バスの事情について書いてきましたが、何か参考になったでしょうか。

★最近、鉄道ファンを題材としたテレビや漫画『鉄子の旅』などの影響か、女の子の鉄道ファン「鉄子」が多くなり、老鉄はただただ驚いています。駅のホームなどで、これまで見かけることがなかったカメラを構えて列車を撮っている女の子の姿に出会うことが増えてきました。以前は、鉄ちゃんは男専科と決まっていたのに変われば変わるものです。

★昨年(08年)、JR飯田線に乗ったとき、豊橋から乗車してきた5人の主婦グループと相席になりました。いろいろ話をしていると、春日井の人たちと分かりました。この朝、「青春18きっぷ」で中央線春日井駅を出て、名古屋で東海道線に乗り換え、豊橋でこの電車に乗ってきたそうです。

★主婦たちの話によると、これから終点の岡谷まで行き、その後、塩尻に出て中央線に乗り換え、そのままどこも見物しないで春日井に帰るとのことで、もったいない話です。私は、温泉を楽しんでから帰れば、と予定変更を薦めました。帰りの列車の時間を心配していましたが、時刻表で調べて上げたら十分時間があり、私の助言におばさん達は大喜びで上諏訪まで行くことになりました。お陰さまで私は、車中でお菓子や弁当、さらにはお土産まで頂いて、下諏訪で彼女たちと別れました。

★グループの1人が、「青春18きっぷ」について、大学生の息子さんから教わったようです。いまや「青春18きっぷ」は、このようなおばさん達も気楽に使うようになったのですね。後日、諏訪湖散歩と片倉館のめずらしい大風呂を楽しんで来ましたと、令状を頂きました。



★本題の「JR鉄道全線走破」の話に入ります。私がJR鉄道の全線を乗り終えたのは、平成5年でした。走破を決意したのは、平成にかかったころです。私は、勤めていた大学の図書館の職員達と旅行会を組織して、夏休みに全国を旅してきました。会を創ったとき、できるだけ遠くに行こうと決めました。そんなわけで会結成から退職までの25年間で全国の幹線は、ほとんど走破していました。

★昭和50年代、国鉄の増収策の一つとして、「全国2万キロにチャレンジ」の宣伝に乗せられて多くの人々が挑戦しました。このとき、中央公論の編集長だった宮崎俊三氏が、国鉄全線を走破した記録を『時刻表2万キロ』という本で発表しました。忙しいサラリーマンである宮崎さんは、、休みの土・日曜日を使い全国のJR線を乗り回してきたことをユーモアある文章で紹介しました。

★この作品は、ノンフィクション賞を受賞したのですが、鉄ちゃんである私は発売と同時に買い求め、一気に読んだことを思い出します。後の私自身の全線走破の参考になったことは、言うまでもありません。最近の鉄道ブームで再版されているようですので読みたい方は書店に問い合わせてはいかがでしょうか。

★私は、JR全線走破を実行する前に「乗りつぶし地図」(下の写真)を求めて来て、これまでに乗った線にはマーカーで塗りつぶし作業をしました。すると、幹線はほとんど走破していましたが、地方の盲腸線が大分残っていたのには驚きました。初めは2、3年で走破する計画でしたが、5年に延長しました。


「乗りつぶし記録用 全国鉄道路線図」

先ず、走破前にルールを決めておくことにしました。公式記録の場合は、近くの駅に申告してから実行するのが正式の方法ですが、私の場合は、面倒なので自己責任で実行することにしました。しかし、記録が責任を持てるように、次のようなルールを決めることにしました。

@夜行列車は、記録しない。A昼間の列車も暗くなったら記録中止。計画の時に時刻表でよく検討すること。Bできる限りきっぷ類を残すことにする。

★北海道全線走破の計画をするため、「乗りつぶし記録地図」を塗って行くと、80%くらい乗っていることが分かりました。それは何年か前、北海道の廃線区間が発表されたので、何度か北海道に渡り、廃線区間を乗りまわっていたためでした。

★北海道の旅は、本州に住んでいる者には、広大な風景が魅力です。特に苫小牧
−様似間161キロの日高本線は、本線と呼ばれているのに、1両のディーゼルカーが3時間20分かけて走ります。原野だったり、牧場だったり(写真)、海岸の昆布干しの砂浜だったり、荒れ狂う岸壁だったり、乗っていて退屈しません。3時間が短く感じました。

北海道内の全鉄道乗車OKの周遊券 日高本線の車窓から見た牧場

★東北地方もほとんど走破していましたが、、1日に3本しかない岩泉線が残っていました。今泉か宮古に泊まらないと走破できないと思っていましたが、いろいろ調べてみると、宮古15時ごろの車で往復して宮古に泊まれば走破できることが分かりました。

早速、東京を10時ころ発車の新幹線に乗って出かけました。茂市ー岩泉間38.4キロを走破するために東京から新幹線で盛岡、盛岡から山田線の茂市経由で岩泉までの運賃が往復で3万円+宿泊料、計5万円の支出は、家内には言えない出費でした。

★太平洋側の陸羽東線、大船渡線、仙石線、石巻線、気仙沼線、仙山線、仙台空港線は、列車の本数も多いので1泊して1日で走破できました。

地元の関東では、生活の場所ですから知らないうちに結構乗っているので驚きました。しかし、千葉の久留里線は、木更津からの盲腸線で終点の上総亀山までは走破していませんでした。近いのに1日かけて回って来ました。栃木の烏山線、日光線は、ともに盲腸線。吾妻線は、3か所の温泉を楽しんで来ました。

雪の嬬恋温泉

鶴見線は、東京に隣接している線ですが、ほとんどの人が訪れていないのではないでしょうか。沿線は、大きな工場が立ち並び、普通の人は、用事のない鉄道です。路線も複雑で終点が海芝浦、大川、扇町の3駅に別れています。海芝浦駅は、海に接するようにホームがあります。この駅で降りても、一般の人はホームから出られない駅として有名です。駅を出ようにも、東芝の工場敷地なので、社員以外は入れないからです。

でも、諦めないで下さい。ホームを出ると、会社の受付所があります。以前は、ここでストップでしたが、最近はホームを出たところに小さな公園ができて一般人も休めるようになったのです。ここは夏の夕涼みにはいいところです。一度訪れることをお薦めします。

海芝浦駅のホーム 鶴見線の下り終点は3駅もある

★中部地方は、山岳地帯が多いので景色もよく、しばしば訪れます。高原鉄道の小海線は、私の故郷を走る路線なので毎年乗りに出かけます。日本アルプスの麓を走る大糸線は、4〜5月の残雪の時期、南小谷以北の気道車1台のローカルな景色は、東京に近いのにめずらしい景観を楽しめます。

★景色と言えば、篠ノ井の姥捨付近は、国鉄時代3大車窓の一つと言われたところです。車窓から田ごとの月で有名な段々畑の向こうに、長野市街や千曲川の流れと菅平の山々が望めます。松本から山間を走って来たところでトンネルを貫けると、いきなり視界が開き、美しい眺めに変わるのがたまりません。

★北陸の城端線、氷見線、越美北線、七尾線の各路線は、半日で回ってきました。

★関西地方は、家内が京都生まれ、長男の家族が宝塚に住んでいる関係で、ちょくちょく出かけるお馴染みのところです。それなのに、乗り残した区間は、前に「いなほ随想」に書きましたが、兵庫の和田岬線です。休日や朝夕は、列車を運行しないので有名なJR線です。造船所の社員の言わば通勤線だからです。わずか2.7キロ、所要3分の路線など廃止してしまえば、JRも楽になると思いますが、いまも運行しています。

和田岬線は造船所通勤専用線“” ホームの外は、造船所構内

★実は、近くに地下鉄が開通したので廃止の噂がありました。でも現在も廃止されていないので、ただの噂だったのでしょうか。何か理由がありそうですが、分かりません。結局、私は、最後まで残った和田岬線を走破してきました。新幹線で大阪まで往復して、ホテル1泊、朝食前に乗って来ました。鉄ちゃんでない人からみたら、馬鹿げたことでしょうね。

★中国地方、九州地方の走破は、次に書きます。



★中国地方の走破の話に移ります。昭和62年の夏、たまたま広島に出張することになりました。このチャンスに中国地方の未乗ローカル線を乗りに行くことにしました。運行本数の少ない路線が多く、計画するのに苦労しました。一緒に出張する同僚は、出張の規定に従い、翌日の新幹線で行きますが、私は前日の特急寝台「あさかぜ3号」で出発して、翌日の夕方ホテルで落ち合うことにしました。

★私は、まず早朝、三原で下車して、未乗線の呉線(広島
三原間93.4km)に乗ることにしました。瀬戸内海沿線を走るので、車窓からの眺めは素晴らしいものでした。眠気も吹き飛びました。昔、憧れた海軍兵学校の在った江田島も望まれ、2時間ばかりかけて広島に着き、完乗を果たしました。

呉線は瀬戸内海に沿って走る

★朝食後、今度は可部線を走破です。広島市内を流れる太田川に沿って遡上する路線です。いまは可部から先は廃止になりましたが、私が乗った時は、少し先の三段峡まで行っていました。名前の通り川は素晴らしい渓谷になっていました。観光客の姿も見られる大変涼しいところでした。これでこの日の乗り歩きは、終わりです。夕方まで時間があるので、一度行ったことのある岩国の錦帯橋と宮島を見学してからホテルに向かいました。

可部線は太田川に沿って遡上する 赤瓦の屋根が美しい備後の農家

★3日後、図書館大会が終わり、同僚と別れ、次のコースでローカル線走破の旅に出発しました。福山(泊)→(福塩線)→塩町→(芸備線)→備後落合→(姫新線)→津山→(津山線)→岡山(泊)→(吉備線)→総社→(伯備線)→米子7路線(地図参照)を走破しました。広島から2泊3日の旅でした。

日本鉄道旅行地図帳より転写

★中国地方のローカル線、因美線、津山線、木次線、岩徳線は、すでに走破していたので助かりました。後に厄介な三江線(三次ー江津)が残りました。この路線は、前にも書いたように昭和50年、国鉄最後の開通区間で不便な線なので未乗区間になっていました。

★江津から広島まで中国地方を横断するのには、三次で乗り換えて5時間半もかかります。走破するのに大変不便な線区です。まだ中国地方西部の小野田市付近の細かな路線が残っているので、これらを含めて次回に乗りに行くことにしました。

★平成2年9月、職場だった図書館有志の会の旅行は、南九州と屋久島行きが決まりましたので、私は屋久島には行かずに指宿で一行と別れ、JR九州の未乗区間と小野田線付近の短い線区、そして厄介な三江線に乗りに行くことにしました。九州には、学生時代から3、4回来ているので未乗区間は少なく、観光が優先した旅になりました。

使った九州周遊券

★指宿で仲間の一行と別れ、指宿から枕崎まで未乗の区間を完乗する予定でしたが、枕崎に行くには朝6時の列車しかなく、この後は午後4時までないため、残念ながら列車の指定券の都合で中止することにしました。山川ー鹿児島間は、1時間に数本の列車があるのに、山川ー枕崎間は、1日に5、6本しかなく別路線のようになります。なるほど線名も指宿枕崎線となっていて納得しました。

★今回の乗る区間は、ほとんど走破していましたが、湯布院のある九大本線と長崎ー佐世保間の大村線、福岡の海岸寄りの香椎線が未乗区間なので、この区間を走破するのが目的です。次のように回ることにしました。

★西鹿児島(現在は中央鹿児島)→(鹿児島本線)→鳥栖→(佐世保線)→佐世保→(大村線)→長崎(泊)→(長崎本線)→博多→(九大本線・新設の観光列車ゆふいんの森号に乗車)→大分→(日豊本線・鹿児島本線)→香椎→(香椎線)→宇美→(香椎線)→西戸崎→博多→小倉(泊)でした。

ゆふいんの森号

★指宿ー枕崎が未乗区間になってしまいましたが、元炭鉱地帯の短い区間、筑豊、後藤寺線、日田彦山線、篠栗線などが残ってしまったので、次の楽しみに取っておくことにしました。次は、小野田線付近の短い線と長距離の三江線に乗りに行きます。

元炭鉱のボタ山

★九州旅行の最後の夜は、小倉に泊まりました。出発は、小野田線の支線の雀田ー長門本山間は、たった2kmの盲腸線で、1日に4本の電車しか走らない区間です。朝7時台に2本、午後5時台に2本の電車しかありません。学生の通学用です。

★小倉からでは、朝の電車に乗れないので、ホテルを昼ごろ出発。山陽本線の新山口(元小郡)から宇野線に乗りました。この路線は、新山口ー宇部(山陽本線)33.2km、1時間10分の短い電車区間です。工業団地を走るので、電車の本数も多く、すぐ乗り終わりです。

★次は小野田線に乗るため、いま乗ってきた電車で宇部新川まで戻ります。ここで小野田線に乗り換え、10分足らずで雀田着。ここから問題の盲腸線です。雀田のホームから少し離れて、1台の古い電車が止まっていました。クモハ42型で昭和の初めの電車です。鉄道ファンならだれでも知っているツワモノです。

戦前製ノクモハ42電車 クモハ42の前で筆者

★やがて電車は発車して、5分で長門本山に着きました。もちろん無人駅で、荒れた畑の中にホームがあるような駅でした。驚いたことに線路の先100mは、瀬戸内海の海になっているようです。昔、船からの荷揚げ場所ではないかと思います。大きな船が見えました。

★20分ほどして、電車は引き返しました。この後、雀田から小野田までの小野田線を完走しました。宇部新川から13.4kmの短い路線でした。次の三江線のダイヤの関係で本日は宇部市に泊まり、明日は「SLやまぐち号」に乗り、山口線を通って江津に向かいます。

★三江線は、長い間、北線と南線に分かれていて、昭和50年8月にやっと全通しました。108.1kmに及ぶ全区間、江川に沿って走ります。江川は中国地方第一の川ですが、三次から江津まで山間ばかり流れ、下流には平野を作らず、耕地を灌漑せずに海に流れ出るので、「無能川」と呼ばれていますが、つねに両側に山が迫っているので河原が狭く、水量豊かでゆうゆうと流れています。線路を通すため、長い間苦労したことが実感できました。

水量豊かな江川 三江線の駅から集落を望む

★直通列車に乗れず、江津午後4時ごろの列車に乗り、終点三次には午後8時ごろ着き、芸備線に乗り換え、広島着は午後11時でした。今日は長い一日でした。東京から遠い、ダイヤの不便な三江線を完走してホッとしました。また、JR線全線完走の目途が付いたことが何より嬉しいことでした。


(連載第8回)

格安きっぷの手引き


「青春18きっぷ」の基礎知識

★09年の夏も本番。みなさんの中には「青春18きっぷ7」を利用しようと考えている方がおられるとおもいますので、今回は格安きっぷのことを書きます。

@使い方

 当日、最初に乗る駅の改札口で申告して、日付を入れてもらう。
A1回分の有効期限
 1日24時間。効果的に使うつもりなら早起きが肝心。東京と大阪の電車特定区間は、終電まで利用可能。
B5回分の使い方
 一度に5名で利用してよい。また一人で購入年の期限日までに使ってよい。利用しないと当然無効になる。
Cグリーン車に乗れるか
 東京近郊を走る湘南電車や総武線の自由席グリーン車に乗車できる。ただしグリーン券が必要。
D特急に乗れるか
 普通電車と快速電車しか乗れない。全国には特急しか運行されていない区間があるので注意したい。津軽線の蟹田〜木古内間、石勝線の新夕張〜新得間です。
E観光列車にも乗れる
 トロッコ列車やSL列車に乗れますが、指定券が必要な列車もあります。
Fその他
 三陸鉄道にも乗れます。


「青春18きっぷ」の旅の実践

@新幹線も特急も利用して旅の幅を広げよう。
A全国には、普通列車が少なく、特急が何本も運行している区間がある。極端な所では、半日以上も待たなくてはならない区間もあります。こうした区間では、特急を利用したスケジュールを立てることも必要。
B東京から出る夜行快速は、今年(09年)のダイヤ改正で全廃されましたが、夏季限定で運転されるので利用すると、旅の可能性がぐんと広がります。
 東京発23:10の「ムーンライトながら」を利用すれば、関西、中国、四国、九州方面の旅には有利です。一日で東海道線、山陽線、鹿児島線を通り熊本までも行けます。
 新潟、羽越、秋田、青森方面なら、上野発23:10の「ムーンライトえちご」が便利です。これに乗れば、一日で青森まで行けます。
 信州、北陸方面にはムーンライト信州」が、富山、金沢、福井方面に出かける場合に利用価値があります。一日で大阪まで行けます。
 いずれも特急形車両が使われ、ゆったりと休めるのが魅力。全列車ともすべて指定席のため指定券が必要ですから、早めに予約し、購入が大事です。夜行の場合、「ながら」が日付をまたいで最初に停まる駅は小田原なので、車内で車掌に小田原駅までの乗車券と「青春18きっぷ」を提示して、利用開始のチェックを入れてもらうことを忘れないこと。
C「青春18きっぷ」の旅は、知的なゲーム
D休日と土曜日の高速道路が安くなることに対抗するため、JRは今年(09年)、以下のような格安きっぷを発売しました。



JR東日本ツーデーパスのチラシ(表) JR東日本ツーデーパスのチラシ(裏)

◆北海道&東日本パス
 
JR北海道・JR東日本エリアの普通、快速、急行に連続5日間乗り放題。価格は1万円で、09年は9月26日まで発売し、利用は同9月30日まで。

◆JR東日本ツーデーパス
 2日間、普通列車乗り放題。フリーエリア内の普通列車の自由席が乗り降り自由。利用期間:09年夏休み期間中(7月20日〜8月31日と9月土・休日の連続する2日間)。価格:こども2300円 大人の休日倶楽部会員3500円 一般の大人5000円 購入:利用当日の購入も可。別に特急券を購入すれば特急列車にも乗車できる。往復200キロ乗れば、会員は同額になり、それ以上乗る分がトクになります。

[参考例](日帰り可能な東北本線、水郡線を経由、常磐線で帰るコース)


新宿8:16→宇都宮10:07・10:12→黒磯11:08・11:20郡山12:37・13:49→袋田15:42・16:48→水戸18:01・18:20→上野20:31 と1日で回って来て508キロ[3980円)で2400円のおトクになります。そして、もう1日フリー列車の旅が楽しめます。

 次の日は、疲れを癒す温泉巡りなどはいかがでしょうか。
 コースの一例:上野8:38→高崎10:14・10:42→小野上温泉11:34(露天風呂)・12:34→川原湯13:04(温泉)・16:12→大前16:41(大前駅前にも温泉がありますが、折り返し22分しか時間がないのでやめておきます。) 帰り:大前17:13→高崎18:56・19:01→上野20:53


 現在の車両は、田舎のローカル線に乗っても100%冷房が付いており、暑い家の中でごろごろしているよりJRの列車に乗っている方が楽しいですよ。私もきっぷの安いうちに出かけようと思います。


♪BGM:[Gypsy]composed & arranged by Ripple♪

表紙へ 仏塔
巡り歩る記
四国遍路
顛末記
海外ゴルフ場
面白話
いなほ随想 同好会 地域活動