★ビストロ★グルメ★    小平ミシュラン
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小平稲門会の左党会員なら月に1度や2度は訪れる居酒屋「虎居」は、ちょっと場違いな美人女将(ママ)の手作りの家庭料理が多彩で、美味、3000円前後でしっかり酔えて、満腹になれる、いまどき嬉しい店。のん兵衛会員の各々が愛用している地元、小平市内の、そんな“ビストロ・グルメ”の秘蔵の店を紹介し合い、レパートリーを広げようというのが、このコーナーの狙いです。
ビストロ(bistro):安くて、美味しい、身軽に入れる街の小さなレストラン、居酒屋を指すフランス語。

お酒と料理が美味くて、安い。コーヒーやケーキが一押しの喫茶店。店のマスターやママの接客ぶり、雰囲気がお奨め、という料理、酒の店、喫茶店を①店名 ②場所(最寄の駅、バス停も) ③経営者名(愛称でも可) ④店の特徴(酒、料理など) ⑤料金 ⑥店主の一言 ⑦推薦者の一言 ⑧店内、店主の写真添付でみなさんのご投稿をお待ちしています。ホームページの表紙の目次の下方にあるメール・アイコンをクリックして、メールによる投稿歓迎!!
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軽食喫茶[Cafe Cache-Cache(カシュ・カシュ)]
軽食喫茶「Cafe Cache-Cache(カシュ・カシュ)」
西武鉄道多摩湖線(国分寺⇔萩山)の一橋学園駅
北口徒歩5分(
小平市学園東町1-14-8)
営業時間:10:00~22:00
お休み:火曜日

TEL: 042-341-7006
経営者:伊藤眞聡さん 

★昔の私達もこんなに初々しかったなあと、思わず微笑みがこぼれてしまう、仲のいい若夫婦が営む小さな軽食喫茶のお店『Cache-Cache』(カシュ・カシュ)をご紹介します。

★西武鉄道多摩湖線の一橋学園駅北口下車、線路に平行した学園坂下商店街を5分ほど北へ下り、もうすぐ突きあたりかなと思う辺り左側に明るいオレンジ色の小さなお店が見つかる。 『Cache-Cache』 フランス語で『かくれんぼ』、その名の通りフランスの片田舎風仕立ての可愛いお店です。

オーナーシェフの伊藤眞聡さん、アヤさん夫妻 カウンター席が5つとテーブル席が4つの明るい店内

★ケーキを焼くのはご主人の眞聡さん、コーヒーを入れるのは奥さんのアヤさん。カシュ・カシュご自慢のオムライスは、新宿でレストランを営むお母さん直伝の評判メニュー。質の良いもの新鮮なものをお客様に喜んで頂きたい、お料理はもちろんのことコーヒーも注文を受けてから、一人分ずつハンドドリップで入れてくれる。コーヒー豆は2、3日で使い切れるように少量ずつ焙煎、毎日飲んでも胃に負担が掛からないようにと気を使っているのだそうです。

ガトーショコラ キャラメルシフォン 抹茶のガトーショコラ

★店内はカウンター席が5つとテーブル席が4つ。明るいトーンの壁には素敵な絵や写真が飾られています。実はこの壁は,無料の画廊。公民館などで活動する絵画や写真クラブの人達の作品が交代で展示されているんですよ。私も、友人の作品を見に立ち寄って、この店のフアンになった客のひとり。ここを地域の人達の集いの場所にと願うオーナー夫妻二人のアイディアなのだそうです。

★平日はシルバー達が、休日は若者達が、美味しいコーヒーを飲みながら楽しい談笑のひと時を過ごしている…「私達も楽しんでいるんです」と二人は声を揃えてにっこり。朝の10時から夜の10時まで・・ここでの生活すべてが、若い彼らにとっては、楽しい遊びの時間なのかもしれない、と客の私も気がつきました。爽やかな笑顔がカウンターの向こう側に仲良く並んでいました。

目玉焼きのせチキンライス オムライス
ひじきご飯
メニュー
各種 ライス(サラダ・スープ付き)  750円~
各種 コーヒー 紅茶 他  400円~ 
各種 自家製ケーキ              350円~
♪予約でコーヒー豆、ホールケーキの販売もしています。

★夢を実現するためにコクテール堂などでそれぞれ10年余り修業した後、2年前の2008年に夫婦力を合わせて開店した「カシュ・カシュ」(かくれんぼ)へ行ってみませんか。(荒木彌榮子 39文 2010.4.21.記)

[カシュ・カシュ]への地図

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居酒屋[虎居(とらい)]
居酒屋「虎居(とらい)」
西武鉄道国分寺線花小金井駅南口徒歩2分
  営業時間:16時~21時30分
  お休み:日曜日&祭日
  TEL:042-467-6885

  経営者:川村直子ママ

西武鉄道新宿線の花小金井駅南口を東西に延びるグリーンロード(狭山・境緑道)を右(西方)に50mほど行き、右側の住宅地の路地の突き当りまで進んで右折すると、30mほど前方右側に黄色い「虎居」の看板と「居酒屋」と書かれた赤提灯が目に飛び込んできます。小平稲門会の各同好会が愛用の和風ビストロです。

店構えは、写真の通り“場末の居酒屋風”ですが、どっこい大きな暖簾を分けて、引き戸を開けて店内に入れば、全盛期の原節子にそっくりの美人ママが嫣然と迎えてくれます。この笑顔に出逢った瞬間に虎居ファンになる向きが多いのですが、調理の傍ら控え目に相槌を打ち返す直子ママに癒されてリピーターになるお客さんは、男性だけでなく、女性客にも多いのが特徴。

カウンターの常連客と言葉を交わす直子ママ(赤いエプロン)

そして、虎居のもう一つの魅力は、大皿に盛られた小平の地産野菜を中心にした直子ママの手作りの美味しい家庭料理とお酒をびっくりするほどの低料金で楽しめることです。7人掛けのカウンターで大皿から2~3品料理を選び、ビール(中瓶)と清酒(2合)を1本ずつ飲んでも2千円前後の庶民値段。

座敷での宴会も、お酒(1人ビール、清酒、焼酎各1~2本)とたっぷり料理4~5種が付いて1人3000円からOKで、宴会幹事は「名幹事」の評価を獲得できること請け合い。

[主な料金]
アルコール:ビール(中瓶)500円 ・清酒(2合)650円 ・チューハイ350円 ・ワイン(ハーフ)650円 ・焼酎はボトルもある。


大皿料理:小平市内の契約農家の朝採り野菜を使った煮物、おひたし、里芋の煮ころがし、小アジのマリネ、にら饅頭、焼き魚、煮魚、刺身、明太子スパゲティ、揚げ物などママの手料理が、1品300~800円前後。

[収容能力]
客席:上記の7人掛けカウンターのほか、4人掛けのテーブル2卓、座敷は20人が座れるテーブルⅠ卓と10人テーブル2卓。

お店の見てくれも店内の内容、客の顔ぶれも居酒屋そのものですが、仕事帰りに晩酌+夕食を摂りに来る男女の常連客、アルコールのある外食を楽しむ夫婦の常連さんなどが目立つ正真正銘の和風ビストロです。直子ママも常連客も、一見の客を温かく迎えてくれるのが「虎居」の三つ目の魅力です。                        
(松谷富彦 36文 09.3.6.記)
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♪唄える小料理店[真帆]♪
♪唄える店♪ 真帆(まほ)と真帆ママ
 西武鉄道国分寺線小川駅東口徒歩0分
  営業時間:5時~12時
  お休み:日曜日
  TEL:042-344-5246

西武鉄道国分寺線の小川駅東口を出るとすぐ左にセブンイレブンがあります。その路地を左に入って3軒目のお店です。昨日(09年2月7日)も平成21年新春交歓会(ブリジストンクラブ)の後、二次会と称し、予約もなしに突然押しかけました。みんな、ほんの数人が集う慰労会と思っていたのに、いざ店に集合してみると20名もの参加で立錐の余地もない有様。「アチャー!」

でも、和服がよく似合う清楚な真帆ママは、少しもあわてずこの非常事態にみごとに対処してくれました。お客さんとして来店していた「けいちゃん」(帽子とサングラスの人です)も、もとはこのお店で接客をしていたという女性で、すかさずママのヘルプに回ってくれました。感謝、感謝です。ご常連さんたちも席を詰めてくれ、一緒にカラオケを楽しんでくれました。本田惇さん(31政経)や小山雄一さん(43法)とマイクを共にしているサングラスの常連客の女性は、小平の大きな病院の管理栄養士のOさんです。

真帆ママ

お店の概要は、まず入り口を入って左が一段高い畳敷きの入れ込みになっていて、6人掛けの大きいテーブルが二つ、右手には4人掛けの椅子席が二つです。(つまり定員20名ということですから、他のお客さんもいた昨晩は、完全に定員オーバー状態だったわけです)。そして入口近くにカラオケセットがしつらえてあります。また、大きな額に入った絵が2点、壁に飾られているのが何とも印象的です。左側のモノトーンの絵は、湖畔に枯れ葉を散らす竹を描いたみごとなものですが、世界的な日本画家、千住博さんの版画です。どっしりとした川越の蔵を描いた右側の油絵は、真帆ママの知り合いの画伯の絵だそうです。真帆ママは絵がお好きで、また、日本舞踊をなさる方なのだそうです。どうりで和服の着こなしも、身のこなしも一流なわけです。

メニューとお値段を一部ご紹介しましょう。まず、ビール中瓶が600円、お酒が一合400円。馬刺し700円、肉豆腐500円、もつ煮400円、アスパラ巻き400円、イカ丸焼き600円といずれも安心価格です。ボトルをキープするなら焼酎・協和が一升瓶で3000円、黒霧島が2000円です。もちろんウィスキー(オールド)やワインも取りそろえてあります。

ここはもともと、ブリジストンOBの大島二典さん(44理工)の行きつけのお店で、また、平成19年の新春交歓会のあとで「稲酔会」立ち上げをした、ゆかりのお店でもあります。

「唄えるお店」というところも有難い。昨晩も、後半はカラオケ合戦状態になりました。そうそう、ここのお店、「カラオケ同好会」の例会会場にももってこいではないですかね。それにしても小平稲門会は芸達者ぞろいです。みなさん歌も踊りもお上手で、声がよく出ますねえ。「これなら我が会だけでミュージカルもやれちゃいますね」と、前進座俳優の志村智雄さん(43法)と笑ったことでした。志村先輩が構想されている「玉川上水物語」のミュージカル、上水ゆかりのわれわれ小平人たちで、実現させちゃいましょうか!


一番手はは土子さん(30理工) 真帆ママとデュエット 常連客Oさんと歌う本多さん(31政経)
大島さん(44理工)とけいちゃん 熱唱の竹内さん(49商) Ⅰ本のマイクで小山さん(43法)

カラオケばかりではありません。あっちのテーブル、こっちの入れ込みで、卒業年次を越えて校友たちの語らいが時間を忘れて続き、大いに盛り上がった二次会となりました。
                                        (竹内吉夫 49商 09.2.8.記)


右から山口さん(41商)、伊藤さん
(29政経),横田さん(30政経)
カラオケのカルテット 前進座俳優、志村さん(43法)と
握手する佐藤さん(35文研)=背中
小上がりで歌う大島さん 横田さん、伊藤さん、村上さん(35政経) 横田さんと小林さん(37商)

後日報告:2月25日にホームページのカラープリントを真帆に届けに行ってきました。ママはもとより、奥からマスターもご挨拶に現れ、話に花が咲きました。マスターによれば、真帆は開店40年になるそうで、まだ小川駅の前がガラガラだった頃からの営業だそうです。小平を代表する老舗といえるでしょう。とても楽しく持て成してくれる気持の良いお店ですので、皆様ぜひお出かけください。
                                              (2009.3.1.竹内追記)

♪BGM:Satie[Gnossiennes No.1]arrangeds by Saya Tomoko♪
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