◆「東北・関東大地震」には仰天しました
今日の「東北地方・太平洋沖地震」には仰天しました。地震の規模は、M8.8。これは安政の大地震以来(有史以来の規模との情報も)とのこと。東京も震度5で大揺れしましたが、震源地東北では津波も起こり、各地で被害が出ており、心配でなりません。。
今回、わが家も大きく揺れ、棚の上のものが落ちたり、蛍光灯が落ちたりしましたが、お蔭さまで二人とも無事です。そちらは大丈夫でしたか? 余震が続き、心配です。ご注意下さい。 (藤田 昌熙)
◆『G線上のアリア』を鎮魂歌に
まさに未曾有の大地震・大津波。大災害。私も70年生きて、まさかこんな事態に遭遇するとは夢にも思いませんでした。わが家も電話が通じるようになってからは、姉、親戚、友人、知人から続々電話があり、有難いことでした。ただし東北の被災地と違い、揺れこそ過去(東京で震度5強)でしたが、家が倒れる、怪我をする…などの被害はありませんでした。
むしろ、東京の場合、交通機関が止まる、物(ガソリン、食品、電池など)が不足する、「計画停電」の実施などの”二次災害”が大きく、これがパニックを引き起こしております。
電力不足。関西から融通してもらえない ものかと思っていましたら、同期の冨士原担君(元関電常務)にいわせると、節約しても関電から東電に融通できる電気は100万Hzとのこと。こんな狭い日本列島で、どうして50Hzだ、60Hzだのと分かれているのか?又どうして変電能力が100万KWしかないのか? 素人には不思議でなりません。
さて、今われわれに必要なことは、いたずらに不安を煽らず、買い貯めに走らず、じっと冷静に我慢すること。「店にパンがない」「電池がない」…と騒ぐ女房に、「ここはアフリカじゃないから、慌てるな。じっくり待て」…と諭しております。
まずは、すぐ自分にも出来ることを…と今日、義捐金を振り込みました。
とはいえ、毎日、悲惨なニュースを観ていて気が滅入り、昨日はコンサートに行って来ました。堀米ゆず子さんの「ヴァイオリン・リサイタル」。
演奏曲目はブラームス:『ヴァイオリン・ソナタ第2番』バッハ:『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番』グラズノフ:『ヴァイオリン協奏曲イ短調』 クライスラー:『愛の悲しみ』クライスラー:『中国の太鼓』ーー いずれも素晴らしく、至福のひとときを過ごさせてもらいましたが、今回は特にアンコールのこの一曲に感動しました。バッハ:『G線上のアリア』
堀米ゆず子さんは大地震の数日前に、今回壊滅した陸前高田で演奏されたとのこと。バッハ:『G線上のアリア』は、その鎮魂歌でした。 (藤田 昌熙 第2信))
★以下は2011.3.11.に藤田さんが友人、知人に「東日本大地震」の発生に関して発信した一斉同報メールに対する3.16.までの第1回反響メールです。(管理人)
◆一時はパニック状態。今夜は会社に泊まることになるかも…
今会社にいますが、まだ余震が続いています。9階にいますが、大揺れで、大変怖い思いをしています。会社の前の15号線国道は、人と車で大混雑です。今まで経験したことがない揺れですので、一時はパニック状態でした。交通機関はまだ動いていませんので今夜は会社に泊まることになるかも知りません。私の自宅には電話が通じず、現在自宅がどうなっているのかわかりません。大変心配です。
(桂 幸嗣)
◆忘れかけていた「阪神大震災」が思い出され…
近年に無い地震にて東北から関東、近畿と広範囲の揺れにて、心配いたしました。津波は恐ろしく、揺れも含め天変地変は想像を超え、被災の方々にお見舞い申し上げるしか言葉はありません。この後の復旧が急がれますが、国の対応が早く出きることを願いたいと、祈ります。日本人の知恵と努力を信じ願うばかりです。
姪も無事に出先から帰宅したとのメールがあり、一安心でした。阪神大震災時の混乱、交通機関の停滞、物資の供給の遅れは心配致しましたが、時間がかかります。忘れかけていた昔を思い出されました。 (岩尾 和則)
◆地震の揺れもさることながら、津波の恐ろしさを実感
今日の大地震本当にびっくりしました。当方は揺れを感じることもなく平穏でした。ご安心下さい。テレビで今まさに起こっていることを目の当たりにするにつけ寒気がしました。地震の揺れもさることながら、津波の恐ろしさを実感しました。余震も続いているようです。お気をつけ下さい。 (冨士原 坦)
◆無事でよかった!
無事でよかった!東京も相当きつい揺れが来たそうで、藤田様ご夫妻は大丈夫かなと心配しておりました。西村教授の最終講義が1週間後だったら、帰ることが出来にくくなるところでした。関西も近い将来必ず大地震が起こる予感がいたします。まだ余震もあることと思います。十分気をつけてください。 (塩見 昭夫)
◆有楽町まで延3時間以上歩き、夜12時半過ぎに自宅に
私は、東京お台場の「東京ビッグサイト(国際展示場)」で地震にあいました。有楽町まで延3時間以上歩き、夜9時過ぎに徐々に地下鉄・電車が動き、夜12時半過ぎに自宅に帰る事ができました。
今朝のテレビで大勢の人が帰宅できなかった様子を知りました。大勢の方が死亡し災害にあわれた事を残念に思います。 (塩見 幸市)
◆いやー驚きました。自然の力は凄いものです
いやー驚きました。自然の力は凄いものです。こちらも棚の上のものが落下したりしましたが大丈夫です。それにしても、蝶撮影に出かけた福島や長野が心配です。だまだ安心できませんので気をつけましょう。 (大辻 一徳)
◆新幹線が動かないので、主人がいつ帰れるか分からず、心配です
今日の午後の地震、9.0の大きな地震でしたねテレビでズーッと見ていました。東北、関東では怖かったでしょうね。津波の被害もひどく恐ろしいです。東京では電車やバスが動かないので 歩いて帰る人が多くて 大変やなぁと思っています。
幸い関西では何事もなかったのですが今日、主人は東京に陳情に行っていて地震にあい、無事との連絡は入ったけど、新幹線が動かないのでいつ帰れるか分からないといわれました。心配です。藤田さんも震度5とか 怖かったことでしょう。無事で良かったですね。まだ余震が続いていますが 何事もない様に祈っています。 (奥西 文子)
◆観測史上最大の大きさ。ご無事で何より
ものすごい地震でしたね。ご無事で何よりです。気象庁は今回の地震規模をM9.0に訂正したようです。観測史上最大の大きさだそうです。 (塩見 利紀)
◆14階建ての2階。NJ大地震のあとだけに、一瞬不安が…
地震、当方、無事でした。君のほうと同様の揺れだったと思う。ここは14階建ての2階。大丈夫のはずだけれど、NJのあとだけに、一瞬不安がよぎった。照明器具の揺れと、棚の本が落ちたぐらい。ワクチンのような経験だったが、被災地は大変だよね。 (吉田 正信)
◆大変な事になりました
大変な事になりました。まだまだ余震が発生するとの事十分気を付けて下さい。息子が町田市で所帯を持っている為心配でしたが、被害は最小で、ホッと一息です。 (大林 徳雄)
◆お二人とも無事とのこと、ほっとしました
先ほどの地震には驚きました。お宅はお二人とも無事とのこと、ほっとしました。こちらも机の上に積んであった本が床に落ちた程度で済みました。お互いに健康をはじめ身の安全についての配慮をおろそかにしないようにしましょう。 (大木 壯次)
◆東京に住む子供たちと全く連絡がつかず心配でしたが…
当方は何の被害もありませんでしたが、東京に住む子供たちと全く連絡がつかず心配でしたが、今朝早くに連絡がついて、孫たち全員無事を確認したばかりです。
塩釜にいる古屋さんとはまだ連絡がつきません。彼の家は高台にあるので、津波は大丈夫でしょうが…。 (土井 保史)
◆"神々の怒り”のように思えてなりません
昨日の大地震、 "雪解けや武蔵野大地黒々と" …藤田様のこの句が頭をよぎりました。常日頃、武蔵野大地は黒くてぶざまと思っていましたが、今日ほど頼もしく思ったことはありません。室町時代の武将太田道潅が、江戸城築城にあたり、「全国で一番災害の少ないのは江戸の地なり!」とした、その"先見の明”に改めて感心させられます。
それにしても今度の"天変地異"は、最近の政治や悪い人間の行いに対する"神々の怒り”のように思えてなりません。 (芦田 慎)
◆仙台に住む甥子とは未だに連絡がつきません
当方、室内の置物が倒れたぐらいで被害はありません。但し、地震の揺れは、今まで経験した事のない揺れで、慌てて外に出ました。建物が大揺れ、このまま倒れてもおかしくないと思ったぐらいでした。
今朝、本当は海岸には行ってはいけないのですが、様子を見に湘南海岸に行きました。辻堂海岸、片瀬海岸には人一人なく、波は静かですが、何となく不気味な感じでした。公園の駐車場は空。サファーはいなく、サイクリング、ウォーキング、公園での散歩の人もいませんでした。このような光景は初めてみます。
津波、東北地方の被害は大きく、日本経済にも大きな打撃となりそうです。(仙台に住む甥子とは未だに連絡がつきません。) (水谷 敬喜)
◆全国の被害は、とくに死傷者は「阪神大震災」を上回る?
わが家の地震被害は、おおむね貴兄の家と同じ程度で、たいしたことはありませんでした。1階なので、そう揺れない。しかし、経験上、最大でした。全国の被害は、とくに死傷者は恐らく阪神大震災を上回るでしょうね。火より水が脅威、伊勢湾台風のように。
越前高田から南下する一連の東北沿岸部は、4年前と2年前に行ったところ。そのときに泊まった歌手千昌夫がオーナーだった越前高田のホテル「サウザンドホテル」もどろどろ。冊子に載せた写真で、お城のような駅舎は大被害の亘理駅、引き戸付きの駅舎は相馬駅ですから、旅先が壊滅的です。 (佐瀬 守良)
◆我々が生きている内にこんな災害に遭うとは!
こちらも無事です。昨日は世田谷美術館へ車で出かけ、駐車場へ帰る道で頭がくらくらして歩けなくなりました。「これは脳梗塞か!」と覚悟したら地震でした。急いで帰る途中、信号で止まっているときに第2弾震度7.2に遭遇し肝を冷やしました。家に帰ったら、本棚の本が一部落下。棚に置いてあった「松田先生の胸像」がなんと落ちていました(幸いメガネも無事でしたが・・・)。
安見子が「帰宅難民」になり、電話がなかなか通じず困りましたが、結局、麹町から3時間以上かけて歩いてきました。その間に娘二人を我々が保育園からピックアップ。昨晩から3人が我が家に泊まっています。
我々が生きている内にこんな災害に遭うとは!津波の恐ろしさを再確認。昨晩は余震が気になって熟睡出来ず、今日は不調です。もうこれ以上の地震がないように祈る。 (田代 勝彦)
◆大半の主要社員は会社泊まり
こちら大丈夫。今日出勤。9時半、平常どおり開店。しかし、いつもは、9時過ぎにシャッターは開き、呼び込みをしていますが、今日は9時29分にシャッターを一斉に開けました。店内放送BGM主体、客はまばら。
昨日、地震の時は、四階、大揺れで、三脚は倒れ、生きた心地がしなかった、と。設備点検のため午後6時閉店。明朝平常どおり開店。仙台、宇都宮と川崎店は本日営業できず。小平から来ている社員は、家に電話かからず心配なので、青梅街道を三時間強歩いて帰宅。大半の主要社員は会社泊まりだった模様。
TVよりラジオのニュースがわかりやすい。固定公衆電話を廃止しすぎないほうがいい。 (森 泰生)
◆札幌も震度3で、長周期で揺れました
地震お見舞い申し上げます。ここ札幌も震度3で、長周期で揺れましたが、当家は特に倒れるものも無く、身体的にもOKです。しかし、新聞、テレビ報道で見る宮城、岩手の津波の惨状は、気の毒を通り越して言葉になりません。余震が一か月は続くとのことなので、お互い気を付けましょう。 (山本 眞彦)
◆かってない怖い体験
凄い地震でしたね。かってない怖い体験をしました。ニュージーランドに続き日本へも、勝手な人間の振る舞いに神様が怒って懲らしめているのでしょうか…。
わが家の真ン前の「マック」は、大地震の日、早々とシャッターを降ろして閉店しました。大型店で収容人数も大きい。テレビニュースが、「大型飲食店が店内を開放して喜ばれている」と報じていたその時です(ちなみに、交通機関が開通したら真っ先にシャッターを揚げ開店したのもこの「マック店」でした)。
神楽坂で最大店舗、儲け頭の「マック」は、商店会費を一銭も支払わず、夜間街灯等いいところは利用、恩恵は独り占め。このような理不尽なことが大手を振って罷り通るこの世の中がまことに空しく悲しいかぎりです。 (山本 興一)
◆TVで現地の惨状を見ながら、今回の地震の大きさに驚いております
今回の「東北・関東大地震」、大変な事になっておりますが、貴兄ご周辺にはお変わりありませんでしたか? お見舞い申し上げます。TVで現地の惨状を見ながら、改めて今回の地震の大きさに驚いております。
小生の愚息が現在東京に住んでおりますので心配しましたが、何とか昨日は会社で夜を過ごし、本日昼頃帰宅したようで一安心です。暫くは何かと大変でしょうが、お疲れが出ませんよう、ご自愛ください。 (後藤 毅)
◆関越高速で、ふわっと浮かび上がって暫らく船酔いのような感覚に
我が家も、本棚の本が少々散乱した程度で済みました。地震発生時は、関越高速道路を走行中でして(運転はしていませんでしたが)、ふわっと浮かび上がって、暫らく船酔いのような感覚でした。その上、川越~練馬間が通行止めになり、一般道(16号)に降りて渋滞するなかを大回りして帰ってきました。 (古林 繁)
◆これからはテレビよりラジオを聞いて、皆と一緒に頑張っていきたい
本当に怖かったです。私は運よく家にいましたが、もう最後の方は頭からタオルケットを被って、ベランダの窓を開けてしゃがみこんで、「もう、いや。どうにでもして」と呟いていました。
じつは、私は15年前の神戸地震も、和歌山の自宅マンションで体験しています。あの時も怖かった。地響きがゴーゴーと聞こえました。その時も、只々這ってベランダの窓を開けるのがやっとでした。今回の地震は、神戸の時よりも長く、凄かったです。
昨夜は主人が都心の会社で宿泊して一人だったので、ラジオを聞いていましたが、余震や新潟・長野の地震の緊急予報で、眠れませんでした。 主人は今朝7:30に帰って来ました。今日は息子一家と過ごしましたが、テレビを見ていると、あまりの惨劇で息子も、私も、お嫁さんも、なんかもう暗くなって、やる気も起こらず、考え込んでしまいました。
お昼すぎに息子がスーパーに買い出しへ行ったら、なんと「西友」がお店を閉めていたそうです。吉祥寺の東急デパートも今日はお休みでした。やる気がなくなっている我々。これではいけないと、息子がテレビでなくラジオをつけました。FMラジオは各地からのリスナーの人たちの前向きなコメントや、何か今自分達が出来る事はないか とか、節電していますとか、勇気が出る歌がかかります。それを聞いていると、ほんと元気が出てくるのです。
息子も、ラジオを聞きながら部屋の片づけをするし、皆が前向きに考えて頑張っているんだという気持ちがわかります。テレビを見るのも大事だと思うけど、今はラジオを聞いています。
神戸の時に思ったのですが、同じ震災にあった時、前向きに元気に向かって行く人と、もうがっかりしてやる気がなくなっている人を見ました。元気な人達は どんどん復興に向けて進んで行きました。
災害があった時、日本人は頑張れる人種だと思います。ちょっと頼りないと思っていた若者達が、神戸の時も元気に頑張っていました。真剣に考えると、ほんとこれから先大変で恐ろしくなりますが、これからはラジオを聞いて、皆と一緒に頑張っていきたいですね。 (津嶌 淑子)
◆被災地の方に何らかの形で協力をしたいと思います
こちら岐阜は何とも有りませんでした。仕事場で、いつまでも揺れが治まらないので恐ろしかったです。津波は黒い、という事を初めて知りました。被災地の方に何らかの形で協力をしたいと思います。 (杉本 光翁)
◆今までに経験した事の無い恐ろしい地震
ご無事の御様子なによりです。小生は、揺れが始まった時、家の外に飛び出しました。電線は縄跳びの縄のように振れ、家は今にも崩れそうに揺れていました。今までに経験した事の無い恐ろしい地震でした。
次女は新宿の勤め先から電車では帰れず、婿さんにバイクで迎えに来てもらいやっと帰れたようです。奥方は立川に出ていて、やはり帰れず、公衆電話から S.O.S がきて車でお迎えにあがる事に。それなりに大変な一日でした。
その後のテレビ報道を見ると、被災者の方々の苦痛、これからの日本の混迷を益々深めるようで胸が痛みます。 (大島 二典)
◆被災者の皆さんへのお見舞いと、ささやかながら地元の募金活動を
この時期にメールがいただける事、ありがたく嬉しく存じます。テレビからの速報に目をおおいたくなります。地震は予測のできない災害ながら、今の時代にも自然に何も対応能力の無い人の弱さを感じます。さりとて、メディアの情報は早く、時代の進歩として受け取らねばならないのか。原電については、我が地方にも同様施設があり、色々考えさせられます。
親戚、知人の安否が確認できた事は、嬉しい事でした。
今朝、久しぶりの好天になりましたが、何か消極的な思いになり、自分達の身の回りを振り返ることも出来ず、いざと言うときの準備も出来ず、防災グッズも整えねば・・・と思いつつも行動にはなりません。今は被災者の皆さんへのお見舞いと、ささやかながら地元の募金活動に心をこめたいと思っています。 (岩尾 和則)
◆「オペラ観賞会」は中止に
ご連絡、恐縮です。お陰さまで、当方被害はありません。但し、本日開催予定だった清瀬稲門会主催の「オペラ観賞会」は中止となりました。 (神山 和夫)
◆ネットの威力を改めて痛感しました
ご無事でなによりです。いや、それにしてもものすごい地震でしたね.ガスも安全装置が働いて自動停止。「震度5強」以上でそうなるようで、そのくらい揺れたわけです。収まってからのマイコンメーターの再開もマニュアルを見ながらやりました。
我が家は、千葉県北西部のマンション6階。マンション4階の知人宅の玄関先で話していたら,突如襲ってきたのです。通路の手すり・柵が金属音を激しく上げて、中庭〜向かいの棟に響きわたる。通路から外へ投げ出されるかと思うぐらいひどい揺れの中を、急いで通路(外廊下)を走って,階段を駆け上り、6階の我が家へ。
我が家に入っても大いに揺れ続けましたが,さいわい被害はほとんどなし。無造作に積んでおいた書類や小箱などが散乱した程度で、揺れ続けた本棚などは無事(手で支え続けましたが)。湯のみなどが2つ3つ欠けましたが、数多くのお猪口がぜんぶ無事だったのはなにより。
これを機に、今は使わなくなったビール大ジョッキなどを処分することにしました。
家具固定装置や、いろんな物の下に敷いておいた「100円滑り止めシート」などの小道具が意外に役立ったようです。
それはともかく、前日でなくてよかった。前日は朝から都内へ出ていて趣味を楽しんでいたのでした。もう一日早かったら、「帰宅難民」になるところでした。
息子は港区の会社から足立区の自宅まで22キロほどを歩いて帰宅。5時間弱かかったそうです。「意外と歩けるもんだ」と言っていました。いい経験になったようです。それと、感慨深いのは都内に所帯を持っている息子や、娘の安否確認で,ケータイとネットを活用したことでした.当日は普通の通話やメールはむりなので、他の方法を使ったのです.それは、「災害伝言板」と「スカイプ」です。息子とは「災害伝言板」というのを初めて試して、一家の無事を確認。娘とは日頃から「スカイプ」でライブ画像&音声のやり取りをしているのですが、この日、地震も少し収まったところで、ネットを開くと,娘からスカイプでの呼びかけが入ってきていたので、さっそく応じて、一家の無事を知りました。
サッカー日本代表のザッケローニ監督もスカイプでイタリアの家族へ無事を伝え、喜びをやりとりしたとのことですが,あの電話通信大混雑の中でもスカイプ通話はok、ライブ画像も鮮明にやり取りできたのです。しかも、無料で長話もできる。ネットの威力を改めて痛感しました。 (今地 和)
◆一日も早い復興を祈るのみ
メールありがとう。当方何の被害もなく無事でした。当日運悪く親戚に不幸があり、普段なら車で往復1時間のところ、6時間かけお通夜に参列しました。被害者のことを考えれば何にも言えませんが、一日も早い復興を祈るのみ。 (中田 圭二)
◆原子力発電所がどうなるのか、心配しています
ご連絡有難うございました。揺れには大変驚きましたが、被害はありませんでした。原子力発電所がどうなるのか、心配しています。 (植田 厚生)
◆与野党共に小異を捨てて大同について頑張ってもらいたい
皆様ご無事で本当に良かったです。小平の家も、古家ながら耐えて頑張ってくれたようでほっとしました。こちら札幌は震度3でしたが、無傷です。ちょうどみずほ銀行に出かけていて、行員と話している時、めまいがしたと思っていたら、相手もそう思ったようで、二人で「地震ですね」と。東京と電話で話していた行員が、「東京の方がすごい地震だ!」と叫び、事の重大さを感じました。
時間が経てば経つほど被害の大きさに暗澹としています。本当に國の一大事です。政府の危機管理の手腕が問われますが、与野党共に小異を捨てて大同について頑張ってもらいたいです。
とりあえず、募金に参加するしかありませんが、できることがあったら協力したいと思っています。「阪神大震災」の時はボランティアとして現地に行きましたが、直後の惨憺たる有様は恐怖でした。当時より歳を取ってしまい足手まといになるので、やはり資金面での協力でしょうか。各国の援助隊が来るニュースを見て、ありがたいなと思います。 (蛭川 紀巳子)
◆現地の災害の規模と悲惨さには心が痛みます
地震のお見舞いを有難うございました。当方は無事でしたが、日を追って大きくなる現地の災害の規模と悲惨さには心が痛みます。 (永野 年)
◆菅総理もここが力の発揮どき。がんばってほしいです
やはり、大きな地震がきましたね。テレビを見ると本当に大変です。津波のこわさ、地震国日本のこわさを感じます。
私はちょうど買物から帰ってきて家にいました。就活中の孫と猫2匹、在宅でした。孫はとっさにトイレに避難したとのこと。小学校のとき、「地震のときはトイレか机の下」と習ったそうです。猫も、チビは玄関の土間で震えていましたが、大きい方のボーちゃんがいなくなり、孫と二人で探しましたが、なかなか見つかりません。なんと大きなデスクの下に隠れて、6時まで出てきませんでした(ネコも学習したのでしょうか?)
息子は車で出かけていましたが、早く帰ってきて、孫と二人でおかあさんを迎えに行きました。青梅街道が混んでいたようでしたが、無事でした。外へ出ていた人は大変だったようですね。荻窪の友人は、早稲田にいて「リーガロイヤルホテル」に避難し、3階の宴会ルームで100人位泊まったそうです。毛布やタオルなど、とてもサービスがよく、朝もおにぎりやお茶がサービスされたそうです。無理に帰らずよかったと言っていました。
それにしてもこの大地震、福島原発の放射能漏れ、本当に怖いです。唯一の原爆被災国の日本で原子力発電に頼らなければならないのは、怖いです。東北の方々、なんとかしてあげたいと思いますが…。菅総理もここが力の発揮どき。がんばってほしいです。
もう春が近いのに、大事件で心も浮きませんね。ご自愛下さい。 (保谷 裕子)
◆滋賀・湖北にいました。帰宅するまで、それは大変な経験をしました
お互いに大きな損害もなく、よかったと思います。私はフィールドワークで、11日は滋賀・湖北にいました。帰りから昨日帰宅するまで それはたいへんな経験をしました。東京の深夜の避難状況もたいへんものでした。お互いこれからのリスクに注意しましょう。 (鳥塚 憲一)
◆亡くなられた方々のご冥福と被災者に心からのお見舞いを
お見舞い有難うございました。小生も妻も外出先で遭遇。いづれも無事でした。
小生が居りました建物が新しい教育設備のせいか、大分揺れましたが、不安を感じませんでした。急いで帰宅しましたら、家の中は落下物で散乱しておりました。日ごろの怠慢を見せ付けられました。被害の最大は、買いたてのテレビが落下して、液晶部分が割れて、映像が見られなくなりました。花瓶、食器なども若干被害を受けました。 その後のニュースの報道に驚きました。これから先が思いやられます。亡くなられた方々のご冥福と被災者に心からのお見舞いを申し上げるのみです。 (南山 正義)
◆ノルウェーからの見舞いメールへの返信
以下、ノルウェーからの見舞いメールへの返信です。
≪お気遣いありがとうございます。私も家族も無事でした。自宅のある埼玉県は震度5以上でした。余震が続いております。日本では被害がますます大きくなっております。
昨日の東京都内は、交通機関は全て不通でした。地震の時は、会社の4階で仕事中で、地震の直撃を受け、パソコンは飛ぶし、すっちゃかめっちゃか(全くの破壊です)です。震度5です。
歩いて帰宅した人も多かったですが、昨夜は会社で泊まりました。真夜中にやっと自宅に電話が通じました。マンションは震度7~8でも大丈夫ですが、震度7になれば冷蔵庫等が4メートルぐらい飛ばされます。ガラス戸を突き破って外へ飛び出します。
一番恐れていた食器棚は、つっかい棒(地震対策用)のお陰で全く無事でしたが、食器棚はガラスコップや陶器が壊れました。6畳間の書庫の本棚が2列壊れ、本が飛び散っています。片付けと修理は大変な仕事ですので、そのままにしています。
今朝、動き始めたJR宇都宮線に乗ろうと上野駅に行きましたが、入場制限中で近づけず、また会社に帰りました。3~4時間後、また上野駅に行きましたが、今度は地下鉄が動いたので、一斉に上野駅に人が集まり、朝来た時の10倍以上の人が上野駅を取りまいています。通常の30%~50%の運転本数でした。
何時になったら電車に乗れるか不明でしたので、上野から御徒町まで1駅歩いて、線路点検で動かない山手線に乗って座っていました。会社を出てから5時間かかって午後3時に帰宅。疲れて今まで寝ていました。
IP電話や公衆電話は通じやすいですが、携帯は全く役に立ちません。
珍しく、運良く、重慶からメールが入りました。ニュースを見て驚いたようで、友達が誰も電話に出ないと言っています。
昨夜から見ていますと、都心部ではお米(おむすび類)は一番先になくなり、次いでパンとスナックが売り切れていました。飲料水とお酒類は品切れしなかったようです。
2万人弱の町が丸ごと津波で破壊され消えてしまっており、そこでは1万人以上が行方不明です。今回の被害は、2万人ぐらいの死者が出ると予想されます。ますますひどい被害状況が報じられると思います。まだ揺れています。 (寺坂 義弘)
◆歩いて帰宅しました。1時間半かかりました
有り難うございました。あの時は、「西砂学習館」(西武線・西立川)にいました。終って帰宅しようとしたら、電車は運転見合せとか。仕方がないので歩いて帰宅しました。1時間半かかりました。
『燎』の同人と会員が各1名、陸前高田市にお住まいです。心配で電話をしても、あの状態では繋がりません。宮崎では火山灰で閉口している会員もいらっしゃり、『燎』も仲間の広がりが広くなってきました。 (日吉 忠弘)
◆何時また余震が襲って来ることか…不安です
地震、怖かったですね。今日になってやっと落ち着きました。とは言っても、何時また余震が襲って来ることか・・・不安です。とりあえず今日は御礼まで。
(余田 彌生)
◆スーパーでは、飲み物(水)・玉子・即席ご飯などの棚が既に空っぽ
ご無事でしたか。大変な地震でした。当方、帰宅の足がなくなり、久し振り(春闘が盛んだった頃以来)に会社に泊まり、翌朝帰ってきました。早朝にも関わらずラッシュで、乗れない人が出るほど(皆、どこかで一夜過ごしていたのでしょうね)。
地震の日、午後5時過ぎに街へ出てみたら、普段より多い人通りで、中には黄色い「緊急避難袋」を肩にしている人も…。「3時間掛けても歩いて帰る」、「都内にいる知人・血縁等の所まで歩く」といって出て行ったり…。
家に帰り着いて、報道されるその災害の規模に驚いています。今朝は、10時の開店を目指してスーパーへ行ったら、普段より多くの買物客で、飲み物(水)・玉子・即席ご飯などの棚が既に空っぽ。ガソリンは昨日の内に入れたのですが、今朝は各スタンド長蛇の車列。値段も昨夜比10円近く高くなっていました。
携帯電話が繋がらないのには困りましたが、幸い自宅の光電話から私のほうに掛けてくることができましたので、1時間置きに自宅から電話を入れてもらっていました。 (佐竹 昇)
◆節電にご協力を!
今日、知人から携帯のメール転送の依頼が来ました。内容は次のとおりです。
(関西地区にお住まいの皆様へ)
地震に伴い、関西電力が電力の提供を始めたようです。少しの節電も立派な支援になります。電子レンジや炊飯器など、普段さしっぱなしのコンセントを今日だけでも抜いて、節電しましょう。このメールを出きる限り広めたいので、ご協力を御願いいたします。
今回の地震で、福島第1、第2原発が停止した為、今夜から東京への電力供給が30万世帯分不足するらしく、中部・関西電力から電力供給するそうです。それにより全国的に電力不足になる為、私達にも関係ない話ではなさそうです。皆様の節電のご協力が必要です。どうぞ宜しく御願いします。それと共に、たくさんの皆様へのメール転送を宜しく御願いします。
上記、藤田様のお力で関西方面への発信を願えればさいわいす。 (岩尾 和則)
◆震災でご逝去された皆様のご冥福をお祈りします
外出先から自宅に戻ったところで震度5の地震に遭遇しました。さいわい書棚の本が数冊、棚の上の荷物が落ちた・・・だけですみました。東京にいる子供や孫たち、新潟や長野の親族も全員無事です。
わが故郷の新潟県は地震の巣です。1958年に上京しましたので、1964年の新潟地震、2004年の新潟中越地震、2007年の中越沖地震のいずれの地震も体験していません。幸運を喜んでいました。このたび体験した「北日本大地震」は、私が体験した始めての大地震です。
一週間ほど前に発生した東北地方の地震で、嫌な予感がしていました。テレビで地震学者が「危惧されている三陸沖地震とは関連性が無い」・・・と断言しているのを聞き、思い切ったことを言うと不安を感じていました。
このたびの震災でご逝去された皆様のご冥福をお祈りします。 (高橋 幸雄)
◆何とも言いようが無く、世の無常を感じます
「阪神大震災を上回ること間違いなし」・・・との新聞報道。何とも言いようが無く、世の無常を感じます。一日も早い復興を期待したいものですが、見通しすら立たないとの事、心が痛みます。貴兄宅は大した事無く、本当に良かったですね。だけど、あの災害を見ると、お互い喜んでおれませんね。 (大林 徳雄)
◆あまりの出来事に呆然としていました
こちらは丸一日たって、やっと平常になりました。我が家は塀が一部壊れたり、建物に亀裂が入ったり、家の中がばらばらに。停電したり、電話も不通(携帯も)でした。屋根かわらが飛んだり、電線が切れたりしている家もありました。
家から飛び出し道路にへたり込み、揺れ動く大地を見ていました。もう家も倒れると思いました。回りの人たちも飛び出して来ていました。しばらくしておさまりましたが、あまりの出来事に呆然としていました。ようやく落ち着きましたが、余震もまだ時々きて頭も乗り物酔いがしていることがあります。
とりあえず皆無事だったことはありがたいです。 (谷口久代)
◆只々皆様のご健勝をお祈りするのみ
そちら東京は明日から「計画停電」とか。いろいろご不便ですが、私達で何か役立つことがあればご連絡ください。現役の時、関東のスーパーマーケットの皆様のお顔が思い出され、ご苦労が思われ、神戸の時の事もあり、力不足の我が身が歯がゆく、只々皆様のご健勝をお祈りするのみです。八戸のスーパーマーケットの皆様はどうされているか、青森、秋田、茨城、千葉、群馬、福島、栃木・・・と皆様の顔が浮かび、これからの辛い戦いを思い起こし、気をもむ夜となりました。 (岩尾 和則)
◆行方不明者のご無事を祈るばかり
埼玉県も地域的に停電になり、真っ暗な中、ご心配いただき次々と連絡頂きました。携帯のバッテリーが切れ、陸の孤島となり、娘が都内勤務先にて連絡が取れず心配しましたが、無事朝帰宅。安心したものの、この厳戒体制で、今朝から叔母の法要と両親をみに帰郷しております。
明日から定期的に停電が続くらしく、昨晩、慌ててガスボンベや乾電池や懐中電灯と携帯バッテリーとカップラーメンを買いに走りましたが、売り切れが続出。諦めました。
20年前に郡山に住んでいましたので、友人達の安否は確認出来ましたが、この大惨事にて、多くの方々が命を落とされましたが、せめて行方不明者のご無事を祈るばかりです。 (風間 みゆき)
◆被災者の方に募金協力を!
「東北・関東大地震~皆様からのメール」、感動して拝見しました。こんなに皆考えが同じなんだな…と思ったことは最近ありません。テレビを見ていても気が滅入るばかりなので、近所の仲間に誘われ、今夜は飲みに行きました。女房は、「こんな時にどうして--」と止めましたが、私は反対に、何も出来ないこんな時こそ皆んな逢って話い合いたい気持ちでした。
"皆様からのメール”を拝見して、自分に何が出来るのかな?と思ったら、やはり、被災者の方に募金なんかの協力かな、です。しかし、私は賢い募金の方法が分かりません。誰か教えていただければ有り難いのですが…。 (芦田 慎)
◆PCは大丈夫だったのですね。気がつきませんでした
今回の地震は、マンション住まいになって初めての大きな地震でした。皆様のところはいかがでしたでしょうか? マンションは比較的大丈夫ですが、書庫兼物置の積み上げてある資料類が滑り落ちました。横浜でも戸棚が倒れたりした家もあるようです。 テレビの余りに痛ましい情景に胸がしめつけられます。また、津波・水の力の恐ろしさを、スマトラの時以上に思いしらされましたね。
携帯、固定電話が通じずあきらめていましたが、PCは大丈夫だったのですね。気がつきませんでした。 (斎藤 悦子)
◆エレベーターを使わないことで省エネを
御無事で何よりです。私も蒲田から歩いて帰って来られたので、よかったです。
エレベーターを使わないことで省エネしています。食料保存も、岩尾さんからメールを頂き、保冷庫と保冷材の準備をしてあります。有り難いことです。 (大西 紀子)
◆福知山市も、DMAT隊(福知山市民病院医師等)が現地に出動
御心配いただき、ありがとうございます。幸いこちらは揺れも感じることなく、安心しておりました。藤田様の方が大変でしたね。すごい揺れが続き怖かったと察します。本当にお怪我がなくご無事で良かったと思います。
今回の「東北・関東大地震」については、テレビ報道により地震の被害が明らかになるにつれ、被災地の想像を絶する地獄絵図のような光景に驚き、街が津波でなくなるなんて思いもよらないことが現実に起きたことに、ショックで言葉がありません。
福知山市も現在、DMAT隊(福知山市民病院医師等)や消防職員が現地に出動しています。私も協力できることは惜しまずやっていきたいです。まだ余震が続いているようですので、防災対策には十分ご留意ください。 (福知山市広報課 時井)
◆卓上ガスコンロ、ボンベ、電池、ラーメン、ホカロン、缶詰、お米等を
高齢で独り暮らしの方から「お米がない」とお困りのお電話あり、卓上ガスコンロ、ガスボンベや懐中電灯、電池、カップラーメン、ホカロン、缶詰め、肝心のお米など、1ヶ月位もつ食料を箱に詰めてお送りしました。
スーパーでは、私と同じ様に品物を買い求めている女性がいて、物資の不足した所に送りたい気持ちは一緒かと思いました。 (風間 みゆき)
◆寒い時期、大きな鍋で豚汁や炊き出しをすれば?
今回の地震に関する皆様からのメール、読ませて頂きました。私は昨日、買い物に行きましたが、食料品は乏しく、パン類、インスタントラーメン、冷凍うどんおにぎり、ペットボトルの水、お茶、ジュウスなどありませんでした(明日は入るでしょうが…)。ラジオ、懐中電灯、電池、ろうそく、水用ポリタンク等もありませんでした。
テレビで被災地の様子が映ります。使い捨て食器、日用品、衣類、寝具など、早く届けて上げてほしいものです。一日一食ではとても見ておれません。日本の国は遅れています。こんなに貧乏なのでしょうか? 寒い時期、大きな鍋で豚汁や炊き出しをすれば良いと思いますがどうでしょうか? (谷口久代)
◆私も今回、“避難難民”のような経験をしました
70年生きて初めて経験する大震災です。私の住む流山は大きな被害はありませんでしたが、隣の柏・我孫子は相当揺れたようです。ちょっとした場所で大きな差があったようです。被災地では、ますます被害が広がりそうで、胸が痛みます。
私も今回、“避難難民”のような経験をしましたが、なんと日本人は我慢強いことかと驚きました。それに引きかえ、今日の東電の対応はひどいものです。まるで三流会社のようです。TOP陣はどうしているのでしょうか? 逃げ回っているのでしょうか?
「計画停電」、当地は「5グループ」でしたが 結局なにもありませんでした。明日からまた不安が募ります。これ以上 “2次被害”が拡がらないよう祈ります。
(鳥塚 憲一)
◆目下の最大の懸念は、福島第一原子力発電所
大惨事が起こってしまいました! テレビを観ていたら、突然画面が変わって、三陸地方の大地震の様子が映し出されました。その後、津波が町を飲み込む映像となり、固まってしまいました。とても現実のこととは思えませんでした。一瞬のうちに、まさかのことが起こってしまいました。刻々と伝えられる惨状、被害の状況には言葉もありません。東北から関東方面の方々、どんなにか恐ろしい思いをされたことでしょう。
我が家も、二男、姪、義弟等が関東にいますが、電話が通じず心配しました。後で聞きますと、息子は職場がビルの9階で、ものすごく揺れて怖かった、と言っておりました。会社で一晩過ごし、翌日の午後ようやく家に帰れたそうです。
ご家族を失われた方々、避難されて不安な時を過ごしていらっしゃる方々、いまだ救出を待っておられる方々のことを思うと胸が痛みますが、目下の最大の懸念は、福島第一原子力発電所。現在必死の努力が続けられていますが、最悪の事態にならないよう祈るばかりです。
今、私たちに出来ることの一つとして、節電に努めることは大切ですね。関西からも少しでも電力を送ることができるよう協力しましょう。 (高見 裕子)
◆元気を出して頑張りましょう
いつもメールを頂き有難うございます。次から次と災難が降りかかってきますが、元気を出して頑張りましょう。 (国友 康邦)
◆節電や募金等、出来ることはしましたが…
ご心配いただき有り難うございました。幸い何の被害もなくほっといたしました。
友人宅で地震に遭い、瞬間「人生ここで終わりになるのか」と興奮した頭の中で考えました。帰りの交通機関が全滅で他の友人5名と一夜の宿を借りる羽目に。幸い?友人の旦那様から「帰れない」との連絡が入り、熟女6人一晩中テレビにかじりついていました。明かりも暖房も食料も豊富にありましたので、ただただ有り難く、被災地の皆さんの恐怖を思うと何とも言いようが有りませんでした。
節電や募金等、出来ることはしましたが、現状復帰に長い時間のかかることを思いますと、胸が痛いですね。藤田さんもご無事で何よりでした。 (黒井 恭子)
◆テーブルの下に潜る経験を初めてしました
ご無事で何よりでした。小生は福島で仕事中、地震に逢いました。テーブルの下に潜る経験を初めてしました。取材先に泊めていただき、翌日、たまたま東京に行く車に乗せてもらい、9時間かけて戻りました。まだ何が起こるかわかりません。お大事に。 (桐山 勝)
◆何とか乗り切ってもらいたいと祈るばかり
メールを頂き、ありがとうございました。とうとう福島原発が大変なことになりましたね。私も、立川で一人外出中に地震に遭い、少し体調を崩しております。何とか乗り切ってもらいたいと祈るばかりです。(荒木 彌榮子)
◆同僚が実家の石巻で二人の兄弟一家8名の音信がとれず心配
お尋ね頂き、ありがとう。こちらは問題なし。実は先週より竜野の実家に帰っていましたので、地震には遭遇せず。今日上京し、出社しております、同僚が実家の石巻で二人の兄弟一家8名の音信がとれず心配しています。 (上田 英彦)
◆日本人は歴史に見るごとく、大災害を克服する冷静さと底力をもつ
2.26事件の前日に生まれた私は、戦争以外の大災害を経験せずに人生を終えられるかと思っておりましたが、何と、ここへきて、「観測史上第一位」、「世界史上第4位」のとてつもないエネルギーの大激震に遭遇してしまいました。
その瞬間は、家内とともに在宅しており、家から飛び出せるよう扉を開け、ダイニングテーブルの下に隠れ、様子をうかがっておりました。しばらくして這い出してみると、小さい置物や本棚の本が落ちた程度で、被害はほとんどなく、ホッとした次第です。
しかし、TVをつけてみると、ものすごい高さと速さのTSUNAMIの猛威や、原発事故の恐ろしさが目に飛びこんできて、容易ならざる事態を認識しました。
この大災害の復興には、大変な労力(エネルギー)と資金と時間が要ると思いますが、世界のメデイアが賞賛しているように、日本人は歴史に見るごとく、大災害を克服する冷静さと底力と技術をもち、世界に冠たる「復興大国」であると思います。復興プロセスを政局の具としたり、足を引っ張り合う愚かさを避け、各界各層が一致団結すれば、日本人同士の助け合いや世界各国の支援を得て、神戸地震のように、比較的早く復興の実が上がると思いますが…如何でしょうか? (権藤 泰浩)
春暁や目覚めて夢か大津波(葉貴)
未曽有の大地震、大津波。
春暁や目覚めて夢か大津波
テレビ見すぎました。あの夜は帰れないお客さまともども、画廊の床にシートを敷いて眠りました。ホームレス体験をしたようです。 (木ノ葉画廊 葉満田)
◆個人個人が出来る一番易しい協力は「節電」
関東地方は輪番停電も始まり,通勤を始め毎日の生活が大変ですね。
大地震の経済への影響が心配です。本日、投資家の思惑売りで株価が史上三番目の下落率となりましたね。日本経済の底力を信じ、株価の回復を気長に待つしかありません。
岩尾君からの携帯メール(節電のお願い)の転送、有難うございました。個人個人が出来る一番易しい協力は「節電」ですね。是非一人でも多くの皆さんにやっていただきたいものです。でも、いくら節電しても西地域(60Hz)から東地域(50Hz)への送電は、電力変換所の能力の関係で100万kWしか出来ません。東電管内では、今の季節で300万kW程度不足していますので、輪番停電回避には寄与しないといえます。
電力ピークの出る夏場はどうなることやら、もっと心配です。夏場は故郷の福知山で俳句を詠みつつ、のんびりと生活されることをご提案します。 (冨士原 坦)
◆計画停電は、街の活力をなくする
計画停電を経験して思う事は、これは街の活力をなくする。これが続けば日本経済は不況のスパイルに入る気がしてなりません。福島原発事故は日本経済と日本の国力に大きな打撃を加え、これからの国内景気が心配です。 (水谷 敬喜)
◆まず今私が出来ることをと、義捐金を送りました
計画停電にてご不自由されておられると存じます。何も出来ず、只々お見舞い申し上げるしかありません。
いろいろと思いつつ、まず今私が出来ることをと、朝日新聞宛で義捐金を送りました。列島はまだ何が起きるか読めず、昨夜も御殿場方面の地震に驚きました。小平は大事ありませでしたか? 郵便も「関東から北へは受付も遅れる」との前提でしか受け付けません。皆様には辛抱の時間が長いかと存じますが,どうか御身体ご自愛下さい。 (岩尾 和則)
◆「静岡東部地震」(震度6強)。また強いのが来たからショックが大きい
昨夜の「静岡東部地震」(震度6強)。既に一山越えたと思っていたのに、また強いのが来たからショックが大きい。東京を通り越して静岡へ行ったけれど、またこちらへ戻ってくるかも…。当分不景気になりますね、覚悟しなければ…。 (田代 勝彦)
◆終戦直後の電力制限時代を思い出します
お見舞い、ありがとう。昨夜の「静岡東部地震」、さいわい伊豆・伊東も何もありませんでした。但し、電柱が倒れて停電しているというのに、調査中という当事者の返事はいただけませんでした。
「輪番停電」、当方、昨日最後の時間帯だったので、晩飯を早く済ませ、停電中はもっぱら布団の中(暖房もつけなくて済みますからね)。
スウェーデンのヨーナスから、大丈夫かと心配のメールが入りました。向こうでも24時間、日本からのリポートがTVで流され、原発事故と津波被害のすさまじさに高い関心が寄せられているとのこと。被害状況、原発問題、停電による交通事情など返事してやりました。
実家で、両親も、近所の人も、どうだどうだと聞いてくるので、川越情報を知らせて安心させよう、と。
うちの近くの複数のガソリンスタンドでは、灯油、ガソリン完売、入荷予定不明、並ばないで、と手書きの張り紙。ロープなど張って、車が入れないようにしています。一昨日、愛車ポロは燃料残り5リターになって、不要不急運転休止に入りました。今日の新聞では、復旧に一週間くらいかかるだろうと書いています。
今日の停電予定は、三時過ぎからです。昼間なら電気が来なくても文字が読めます。夜はそれができません。だから、停電は昼間のほうがくみしやすい。経団連会長が提案したように「総量規制」も検討したらいいとおもいます。供給量の回復が見込めないのだから、長期対策が要るでしょう。終戦直後の電力制限時代を思い出します。
放射能問題で、名古屋方面からは、「外出を控えよ」と。桂子は「外に出るな」と。外の仕事がしたい時期に、弱ったものです。 (森 泰生)
★以上は11.3.16.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
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クリスマスローズ(別名:ヘレボルス) |
キンポウゲ科クリスマスローズ属 |
小平市内で11.3.18.松谷富彦撮影 |
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◆もうしばらくは、おとなしく家にこもります
よくコンサートに行かれましたね。東京は、国立は全部中止。18日のオペラ「マノンレスコー」も取り止めです。先日13日に、オペラの友人がフィレンツェの「運命の力」のリハーサルのチケットがあるというので、観てきました。ズービン・メータの指揮、歌手に対しての指示など、ヴァイオリンが居残りで何度も繰り返し練習(ある有名なパートを)させられるなど、大変面白い経験でした。
もうしばらくは、おとなしく家にこもります。なんといっても原発が心配です。東京電力の危機管理のお粗末なこと、副社長の緊張感のなさ、まるで他人事のように思えました。やはり独占企業の、親方日の丸的企業体質(政府と結託?した)が如実に出ましたね。トヨタの社長の会見と比べると、よくわかります。本当にあきれました。
とにかく、当分テレビの情報から目が話せません。地震もまだまだ心配ですしね。ではお気をつけてお過ごしください。 (斎藤 悦子)
◆人間が引き起こす“パニック”が怖い
藤田さん、同感です。“東電と関電で電気の融通”、こんな当たり前のことがどうして実行できないのでしょうか?
冷静に・冷静に、このことにつきます。自然災害は防ぎようがありませんが、人為災害を引き起こしてはいけません。人間が引き起こす“パニック”が怖い。近くのガソリンスタンドに長蛇の列です。値上がりの影響で閑古鳥だったスタンドが一変(地震発生の非常時には車は使用不能でしょうが…)。
次は、何が起こる? おかしな行動、事件発生がないことを祈ります。 (山本 興一)
◆初停電
きょう9時半~12時半まで初停電がありました。昭和20年代にはよくありましたが、電気に慣れたいまは、なかなか不便なものです。本来は1時までだったところ、30分ほど早めに終わり。
信号は半分くらい消えていました。その半分くらいで、警察官が手信号。ただ、道が込んでいないせいか、その割には譲り合いなどでスムーズでした。ガソリンスタンドの閉鎖が続き(朝早くなら相当並んで代える)、これが困りもの。電車はポツリポツリで、通勤時代なら大変な困難に直面するところでした。
文化部が震災もののコラムをほしがったので、きのうNYTimes電子版の投稿欄を拾い読みして送ったら喜び、すぐにきょうの夕刊に載りました。投稿欄は日本問題で沸騰。原発問題とともに、「日本人はエライ、大災害でも秩序が崩れない」という賞賛が多い。しかし、ずるずる停電が続いてはどうにもなりません。(佐瀬 守良)
◆会社としても今募金活動を進めています
大地震直後、会社の前の15号線は午前3時ごろでも人が大勢歩いていましたし、車も渋滞で動きませんでした。地震後、会社ではすぐに総務担当が即席ラーメンを買いに行き、100個ほど手に入れましたが、その後は在庫0です。ほとんどの人が会社に泊まりましたが、翌日帰宅するのがこれまた大変でした。
会社の被害は、全体としては微減にとどまりましたが、それでも真岡工場ではインフラに被害が出ています。東北地方の未曾有の被害状況には胸を痛めるばかりです。 会社としても今募金活動を進めています。勿論、生産品目の寄贈と現金贈与を行う予定でいます。私もせめてと思い、5万円を寄贈するつもりです。
ところで、福島第1原発の事故は本当に心配です。政府の事故の規模を隠そうとする態度(あるいは小さく見せようとする)と責任逃れは問題です。もっと最初から最悪状況を想定して対策を打つべきでした。初動の稚拙さが大きな被害結果につながっていると思います。 (桂 幸嗣)
◆地震国日本には、やはり原発は無理なのでしょうか?
この年になってこんな経験をするとは思いませんでした。被災地の方々は本当に大変なことでしょう。計画停電の不便さくらいは我慢しなければと思います。
昨夜はじめて我が家も停電しました。ちょうど夕食時でした。ろうそくと懐中電灯を準備してありましたので、そのまま食事をしましたが、あとは何もできず休息していました。床暖房も燃料はガスなのですが、点火が電気です。お風呂もそうです。寒くなりましたが、被災地の方を思えばたいしたことはありません。わりに早く9時ころ電気がつきました。
昨日は国立能楽堂へ行く予定でしたが、公演が中止になり、一緒に行く予定だった友人3人で、新宿小田急デパートでゆっくり食事をし、コーヒータイムでおしゃべりしました。新宿は都庁があるので、停電は除外なのだそうです。朝日カルチャーからも「講座あります」との連絡がありました。明日は朝カルで「ロマネスクの壁画」です。
それにしても若者たちがスーパーやコンビニに買物殺到し、棚がガラガラなのには驚きました。石油ショックの時のトイレット・ペーパー騒ぎを思い出しました。日本人はこの震災で中国の人たちに冷静だとほめられたのが恥ずかしいです。被災地の人たちにも申し訳ないです。
月曜日には全然なかったお米を、火曜には吉祥寺の東急デパートでたくさん売っていましたし、トイレット・ペーパーも、ロジャーズの前の薬屋で大売り出しをしていました。石原慎太郎の「天罰」発言は許せませんが、天罰を下したいような日本人もたしかにたくさんいますね。あんなにカップラーメンをたくさん買って、毎日おいしくもないのにたべるのでしょうか? 野菜や肉、魚など生鮮食品はちゃんとあるのに…。
買いあさりをする間に募金やボランティアをやってもらいたいです(といって、私にできることはささやかな募金くらいですが・・・)。地震・津波は自然災害ですが、原発の問題は本当に困りました。地震国日本にはやはり原発は無理なのでしょうか?安全神話がすっかり崩れました。何とかこの難局をのりこえてもらいたいです。 (保谷 裕子)
◆私も義捐金を送りたいと思っております
東日本大震災に心痛む思いです。城南信用金庫では1億円の支援を申し出ました。 OBの方でも支援の気持ちをお持ちの方は支店から振り込んで下さい、と依頼のメールが入りました。振り込み手数料は無料だそうです。私も義捐金を送りたいと思っております。 (鈴木 繁)
◆この難局を乗り切ったら、日本は新しい國に生まれ変わる気がします
札幌は今日も雪が降りました。東北の方も雪とか。避難所での寒さはいかばかりか、TVの画面を温かい家から見ている申し訳なさを詫びております。
今夕、茨城にいる次男の1歳の孫と次男の連れ合いが札幌の彼女の実家に避難してきました。千歳空港に迎えに行って、先ほど帰ってきたところです。空港には同じように被災地や首都圏から避難してくる孫や子供を迎えに来ている人がいっぱいいました。かつての疎開を思い出しました。お互い知らないもの同士で話をして、私たちに何ができるだろうとみんなが真剣に考えていることが分かりました。
この難局を乗り切ったら、日本は新しい國に生まれ変わるような気もします。
海外からも、「頑張れ、日本人のパワーで必ず立ち上がる、新しい日本で会おう」などとメールでの励ましが来ます。ありがたく読ませてもらっていますが、返事を書くのが大変(和文英訳の勉強で字引と首っ引き)です。
続いている余震、停電。呉々もご自愛下さい。 (蛭川 紀巳子)
◆不安だけど頑張って、明るく前向きに考えないといけない、と
今日も大きな地震があり 今もまた地震がありました。それ以上に、放射能の恐怖もあり、地震が起きる前の自分は本当に呑気に幸せに暮らしていたんだ…と今わかりました。
今のところ停電もなく過ごしていますが、自分の出来る限り節電しています。食料も昨日までに少し買いこみましたが、これからは冷静に必要な分のみ買っていこうと思っています。
ずっとラジオを聞いていますが、若者達のメッセージに励まされています。こういう災害があると、いろんな考え方、とらえ方の方がいるのは理解していますが、今まで友達と信頼していた人達の考え方、人間性がわかり…今ちょっとがっかりしています。私のこの思いをお嫁さんに話し、お嫁さんから励まされました。友達との溝は出来たけれど、逆にお嫁さんと気持ちが通じ合えて良かったです。なんといっても家族は大事ですね。
この地震でも、息子一家と助けあって、小さな孫たちを守っています。また、私の年老いた両親も、二人で三鷹のマンションで頑張ってくれています。
明日の事を考えると不安でいっぱいですが、人間はいつの世も不安を抱え、そしてそれを克服して来ているのですよね。若者達は我々達よりもっともっと不安だと思います。だから、私も不安だけど頑張って、明るく前向きに考えないといけない、と思っています。 (津嶌 淑子)
◆津波の被害者の避難所暮らしは、気の毒という以外ありません
メール拝受、4月1日上京の予定を立てておりましたが、小平在住の小生の友人も貴兄と同じようなメールを送信してきました。小平辺りでも買い占めの動きがあり、友人も慨嘆していました。トイレツト・ペーパー買い占めの1974年を彷彿とする現象ですね。しかし、東北地方の地震、津波、福島原発の事故といい、石原慎太郎の如く天罰とは言いませんが、日本の国はどうなるのでしょうね? しかし、それにしても今回の津波の被害者の避難所暮らしは、テレビ報道、新聞報道を見るにつけ、気の毒という以外はありませんね。義捐金での協力以外はとれませんが…。
(山本 眞彦)
◆人生最終ラウンドに入り、とんでもない大災害に
人生最終ラウンドに入り、とんでもない大災害に言葉がありません。藤田さん宅はその後いかがですか? もう腹をくくってコンサートに出かけられたのは、さすがと敬服いたしました。
今回の大地震は三重苦で、揺れ、津波、そして原発破壊で、正に日本の国にとって国難の時ですね。「関西は地震に被災することなく、良かったな」…等と言う者がいたら、殴ってやります。
東日本の陸部が太平洋プレートに持ち上げられた状態ですから、日本列島がゆがんで近い将来、関西でも大地震が勃発する確率は極めて高いと思います。
原発の爆発による放射能もれが大きな課題で、政府も確かな解決策を持っていないのでは・・・と疑っています。原発は半島など海沿いの端にほとんどが作られており、同じことは全国で起こり得ること。もう日本では再び原発は作ることは無理ですね。
京都も、敦賀原発からすぐ近くで、非常に危険な位置にあります。伊藤正彦君と話していた時も原発のことが話題になり、彼も決して安心は出来ないと言っていました。政府も、地震そのものの復旧より、どう放射能もれを防ぐかの対策が先行しているようです。
立直りに何年かかるか分りませんが、私達国民一人ひとりがこの現実を受け止め、出来ることを少しでもやるしかありませんね。東京で手に入り難い日用品があれば、お送りしますので遠慮なく仰ってください。
徳間書店から中矢伸一氏が出された「日月神示」という本を今読み返しております。この中で、「まもなく大規模な変動がこの地球上で起こる」と予言されています。岡本天明なる人物に突如として神霊が降りて、天理,金光、黒住、妙霊、大本などの教義に大きな影響を与えたそうです。特に、大本教の出口王仁三郎との関わりが強く、共に活動したこともあるそうです。船井先生が講演ごとに「日月神示」を引用され、これからびっくり現象が頻繁に起こることを強調されておりました。今回の地震を暗示することと関係があるのか、船井先生に直接お尋ねしたいと思っています。
おつりなどの硬貨を入れている壷をひっくりかえして、私も募金に行ってきました。これからも油断はできません。どうか奥様ともども十分ご注意ください。 (塩見 昭夫)
◆福島・原発の事態の深刻さには暗澹たるものを感じます
実感のこもった句を、ありがとうございます。こちら(川越市岸町)は、本日正午過ぎから約3時間、「計画停電」が実施されました。日中なので影響は大きくはありませんが、やはり、電気のない状態というものを噛みしめました。
このたびの東北関東大震災による被害の大きさには胸を塞がれますが、さらに現在進行中の福島・原発の事態の深刻さには暗澹たるものを感じます。お互いに健康、安全に十分気をつけましょう。 (大木 壯次)
◆東電は危機管理の準備をちゃんとしていたのか疑いたくなる
当方は、第4グループです。今日の午後予定に入っていたので、覚悟して水を貯めたりしました(マンションは断水になる)。ところが、今朝の「東京新聞」に、「計画停電23区見送り」と出ました。結果、停電はありませんでした、そうか、ラッキー!と喜んだ。そして、夕刊を見たら、なんと「足立・荒川、突然の停電」、「23区初の実施」…と。
抜き打ちの停電でエレベーターなどが止まり、住民は怒っている、という記事。原因は、東電の変電所と行政の区域が必ずしも一致していない、ということ。今日の午前中は、両区に隣接の埼玉県草加(佐瀬さん)、三郷などがストップしたため、その余波で停電した。東京新聞は、15日夜、東電・清水副社長の談話だったと言い訳しているが、こんな初歩的な知識を副社長が把握していない?
おかしな話。
そこで聞きたい。今の東電は日航と似た杜撰な官僚体質がはびこっている、という意見があります。原発の対応を見ていると,本当に心配。日本を代表する大企業でありながら、危機管理の準備をちゃんとしていたのか疑いたくなる。
ところで、本日(16日)、東京新聞夕刊の「大波小波」。アメリカ人のものの見方が分かり大変興味深い。他にはない秀逸のコラム。
原発推進が封じ込められたら、電力はどうすればよいか、悩ましい。でも、最近の湯水のような電気の使い方は異常だった。無駄な電気を使いすぎている。節電に徹すれば20%位は減らせるのでは…。今回はその良い機会のように思います。ともかく、計画停電は、23区は見送りのようで、皆様に申し訳ない。せいぜい節電に努めますので許してください。 (田代 勝彦)
★以上は11.3.17.に藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆「東北・関東大地震」に寄す
この歳で初体験の大地震(昌)
大津波SF映画を凌ぎおり
大地震5時間歩き友帰宅
人間は非力な生き物と思ひ知り
M9の恐怖の下で春句会
(藤田 昌煕)
◆時間停電実施さる
小平では昨日(17日)、2回目の停電がありました。一昨日は午後6時45分からでショックが大きかったが、昨日は午後4時~7時で、夕食にかからなかったので、被害は少なく、わが家は豪華(?)な夕食でした。(じつは、昨日、43回目の“結婚記念日”でした)
ま、停電はないほうがベターですが、被災地のことを思えばそんなこと言っておられません。それに私の場合、停電のお蔭(?)で下手なりに俳句が詠めるので、まったく無駄というわけでもありません。
昨日出来たての名句(迷句)を。
停電下刻々迫る春の宵(昌)
停電下春陽残れる散歩道
停電すレンブラントの絵の世界
春の月停電の夜を照らしけり
春の懐中電灯手に外へ
漆黒を照らす天与の春の月
木枯や停電のまち駆け抜けし
停電に灯火管制思ひ出し
街灯も消え太古なり闇のまち
おずおずと暗闇の中くるま行く
街灯の消えしわが町沈みおり
(藤田 昌煕)
◆恐怖と悲しみと怒りの中で
いま(18日午後3時25分)、東京エリア第3グループの3日目の計画停電(1回約3時間)が終わり、パソコンの電源を入れ、「その時、私は」の報告をすべくキーボードを叩き始めたところです。
東京電力の都内の計画停電は、23区を除く市部(多摩地区)が5グループに分けられ、計画表上では各グループとも1日2回の停電が予定されています。しかし、これまでのところ私の住んでいる地区は、16日から1日1回で経過。とは言え、電力事情がさらに逼迫すれば、最低2回/日の停電を覚悟しています。
地震発生時は、自宅におりましたが、震度5強の揺れが1回3分ほど、数分間隔で少しずつ震度を弱めながら余震が終日続きました。初回は家全体がみしみしと音立てて軋み、2階の書架から本が次々に落下、散乱する中で片手を書架に、もう一方の手は水の入った花瓶を抱えた“恐怖の仁王立ち”で揺れの治まるのを待ちました。
外出中だった家内や身内との連絡が携帯、固定電話ともなかなか繋がらず、やきもきしました。新宿駅で大地震に遭遇した家内は、家族に無事を伝えようとかけ続けた携帯電話の充電先(ドコモショップ)やホテル、バス連絡、タクシー行列などで約4時間新宿をさ迷った後、幸運にも帰宅ラインが中野―小平―羽村と繋がった見知らぬ女性同士3人の相乗りタクシーで4時間かけて午後11時前に帰宅に成功。最後まで心配した娘婿も、翌12日午前3時に帰宅したとの連絡で身内の“帰宅難民”問題は終了しました。
しかし、発生直後からテレビで続々と伝えられるマグニチュード9.0の巨大地震の惨禍、それに追い打ちをかける福島原発の危機的状況は、発生から1週間経ったいまも益々深刻になっており、言葉を失う思いで成り行きを見守っています。
秋津島捻じれのたうつ春惨禍(鈴童)
春の大地牙剥き走る黒津波
春の大地一呑みにして黒津波
水と火と修二会にあらじ大地震
原発の神話吹き飛び春寒し
春惨禍炉心溶融逃げ場なし
(松谷 富彦)
★以上は11.3.18.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆まさに映画「日本沈没」を彷彿とさせる地鳴りだった…
世界最大級の地震、M9.0は玉川上水の雑木林をざわめかせました。ちょうどそのとき私は、西武線武蔵砂川と玉川上水の間の玉川上水緑道をウォーキングしていました。
突然、緑道の雑木林がものすごい音で、ざわめきました。突風が吹いたのかと感じました。しかし、風はなく、地面が大きく揺れているのに気づきました。自力で立っていられず木につかまった程です。
「これは大変だ。」と直感し、急ぎだれもいない家にとって返しました。幸いたいしたことはありませんでしたが、不思議なことにピアノが1mも動いていたのに、しまい忘れていた7段飾りのおひな様が1体倒れた程度でなんともありませんでした。
その後は、皆様の体験同様、テレビで津波のおそろしさ、すさまじさを目の当たりにし、百回を越える余震におどろく毎日。
あたかも「日本沈没」かと。しかし、暗然となり、身を縮こませているだけでは何も変わらない。「日はまた昇る」の気持ちで、「出来ることはないか」と感じます。(早速、身近な義捐金寄付は行ったのですが)。稲門会として支援できることはないのでしょうか。 (峯岸 敏雄)
◆停電対象から外されており、本当に申し訳ない気持ちです
藤田さんのお宅は、停電になられたのですね。我が家、息子の家、両親の家・・・ いつでも停電になって良いように準備しているのですが、まだ停電を体験していません。今日のお昼に発表された日程でも、ずっと先まで停電対象から外されています。同じ地域ばかりが実地されているようで、本当に申し訳ない気持ちです。何らかの理由があるのでしょうが、停電をする地域と除外されている地域が出ていますね。本当に申し訳なく。ご不便をおかけしますが、宜しくお願いします。 (津嶌 淑子)
◆漆黒を照らす天与の春の月
今回の地震、本当に怖い思いをされましたね。ご無事でよかった!地震、津波、原発事故・・・と重なる災害、胸が痛み、涙が出てきます。当日は眠れませんでした。今でもぐっすり眠れません。
私にも何か出来ることは…と考え、早速、駅前の募金箱へ。大正琴の会でも義捐金を募っております。こちら大阪も、「南海地震」がやって来るとか。恐ろしいことです。非常袋を点検し、懐中電灯と一緒に玄関へ。枕元には厚いスリッパとダウンジャケットを。
お送り頂いた「計画停電の句」の中で、私が好きな句は、
漆黒を照らす天与の春の月(昌)
木枯や停電のまち駆け抜けし
お互いに気を付けて過ごしたいものですね。 (稲継 あやの)
◆お互い今暫く生きていきましょう
この度の「東北・関東大地震」で被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げたいと思います。テレビ、新聞を見ていますと、只々無残というより言葉がありません。自然の力とはこんなにも大きく、人の力はちっぽけなものと思い知らされました。
こちら福知山市でも、過去の水害時にお世話になったこともあり。出来得る限り協力したいと言っております。今回はかなり長期戦になりますね。大変な時ですが、どうかお体に十分気をつけて下さい。お互い今暫く生きていきましょう。 (菅沼 正夫)
◆観測が始まって以来の記録的大地震
「東北・関東大地震」、お見舞い申し上げます。観測が始まって以来の記録的大地震、恐い目に遭われ、何と言っていいか言葉もありませんが、ご無事で嬉しく思っております。大難を乗り越えられ、本当によかったと思います。どうかお元気でお過ごし下さいませ。 (川崎 みつゑ)
◆今回は、終戦時より心配かもしれません
「この歳で初体験の大地震」、実感です。“一寸先は闇”は政治の世界だけではないことを知りました。今回は、終戦時より心配かもしれません。当時はバラックで、芋を食べて我慢ができた。継ぎはぎの粗末な衣服で、文句も言わず働いた。
買いだめに走るのは愚の骨頂なのに…。コンクリートでは芋も作れない。太陽・水・土、これが大切なのです。 (山本 興一)
◆先行きの見通しが立たない暗い時期に入った
大地震が停電を、津波を、原発事故を起こし、不明者を含めておそらく二万を超える人命を失ったでしょう。
電力供給不足は、交通・通信の混乱を、計画停電を、生産障害を、そして社会不安を生んでいます。もっとも大きな不安が原発。世界中が注目しています。試みられている策が功を奏したとしても、ゆくゆくはチェルノブイリのように、石棺で覆うなど密閉し、放射性物質を閉じ込めることになるかもしれません。天気予報の時間の花粉情報のように、「放射性物質飛散情報」が出る世の中になるのでしょうか? 収束には、時間がかかるでしょう。
電力供給障害は、産業活動に大きく影響して、回復に相当手間取るとおもわれます。節電も必要でしょうが、生活や世の中の変化を強いるでしょう。だからといって、われわれ市民一人びとりに出来ることといったら何でしょう? 先行きの見通しが立たない暗い時期に入ったのです。停電の暗さの比ではありません。 (森 泰生)
カワヅザクラ(河津桜)
バラ科サクラ属 |
小平市内で11.3.19.松谷富彦撮影 |
被災地に河津桜を手向けなむ(鈴童) |
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◆「計画停電」の他の策(総量規制や重点化等)を実施すべき
多くの方のメールを読ませていただき、非常に参考になりました。私は3月11日、「お台場」で震災に遭いましたが、幸いその日の内に帰宅出来ました。その経験を私のブログに記録として掲載しました。
http://showme.at.webry.info/201103/article_18.html
私の住む八王子は2ブロックで、何故か3月17日までは「計画停電」がありませんでしたが、3月18日、初めて体験しました(9時50分~12時50分)た。そこで感じた事は、このままこの「計画停電」を継続したら、日本の経済は沈没すると思います。
福島原発がどうなるか予断できませんが、「計画停電」の他の策(例えば:総量規制や重点化等)を実施すべきと思いますが、如何でしょうか? (塩見 幸市)
◆元気で一つ歳を重ねることが出来たことに感謝しながら…
「計画停電」、準備は十分にされていたと思いますが、いざ止まると様々な影響があったこととお察しします。
実は、今日18日は44回目の誕生日です。元気で一つ歳を重ねることが出来たことに感謝しながら過ごしたいと思います。 (大西 紀子)
◆危機にいち早く立ち上がってくれた長岡市に大きな拍手を
今朝、新潟県長岡市に住む妹から、「長岡市役所勤に勤務する息子が、東日本大震災の被災者受け入れの担当者になった」・・・という電話が入りました。
長岡市は、7年前に故郷の新潟県中越地方を襲った「中越地震」に際し、全国から寄せられた支援の恩返しに、今回の東日本大震災の被災者を1万4千人受け入れることを決めたそうです。
「中越地震」では、10万3千人の人々が避難しました。長岡市には、「中越地震」のノウハウがあり、市の体育館やコミュニティセンターを避難所として使えるように準備し、被災者を受け入れる体制固めをしたそうです。長期滞在することになる被災者のために、市営住宅や空き家1000戸を確保し、長岡市内に避難所を80カ所開設、避難所を手伝うボランティアを市民から募るそうです。
危機にいち早く立ち上がってくれた長岡市に大きな拍手を送ります。 (高橋 幸雄)
◆小まめに電気を消して節電しています
昨夜は広域大規模停電の警告が出たので、いざという準備はしていましたが、結果は停電にはなりませんでした。電車を間引きした効果だと思い、通勤者の方々のご苦労が偲ばれます。小まめに電気を消して節電しています。 (田代 勝彦)
◆「円高・株安現象」には大変驚いています
いつも心温まる配信有難うございます。今度の「震災・津波・原発”三重苦難”」、 なかなか評論するまで私にはゆとりがありませんが、昨日の「円高・株安現象」には大変驚いています。これまで私が持っていた金融・経済理論とまったく違う動きになったからです。株安は充分頷けるところですが、為替は当然「円安」にぶれると思っていました。ヘッジ・ファンドの思惑で円が買われたのが原因のようですが、日本でも「FX取引」で円高の損切りに集中したこと、と解説されています。
じつは、1995年1月の「阪神大震災」の時も、「円高」がありました(79円台?)。しかし、このときはアメリカの極端な「円高・ドル安政策」の影響で、我々にも理解のいく現象でした。それに対し、今回はマーケットの動きからきています。為替の動向 まったく分かりません!
お送り頂いた句「停電に燈火官制思い出し」…を読んで昔を思い出しました。
私の父親は電気技師で、関西電力にいました。京都では由良川発電所・宮津発電所勤務が長く、晩年は駅裏の福知山変電所にもいました。そんな関係で電気のことは父からよく聞かされましたが、戦時中「ろうそく制限」というのがあったことを思いだしました。まさに「計画停電」の一種でしょうが、家庭の電気の電圧を落とすのでしょうか、完全な停電ではありませんでした。
今回東京の停電は、大きな波紋を投げかけます。過去の経験を生かし、いろいろな工夫がなされるべきだと思います。 (芦田 愼)
◆「静岡東部地震」、当方無事に過ごさせて頂いております
先日の「静岡東部地震」。震源地となったわが冨士市は、意外と岩盤が分厚く、縦ゆれより横揺れで、椅子から立ち上がった時、”立ちくらみ”か、と見紛う程度ですみました。依って、当方無事に過ごさせて頂いておりますので、ご放念下さい。
「東北・関東大地震」以来、サーバーが着信不可の状態のまま4日間が過ぎ、気が付けば合計64通ものお見舞いメールを頂いておりました。感謝致しております。
昨日は私の「古希」突入の誕生日で、ささやかな夕食ながら、義兄やその家族からの祝いの言葉を受けての嬉しい一日でした。お互い頑張りましょう。 (佐藤 英彦)
◆辺りが暗いため、明るい月と輝きを増した星々が見事でした
共感を覚える句の紹介をありがとうございます。こちら川越市の第1グループでは、昨日は午前、夕刻と2度にわたり各3時間程度の「計画停電」がありました。夕刻の方は8時に通電となりましたが、それまでの20分くらい庭に出て、夜空を見上げていました。辺りが暗いため、明るい月と輝きを増したように鮮明に見える星々が見事でした。
(大木 壯次)
◆この大惨事を転機に、浮ついた生活態度を転換しましょう!
小平市もついに「時間停電」実施さる・・・ですか。当方新宿区は、都庁、大病院、大企業等が多数あり、実施したくとも出来ないようです。ここ神楽坂も、人通りがめっきり減り、寂しい限りです。大手飲食チエーンの食材運搬量も三分の一以下に激減した・・・と。当然です。今は飲食やレジャーにうつつを抜かしている状況ではありません。せめてこの大惨事を転機に、浮ついた生活態度を転換しましょう! (山本 興一)
◆関西も広域連合で支援を始めています。頑張って下さい
震災の被害は、これからまだまだ出てきます。神戸の時も、生活のライフライン回復には時間を要しました。あのとき、私も24時間の給水を皆さんに開放、企業として御手伝いしましたが、いま思い出すのは、母親の子に対する姿。顔も汚れも気にせず、わが子を背負い、水汲みに懸命な姿が忘れられません。
そちらは計画停電で大変でしょうが、頑張って下さい。関西も広域連合で支援を始めています。日本の力を信じ、お互いに励まし合いたいと思います。東京いる姪も元気で頑張ってくれているようで嬉しいかぎりです。 (岩尾 和則)
◆大災難より強い日本人
弟が韓国の新聞「中央日報」の社説を送ってくれましたので、以下ご紹介します。 (蛭川 紀巳子)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
★全世界が日本の大地震に2度の衝撃を受けている。まずマグニチュード9.0の超強力地震がもたらした残酷な被害だ。巨大な津波で約2000人が死亡し、1万人以上が行方不明となった。
★宮城県のある村は住民の半分が行方不明になったという。 原発も心配だ。日本政府は福島原発周辺の住民21万人を疎開させ、海水で原子炉を冷却する非常措置に入った。不純物の混入で原子炉を事実上廃棄する劇薬処方だ。日本列島が連日、震、災、津波、原発危機に呻吟しているのだ。
★もっと驚くのは、不思議なほど冷静な日本人だ。死の恐怖の中でも動揺しない。避難要員に従って次々と被害現場を抜け出し、小学生も教師の引率で列を乱さず安全な場所に移動した。地下鉄・バスの運行が中断すると、会社員は会社から支給された緊急救護物品をかついだまま静かに家に帰った。みんな走ることもなく3~4時間ほど歩いた。翌日はいつも通り会社に出勤した。
★想像を超越した大災難と日本人の沈着な対応に全世界が衝撃を受けている。私たちは大規模な自然災害が過ぎた後に発生する数多くの無秩序と混乱を目撃してきた。
昨年22万人が犠牲になったハイチ地震がその代表例だ。「地震よりも無法天地の略奪と暴力がもっと怖い」という声が出てきたほどだ。ハイチが開発途上国だからというわけではない。
05年にハリケーン「カトリーナ」が襲った米国のニューオーリンズでも暴力と腐敗が相次いだ。
★こうした記憶のため、日本人の冷静さがよりいっそう引き立って見えるのかもしれない。 惨状を前に泣き叫ぶ日本人はほとんど見られない。地震の混乱に紛れて強盗や殺人事件が起きたという話も聞こえてこない。テレビの画面は、列に並んで救護食品を受け取ったり、売店の前で静かに待った後、必要な分だけ購入していく風景ばかりだ。
★ただ地震が頻発する日本の地理的特殊性だけでは、こうした現象をすべて説明することはできない。徹底した耐震設計と速い警報システムが被害を減らしたのは事実だ。
徹底した事前教育と避難訓練も間違いなく力になっている。一つの国の真面目も大事件を迎えてこそ表れる。 それがまさに国民性だ。全身が凍りつくような恐怖の前で、日本人は落ち着いた国民性を遺憾なく発揮している。
★1995年の阪神・淡路大地震当時、意外にも20%ほど円高が進んだ。日本の国民性を誤って判断した海外投資家は痛い目にあった。最近の円高も、国際金融市場が災難の前で団結する独特の国民性を看破したためだ。日本人は沈着な対処で阪神・淡路大地震を乗り越えて自ら立ち上がった。今回の大地震の傷もいつか治癒されるものと信じる。
★むしろ私たちは日本を見て、韓国社会の自画像を頭に浮かべる。災難現場でテレビカメラが向けられれば、表情を変えて激しく泣き叫ぶことはなかったか。天災地変のため飛行機が少し延着しただけで、一斉に大声で文句を言うことはなかったか。すべての責任を無条件に政府のせいにして大騒ぎしたことはなかったか。隣国の痛みは考えず、韓国に生じる反射利益を計算したことはなかったか…。私たちは自らに厳しく問う必要がある。また災難と危機の際、韓国社会の節制できない思考と対応方式を見直す契機にしなければならない。私たちは依然として日本から学ぶべきことが多く、先進国へと進む道のりも遠い。(韓国「中央日報」の社説より)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
◆韓国紙の心温まる震災下の日本人ルポ
蛭川さんから届いた韓国「中央日報」紙の記事は、感動しました。同じ仕事をしてきたものとして、日本の新聞にも勝るとも劣らない心の籠ったルポに胸が熱くなりました。
観察眼、取材力、筆力を備えた人間性豊かな記者の存在、送られてきたルポを大きく扱う度量ある編集幹部のいる中央日報紙に心から敬意を表したいと思います。こうした記事を掲載できる韓国という隣国が、いまやいかに成熟した国になったかの証だと言えるのではないでしょうか。日本人をこうした暖かい目で受け止め、自国民に伝えてくれる新聞、そしてジャーナリストが復興を見守っていてくれることを小平稲門会のみなさんに知らせたいと思います。 (松谷 富彦)
◆メールを頂戴した皆々様へ
未曾有の大震災から8日が過ぎました。永かったような、あっという間だったような…複雑な気持ちですが、多くの方々の必死の努力で被災地への援助も進んできたのは嬉しいかぎりです。ライフラインの回復にはまだまだ時間がかかるでしょうが、ここが頑張りどころ。世界中が注目する中、国民が一致団結して頑張れば、必ずやこの難局を突破できると信じております。
皆様から沢山のメールを頂戴しました(いや今も時々刻々頂戴しております)。衷心より厚く御礼申し上げます。
パソコンを開けば、震災関連情報・メールは何万、何十万件と出ています。そんな中、わざわざ私的メールを送信することもないという意見もあると思いますが、私は頂いたメールが貴重で、一人で読むにはもったいなく、皆様に送信させて頂いております。今後とも宜しくお願い申し上げます。 (藤田 昌熙 3信)
★以上は11.3.19.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆お互い心配ですね
メール拝受、ありがとうございました。我が家も、同様の状態です。お互い心配ですね。 (中西 泰夫)
◆これからは昭和30~40年代のエネルギー生活と安全を
ご無事で何よりです。我が家は夫の部屋の本が散乱。でも壊れませんので、また積みなおしでした。“大地震また積みなおし本の山”。お送り頂いた句の中では、春の宵、春の夜、春の月…など素直な感じがしました。
老境に入りました我々は、少々危険な放射能を浴びてもままよ…ですが、これからの人たちにはホントに大問題です。津波の威力は凄まじいと思いましたが、自然の力の前には非力な人間ですから、これを繰り返してきたのが地球の歴史です。
原発トラブルは、人間のいわば欲により造られたものに人間が苦しめられているという図です。
今後の食糧、エネルギーが心配ですが、転換期ではないでしょうか。これからは昭和30~40年代のエネルギー生活をし、安全を確保したほうが良いと思います。皆で堪えましょう。 お元気で。 (長井 尚美)
◆今後長期化するとどれだけ耐えられるか、これから先が心配
時間の経過と共に細かいところが報道されると、世の中偉い人がいると感心することが沢山有ります。今後長期化するとどれだけ耐えられるか、これから先が心配です。 (蛭川 紀巳子)
◆でも、やはりプロは素晴らしい!
原発事故対策の遅れに怒りを覚えました。でも、やはりプロは素晴らしいと思いました。昨夜の東京消防庁の特殊部隊の話ですが、地震直後の12日から現在の状況を推測して準備をしていたとのこと。素人の私が小賢しく愚痴を言ったことを反省しています。このような話がもっと早く報道されていれば、結果はどうであれ素直に受け止めることが私は出来ます。
どのように予測し、どのように対処しようとしているか正確に理解できれば、信頼関係が強くなると思いますが 奥歯に物の挟まった言い方では不信感が膨れ上がって不安だけが膨張します。今後は、現在の対応策の効果が上がること、そして次善の策が検討されていることを期待しています。
ホウレン草、原乳の放射線レベルは、そもそも人間の体内にはカリウムなどの物質から6000(ベクレム)程度の放射線が出ているので全く心配なく、安全レベルです。 (土井 保史)
◆鶯の初鳴きを耳にしました。大災害の中、本格的な春が…
福島・原発事故も、放水の成果と電源復旧によって危機が去りつつあるようで、ほっとしております。被災地に対する自治体の支援活動も本格化し、ボランティアの受け入れ態勢も進んでいるようです。
今朝散策の途中、武蔵国分寺公園の[ふれあい橋]の上から素晴らしい朝焼けを目にしました。大きな真っ赤な太陽をバックに、シルクピンクの雲が漂う中を、634mに達したスカイ・ツリーを遠望することができました。
公園からの帰途、紅梅や白梅が咲く真姿の池の畔で、鶯の初鳴きを耳にしました。大災害の中、本格的な春が一歩一歩近づいています。 (高橋 幸雄)
◆こちら千葉・成田市は、「青物・魚・肉(加工肉を含めて)」類は十分に
大地震から 1週間経ちました。節分にせめて「ぼたもち」をと和菓子屋さんへ。そして普段余り行かないスーパーへ。こちら千葉・成田市は、「青物・魚・肉(加工肉を含めて)」類は十分にあります。一時全く無くなった麺類も、今朝は十分に揃っていました。また、全くなくなっていた「玉子」も今日はいっぱい。さらに近くの養鶏場からグループ購入している「玉子」も入り、十分すぎる程です。但し、「納豆」・「お米」がありません。パン、牛乳が品薄です。カップ麺が僅かながら棚に残っていました。
「ガソリン」が夕刻以降は品切れで、昨夜は大型のタンクローリが複数のスタンドに横付けされていたので期待したのですが、待つ気が起こらない程の行列です。近所の大衆浴場は、計画停電の時間外にあわせてやっているところがあり、深夜3時頃まで営業するようです。スポーツジム(風呂)は、夕方の17時30分まで営業中。
私宅の佐倉市志津地区は、計画停電には入りませんでした。計画停電の地域の営業店舗は、オンライン運用ができませんので、人的オンライン(電話等)でサポートされていますが、電話が通じないこともあります。通勤の足は土曜日曜ダイヤの70%程度といわれていますが、普段と比べ電車の運転間隔が長いですね。 (佐竹 昇)
◆「原発被曝労働者救済センター」をGoogleで検索すると…
「皆様からのメール」拝読しました。ありがとうございました。ご指摘のあった「災害時の情報公開の重要さ」、私も強く感じております。ご参考までに、1級プラント配管技能士で20年間原発の現場で働いていた平井憲夫氏が代表をつとめていた「原発被曝労働者救済センター」をGoogleで検索すると、同氏の書いた「原発がどんなものか知ってほしい(全)」をはじめ多くの関連情報をみることができます。 (大木 壯次)
◆「灯火管制」
「灯火管制」の句、拝読。戦時中、空襲対策で、灯りが外に漏れないように警防団が回って、「もれていますよー」とメガホンを口に当てて隣組を回ったもの。関東配電の時代でした。但し、今回の「計画停電」は“電力制限”が目的ですが…。 (森 泰生)
◆いらいらせずに 益々落ち着き 充実しきって 生きんとぞ思う(実篤)
こういう大災害に対しては、他者への連帯感が重要だと思う。但し、武者小路実篤の場合は、ヒューマニズムの発動の限界まで来たら、あとは祈るとか願うとかいう態度に落ち着く傾向がある。こんな言葉を遺している。
いらいらせずに 益々落ち着き
充実しきって 生きんとぞ思う (実篤)
同じ白樺派でも、有島は別で、自分を破滅させてでも何とかしなければ、とさらに苦慮するほう。課題は、この限界の線引きだよね。ぼくは、武者小路と有島との間にいて、ケース・バイ・ケースで模索している。 (吉田 正信)
◆スマトラ沖地震の時の支援活動。あの経験が生かせないかと検討中
みな皆さんご無事で何よりでした。我が家では、私以外が花粉症気味。放射能より花粉が最大の敵? 地震や津波以上の恐怖? 豪快なクシャミに吹き飛ばされそう。
日ごろから危機意識がない? 冷蔵庫もカラッポ、水も無し。但し、ビール、酒、ウイスキーは酒屋の方でチャンと確保で万全!運良く停電も被害もなく平常心?
一番の被害は、富里市にある小さな墓石が倒れたこと。但し、港湊のfishml仲間は被災した地方にも沢山おり…犠牲か?とても飲まなきゃ、いられません!
スマトラ沖地震の時のニアス支援活動が蘇りました。復旧には長い時間が掛かります。あの時の経験が生かせないかと検討中です。 (地球極楽とんぼ)
◆被災者と思いは一つと言いつつ人の行動は別物、淋しいことです
こちら福知山でも、特定の物資が店の棚から消えました。風評に惑わされたとは思いたくありませんが(被災地に送る人もあり)、被災者と思いは一つと言いつつ人の行動は別物、淋しいことです。但し、現在、店先は落ち着いている感じです。
ところで今回、枝野官房の報告は立派ですね。表情を変えず、辛抱よくメディアに対処されています。私は今一番信頼しています。これからは復興に向け、政治家は動きを早めていただきたく、谷垣氏も大局から判断し、協力願いたいものです。
被災地の皆様の助け合い、辛抱されている姿には何と言っていいか分からず、只々、仏前にて手を合せるのみ。電気はまだ復興の最中。関電や中部電力から火力発電の燃料が東京に行くとのこと。皆様には今暫くご辛抱願います。 (岩尾 和則)。
◆皆さん力強く生きてほしいとお祈りするのみ
藤田さんのお家も、地震は怖かったのでしょう。「計画停電」も大変なことですよね。ご不自由だったと思います。被災地の方のためにご協力、ありがとうございました。
私も東京の親戚の様子が案じられましたが、揺れは大きかったものの無事だったので、ホッとしました。復興はまだまだ先のことでしょうが、皆さん力強く生きてほしいと、何もできない私にはお祈りするのみです。どうかご自愛のほどを! (足立 みどり)
◆平井憲夫著「原発はどんなものか知って欲しい」
福島原発の予断を許さない状況、津波被災での時間と共に増える死者の数…気が遠くなるような復興への道のり。今はみんなハイな状態で気を張っていますが、長期になると果たして冷静に行動していられるのか、忘れっぽい日本人の性質で、被災していない人は、そのうち関心が無くなるのではないか、と不安になります。
原発については、平井憲夫という人の「原発はどんなものか知って欲しい」という文章がネットで話題になっています。賛否両論ですが、日立プラントで原発の現場で働いていた人のレポートで、一読に値すると思います(「平井憲夫」で検索すると沢山ヒットします) (蛭川 紀巳子)
◆皆さんの感受性に脱帽!
もの凄い人脈ですね。情報量ももの凄くて、皆さんの感受性にも脱帽です。有り難うございました。 (日吉 忠弘)
◆ありがとうございます。無事に生きています
お見舞い頂き、ありがとうございます。無事に生きています。4月から、またしっかり学びましょう。 (近藤 恭通)
◆東電の体質
「日本を代表する東電の体質はどうか?」という質問について。以下は、昔、エネルギー担当記者として東電、日航の社員などと接触してきての私見です。
①両社とも、官との癒着で経営してきた(日航は株式を政府が一部を保有、東電は料金の許認可制、景気対策としての設備投資受け入れ…などで馴れ合い、天下り官僚も受け入れてきた)
②両社とも、マーケットメカニズム(市場原理)で経営していない(日航は政治要請で採算の取れない地方空港に飛ばした、東電は独占企業だからそもそも価格メカニズムが働かない)。
なので、コスト意識が少ない。人件費などカネ使いが荒い。
③両社とも、事なかれ主義が蔓延していて、上司に直言する社風がない。悪い話は上に上げず、問題が起きると下に責任を背負わせる=東電OL殺人事件時の事なかれ・隠蔽主義が例、テレビでの会見を見ていても、偉い人が立場上会見するけれど、情報を理解してない。政治家とマスコミを大事にするところも同じ。うるさいところを抑える。
東電は「日本を代表する」企業ではありません。ただの大企業です。平時には強いでしょうが、有事には極端に弱い。それは多分、上が責任逃れに走るから。国際市場競争の中で独自に切り開いて伸びて行ったトヨタ、ホンダ、パナソニッ…などの企業とは違います。 (Q・Z)
◆ラジオ聴く停電続く春の夜
M・9.0の地震には恐怖感を覚えました。幸いこちらは箪笥の上の物が落ちた位で、特に被害はありませんでした。但し、地震後はずっと停電で、ひたすらラジオを聴いていました。深夜に電気が来て、テレビを視たら、想像を絶する惨状で、只々驚くばかりでした。
さらに、福島第一原発の事故が報じられ、不安が一層募るばかりです。毎日、長時間テレビを視て過ごすのが日課になっています。早く収束して欲しいものです。計画停電に協力するのは当然とは思いますが、日没後からの時間帯に当たると、やはり不便です。何もできず、ラジオを聴いて電気が来るのを待つしかありません。
ラジオ聴く停電続く春の夜
恋猫のしきりに鳴くや余震あり
スーパーの食品売場には物が無く、客は殺気立っており、レジには長蛇の列ができています。幼い子どものいる息子の家では、必要な物が揃わなくて困っている、とのことです。私と妻が何とか買い揃えて、2度ほど届けました。途中の道路は、給油の車がスタンドの手前に延々と連なり、大渋滞を起こしていました。私の車もガソリンが乏しくなっていますが、長時間かけて給油する気にもなれず、事態が収まるまでは耐乏生活に徹するつもりです。 (津村 和宏)
◆電気に頼り切った生活を見直す機会に
毎日目にしなければならない痛ましい災害の傷跡に気が沈み、食欲が減退気味です。幸い知合いで被害に遭った方はいませんでしたが、東北が好きで度々訪れた事のある岩手や宮城、福島などへは暫く行けないと思うと、寂しい限りです。泊まったことのある旅館などがどうなっているか、心配です。地震の起こる1週間程前に釜石の水産会社にお魚を注文していましたのに、連絡のしょうもありません。
早く立直ってほしいと願っていますが、以前のような景色は無くなってしまうでしょう。でも、東北らしい人情や大らかさは無くならない筈です。
計画停電は、鎌倉では一度実施されましたが、ロウソク生活もたまにはいいものですね。時間が決められていることもあり、それに合わせてご飯を炊いたり、お風呂を沸かしたりすれば良いことで、電気に頼り切った生活を見直す機会にもなります。戦中生れの私にとって、繁華街のネオンやクリスマスのイルミネーションなどは勿体ないと常々思っており、「節電」は毎日の心がけではないでしょうか。 (村尾 厚子)
◆この大震災で、日本人の生活観が変わるのではないでしょうか?
鶯の初鳴きがありましたか! こちらはまだのようです。まず、原発が鎮まること、停電が減ることなど、少しずつ落ち着いてくることを祈りましょう。この大震災で、日本人の生活観が変わるのではないでしょうか?お互いに身体に気をつけていきましょう。 (鳥塚 憲一)
◆昨日今日と停電にならない由、落ち着いて夕食が出来そうです
地震のあと、何となく落ち着かない日々を過ごしています。彼岸の墓参も、今年はそれぞれ都合の良い日、良い時にすませました。
当地は、気が付けば、辛夷街路樹の花が満開です。ところどころに淡いピンクの花があり、今が見頃です。第3グループのこの辺も、昨日今日と停電にならない由、落ち着いて夕食が出来そうです。季節を先取りの俳句、いろいろと参考にさせていただいて居ります。ご自愛下さいませ。 (余田 彌生)
◆雨に濡れた庭を眺めながら…
「大地震~皆様からのメール」拝受、ありがとうございます。こちらも昨日今日と連続して「計画停電」が中止されたので、大分ゆとりある気分で過ごしています。雨に濡れた庭を眺めながら、レッドロビン(生垣)の新芽など、植物の息吹に癒されています。 (大木 壯次)
◆スポーツ・レジャー施設は、売上の一部を「義捐金」に!
(以下は、ある新聞に「投稿」した原稿です。ご批判頂ければさいわいです)
セ・リーグが開幕予定日を発表した途端、大きなブーイングが起こっている。反対する理由にはいろいろあるが、やはり一番多いのが、 「大震災直後のこんな時に!」というものだった。しかし、賛成意見の中にも聞くべき発言もある。「皆が家に閉じこもっていては、日本経済は活性化せず、立ち直れない」というもの。
そこで提案したい。この際、各球場も「ディズニーランド」も、一定期間、売上の一部(例えば、1%)を被災地への義捐金にしてはどうだろう。もちろん、各企業の都合もあるだろうが、入場料の一部が義捐金になることによって、「こんな時期に・・・」と躊躇していた人も気分よく、堂々と観に行ける上、入場者の増加で企業も潤う。
セ・パ両リーグ、「ディズニーランド」ほか遊園地、各種施設には是非検討していただきたいと願っております。 (藤田 昌熙)
◆大規模災害と放射能不安について
★大規模災害について
今回、私は地震・津波の被害が「神戸」を大きく上回ると早くから予測していましたが、その根拠は、数年前、東北地方の太平洋岸を2回ドライヴして見てきていたからです。
たとえば、大被害を受けた陸前高田は、海岸のホテルに泊まって、あたりを散歩して地形を見ました。いわば、九十九里海岸の砂浜を畳敷きの岩場にしたような広々の地形。背後は3~400メートルほどの平地で、丘、山はその先。海岸沿いに広がる町の人が、今回、地震・津波警報を知って、山へかけ上がる場合、10分後には押し寄せたあんな大津波では車でなければ逃げられなかったでしょう。町は直前まで普通の平穏な生活をしていたわけであり、車のない年寄り、子ども、女性は走ったとしても多分間に合わない(私だったら息切れしてムリ)。
NHKテレビのヘリからの直後の実況を見て「これは大変な災害だ」と思いました。
★放射能不安
200キロ㍍も原発から離れているのに、外出を控えたり、換気をとめたり、食べ物に気をつかったり、日本列島の一部の人々は、パニック(正常な判断ができない)状態のようです。実際の事故より、社会的にはパニックの方が実害が多い。いくら言っても、正常な判断力を失っている人々だから止めようがない。
思い返せば、ヒロシマ、ナガサキの原爆、その後、何百回もの原水爆実験で、大気中に大変な量の放射性物質が撒き散らされている。それに比べれば、現状は大局としては何の問題もない、というのに、このパニック。人々の間に整合性の欠けた断片的知識が広がって、それにマスコミが「念のため、万が一情報」を流し、不安を掻き立てている。
歴史に名高いチェルノブイリ原発事故は、ヒロシマ型原爆400発分の放射能が放出されたといわれており、いまの騒ぎの数百万倍~数千万倍の量で、比較にならない。チェルノブイリの炉は、初期の原発の技術による黒鉛型であり、福島の軽水炉加圧式のように厚さ15センチの鋼鉄の魔法瓶のようなものに密封された炉とは構造が全然違う。
すぐ爆発で吹き飛ぶ。
加圧式はどうしても耐えられない場合は、中の水蒸気を外に逃がし、その際多少の放射能が出る。つまり、放出が予想できるわけ。
チェルノブイリ事故は、ワシントン支局時代だったので、ずいぶん書きました。1986年4月26日、スウェーデンのカロリンスカヤ研究所が「ウクライナ地方からの大気に激しい放射能を観測した」と発表して、事故が世に知れました。
このころ、5月連休に東京サミットが開かれる手はずで、政治担当記者もレーガン大統領もそっちへいってしまう。連休は夕刊がない、記事はサミットで一杯。ワシントン支局はたっぷり休養できる、加えて欧州発のソ連原発事故の記事も行くだろうから、いよいよ休養、と思っていたところ…。
事故ついてソ連は一切報じない。放射能が来る欧州は動揺する、という騒ぎ。その中、ワシントンのアメリカ大洋気象局が偵察衛星でチェルノブイリ上空から見た原発事故について説明(ブリーフィング)するという動きになりました。それから連日、朝夕2回その大洋気象局へ通って、ソ連の事故をワシントン発で大々的な記事にする割の合わない日々となり、5月連休に大いにゴルフをやろうという計画が吹っ飛び、まことに怪しからんチェルノブイリ事故でした。
アメリカの世界における情報収集力の強さを見せ付けられました。
当時のゴルバチョフ書記長は、当初の事故公表を控えた理由に「国民がパニックになり、疎開や事故処理がうまく行かないためだ」と言っており、いまも変えていないのだとか。
片言節句の知識を元に右往左往する日本のパニックを見ると、ゴルバチョフの意見もそれなりに主張がある。ましてや独裁国家ソ連だから、やって不思議ではない。 (佐瀬 守良)
★以上は11.3.21.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆売上の一部を「義捐金」にして、皆が堂々と観に行けるように!
セ・リーグが開幕予定日を発表した途端、大きなブーイングが起こっている。反対する理由にはいろいろあるが、やはり一番多いのが、「大震災直後のこんな時期に!」というものだった。しかし、賛成意見の中にも聞くべき発言もある。「皆が家に閉じこもっていては、日本経済は活性化せず、立ち直れない」というもの。
そこで提案したい。この際、各球場も「ディズニーランド」も、一定期間、売上の一部(例えば、1%)を被災地への義捐金にしてはどうだろう。もちろん、各企業の都合もあるだろうが、入場料の一部が義捐金になることによって、「こんな時期に・・・」と躊躇していた人も気分よく、堂々と観に行ける上、入場者の増加で企業も潤う。
セ・パ両リーグ、「ディズニーランド」ほか遊園地、各種施設には是非検討していただきたいと願っております。 (小平市・藤田 昌熙 70歳)
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上記、「新聞投稿文」をお送りしたところ、以下、多くの皆様から示唆に富む返信メールを頂戴しました。 (藤田 昌煕)
◆「発言」欄に載るといいですね。
東京新聞への投稿原稿、拝見しました。「発言」欄に載るといいですね。搭載されなかった場合、よろしければHP「反響メール」に搭載します。 (松谷 富彦)
◆投稿の趣旨、賛成。ラジオで同趣旨の意見が…
投稿の趣旨、賛成。午前中、ラジオをつけっぱなしにして新聞を読んでいたところ、同趣旨の意見を披露していました。 (森 泰生)
◆ご趣旨賛成!
ご趣旨賛成!地震以降、総ての予定・行事・外出を取り止め、皆が家で節約に努めるのも大切かもしれませんが、これでは日本経済が色あせ過ぎはしないかと思っていました。また日本はあらゆる場面で、今後もエネルギーの節約は不可欠!根本から考え直すべきだとおもいますね。 (佐藤 靖)
◆御主旨もっともですが、肝心のイベントが無ければ…
「東京新聞」への投稿記事ですが、私も賛成します。然し、「東京ディズニーランド」のホームページをチェックしますと、震災の為閉鎖されているようです。御主旨もっともですが肝心のイベントが無ければ無理と思います。私は、「計画停電」が経済の復興に支障をきたすと考えています。 (塩見 幸市)
http://showme.at.webry.info/201103/article_19.html
◆「巨人」のワンマンのわがままに周囲が振り回された軽挙妄動
投稿の趣旨はごもっともで、その限りでは賛成です。ただ、今回のセ・リーグのフライングは、「巨人」のワンマンの相変わらずのわがままに周囲が振り回された軽挙妄動で、詰めが甘く、いろいろなマイナス面を露呈しています。
まず、3月11日の震災で、29日にセ・リーグだけ開幕するのは、あまりにも被災地を含む国民の感情を逆なでしています。1995年1月の「神戸大地震」のときは、開幕までに2か月半ありました。開幕日には、身も心も傷ついた市民が3万人押し掛け、万年下位のオリックスが感激して懸命に闘い、ついにパリーグで優勝しました。市民はオリックスの活躍を喜びながら復興もとんとん拍子に進み、大変な成果を収めたという事実がありますから、野球のもたらす国民的エネルギーへの寄与は大変なものがあることは十分認めます。
しかし、今回は、国民世論も選手会もコミッシヨナーも文科省も、関係者が時期尚早として反対しているのに、どうして一緒に開幕するといっていたパリーグを措いて、そんなに急ぐ必要があるのでしょうか? パリーグには、被災球団「楽天」があり、東北被災者が多くいます。もし「巨人」が球界の盟主を自認するなら、同じプロ野球球団の仲間である「楽天とそれを支える東北居住者への敬意(武士の情け)をもって、セ・パ両リーグ同時スタートを行うべきです。
関西の「タイガース」や「オリックス」なども、「楽天」の臨時フランチャイズに協力を表明しています。これが本当の“武士の情け”です。
私は藤田さんの提案にいちゃもんをつけているのではありません。むしろ、趣旨は賛成です。只、「巨人」がまたぞろ本性を現している現実を目の当たりにして、プロ野球の暗雲を見た思いで愚見を書いてしまいました。 (Y.G.)
◆実にいいアイデアだと思います
東京新聞への「投稿」、実にいいアイデアだと思います。今良識ある国民は「何かしなくては・・・」と思いつつ、その”術”に迷っている人が多いと思います。私もその一人で、気持ちを表す方法が分からず、とりあえず先日郵便局で「日本赤十字」を通じての寄付をしてきました。
藤田様のおっしゃる通り、「皆が家に閉じこもっていては、日本経済は活性化しません。復興に向って今からすぐ行動すべきです!」 。また、その前に 「気分的に萎縮してはダメで、高校野球をはじめどんどん行事は再会すべき」と思います。 (芦田 慎)
◆スポーツの選手は、被災者を思いながら、人々に感動と勇気を!
それぞれが今出来ることを…。スポーツの選手は、被災の方々をおもいながら、多くの人々に感動と勇気を与える、と思います。甲子園の球児たちはそのさきがけになってくれると信じます。勇気を出し、亡くなられた方々を忘れず、祈りはどんな場所にもあり、今急ぐべきは日本人の手で復興に全力を挙げることです。
政治家も、大義の上に立ち、まさにオールジャパンとして、泥仕合から一時休戦、国民の生活を第一義とし、国難に立ち向かう姿勢を広く示して欲しい。谷垣氏は今、たつべき! でないと貴方に次はない、と言いたい。 (岩尾 和則)
◆面白いご意見です。私は賛成です
面白いご意見です。私は賛成です。大災害で国民は意気消沈しています。この憂鬱な状況を打破するキッカケの一助になってほしい。 (山本 興一)
◆すべての企業が今後一定期間そのようにすると、大きな効果が…
ご提案は名案だと思います。すべての企業が今後一定期間そのようにすると、大きな効果がありますね。でも、ナイターは駄目ですね。ナベツネのいつもながらの傲慢に腹を立てています。 (蛭川 紀巳子)
◆賛成
賛成。 (小田切 三千代)
◆大変良い提案。採用されるといいですね!
大変良い提案ですね!採用されるといいですね! (土井 保史)
◆この停電騒ぎの中で、電力使って野球をやるのが許されるか?
東京新聞への投稿の主張は一本気でいいけれど、いまやる、やらないでもめている職業野球の開幕問題は、被災地への慮りの精神論でなく、この停電騒ぎの中で、電力使って野球をやるのが許されるか?…という電力事情問題ではないですか? 論点の柱が違う感じがします。 (佐瀬 守良)
◆電力消費という点からも検討が必要では?
投稿の内容で、背景に若干異なる点があるのではないでしょうか。
1 プロ野球ですが、パ・リーグは4月12日からで、ナイターはしばらく行わないということですので、貴兄のご意見でよろしいかと思いますが 問題はセ・リーグで、3月29日開幕とし、4月5日には東京ドームでナイターもやるという。選手会からも、パ・リーグなみにしてほしいと要望しているのに、巨人(ナベツネ)の考えで強行するというもので、我儘ほうだいの巨人の意向に逆らえないというセ・リーグの体質が問題だと思います。電力消費という点からも検討が必要ではないでしょうか。
2 ディズ二ーランドは、やりたくとも埋立地のため液状化状況が激しく、オープン出来る状態でないようです。浦安・台場等埋立地はかなり液状化現象が出たようで 東京大震災でしたら大変だったでしょう。恐ろしいことです。首都圏の電力不足は相当長い間続きそうで、根本的な対策が必要でしょう。
原発は、福島は廃炉でしょうし、柏崎も2基止まったままで、いくら火力を復元しても 25%~20%足りないとのこと。徹底的な節約が必要でしょう。もっと政府は対策に踏み込まないといけないのではないでしょうか。ネオン禁止、自販機中止、鉄道の減便継続、等々、10年間ぐらいの期間で首都機能を移転するとかしないと根本解決は難しいのでは、と思います。 昔、那須とか富士とかの移転案がありましたが実行力のない政権でグズグズになってしまったことを思い出しました。
いずれにせよ、東電、政府はもっと実際の数字をかくさないで開示しないといけません。 (鳥塚 憲一)
◆全く同感です。実現するといいですね!
ご意見、全く同感です。実現するといいですね!東北福祉大学ゴルフ部の松山選手マスターズ出場は辞退をするべきとのメールが届いていると報道されています。如何お考えですか? 私などは出場を奨めたいと思いますが。前向きに考え、罹災者を鼓舞することになりませんでしょうか? (神山 亮)
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◆メールを頂いた皆様へ
早速の返信メール、ありがとうございました。私の「提言」に対し、即「賛同」頂いた方、「ここがおかしい」と「疑問」点を提示頂いた方、「問題」点に関して詳しく解説頂いた方・・・ありがとうございました。大いに鼓舞され、大いに示唆されるところが多く、参考になりました。只、全体として論議がセ・リーグの開幕に関する是非、および電力問題に傾いたきらいがあり、本題の「スポーツ・レジャー施設で売上の一部を被災地の義捐金とする。それにより、こんな時期に・・・と躊躇していた人も気分よく、堂々と観に行ける上、経済が活性化する」・・・という話から論点が外れてしまったきらいがあります。これは提言者の文章力の未熟さに起因するところが大きく、申し訳なく思っています。
そこで、以下補足説明させて頂きます。ご議論頂ければさいわいです。
・電力に関していうと、ご存じのとおり、ひっ迫しているのは、東京電力と東北電力のみ。中部、関西以西は十分足りています(残念ながら、50HZと60HZの違いで東電には100万kwしかまわせませんが…)。
・ディズニーランドは、大型レジャーランドの代表として挙げたまでで、現在休園中ということはよく知っており、またすぐ開園しろとは言っておりません。また、開園しても、当分は昼間だけが望ましいでしょう (もちろん、野球もしかり。ナイターは自粛)
・言いたいことは、「いつまでも全国民が沈み込んでいてもしかたない」、「人が動かないと経済は活性化しない」ということ。そのために、レジャー&スポーツ産業は、入場料の一部を「義捐金」とすることで、皆さんが後ろめたくなく、元気に出やすくしたい…これが提案の趣旨です。 (藤田 昌熙)
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◆「ナベツネ(ジャイアンツ)横暴、他球団オーナーの委縮」への怒り
藤田さんの「新聞投稿」文を巡って、皆さんから思いを込めた返信メールが、瞬時にしてかくも多数届いたことは、藤田さんの投稿内容への批判とは、思いません。
40年余りジャーナリズムの世界に身を置いていた者として、言わせていただきます。たくさんの熱い怒りを吐露した反響メールは、藤田さんのアイデアにではなく、大方の国民が忸怩たる思いで見ていた「ナベツネ(ジャイアンツ)横暴、他球団オーナーの委縮」への重く、深い怒りが、投稿文を触媒として一気にメール爆弾となって爆発したのだと言えるのではないでしょうか。
話が飛びますが、“ダメ菅”“グズ菅”“死亡菅”とマスコミ、取り分け週刊誌から言葉の限りの悪罵、罵詈讒謗を浴びていた菅首相、菅政権ですが、この未曽有の大震災、加えての東電福島原発の総崩れ放射能汚染大災害に直面し、新米与党、新米政権ながらも必死にがんばっているとき、政治休戦での復興が求められているとき、御託を並べて入閣を拒否する谷垣自民党総裁、重箱の隅を突くようなナベツネ新聞、ウジイエ・テレビの菅政権批判が、後世に評価されることは、断じてないでしょう。
“天罰”発言後、都合が悪くなると“文士の思い”などとすり替える“後出しじゃんけん名人”石原都知事、黒幕政治屋ナベツネからは、いま火だるまになっている独裁者カダフィと共通する「国と国民を道連れに滅亡へとひた走る狂気」を感じます。新聞投稿をきっかけとした反響メールの多くから、同じ怒りを私は感じ取りました。 (松谷富彦)
◆セ・リーグは、パ・リーグを見習うべき
藤田さん、なかなか良いアイデアですね。但し、セ・リーグの考え方はいけません。パ・リーグを見習うべきです。面白くもないセ・リーグより、明日から始まる「選抜高校野球」で充分だと思います。 ( 大辻 一徳)
★以上は11.3.22.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆この際、与党も野党も一体で危機を乗り切るべき
自民党の谷垣総裁が菅総理の連立申し出をつれなく断りましたね。残念な話です。今の自民党に何が出来るのか。これで自民党はさらに支持を下げた。
そもそも原発を作ったのは、自民党の政権時代です。この際、与党も野党も一体で危機を乗り切るべきだと思います。谷垣氏の地元・福知山の支援者はどう思っているのか。反応があったら、教えてください。 (田代 勝彦)
◆彼岸桜が咲き始めました
菜種梅雨でしょうか。太平洋側に前線がのびています。停滞しないなら梅雨ではありませんね。東京ゴルフ入り口の彼岸桜が咲き始めました。電車から見えたのは、マッキッキの菜の花畑。欅の枝先がボーと霞むのは、芽が膨らみ始めたからでしょう。
いつもの年はそうなるだろうと意識するのが先なのに、今年は現実に先を越されました。季節の変化のほうが、自分の感覚より早いのです。入間や横田基地発着と思われる航空機の爆音が変な時間に聞こえます。 (森 泰生)
◆春浅し災害の夜の月燦々と
東京方面もいろいろ地震の影響が生じているようですが、皆様お元気のご様子、安心しています。此方、余震も段々治まり、落ち着きを取り戻してきました。近くに住む娘達が食事や買い物で差入れをしてくれ、慰められています。今は放射能の心配とガソリン不足で外出は控えていますが、生活物資は足りております。
こんなに大変な中メールを頂き、うれしく思っています。俳句まで詠まれるゆとりに驚きです。東京はもうお花が沢山咲いているのですねこちらは白梅、クリスマスロウズが咲き始めています。
震度6春めく大地大揺れし(久)
春浅し災害の夜の月燦々と
春の月停電の夜部屋照らす
停電の夜、雨戸を明けると月の光が燦々と部屋を照らし、これは大きな発見でした。明るく元気な報道も必要ですね。被災地の方々に沢山の募金が集まりますよう協力したいと思います。 (H・T)
◆放射能、今測定されている程度の濃度であれば、全く心配なし
ここ数日暖かい日が続き、奈良ではうぐいすの初鳴き、たんぽぽの開花。滋賀では、紋白蝶の初見があったようです。このまま本格的な春に突入するかと思いきや、明日からまた冬に逆戻りで寒い日が続くようです。
東北地方で避難生活を余儀なくされている方々が可哀そうです。早く暖かくなって、復興の意欲が湧いてくる事を望みたいものです。関東地方でも余震が続き、輪番停電が行われていますね。
また、放射能の心配もあります。一部の国では自国民の西日本への移動や帰国勧告をしており、日本人の中にも不安が拡がっていますが、今測定されている程度の濃度であれば、全く心配する必要はありません。どっしりと構え、句作にお励みください。 (冨士原 坦)
◆春雨やガス工事人濡れそぼち
今ディズニーは砂の山。舞浜はいまだにガスはストップ。東京まで銭湯にいきます。25日に再開とか言っていましたが、できるのかな?
春雨やガス工事人濡れそぼち(葉貴) (葉満田 貴久子)
★以上は11.3.23.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆いまテレビで「高校野球」の入場式を観ています
昨日は午後7時まで停電で、夕食はそのあと。地震もあり、落ち着かない夜でした。こういうことがいつまで続くか、と思うと気が滅入ります。しかし、沈みこんでいても仕方ありません。いまテレビで「高校野球」の入場式を観ています。溌剌と行進する若人たちを見ていると嬉しくなります。「こんな時に」…という批判もあるようですが、私は開催してよかったと思います。避難所でテレビ(あれば…)を観ている被災者も同じ思いでは…。 (藤田 昌熙)
◆それにしても、交通機関はきちんと運行して欲しい
うちでは選抜になったところでラジオを消しました。優先順の高いものをしたいから。GSに行って整理券情報をきいてきました。明朝、あさって分を配るので、それに並ぶつもり。電力供給が不足しているのだから、使用制限は当分続くでしょう。
それにしても、交通機関はきちんと運行して欲しい。間引きなら間引きでいい。行動予定をたてられるように。行ってみないとわからない出たとこ勝負は困る。たとえば、介護保険申請の面接があるから、立ち会えといわれても、時間の約束が難しい。 (森 泰生)
◆我われに出来ることは只々祈るばかり
「東日本大震災」、本当に大変なことになりましたね。お送り頂いた句、
春満月被災地の人慰めよ(昌熙)
そうですね。我われに出来ることは只々祈るばかりです。 (木下 克子)
◆節電・停電の備えが必至な生活スタイルへ
じつは、あの日は家内と吉野郷へ観梅と洒落ましたが、帰り日向和田駅に着いた途端、駅舎が激しく揺れ、その後も余震があったりで、電車の運行復帰の気配も無く、結局、青梅まで歩き、そこからバスで新小平に行き、迎えの車を寒空で待つ羽目になり、夕方帰宅予定が、12時過ぎになってしまいました。
今後は節電・停電の備えが必至な生活スタイルへの切り替えが迫られます。亡くなられた方々に深く哀悼の意を表します。避難生活を強いられる方々には、一日も早く救いと幸運が訪れますよう、唯々祈ります。 (斎所 裕)
◆不安の日々から一日も早く脱却できることを!
ダイニックビルはよく揺れるので、あの地震の時は、皆さん生きた心地がしなかったことと思います。ほとんどの人が帰宅出来なかったそうで、心からお見舞い申し上げます。原発の放射能漏れも心配です。不安の日々から一日も早く脱却できることを! (小林 三平)
◆私共“戦前派”は我慢強いので…
お見舞い頂き、ありがとうございました。じつは、前の日は鎌倉に行っており、一日違えば家に帰れないところでした。こちら練馬区は停電もなく、お送り頂いた「計画停電」の句には該当しませんが、“灯火管制”はよくわかります。
いろいろ不便も出てきましたが、私共“戦前派”は我慢強いので、普段どおり元気に過ごさせて頂いております。ご心配頂きありがとうございました。 (小山 尚子)
◆山崎正和氏の「震災克服への展望」
3月23日付けの読売新聞に、評論家・劇作家の山崎正和氏の「震災克服への展望」と題する記事(談)が掲載されています。参考までに以下要点をご紹介します。
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≪今は希望につながる三つの展望を述べたい。第1は、一刻も早く、救国の挙国一致内閣を実現することだ。予算と関連法案の成立なくして、どうして被災者を救済できるのか。
第2は、今後10年の課題だ。復興には巨額の資金が必要で、将来的には消費税率を引き上げ、思い切って建設国債を発行することだ。また、生産機能を西に移さざるを得ないのは、もはや自明の理ではあるが、政府の強力なイニシャチブの下で、関西の政財界は相当な覚悟を持ち、自らが迅速に事にあたらねばなるまい。
第3は、今後30年の長期計画だ。東海、東南海、南海地震など、30年以内に高確率での大地震発生が予測されていて、このタイムスパンに照らせば、関西も決して安全とは言えない。日本経済の主軸を太平洋側から日本海側に移すという大事業を、国家目標として進めていくべきである。首都機能や産業基盤の少なくとも半分を、日本海側に移転する。国土軸が移れば、全国の地価は平均化し、それだけで税収が増える。近世前期の北前船の時代は、実は日本海側が物流の主軸だった。 (山崎正和氏「震災克服への展望」より)
◆あの日、あの夜、各処でこういった助け合いが…
本日、メーカーの営業担当者が久し振りにわが店に。彼曰く、「地震の夜、車で北千住まで来た時、途中まで相乗りさせて欲しいと頼まれ、草加までと約束して同意。ところが、草加駅前まで来たが大混雑でタクシーが拾えない。外は寒く、ここで降ろしたらあとどうなるかと心配になり、自宅まで送ってあげた。時刻は零時を過ぎており、そのあと大渋滞で自宅まで辿り着くのが大変。結局明け方になってしまいました」
…とのこと。実は、神戸の震災時、彼も同じ境遇下でお世話になったので、その恩返しの行為だったそうです。あの日、あの夜、各処でこういった助け合いがあったのでしょうね。 (山本 興一)
◆お願いです。みなさん祈ってください
以下は、福島原発の現場で働いている方の関係者から届いた伝言です。
≪皆さん、お願いがあります。みなさんからの祈りをお願いしたいのです。今、福島原発で、この日本を、国民を、あなたを救う為に懸命に仕事をしている人々がいます。
どうか祈って下さい。その作業が成功することを!自衛隊特殊化学防護隊の隊員たちは、志願者です。年齢は55歳以上で、もう子育ても終わったので、思い残す事はないと志願者となったようです。
中国電力の原発勤務40年というある男性も、この作業は自分達のようなベテランがやるべきだ、と志願したそうです。静かに思いを語る彼に、ご家族は何も言えなかったそうです。娘さんは、今までと違う父の顔を見たそうです。
原発での作業中は、放射線による被曝があります。国が定める限界被爆単位は100ミリシーベルト。それが250ミリシーベルトになりました。何故なら100ミリシーベルトではすぐ時間が経ってしまい、作業ができないからです。だから、彼らは国に250ミリシーベルトに上げてくれと言いました。自分たちへの被爆量は覚悟の上です。そのおかげで昨日、あと一歩で臨界点という所で臨界が止まったのです。もし臨界点に達していたら、私達は今この時間を過ごしていません。今のこの時間は、彼等のおかげなのです。
お願いです。みなさん祈ってください。作業が成功するように祈ってください。今日放水作業が無事終わり、明日の作業も成功するように! 隊員たちが無事であるように! 隊員さんたちの勇気ある行動と覚悟があってこそ、今のわたしたちの命があることに感謝して≫
(山本 興一)
◆ニュースを見聞きしては悲しむのが関の山、心が痛みます
大変な時期に色々とご配慮ありがとうございます。毎日の様に届くメールを開くのが、楽しみです。老いの身では何も出来ず、ニュースを見聞きしては悲しむのが関の山、心が痛みます。一日も早い復興を願っています。 (大林 徳雄)
◆放射能の問題、ついにこちらにも火がついてきました
毎日驚いているうちに、「水道」までもというニュースです。私のところは大丈夫のようですが、妹が武蔵野市に住んでいます。やっと水や牛乳がスーパーに出始めていたのに、この始末です。
一昨日、ドイツに住む友人から電話がありました。ヨーロッパでは原発事故が大きく報道され、彼女も3月末に来る予定だったのを取りやめました。パリに息子が住む友人の話では、ドイツよりパリの方がものすごい恐怖で報道されているようです。毎日電話がかかってくる、と言っていました。日本では放射能に対して鈍感なのかとも言われます。
福島原発が早くなんとかおさまってくれれば…と願うばかりです。野球どころではありません。それと「計画停電」も、かなり不公平です。私のところは一回あっただけですが、姉のところ(小金井)は、もう4回あったそうです。除外地域が多く周辺地域ばかり停電するようで、足立と荒川の区長も怒っていましたね。
東北の方々は本当に大変ですが、放射能の問題はこちらにも火がついてきました。私たち高齢者は今から汚染しても具合悪くなるまでに寿命がつきるでしょうが、赤ちゃんや子供たちには本当に汚染させてはなりません。政府や東電の不手際をなじる暇があったら、なにかできることをやってほしい、と自民党などに言いたいですね。
でも、昨日高校野球の選手たちが一生懸命やっているのを見て、少し気が晴れました。やはり、若い力はいいですね。元気が貰えます。そのためにも早く原発事故を収拾してほしいです。 (保谷 裕子)
★以上は11.3.24.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆強い使命感に基づく行動に、衷心より感謝
皆様からのメールの紹介、ありがとうございます。山本興一氏からのメール「福島原発の現場で働いている関係者からの伝言」を読んで、感動しました。
自衛隊特殊化学防護隊の隊員たちは、55歳以上の現場経験豊かな志願者であるとのこと。この人たちの強い使命感に基づく行動に、衷心より感謝すると共に、その無事と成功を祈らずにはいられません。 (大木 壯次)
◆余震なほ続く一夜の忘れ雪
先日お知らせした陸前高田の平牛さんの無事が確認されました。岩手県のホームページで何度か調べていたのですが、どうやらミスで平中と記入されていたようです。早速チョコレートでも送ろうとしたら、未だダメだと断られました。
皆さんのメール、大変参考になりました。どうも勉強が足りないようで、反省しています。
余震なほ続く一夜の忘れ雪
(日吉 忠弘)
◆放射能見へざる恐怖春の雨
ついに来るべきものが来たという思いです。心配していた”水汚染”。幸いわがまち小平は多摩川水系で大丈夫ですが、金町浄水場系の皆さんは不安なことと思います(特に、乳児をかかえたご家庭では)。
余震、停電も続き、心身共に安まる日がありませんが、ここはパニックにならず、冷静を忘れず日々過ごしたいものです。以下、例によって季語もない五・七・五で・・・
放射能見へざる恐怖春の雨(昌)
停電下携帯ラジオ命綱
当然と思ひし暮らしの贅沢さ
かくなれば底力あり戦中派
生きている者にも辛し春彼岸
風評を疾く吹き飛ばせ春の風
船はなく家もなくとも命あり
たつた二字無事のメールに安堵せり (藤田 昌熙)
◆天国と地獄を味わった「7泊8日の旅」
今回の地震には、只々驚くばかり。地震に遭ったのは、山形駅からバスで5分ばかりの所でした。バスが停車している時、突如バスが突きあげられ、横揺れに変わりました。電柱や電線が激しく揺れていました。乗客は恐怖で声も出ませんでした。信号が消え、消防車が何台も走り回っていました。バスを降ろされ、徒歩で10分位の山形駅に向かいました。ビルの外壁やガラスが歩道に落ちていました。
午後6時頃になって、「新幹線は運転中止になりました。駅構内にいる人は外に出て下さい」とハンドマイクで駅員が…。駅通路はぎっしりと人で埋まっていました。
地震から3日間。外部との交通が途絶え、停電で暖房もなく、コンビニは閉店で食べ物も手に入らない。山形市が用意した避難所で、毛布2枚と乾パン、水で3泊4日を過ごしました。
じつは、今回はスキー旅行で、11日まで4泊5日、蔵王スキー場で過ごしました。3月中旬というのに毎日20cmぐらいの新雪が積もり、絶好の滑走条件でした。蔵王名物の樹氷(モンスターが正式名称)もシーズン真っ盛りと同じで、麓の近くまで樹氷の林の連続でした。泊ったホテルも、「いつかは泊ろう アストリアホテル」と友達と言い合っていたもので、毎日ルンルン気分で過ごしました。
まさに天国と地獄を味わった「7泊8日の旅」でした。 (小林 教男)
◆今発表されている放射能量からすると、人体への影響は心配ない
関東・東北地方は、水汚染・空気汚染・野菜汚染・ミルク汚染…と心配が続きますね。でも、今発表されている程度の放射能量からすると、人体への影響は心配することはありません。
この一年間、整形外科・歯科・人間ドック・心臓手術で小生が受けた医療被ばく線量から比べると、今言われている程度の放射能から受ける線量は無視し得る量です。被ばくを避けるに越したことはありませんが、要らぬ心配はしなくていいと思います。
放射能は目に見えないし、一般的に知見が乏しいから、恐怖にかられるのもよくわかります。でも、買占めなどは、一種の犯罪行為(煽情罪?)に加担することになるのでは…。パニックにならず、冷静に行動してほしいものです。
震災や津波の不安や被害を詠んだ五・七・五は上手く状況を捉えておられると思います。感心することしきりです。 (冨士原 坦)
◆太陽・水・土が失せたら、この世は終わり
太陽の光線、水道水も、大地さえも汚染されたとは…。人類の三大宝、太陽・水・土が失せたら、この世は終わりですが…。お送り頂いた句の中で私の好きな句は、以下三句。
当然と思ひし暮らしの贅沢さ(昌)
かくなれば底力あり戦中派
船はなく家もなくとも命あり
(山本 興一)
◆今は、原発の早期沈静化が一番の願い、祈りです
メールありがとうございます。毎日、無事を願いながらも、こちらはあまりに平穏!今出きることをと思いつつ、何も出来ず、せめて我が身の身体の維持管理が先立ちます。朝仏前に手を合わせ、お水の御供えを欠かさず、祈ります。今は、原発の早期沈静化が一番の願い、祈りです。皆さんが頑張っておられる姿。助け合い、譲り合い、時に明るい姿に心揺さぶられます。
花が咲き始め、水仙も、梅も、何もかも一斉に咲きだした感があります。明るい春がもうすぐです。福知山のお城祭りは、今年は中止ですが、毎日明かりが使えるこちらは幸せと感謝です。野菜の苗を少しずつ移植中です。今朝も畑に出かけます。 (岩尾 和則)
◆龍天に逃げ出して行く放射能
東電福島第1原発損壊にともなう放射性物質の空中(海中、地中)漏洩による汚染は、被災地周辺の大気、土壌汚染に止まらず、とうとう1都11県の野菜、水道水、土壌にまで飛び火し、国民の動揺は大きくなるばかりです。
反響メールの中で何人かの方々が指摘されているように、私も現段階までの発表数字を見る限りでは、直ちに人体に影響するレベルではないと思いますので、家人にも浮足立つな、と自制を求めています。
しかし、自衛隊、消防隊、米軍、東電下請け会社(東電は「協力会社」と称していますが)などの身を賭しての決死の作業にも関わらず高濃度放射線に阻まれて、1~4号機の損傷個所、放射能漏れの原因すら把握できないまま、すでに地震発生から半月を経過しようとしています。今後、さらに最悪事態にならないとは、専門家にも分からないのが実態です。
決死の思いで炉心溶融を防ぎ、放射能漏れを阻止しようと現場で奮闘している人々の努力が実るよう祈るばかりです。いま日本列島は、沈没の崖っ淵に立たされていることは、紛れもない現実です。戦後の長年、ほとんど独占的に政権を担ってきた自民党には、国家運営のノウハウの蓄積、豊富な行政経験を持ちながら、新米政権、菅首相の「救国内閣」の閣内協力の懇願に対して、ケチな理由を付けて拒否したことは、ご存じのとおりです。
こんな未曾有の災害時、国家の危機のときこそ、上記の持てる政策、行政スキルを発揮して貢献できるチャンスなのに、情けない政党集団の一語に尽きます。目を覚ませ、自民党、そして野党各派の政治家たち!1億2千万国民が一体になってピンチを切り抜けよう、となる願いは、無理でしょうか。それができずに、輝かしい日本は消えて行くのでしょうか。
私の大災害関連で詠んだ五・七・五です。
龍天に逃げ出して行く放射能 (鈴童)
春雨や濡れた野菜にガイガー管
春の闇原発処理の男たち
春月や原発処理に祈りの目
停電に慣れつつ春の寒さかな (松谷 富彦)
★以上は11.3.25.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆「せめて携帯ぐらいもつように」と息子に言われ…
こういう物騒な、何がいつおきるかわからないご時勢。地震後、4回出勤しましたが、家人も息子も、「もう仕事には行くな」と言います。「せめて携帯ぐらいもつように」と息子に言われ、簡単な機種を購入。今夜は停電予定なので、LEDライトで取扱説明書を読むつもりです。 (森 泰生)
◆節電、やってみればこれで十分に生活できる
どこもかしこも閉鎖で、こちらの頭まで閉塞してしまいそうで困ったものですが、わが家の周りもようやく少しばかり落ち着いてきたように思えます。付近のガソリンスタンドの長い行列もなくなり、スーパーの品揃えもだいぶ回復してきたように思えます。
コンビニやスーパー、GSなどの照明もぐっと暗くなり、家庭も節電、暖房の節約、買占めをしないなど、やってみればこれで十分に生活できる事が分って、今までがとんでもない贅沢な生活を当たり前のようにしていたことを思い知りました。生活の仕方を変えることで世の中に少しでもお役に立てれば、と思っています。 (古林 繁)
◆本当に驚きの連続です
この度の大震災、本当に驚きの連続です。私どもはガラスケースの人形や棚の本が倒れ、その後始末に追われました。
長兄は8時間かけて帰宅。日立市に出張していた知人は避難所で二泊。大宮の学習センターにいた友人は講師室で一泊。いろいろ大変でした。どうかご自愛下さい。 (安斎 令子)
◆生きるとは耐えることなりと教わりし…
お見舞い、ありがとうございました。私、元気にしております。こちらは停電はありませんが、節電に努めております。
あの戦争ではあらゆる物が消え失せましたが、今回はそれよりひどい。
何を得て何を捨てるか厳しくも いま国家の選択の時
生きるとは耐えることなりと教わりし
只それを見るTVのニュース
(有馬 陽子)
◆一日も早く被災地に安穏な日々訪れますように!
地震の後、数日して東京もひどく揺れたことを知り、気になっておりましたが、お声を聴かせて頂き、安心しました。本当に怖い目に遭われましたね。今も余震が続いている由、睡眠不足になられることでしょう。その上、原発事故と放射能漏れでご心配なことでしょう。一日も早く余震がおさまり、原発事故が終息し、被災地に安穏な日々訪れますように、祈っております。 (荻野 正明)
◆用心の上にも用心を!
今回の大地震、さぞびっくりされたことでしょう。いまだに余震が続いています由、用心の上にも用心をして頂きますように。 (守本 良男)
◆皆が安心して平和に暮らしていけますように…とお祈りしています
たくさんのメール読ませていただきました。心から御礼申し上げます。皆様のお気持ちや俳句に同感しつつ…。
私は教会での募金や節電くらいで、なすすべを知りませんが、いつも、「これ以上ひどいことにならないように、被災者の健康とこれからの生活が守られるように、原発の現場で働いてくださっている方のお体とお仕事が守られ事故が速やかに収まりますように、上に立つ方たちに適切な判断をする知恵と力を与えて下さるように、皆が安心して平和に暮らしていけますように…」とお祈りしています。 (小幡)
◆風評被害は怖い
丹波の今朝は雪がぱらついています。午後は晴れる様ですが。何時までも寒さが続き、春風が待たれます。
震災の余波は関西にも届き、特定の物資は品切れです。風評被害は怖いものです。正しい情報が伝わるチャンネルを探さねばと思います(小生はNHKが一番正確と受け止めていますが)。
原発事故が早く落ち着くことを願い祈っております。昨日は自治会の会合で「福井原発」も話題になり、世論は揺れています。 (岩尾 和則)
◆賞賛の一方、“気味の悪い日本”という評価も
諸外国が日本人の冷静な(に見える)態度、強盗略奪のない日本に称賛を贈っている一方、“気味の悪い日本”という評価もあるようです。
先日オーストラリアに帰国したCNNの記者が言っていました。「節電など一斉にきちっと行われること、他国では考えられない」…と。外国から見て日本はまだまだ“不思議な国” のようです。 (M・K)
★以上は11.3.27.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆被災者に笑顔戻りし仮設風呂
大震災から2週間余。例年ならTV,ラジオから「桜の開花予想」が頻繁に流れる時期ですが、今年はそのニュースも少ないですね。被災地のことを思うと当然ですが。但し、自然は正確、日に日に春らしくなってきました。散歩していると、ちょっと前までは見かけなかった所に春の草花が一斉に咲き出しました。白木蓮、辛夷(こぶし)、連翹(れんぎょう)、猫栁、鶯神楽(うぐいすかぐら)、花大根、春蘭、君子蘭、龍金花…。
そんな中で浮かんだ五・七・五。ご笑覧たまわればさいわいです。
白木蓮天からの使者待つごとく(昌)
観てくれと強くは言はぬ花大根
連翹や羽を休めし蝶の如
小宇宙鶯神楽の小さき星
若き日のフォークソングや猫柳
辛夷咲く天空に舞ふ白き蝶
春分や米寿の便り筆たしか
被災者に笑顔戻りし仮設風呂 (藤田 昌熙)
◆北海道にいても“緊急地震速報”のテロップが流れると心臓に響く
テレビ画面で見る限り、確かに自衛隊他の仮設風呂に入浴後の被災者は皆良い顔をしていますね。小生も、入院中の週3回の入浴は待ち焦がれると同時に入浴自体気持ちの良いもので、理解できます。それにしても、幸い北海道は、体感地震は起きていませんが、テレビ画面で“緊急地震速報”のテロップが流れると、心臓に響きます。関東地方も帰宅難民がでたり、今度は水道水の放射能汚染がでたりと、自然が相手とは云え、踏んだりけったりですね。
3月11日、東京在住の娘は2時間かけて徒歩で帰宅したそうです。しかし、東京電力のその後の対応は何ともまどろっこしいですね。地震と放射能にご注意下さい。
春寒や笑顔戻りし仮設風呂(詠み人知らず) (山本 眞彦)
◆自然は正直で嘘はありません
私も同じ思いで内堀の自然を眺めておりました。さくらの下で、可憐に咲く花大根。なんともいわぬ春の光景ですが…。この春は主役が舞台になかなか登場しません。
でも、そのぶん脇役がその役割を十二分に演じているようですね。多少の時間差はありますが、自然は正直で嘘はありません。
さくらが開花したら、このすさんだ心も少しは和むかな? (山本 興一)
◆辛夷咲く天空に舞う白き蝶
「計画停電」のため予定が立て難い毎日。つい家に籠りがきになりますが、季節はまちがいなく春。毎日散策する「武蔵国分寺公園」も、紅梅、白梅、辛夷、白木蓮が咲き誇っています。猫栁も咲き始め、桜もピンク色の蕾が膨らみはじめました。
いつも俳句をありがとうございます。今回一番気に入った句は、
辛夷咲く天空に舞う白き蝶
先日、テレビで「江戸の伝統芸“手妻”(手品)」を観ました。切り刻んだ白い紙片を手妻師が扇子で煽ぎ、生きている蝶のように何匹も空中に舞わせていました。武蔵国分寺公園の辛夷の花も、まさに蝶のようにヒラヒラと舞っていました。 (高橋 幸雄)
◆もういいぞそろり顔だし蕗の薹
たしかに、大震災で桜どころではありませんが、こちら紀三井寺の桜が開花したとのことです。我が家の周辺では余り春が進んでいる感じはしませんが、藤田さんの句から武蔵野の春が急速に進んでいる様子を窺い知ることができます。
もういいぞそろり顔だし蕗の薹
隠れてもすぐ見つかりし沈丁花 (冨士原 坦)
◆靖国神社のさくらが開花しました。でも…
今朝の神楽坂は、久し振りに人の足跡が耳に響きました。いつもの朝と、その響きが違います。駅の方向に人は向かっています。
さくら開花、テレビもニュースが流れました。靖国神社のさくらが開花しました。でも、例年の開花とは趣が異なり、さびしい開花です。 (山本興一)
★以上は11.3.28.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆新型の「振り込め詐欺」にご用心!
今回の大震災、海外では被災地の治安のいいこと、略奪や暴動が起きないこと・・等など高く評価されているようで嬉しいかぎりです。但し、細かく見ると、他人のくるまからガソリンを抜いたり、「ブレーカーの点検に来ました」といって法外な手数料を取る…など震災に便乗した詐欺事件が起こっているようです。以下は、震災便乗ではありませんが、私が最近体験した新型の「振り込め詐欺」(と思われる…)を。
こんな電話のやり取りでした。
「こちらは○○株式会社ですが…お墓用地の買い取りをやっております」
「わが家はお墓はありますので、結構です」
「いや、売るのではなく、買いたいのです」
「ン、お墓を買う? うちはお墓を買ったり、売ったりしません」
「いえ、じつは、高野山の墓地用地が小平方面で売りに出ているのです」
「高野山?うちは永平寺ですから、関係ありませんよ」
「いえ、その高野山の墓地用地の売りこみがありましたら、是非お電話頂きたいのです。当社で高く買い取りさせて頂きます」
「おかしいじゃないの。高く買い取るより、そちらが直接高野山に申し込めばいいじゃないの」
「・・・・・・・・・・・・」
ここで電話の応答は終ったのですが、皆さん、どう思われますか?
以下は私の推論ですが、これは新型の「振り込め詐欺」。上記で、もし私が「電話する」と答えたら、翌日、別の男から電話がかかってきた筈です。こんな具合…
「こちら高野山の関係のものですが、このたび高野山では新たに墓地用地を売り出しました。1区画100万円です」
これを聞いて、前の電話の男に電話すると、「わが社は、それを200万円で買い取らせて頂きます」
そこで私は考えます(100万円で買って、それが200万円で売れれば…100万円儲かる!)。すぐさま高野山(関係者という男)に、「買い」注文を出し、100万円振り込む。そして、すぐ前の男に「売りたい」と電話するが、誰も出ない。それはそうだ。お墓用地を「売りたい」と言ってきた男と「買いたい」と言ってきた男は共謀しており、初めから墓地用地などなく、振り込んだ100万円はとられっぱなしである。
(後日談)
こういう悪質詐欺にひっかかる人が出てはいけないので警察に連絡したところ、大いに感謝されたが、この種の詐欺は、手を換え品を換え、増えているという。最後に、警察曰く、「男の電話番号を訊いて、ご連絡頂けばさらに有難かったのですが…」
ウーン、それはそうだが、素人にはそこまではなかなか出来ない。 (藤田 昌熙)
◆被災地の人たちはどんなにかお辛いことでしょう
皆様からの地震に関するメール読ませて戴いております。実はわが家も、地震の余波で電話が一日不通になり、不自由さ身に沁みました。電話局からの出張で屋外の配線の不都合らしく(多分地震の震動のせいでしょうとのこと)、修理をしていただき開通いたしました。
3月11日 午後2時46分のあの日の“震動”が未だ身体の何処かに残っているようです。被災地の人たちはどんなにかお辛いことでしょう。気持ちばかりの義援金を、銀行に振り込み、少し気持ちが楽になりました。
しかし、まだまだ気の重い問題が山積みですね。気のせいか花便りも遅いようです。 ご自愛の上、どうぞ良き季節をお過ごしくださいませ。 (余田 彌生)
◆日本の郵便は凄いですね。街中が跡形も無いのに、郵便が届くとは!
遠藤敬子さん、ご無事だったそうです。今感動しています。地震の後電話が通じないので、葉書のお見舞いを出したところ、先程、その返事が届きました。盛岡に避難されていたとか…見つけられないはずでした。日本の郵便は凄いですね。街中が流されて跡形も無いのに、郵便が届くとは!脱帽です。 (日吉 忠弘)
◆「神国日本」は前の大戦で敗れ、「経済大国日本」の行き着く先は?
今日、孫娘とのプーケットの卒業旅行から帰って来たばかりです。この時期に旅行など…と罪悪感を覚えながら行きましたが、案の定乾季のはずが連日の雨でした。
ホテルでも、夜はTVのニュースに釘付けでしたが何分私の英語力ではほとんど理解できず、イライラの連続。特に、高濃度放射線水の状況が理解できず、心配でした。
情報がよく伝わらないとこんな気持ちになるものか…と被災地の人たちの心情が判ったように思います。
じつは、プーケットも大津波に遭っていますが、原発は併発していない上、その爪痕も、「津波の時は、この先30メートルを右に曲がって…」と避難経路の看板が見られた程度でした。日本は原発事故を抱えているので一体どうなるのでしょうか?
「神国日本」は前の大戦で敗れました。「経済大国日本」の行き着く先は? (土井 保史)
◆原発の汚染拡大を阻止し、人々の気持ちが前向きになれるように!
大震災、じわじわと実体経済に影響が表れてきていますが、被災者の事を思えば、弱音を吐いてばかりはおられませんね。
風評を疾く吹き飛ばせ春の風
となってほしいものです。終戦直後のような光景が、毎日映像から流れてきますが、一刻も早く原発の汚染拡大を阻止して、希望へと人々の気持ちが前向きになれるように祈っています。 (道江 義頼)
◆頭が下がるボランテイアの人たちの活躍
春の使者ハクモクレンに寄せてのお便り、有難うございました。お陰さまで元気に過ごしていますが、大震災による壊滅的状況を見るにつけ、我が周囲の変わらぬ情景に感謝を覚えるものの、心底から喜べぬものがあります。連日の災害のTVを見るにつけ、被災者の苦難は想像以上のものですが、私は復旧に向けのボランテイアの人たちの活躍に頭が下がる思いです。
今日、近くの公園で鶯の鳴き声を聴きました。桜も咲き始めたようで、春の気配を間近に感じます。被災地にも一日も早く“春”が訪れますように。 (荒木
金四郎)
◆日本中が力を合わせて、東北の再建、日本の再建を
皆様のメールを読んでいる内に目が霞んで来て完読できませんでしたが、思いは同じです。津波の恐ろしさに吃驚してしまいました。人間は自然の中に生かされているのだ、と再認識しました。自然を大切にして共存しなければいけませんね。
驕れる人知の一つである“原発”も見直されねばなりませんね。人災の面も見逃さないで、しっかりと検証して責任をとり義務をはたすよう東電にお願いしたいです。
潤沢に電気を使いすぎて、贅沢三昧。家を建て直す時は、太陽光発電の設備を取り付けたいと思います。日本中が力を合わせて、東北の再建、ひいては日本の再建に取り組まねばいけませんね。頑張りましょう! (本多 良子)
◆ゆらりゆらりと来たので、慌てて机の下にもぐり込んだら…
天災の恐ろしさを痛感しています。東京の息子からは「毎日揺れているよ」と云っています。それで思い出したことがあります。
一時「サンシャイン60」の事務所(31階)に勤めていた時、ゆらりゆらりと来たので慌てて机の下にもぐり込んだら、周りの皆に笑われる一幕がありました(「阪神大震災」まで関西はあまり天変地異のない所だったので)。習性からの行動だったと思いますが、あの時の恐ろしさは今も覚えております。 (成宮 穣)
◆私も気をつけたいと思います
「お墓の振り込め詐欺」の話、有難うございました。犯人逮捕にいま一歩!残念でしたね。しかし、あまり深追いすると危険とか…困ったものですね。私も気をつけたいと思います。 (芦田 慎)
◆新型の“振り込め詐欺”、なんと巧妙な手口でしょう。油断大敵!
新型の“振り込め詐欺”、なんと巧妙な手口でしょう。油断大敵、欲はよくないですね。自戒します。 (日吉 忠弘)
◆電話の応答がおかしくって、笑ってしまいました。でも…
「振り込め詐欺」。電話の応答がおかしくって、笑ってしまいました。でも、参考になりました。電話があった時には、番号を聞いて警察に通報致します。 (佐藤 靖)
◆わが家にも地元警察の刑事さんが訪ねて来られました
じつは、我が家にもその種のデンワはちょくちょくあります。でも、「お墓? 要らない!」…と即デンワを切るので、その顛末は知りませんでした。
数日前、地元警察署の刑事さんが三人、店に来られました。
「犯人の靴ですが、ご協力いただけませんか?」…と写真を見せられました。「購入ルートから犯人を割り出したいが、最近は靴店が少なくなり、捜査が困難になった」とのこと。なるほそういえば、かつて都内に3千店以上あった靴店は、現在3百店程に減少しています。靴店は店舗販売するには多くの在庫等が必要で、生半可には経営できません。店舗不要な通信販売、大型店舗でのロット売り切り販売が主体。
神楽坂の商店街には、かつて靴店が十店程ありましたが、今では当店1店です。
“エコ・環境の優等生”ともてはやされた優等生の原発もこの状況。幸せとは? 便利さとは? 考えさせられます。 (山本 興一)
◆新型の「振り込め詐欺」、気を付けるようにします
新型の「振り込め詐欺」についてのご連絡をありがとうございます。気を付けるようにします。 (大木 壯次)
◆墓地の売り込みの電話が定期的に
我が家にも、最近、墓地の売り込みの電話が定期的に(「振り込め詐欺」ではありませんが)。「田舎に広い墓地があるから」と断ってはいますが…。
但し、叔父が亡くなって誰もお墓を守れないので、「田舎のお墓を東京に移したい」とお寺に話したところ、300万円要求されました。お寺も人口減少で大変なようです。 (入江 誠次郎)
◆いろいろとよく考える奴がいるのですね。注意しましょう
いい情報、ありがとうございました。いろいろとよく考える奴がいるのですね。注意しましょう。 (磯野 昭彦)
◆この地震でなんか強くなれた気がします
ほんと、あの手この手の「振り込み詐欺」があるのですね。気をつけます。情報ありがとうございました。
昨日までは寝ている時になにか揺れている感じがして…。それと原発問題で気持ちが暗くなり、携帯でニュースを読んでいたら気分が悪くなってしまって、「これではいけない!」と思いラジオを聞いたら、皆さんが息抜きをどのようにやっているかを放送していました。「そうだ!私も しっかりと息抜きしなくては」…と思いました。
難しい事は良くわかりません。もう覚悟を決めて、「今を大事に、前を向いてしっかりと今までどおりに生活しよう」と思ったら気が楽になりました。この先、今よりもっともっと困難な事が起こっても、その時は耐えて頑張ろう。その時まではしっかりと今まで通りに生きよう、と思えたのです。この地震でなんか強くなれた気がします。一日も早く日本中が心から笑える日が来る事を願っています。
(津嶌 淑子)
★以上は11.3.30.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
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コブシ(辛夷) |
ムラサキハナナ(紫花菜) |
ハナニラ(花韮) |
レンギョウ(連翹) |
玉川上水ー都立小金井公園で11.3.29.松谷富彦撮影 |
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◆うまい話には乗るな!
「お墓振り込め詐欺」の話、秀逸。面白く拝読しました。こんな穴だらけの話でも、人間は欲がらみでまんまと騙されることがあるのですね。
うまい話には乗るな!自戒です。 (松谷 富彦)
◆東北の皆さんの頑張りに、逆にこちらが励まされます
「東北・関東大地震」の影響はいろんなところに波及していますが、報道の内容も変り始め、今まで見えなかったことが見え始めました。この事態の解消は日本人の将来をかけたテーマになり、今は我慢と辛抱と理解しながら、問題解決に向かい立ち向かうしかありません。
昨日、テレビで、全てをなくした方がそれでも事業を再開、前向きに取り組まれている姿に感動しました。東北の皆さんの頑張りに、逆にこちらが励まされます。
いよいよ春。青い空、緑、花々、土が心を癒してくれます。外に出て、気持ちを変え、身体を動かし、前向きに頑張りたいものです。 (岩尾 和則)
◆芥川龍之介は、『或阿呆の一生』の中で「関東大震災」の惨状を
1923年(大正12年)9月、マグニチュード7.9の「関東大震災」は、死者・行方不明者10万5千人余という甚大な被害をもたらしました。当時田端に居を構えていた芥川龍之介は、見舞いに訪れた川端康成、今東光を伴い被災地の惨状を観、これを「或阿呆の一生」の中で「大地震」と題してまとめています。
現在、津波対策として堤防の高さを更に高くするなど検討が進められていますが、私は、『関東大震災』も『東北・太平洋沖地震』も人知の及ばない天災であることを皆さん忘れている気がします。問題の福島原発も、30年以上大過なく運転されてきました。天災、つまり人の奢りに対する警鐘であったと知るべきでは…。 (M・K)
◆原発事故は本当に怖いです
じつは、私の友人も最近振り込詐欺にあいそうになりました。甥と名乗っての電話で、すっかり本物の甥と思いこみ、銀行まで行き、念のため銀行で電話を借りて甥の家に電話をしたところ、本人がいたそうです。銀行が警察に連絡。すぐ警官が来て「おとりになってくれ」と言われ、指定の場所で待っていたそうですが、犯人は現れなかったとのこと(きっと様子を見ていたのでしょうね)。その友人はものすごく用心深い人ですが、電話は本当に甥そっくりだったとのこと。「思いこみは怖い」と言っていました。
ようやく春らしい暖かさになって、停電も一休みのようですね。京都にお花見に行く予定を大震災のため中止したのですが、やはり行くことにしました(東北の方々には悪いですが)。東京の節電に協力して、放射能の心配のない空気を吸って来ます。
地震・津波の被害も大変ですが、今回の原発事故は本当に怖いです。東電の後手後手にまわった処置には呆れます。なんとか廃炉にしたくなかったのでしょうね。
水も野菜も心配だし、雨がふれば土も汚染されるでしょう。狭い国土にたくさんの人間が住む日本、考えれば考えるほど恐ろしいですね。 (保谷 裕子)
◆「振り込め詐欺」、何とか防ぐ手立てがないものでしょうか?
「振り込め詐欺」。高齢化し頭の巡りが悪くなると、この手の犯罪に自然と騙されるようになります。何とか防ぐ手立てがないものでしょうか?普段からボケないよう注意が肝心ですね。 (桂 幸嗣)
◆「振込め詐欺」、どうして安々と騙されるのかと思ってしまいますが…
お見事 !! 推理小説が好きな私ですが、なかなかの推理に感心。受答えもたいしたものです。「振込め詐欺」の被害記事を読む度、どうして安々と騙されるのかと思ってしまいますが、敵も段々巧妙になってくるようですね(お金が無い我家は、被害者にはならないと思っていますが…)。 (村尾 厚子)
◆このところ毎週、義捐物資を送っています
巨大地震と大津波、さらに原発事故と、まさに三重苦ですね。仏画教室の生徒さん達の中には盛岡・仙台・福島で被害を受けられた方もあり、このところ毎週義捐物資を送っています。今は女性の肌着やパンツが不足、更に幼稚園児のクレヨンや紙が無いので、仕入れては大型ダンボール箱に詰めて、NPO法人の貨物に載せてもらっています。長引くので支援も大変になりそうです。さいわい我々のところは、神田・東伏見・八ヶ岳とも大きな被害は出ずに済みました。
「振り込め詐欺」も、墓地を取り上げるようになったら、あとは段々手口がなくなってきて、詐欺グループ自体が“墓”に入らざるを得ないのでは…。 (安井 義彰&妙洋)
◆原発事故には不安がつのりますが、冷静に対応する必要が…
被災地の惨状、原発事故にはいたたまれない気がしますが、復旧までかなり長期間にわたってこの状態が継続するようですので、冷静に対応する必要がありそうです。
大震災から3週間が経って、私の周辺ではもとの生活に戻っています。スーパーマーケットでは、一部を除いてほとんどの商品が出回るようになり、ガソリンスタンドに車が長蛇の列を作る光景も見当たらなくなりました。買いだめに走った人は臍を噛む思いをしていることと思います。 (津村 和宏)
◆「3.・11」は、世界の特別な日となってしまいました
高層ビルに突っ込む飛行機。炎上するビルとその崩壊シーンをテレビで見ながら、とんでもないことが起こっていると思いました。2001年9月11日は、米国を変える強烈なインパクトとして現在も特別な日になっています。
翻って、今回の「東日本大震災」は、それ以上の災害となっています。根こそぎ津波で持っていかれ、未だに被害の全容が把握できない多くの街。2011年3月11日は、日本における特別な日になりました。
さらに、福島原発の事故が追い討ちをかけました。未だにその実態、広がり、収束の先が見えない状況です。スリーマイル島、チェルノブイリは対岸の火事ではありません。それ以上の放射能の拡散・汚染が、日本で現実に進行しています。
2008年の「リーマン・ショック」は、世界のビジネスを震撼させ、ようやく立ち直りを見せはじめていました。しかし、今回の震災は間違いなく2011年の「ジャパン・ショック」です。そして、「3.・11」は、世界の特別な日となってしまいました。 (N.S)
◆液状化 蒲公英の黄は あざやかに
騒乱の日々。怪しげな電話はよくかかりますね。「こちらからお電話します」といって電話番号を云わない奴はあぶない。云う奴もあぶない。用心しましょう。
浦安は、3月26日やっとガスが開通しました。
液状化 蒲公英の黄は あざやかに 葉貴 (葉満田 貴久子)
◆被災地に届け救援コンサート
去る4月1日、小平市中央公民館ホールにおいて、今回の「東北・関東大震災」のチャリティコンサートが開催されました。午後1時30分開演とあり、少し早目に行ったものの会場はすでにほぼ満席。主催者も嬉しい悲鳴を上げる賑わいとなりました。
さて、この「チャリティコンサート」は、小平在住のテノール歌手下村雅人氏が中心になって二期会の歌手なかま、小平の合唱団に呼びかけて実現したもの。下村氏の趣旨挨拶が良かった。
「未曾有の大震災。でも、嘆き悲しみ、沈んでいても仕方がない。歌を通じて皆が元気になり、そして被災者を支えていきたい」
まさにこれに呼応して駆けつけたプロ歌手、ピアニスト、ヴァイオリニスト、合唱団の面々、そして会場を揺るがす大観衆であった。
犠牲者への黙祷の後、第1ステージは、女性合唱団「ぐみ」、「霜月」、男性合唱団「KK.メンネルコール」の合唱。そして第2ステージがプロ歌手によるアリア、ピアノ、ヴァイオリンの演奏。出演者が多く、一人1~2曲に絞られたが、それだけに選曲も良く、会場はどの歌、どの曲にも割れんばかりの拍手。暖房のないホールが熱気に包まれた。
最後に、会場全員で被災者にエールを送る大合唱となったが、終ってみれば午後4時。何と2時間半に及ぶ長時間コンサートとなった。下村氏の終演挨拶も良かった。
「大震災も2~3カ月も経つと救援の手が緩みがちです。私たちは歌を通じて息ながい応援を続けていきたい。そこで、この「チャリティコンサート」を1回で終わらせず、2回、3回と続けていきたいと思います。どうかご協力を!」
いま全国各地で様々な被災地救援が行われ、「チャリティコンサート」の企画も増えつつある。そんな中、今回の「こだいらチャリティコンサート」は、企画、熱意において、他所でも参考になるコンサートになったと思います。
被災地に届け救援コンサート(昌)
被災地を想ふ歌声春の歌
黙祷し静かに熱く歌い上げ
(藤田 昌熙)
★以上は11.4.2.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆こういう時こそ”音楽”が人の心を癒してくれる筈です
桜が咲き始めました。今年はなんだか殊のほかいとおしく感じられます。
さて、“被災地へ届け救援コンサート”、熱演小平の“救済コンサート”模様、手に取るように分かります(次回の企画が分かったら教えてください)。
私ごとですが、娘がピアニスト(まだ駆け出しです)で、来月5月5日にコンサートを企画しています。1年ぐらい前から企画していたのがやっと実りそうで、身内は皆んな期待しているのですが、実施が揺らいでいます。私は「誰も咎めない!皆んな期待して待っている。勇気を出してやるべし!」…と発破をかけています。
口を開けば「復興がどうだ」、「経済が何とか」と目先のことに気がいきがちですが、こういう時こそ”音楽”が人の心を癒してくれる筈です。先ずは“心の復旧・復活”が先決だと思うのですが…。 (芦田 慎)
◆本当は芝居どころではありませんが、私は俳優ですから…
今度、蜷川幸雄さんの芝居『血の婚礼』に出ることになりました。蜷川さんが世に出るキッカケになった作品で、この蜷川・清水コンビの作品に今出演することが出来るのは感慨深いものがあります。
「東北・関東大地震」、その上原発事故で、本当は芝居どころではありませんが、私は俳優ですから、やらねばなりません。頑張ります。 (青山 達三)
◆救援コンサート等のイベントも増えてきていますが…
3月11日から早くも3週間が経過。私の3週間をブログに掲載しました。
救援コンサート等のイベントも増えてきていますが、まだ「計画停電」によりイベントが中止になっています。早く「計画停電」以外の施策が必要だ、との意見も増えてきています。私もあちこちから「義捐活動」への要望があり、支援しています。
http://showme.at.webry.info/201104/article_2.html
(塩見 幸市)
◆自粛、自粛で、公園にもいつものような活気が無く…
今日、小金井公園に出かけましたが、桜はまだまだの様子でした。自粛、自粛で、公園にもいつものような活気が無く残念でしたが、早く日本が元気を取り戻す必要があると感じます。 (大辻 一徳)
◆我が家の蝦夷山桜はまだ冬芽のまま。開花は5月中旬以降
実は、4月1日から上京の予定をしていましたが、金町浄水場の水が危ないとか、余震が頻発するとかで、急遽取りやめました。落ち着いた9月にお逢いしましょう。
下村雅人さんのコンサートは、札幌公演の折にでも観賞します。明日は、「札幌キタラ」(札幌の音楽ホール)で『坂本龍馬紀行』と称する音楽会に出掛けます。
朝1時間の「玉川上水」散歩は、気持ち良いでしょう。自宅近くの「西岡水源地公園」で鶯の初鳴きを聞いたことがあります。ここ澄川(自宅の地名)でも、5月に郭公を聴いたのを思い出しますが、家が建て混んできたせいか最近では聴けません。我が家の蝦夷山桜はまだ冬芽のままですが、心なしか多少膨らんできた様に思われます。開花は5月中旬以降です。 (山本 眞彦)
◆我々に課せられるのは、自分の分を守り、生産性を落とさないこと
早くも4月。大震災で亡くなられた方のご供養もあり、被災地の皆様にはこれからのことが重くのしかかるでしょうね。幸いにも被災しなかった我々に課せられるのは、自分の分を守り、自分の生産性を落とさない努力を継続すること。羽田空港まで走ってきました。
途中、新浦安も大きな被害で、ディズニーリゾート及び関連ホテルも休業中です。営業を再開するまで大きな「負」の埋め合わせが長期に亘るでしょう。被災地外の会社が入社式を自粛したり、内定を取り消したり、「負」の相乗を起こさないことが、結果として被災地の復興を助けることになるのではないでしょうか?
(佐竹 昇)
◆「スマトラ沖地震」支援の西田昌之さんが釜石へ向けて出発
↓今日ICU(国際基督教大学)のサクラの様子を見て来ましたが、今一でした。
http://tombo888.blogspot.com/2011/04/icu.html
facebookを通じて発信。帰国した留学生が懐かしがって喜んでくれます。
↓明日は、川崎大師の奇祭「かなまら祭」へ。
http://www.tomuraya.co.jp/wakamiya-10.htm
目的は、川崎大師参拝と「地球一周の船旅」で知り合った仲間と再会の一献です。
「スマトラ沖地震」支援の西田昌之さんが、岩手の釜石へ向けて出発しました。
この先私も何か役に立つことがあれば…と思案しています。 (小高 武甫)
◆息子が1週間仕事を休んで石巻にボランティアに行きます
原発のことがなければだんだんと復興に向かう時期ですが、困ったものです。本当に福島の避難者はめどが立たずお気の毒です。
5日から、息子が1週間仕事を休んで石巻にボランティアに行きます。キャンプ仲間と一緒です。申し訳ないのでガソリン代をカンパしました。まあ私たち高齢者はボランティアに行っても足手まといですしね。 (保谷 裕子)
◆震災孤児の皆さんのため、「足長育英資金」に参加できないかと…
そちらは今日も地震と速報が入りましたが、大事ありませんか? こちらあまりに平穏にて申し訳ない思いです。
ご指摘のとおり、この自粛ムードは払わねばと思います。私は中々行動出来ていませんが、今出きること、義捐金に心こめ、少しずつ長く…と考えています。私も高校時代、助けられましたので、震災孤児の皆さんに少しでも長続き出きる様、「足長育英資金」に参加できないかと思案中です。戦争遺児の私は、新聞少年の頃、学費の援助に助けられました。今出来る何かを考えています。
最近腹が立つのは、TVコメンテーターの心無い発言です。否定的な発言はやめ、建設的で前向きな言葉を願いたい。報道には正確に事実を伝える義務がありますが、現場で実務に当たる方のご苦労を慰労願いたい。
原発は世界の課題。今は一日も早く抑え込んで欲しいのみ。国難の時、私達は辛抱しながら、元気でありたいと思う最近です。 (岩尾 和則)
◆淋しいなぁ、今年の桜は。桜も泣いています
今日は暖かく、外堀の桜もちらほら咲き始めました。千鳥が淵の桜は、自粛のため今年は、夜桜は楽しめないようです(日本人にとって桜は格別のものですが…)。
花金の夜、さくらの樹の下でサラリーマン仲間がお通夜のような花見を。淋しいなぁ、今年の桜は。桜も泣いています。 (山本 興一)
◆「被災者支援チャリティコンサート」の感動が伝わってくるリポート
「被災者支援チャリティコンサート」の感動が伝わってくるリポート、拝読。ありがとうございました。 (大木 壯次)
◆「チャリティコンサート」、それも立派な被災地復興支援活動
素晴らしいチャリティコンサートに行って来られたとか。コンサートを企画する人、それを応援する人、それも立派な被災地復興支援活動だと思います。
今回、音楽界と同様、スポーツ界も反応が速かったですね。特に、サッカーは、国内・海外とも機敏な行動が目立ちます。野球界もイチロー、松井などさすがですね。
一番反応が鈍いのが政界と官界。高給を食んで威張っていて何もしない。議員や公務員の給料は下げるべきです(但し、自衛隊、警察、消防、海上保安隊など第一線で体を張って頑張っている人たちは別です)。大地震で大きな犠牲が出、大勢の人たちが辛い思いをしていることを知るべきです。 (稲継 あやの)
★以上は11.4.3.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
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オオシマザクラ(大島桜) |
ソメイヨシノ(染井吉野) |
カワヅザクラ(河津桜)&ヒヨドリ(鵯) |
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◆近所のさくら公園の花も数輪が開き始めました
まだ何処かに地震が浮遊しているようで何となく落ち着かない日々ですが、昨日思い切って「中野サンプラザ」であった歌集を出版された方の批評会に参加してきました。(主催者の方からも、皆さんご無事にご帰宅くださ…とお気遣いがありましたけれど)。
地震、原発問題が早く落ち着いて欲しいです。近所のさくら公園の花も数輪が開き始めました。お身体ご自愛の上お過ごし下さい。 (余田 彌生)
◆「小平稲門会」のHP『被災地支援チャリティー・コンサート』を拝見
「小平稲門会」のHP『東日本大震災被災地支援「こだいらチャリティー・コンサート」』の記事を拝見しました。意義深い感動的なコンサートだったことがよく分かります。 (大木 壯次)
◆人生には余裕が必要です
今年は例年になく寒い日が続きましたが、週末には桜が満開になりそうです。人生には余裕が必要です。大震災で傷ついた心には、桜を眺めながら癒す時間も必要ではないでしょうか。武蔵国分寺跡の散策など如何でしょうか? (高橋 幸雄)
◆被災を免れた私たちは、被災地の分まで明るく頑張ることが大事
先日は、「被災地救済チャリティ・コンサート」にお越しくださり、ありがとうございました。
公民館は3月いっぱい電力需要への配慮のため閉館しており、当初は開催が危ぶまれましたが、多くの方にご参加いただき、素晴らしいコンサートとなりました。藤田先輩が「被災地を想ふ歌声春の歌」と詠まれたように、被災地への思いを歌声に乗せて届けたい、という気持で臨ませていただきました。コンサートお越しいただいた方々も本当に温かく、おかげさまで54万円を超える義援金を頂きました。同日、小平市社会福祉協議会を通じて中央共同募金会に寄付をさせていただきました。
被災地のことを思い、自分で出来ることをさせていただく。直接の被災を免れた私たちは、被災地の分まで明るく頑張ることが大事だと思います。今後、国としても何らかの手立てを講じるべきです。私も積極的に行動してまいります。 (滝口 幸一)
◆日本人の底力、東北人の忍耐力を痛感
立命館大学教授、大阪大学名誉教授・加地伸行氏の新聞コラムに共感しました。
≪このたびの巨大地震は、今この国で生きている誰もが経験したことの無い大きな地震で、多くの生命、財産が失われました。テレビで見る惨状には目を背けたくなる場面が多いのですが、日本人の底力、東北人の忍耐力を痛感することもあります。この国難に直面し、みんなで力を合わせてこの危機を乗り越えよう!≫ (山本 興一)
◆札幌は、海外の観光客がぱったり途絶え…
東京はもう桜が開花したそうですが、こちら札幌は今日もしんしんと雪が降っております。そろそろ雪にもあきてきて、春を待望していますが、今年は何となく気分も沈みがちです。
札幌は、海外の観光客がぱったり途絶え、ホテルもすすき野もまるで死んだようです。原発事故がなければ、被災地の復興ももっと早いテンポで進んでいるだろうと思うと悔しいです。 (蛭川 紀巳子)
★以上は11.4.4.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆こちら川越も大分春めいてきました
皆様からの「地震メール」の紹介をありがとうございます。こちら川越も大分春めいてきました。 (大木 壯次)
◆お花見、今回は会費はすべて「義捐金」に
お彼岸で福知山へ帰省しました。朝市で塩見利紀さんと田中典男さんにお逢いし、3人で同窓会でした。同級生っていいですね! お花を買ってお墓参りをし、そのあとは入院中の母と過ごしました。
帰路、京都で金戒光明寺,養源院、光雲寺、妙心寺・麟祥院…と戦国を生きた姫たちゆかりの地を訪ねてきました。お江さん、お市の方のお墓などをめぐり、特別公開された襖絵や障壁画、肖像画などなど、なかなか見ごたえのあるものばかりでした。(春まだ浅い京の旅、藤田さんならいい俳句がたくさん出来たのでしょうが…)
4月2日、初めてのお花見をしました。今回は会費を全て「義捐金」としました。暖かくて桜は一部咲きで静かに花を愛でました。 (納代 みゆき)
◆余分にものを買わず、節電・節水に努めておりますが…震災後、私も気分が落ち込みがちです。地震・津波だけなら次第に復興の槌音が聞こえ出すと思いますが、原発事故は解決の道筋が見えず、一進一退。このままでは日本の沈没につながりかねません。
しかし、陛下が国民と苦労を分かち合うため計画停電に参加されたり、多くの人々が自分の生命を顧みずに原発の安全確保にあたっています。また、諸外国と異なり、暴動・略奪も起こらず、支援物資を奪いあわず、整然と並んでいる姿を見ると、日本はまだまだ大丈夫と思います。日本は不滅です。
拙宅でも、普段どおりの買い物をし、余分にものを買わず、節電・節水に努めております。ただ、商店に商品が途切れがちのため、目にすると買いだめしたくなる衝動に駆られることもあります。しかし、我慢しています。
花見は、例年は親戚も集まり盛大に行っていましたが、今年は近所の公園で、妻と二人でおにぎりを食べながらささやかに行いました。 (佐藤 誠)
◆「皆様からのメール」に心打たれました
地震・津波災害、原電事故の深刻な拡がり…、全て原因は人災です!事の大きさは、残念ですが今後更に深刻に向かいそうです。
それにしても、「皆様からのメール」に心打たれました。有難うございました。 (根本 建治)
◆日本全体が元気を失っている今こそ、前向きになれる催しが必要!
「被災地支援チャリティ・コンサート」は、すばらしいコンサートだったようですね。知っていたら、私も行きたかったです。日本全体が元気を失っている今こそ、皆が明るく前向きになれる催しが必要で、それだけに自主企画の“支援チャリティ・コンサート”はすばらしいと思います。 (木下 克子)
◆一人ひとりが自分に出来ることで支援する。すばらしいですね
小平での「被災地支援チャリティ・コンサート」のリポートを拝読させて頂きました。この時期、一人ひとりが自分に出来ることで支援する。すばらしいですね。 (鈴木 繁)
◆神戸大震災の時、何も知らず、“只今神戸上空です”と機内アナウンス
日本はどこへ向かうやら? 大変な時期になりましたね。現役パイロット時代、阪神大震災の当日、私は朝一番の「羽田―福岡」便を担当。神戸の上空を飛行しました。神戸のデータがまだ届いていなかったので何も知らず、“只今神戸上空です”と機内アナウンスをしたのを覚えております。
もう一件は、フィジー島津波の時のレスキュー・フライト。会社から呼び出しを受けて 担当。ロウソクやら簡易食品やらいっぱい積んで人命救助に行きました。空港は日本に帰る人でごった返しており、着のみ着のままの旅行者を運びました。只感心したのは、現地のフィジー人たちが自然現象の一つとして笑顔でいること。これには感心しました。
自然災害も、近代社会ほど被害も大きいようですね。それだけ複雑な生活様式になっているのだと思います。がんばれニッポン! (近藤 恭通)
◆"人は仲間に支えられることで大きな困難を乗り越えることができる"
東海大相模の優勝で幕を閉じた春の選抜高校野球。開会式での選手宣誓は素晴らしいものでした。
≪宣誓。私たちは16年前、阪神淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。
被災地ではすべての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。 "人は仲間に支えられることで大きな困難を乗り越えることができる"
と信じています。私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。
がんばろう!日本。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。
平成23年3月23日 創志学園 野球部 主将 野山慎介≫
阪神淡路大震災の年に生まれた若者たちがプレーした今年のセンバツ高校野球。
「東日本大震災」の今年生まれた子供たちが甲子園でプレーする時、日本はどうなっているだろうか? 見事に復活・再生し、彼ら若人がすばらしい“選手宣誓”をしてくれることを祈りたいものです。 (杉本 憲明)
◆今年生まれた子どもたちが16年後「甲子園」で活躍する日を!
皆様から頂いたメールの中に、今回の地震を16年前の「阪神大震災」と比較して想い出や今後の在り方について情報を頂いたものがたくさんあります。
近藤恭通氏。元日航パイロット。あの「阪神大震災」の時、ちょうど神戸の上空をフライトしていたとのこと。岩尾和則氏。連日福知山から神戸まで援助物資を運んだとのこと。私はといえば、あの日、出社し会議室でテレビを点けた途端、壊滅した神戸のまち、長田の大火災の映像が映り、胸が張り裂ける思いでした(じつは私、神戸・長田の生まれです)。その後、神戸へ行きましたが、市街地の惨状はまさに今回の東北の町々と同様、瓦礫の山でした。その神戸は見事に復興しました。
高校野球の「選手宣誓文」を送信して頂いた杉本憲明氏。その年生まれた子供たちが今年はセンバツ高校野球に出場したのですね。感慨無量です。
今回の「東日本大震災」。今年生まれた子供たちが16年後、「甲子園」で活躍する頃、日本は見事に復活・再生していることを祈りたいものです。 (藤田 昌熙)
◆「チャリティ-・コンサート」、これだけ立派に開催出来たことに喝采!
「小平稲門会」の皆さんはとても素晴らしい方々ですね。また、住民をはじめ小平がよい街なのでしょう。短期間にこれだけ多くの皆さんの理解と参加を得て立派に開催出来たことに喝采です。 (村尾 厚子)
◆「チャリティ・コンサート」を通じて感じること
被災地のために何かさせていただきたいという気持は皆一緒だ、と「チャリティ・コンサート」を通じて感じることができました。今後、国を挙げて復興に邁進していかなければなりませんし、私ども小平市も出来ることはしていくべきと思います。
今回の地震で得た教訓を小平市制に活かしていかなければなりません。頑張りますので、どうかよろしくお願いいたします。 (滝口 幸一)
◆桜の下、被災地支援の「チャリティ・コンサート」を
「被災地支援こだいらチャリティ・コンサート」のホームページを拝見しました。素晴らしいコンサートですね。こちらはささやかですが、昨夜、近所の海眼寺の境内、桜の下で被災地支援の「チャリティコンサート」が行われました。
“震災ボランティア”、私にも何か出来ることを・・・・と思いながら中々行動が進みませんが、娘の施設からカンパをすると連絡があり、障害者も少しずつ持ち寄り、お届けしております。原発事故のニュースに心痛む毎日ですが、萎縮せず、皆で元気に暮らしたいと思っています。
こちら丹波も、ようやく桜が開き始めました。いよいよ春です。お花見も、今年は東北のお酒で。東北の酒蔵さんに応援歌を送りたいものです。
畑はまだ冬の寒さで、作物は遅れています。我が家の菜園も少しずつ花も咲き始め、年越しの豆類も大分成長してまいりました。ほうれん草も芽が出始め、嬉しい朝でした。しかし、朝はまだうす氷がはり、苗類のカバーははずせません。
時節柄、お身体ご自愛下さい。 (岩尾 和則)
★以上は11.4.6.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆「藤田メーリングリスト」の皆様へ
小平稲門会ホームページ管理人の松谷と申します。藤田さんとは、稲門会の会員同士ということで皆様の反響メールを楽しく拝読しております。そして、皆様からの貴重なご意見や感想の交換メールを小平稲門会員やホームページをご覧いただいている多くの方々にも披露したいと藤田さんを粘り強く(しつこく?)口説き落とした次第です。
藤田さんの多岐に渡るテーマの提起と皆様の反響メールに接して、これまでに開設したコーナーに「藤田昌煕のメール交流 持論・対論」があります。同コーナーでは「大学マーケットの現状と大学の有り方」「岳温泉で投稿俳句が優秀賞」、「いなほ随想3集」では、「福知山『広小路』のセピア色の面影」「日本語と漢字」などをご紹介させていただいてきました。
その延長上で3.11.の大地震発生から日を置かず「東日本大震災ーそのとき、あなたはー(メール証言集)」を立ち上げました。藤田さんには連日20通前後の反響メールを転送していただき、そのたびに追加搭載。すでに数百通に達したメールから、日本人が“日本沈没の危機”とも言われる未曾有の大災害をどのように受け止め、危機を脱しようとしているかの貴重な証言集が日々厚みを増してきています。
4月2日には、小平市在住のオペラ歌手、下村雅人さん(二期会所属テナー)の呼びかけで被災地支援の「東日本大震災こだいらチャリティーコンサート」が開催されました。趣旨に賛同した10人のミュージシャンと地元の男声、女性合唱団も加わり、プロ・アマ混成の緊急演奏会は、舞台と超満員の観客席に熱い連帯の輪を広げ、54万円超の義援金に結実しました。
この演奏会の熱気を伝える藤田さんのメール報告に、翌々日には早くもメーリングリストの皆さんから届いた反響メールが転送され始めました。今回もホームページの「こだいらチャリティーコンサート」のページに反響メールのコーナーを開設できたのは、藤田さん経由でHPへの搭載をご了承くださった皆様のご理解の賜物であり、小平稲門会のホームページ管理責任者として心からお礼を申し上げます。これからもご協力のほどよろしくお願いいたします。 (松谷富彦)
◆政治家は今こそ何をすべきか真剣に考えて欲しい
こちら丹波は朝から雨。気温の上昇で桜も一斉に咲き始め、一気に春。この日曜日が見ごろかと…。
さて、いつまでも余震が続き、せっかくの復興も停滞。心が痛みます。最近はニュースを見る時間が長くなり、昨夜もテレビの地震速報を見ながら心痛み、なんとも言えず、皆さんの無事を願いつつ床につきました。早く終息を願い祈ります。
海外でも風評被害、正確な情報伝達が願いたいものです。政府はどう思っているのか、政治家は今こそ何をすべきか真剣に考えて欲しいものです。 (岩尾 和則)
◆娘の家族に福島転勤辞令が…
「被災地救援コンサート」の催し、すばらしいですね。お知らせ有難う御座いました。
こちら宇都宮にもようやく春が来ました。桜も3分咲き、庭に出てお花の手入れをしていれば心も安らぎます。但し、まだ毎日のように余震があり、原子炉の様子は生々しくテレビに映し出され、被災者の方々のお気の毒な様子、なかなか進まない復旧活動の様子に、もどかしさを感じています。
そんな中、県会議員立候補者支援者の方が挨拶に見えたので、思わず言ってしまいました。「こんな時こそ、何をさて置き、党派を超えて一致団結して災害の収束にあたって頂きたい」、「日本国民と世界の事を考えて行動してください」、「政治家トップの方(自民党)に必ず申し入れてください。国民は良く見ています」と。
九州にいる娘家族は、福島に転勤辞令がおりたばかりの地震騒動。とりあえず本人は単身赴任で、4月より郡山に。家族は九州に留まっています。御自愛ください。 (H.T)
◆あまり知られていないニュースもしっかり報道して欲しい
大震災から1ヶ月。今日は「投票日」ですが…どうもそんな気になりません。
復興支援ニュース番組などで、「有識者」なる人々が大勢登場しますが、福島原発を含めて災害地で実際に体を張って復旧作業にあたっておられる技術者や作業担当者のご苦労にもっと焦点をあてて欲しいですね。
被災地で、市役所業務を移転することはできたが行政の業務(作業)ができる人が見つからない…なんてことが出てきているようです。
通勤で、昔は駅務員が大勢いて乗客をサポートしてくれましたが、その後エスカレーターやエレベーターが普及。同時に駅務員を限りなく「ゼロ」にしました。今、エスカレーターが止められ、おまけに元々狭い階段が片側半分しか使用できません。通勤時間帯には大変な「ネック」になっています。
あまり知られていないニュースもしっかり報道して欲しいですね。 (佐竹 昇)
★以上は11.4.10.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆地震でびっくり。自粛せず遊んできた天罰が下ったかと…
4月4日~7日、京都へお花見に行って来ました。東寺、嵐山、常寂光寺、祇王寺、落柿舎へ。嵯峨野を歩くのは本当に久しぶりでした。京都は外人観光客がほとんどいなくて空いていましたが、さすが渡月橋まで来ると人でいっぱいでした。
6日は、醍醐寺へ。ここは本当に満開で、人がいっぱい。秀吉の悪口を言いながら、醍醐の桜を満喫。午後は御所の桜です。京都は関西電力ですから節電はないのです。7日は錦市場へ。朝掘り筍などを買って、お昼は湯葉料理を食べ、新幹線で帰京。
節電で暗い東京へ帰ってベッドへ入ったら、地震でびっくり。自粛せず遊んできた天罰が下ったかと思いました。福島原発の事故も(人災です)なかなか収拾できないようで、本当に困りましたね。今年の夏も去年のように暑かったら大変ですね。
東京の桜も満開ですね。我が家の近くの武蔵野北高校の前の桜も見事です。桜は時期が短いので余計楽しめるのでしょうか? どうぞご自愛下さい。 (保谷 裕子)
◆表参道の人出は前年の30%まで落ち、銀座も閑古鳥でしたが…
地震後、表参道の人出は前年の30%迄落ちましたが、少しずつ戻ってきているようです。当然、銀座も閑古鳥でした。現在は伊勢丹も入店客数も戻りつつあります。
Web SHOP(ネットショップ)は関係ないようですが、売上が止まってしまい、このところ業績は相当悪くなりました。 (寺坂 義弘)
◆「こだいらチャリティーコンサート」のHPに感激!
「小平稲門会」のHPを拝見、皆様のご活躍を拝見しました。更に、「こだいらチャリティーコンサート」のHPで感激しました! 皆様の前向きなご活動には本物を感じ…伝わって来ました。ご活動の輪が大きく拡がり、益々のご展開を祈っております。 (根本 建治)
◆酔客の見られぬ今年の花見かな
大震災下の”自粛ムード”で、今年はお花見の人出も少ないと聞いておりましたが、今日は桜満開の日曜日、お花見最後のチャンス。そこで、近くの「小金井公園」に行ってみましたら、例年どおり(いや、それ以上?)の花見客で大賑わいでした。但し、よく見ると団体客、酔っ払いは少なく、家族連れが多く、どうやら、皆さん、今年は都心は避け、近場で、家族でお花見を楽しまれたようです(かくいうわが家もしかり)。というわけで、わが駄句に見る昨年と今年を。
墨東や花の下行く屋形船 (昨年)
酔客の見られぬ今年の花見かな (今年)
(藤田 昌熙)
◆被災地の復興を祈りながら、産地を意識した消費活動を!
私は平成14年7月から2年間、「仙台市」で単身赴任していました。従って、テレビで報道される被災地の様子を信じられない思いで見ています。幸い私の親戚・知人は無事でしたが、多くの被災者の方々に胸を痛めています。
「東日本大震災」から丁度一か月が過ぎました。私の住む東京・八王子では一時的な品薄によるパニック状態は収まり、電力不足による「計画停電」も3回のみの実施で、節電効果もあり、当面夏季までは実施されない状況です。4月いっぱいは予定していた行事の大半が中止になっていますが、「自粛ムードより経済復興の為にも平常活動に早く戻すべきだ」との気運が徐々に出てきています。微力ながら、被災地の復興を祈りながら極力産地を意識して消費活動をしていきたい、と考えています。
今後は、節電等節約を意識しながら毎日の生活を充実して毎日ブログを書き続けていきたいと考えています。
http://showme.at.webry.info/201104/article_11.html
(塩見 幸市)
◆今年は、自粛と節電のお蔭で、のんびりした本来のお花見が…
先日、井の頭公園でお花見をして来ました。その時感じた事は、自粛と節電で夜桜見物が出来なくなったせいか場所取りのグループがなくて、ほんとのんびりとお花見が出来ました。
昨日は主人と家の近くの善福寺公園へ行きました。ちょうどお昼頃だったのですが、「えっ、何?避難命令でも出たの?」と思うほど人がいなくて、思わず携帯でニュースを見ました。土曜日のお昼なのに公園で会った人は10名程でした。
今日は小金井公園へ行って来ました。本当に沢山のお花見の人でいっぱいでした。今年のお花見は夜桜が楽しめなかったのが残念でしたが、なんかのんびりして、本来のお花見を楽しめ良かったのではないかと思っています。 (津嶌 淑子)
◆“お堀端の水上オアシス”に疑問
さくらも満開、神楽坂界隈も終日人波に溢れていました。そんな中、長蛇の列で賑わっていたのが、水上花見の名所・キャナルカフェ。“お堀端の水上オアシス”としてテレビドラマに登場した、いま若者の間で話題の処です。
しかし、外堀は公の場所。この水辺で営利目的の飲食の提供は問題です。その上、この建物は違法建築。戦後、住む家もない人々が粗末なバラック住まいをしていたのです。当時の住人は去り、いつの間にか堅固な建物に変わり、マック等の飲食チエーン店に様変わりです。
長期に渡りウヤムヤニ放置していた当局は責任回避で、今も逃げ腰。無責任極まりない状態です。臭いものに蓋をし、無法が大手を振って闊歩しています。此処だけではない。無法に利権をむさぼっている一つの実例です。 (山本 興一)
◆祈りつつ安否確認桜咲く
皆様からのメールを拝読、ありがとうございました。これだけの大震災、反応は予想していましたが、改めて感じました。自然とどう付き合うか、永遠の課題ですね。
祈りつつ安否確認桜咲く (日吉 忠弘)
◆自衛隊員の任務について
以下は、友人から届いたメールです。
≪今災害救助にあたっている自衛隊員。彼らの任務は、遺体の捜索と探しだした沢山の遺体の埋葬、及び放射能のため避難命令が出ている20km圏内での漂流物の除去など。苛酷な環境の中で、彼らは24時間交代で、休憩は3時間。
主な厳守事項は、①被災者の方に対して温かい食事を炊き出して提供するときも、自らは絶対それに口をつけない。冷たい缶詰の米を食べる。
②被災者の方に対して温かい風呂を用意するときも、絶対自らは入らない。そして自らは氷点下の雪の下で水のシャワーを少しずつ浴びる。
③救助者がすがり付いてきても、絶対に笑顔を絶やすな。絶対に泣くな。
…とのこと。しかし、ある自衛隊員のメールでは、「少し歩くたびに死体ばかり見つかる。一人ずつ確認していく。泥だらけの救助者たちが力のない手で俺の手を握り“ありがとう”と言われるたびに、涙を耐えるので精一杯だった」とある。また、別の隊員からは、「子供の遺体を収容すると、幼稚園生ぐらい。兄弟だろうか、抱き合ったまま亡くなっていた。子持ち
の仲間は肩を震わせていた。でも、俺たちは泣くことができない。この町が復興する まで、俺たちの涙なんか意味がないから」というメールが届いた。
自衛隊員の任務について、ときの内閣総理大臣・吉田茂は、昭和32年2月の防衛大学第1回卒業式で、次のような訓示をしている。
「君たちは自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。非難と叱咤ばかりの一生かもしれない。ご苦労だと思う。しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか国民が困窮し、国家が混乱に直面している時だけなのだ。言葉を変えれば、君たちが日陰者であるときの方が国民や日本は幸せなのだ。どうか、耐えてもらいたい」
私は今、この訓示を涙とともに読んでいます。≫ (山本 興一)
★以上は11.4.11.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆月に一度、「津波遺児への募金」を決定
「東日本大震災」のニュースには心が痛みます。今日は震災から一ヶ月。朝は心静かにお祈りしました。今私に出来ることをと考え、月に一度、「津波遺児への募金」を家族で決めました。「阪神大震災」も16年経つと、祈りすら忘れ、今は過去になりつつあります。今回の大震災の3月11日を忘れないように、気持ちを届ける事にしました。
最近、メディア情報も報道の仕方が変わりつつありますが、特に、原発の知識のないコメンテーターの発言に時にいらだちます。原発の早期終息は願いですが、今、電気というものを便利に使わせて頂きながら、ありがたさも忘れ、当たり前の毎日になっている。原発事故は、私達への意味のある警告かと・・・。 (岩尾 和則)
◆液状化 花降る路に 乾き土
何があっても花は咲くのですね。
液状化 花降る路に 乾き土(葉貴)
(葉満田 貴久子)
◆京都・南禅寺から“哲学の道”、琵琶湖海津大崎の“お花見船”
大震災で心が痛む毎日ですが、いろんな行事が自粛ムードでさびしいです。先日、友と三人で京都へ。南禅寺から“哲学の道”を歩き、京都御苑まで脚を伸ばし、お花見をしました。期待にこたえ満開の枝垂れ桜もすばらしく、大満足でした。
昨日は、琵琶湖北西の海津大崎の“お花見船”で、桜と雪をいただく山々を。じつに不思議な光景でした。 (足立 みどり)
◆いま大切な「家族の絆」
東日本大震災から一年。今年も(非情にも--) 桜は咲きました。でも、なんだか遠慮がちに咲いています。だから今年は少し遠慮しながらの花見でした。
4月11日、今日も大きな余震の中、 田村先生の紹介で武蔵野市会議員、内山さとこ氏の「キャンドルライブ・祈りのゆうべ」に出席しました。席上突然指名され、自己紹介を兼ねて次のような挨拶をしました。
今回の震災で思ったことは「人の絆」ということでした。いろいろな絆がある中で一番大切なのは「地域の絆」だと思っておりました。それは今回の震災でも見事に発揮され、「震災の絆」とでも言うのでしょうか。「日本人ってすごい国民だな」と改めて思ったのですが、今一度
「”絆の原点”は何だろう?」と思い直してみました。
上の娘(ピアニスト) が来月リサイタルを開く予定で、家族集まって「もし停電や交通ストップで中止せざる羽目になったらどうする?」と最悪の場合の相談をしていました。
そのとき娘は、「私はどんなことになってもやるわよ! 東北にいっぱい苦しんでいる人がいるんだから、私はやるつもりよ!」。その勢いと熱意に家族は結束。娘の決心一つで決まりました。「家族の絆」、そうだ絆の原点は「家族」にあるんだ、そんな思いが強くしました。そして、これが私たち日本人の”絆の原点“に違いないと思いました。
誰にも大切な「家族の絆」。しかし、そんなどこの家庭にもある「家族の絆」が今回の震災で断ち切られた多くの人々があることを考えると、本当に胸が痛みます。
雨の音を聴きながらのライブとプロ(武蔵野FMのアナウンサー)の朗読のひと時、「キャンドルの灯が消えるまでの集い」は印象的でした。 (芦田 慎)
◆今のままの自粛ムートが続くと、日本の経済や国民の生活が危ない
満開の桜。本来なら浮き浮きする時節ですのに、今年は大震災の影響でそんな気分でもありませんね。でも、何時までも今のままの自粛ムート゜が続くと、日本の経済や国民の生活が危ない。震災発生から一か月が過ぎたのですから、そろそろ喪服期間も終わった考え、全国民が復興に向け前を見て進むべきでしょう。お金を使える人はどんどん遣って、お金を回すことが復興に役立ちます。
マスターズでは石川、松山の十九歳の若者が好成績を残して国民に元気を与えてくれました。プロ野球もいよいよ明日から開幕。選手諸君は真摯なプレーで国民を勇気づけてほしい。我々も大いに楽しみ、明るく生活したいものです。 (冨士原 坦)
◆「最悪の事態は戦争」と心に留めて戴きたい
82歳のお年寄りから貴重なご意見を頂戴いたしました。
≪自衛隊の活動ぶりには心を動かされます。でも、戦争に駆り出されて射撃の標的にされるのではないことを強く認識して欲しいと思います。シベリヤへ連れて行かれた人たちのことを実感として記憶している人も少なくなりました。自衛隊員にも、感謝する人々にも、「最悪の事態は戦争」と心に留めて戴きたい。≫ (山本 興一)
◆災害の復興に批判は不要で、実行あるのみ
毎日忙しく動き回っております。今月末「渋谷ギャラリー6」で開催する『仏画展示会』も、仙台・福島・盛岡の生徒さん達の仏画が保管されていた教室が落石で押しつぶされ出品出来なくなるトラブルが発生しましが、それにもめげず前進しています。
昨日も東北関東大震災の支援で、NPO法人“ちいさなアリの手”に支援物資を車に満載して届けました。ミュンヘン在住の長女は、災害募金のために音楽界を開いてドイツの方々から400万円の募金を集め、ハワイ在住の次男夫婦は、災害“弁当“募金を企画、昼食のお弁当募金で動いているようです。また、三男は中学・高校の野球部の為にスポーツ界から軟球・硬球やバット・グローブなどを車一杯集め、今晩福島県の相馬中学等に支援に向かう予定です。
やはり、実行することが一番大事で、子供たちが動いてくれているので一安心しております。災害の復興に批判は不要で、実行あるのみです。 (安井義彰、妙洋)
◆ 「やっぱり、この国を背負うのは若者だな~」
大震災から1ケ月。ぼちぼち街にも活気がみられるようになりました。
今年も「武蔵野自由大学」で成蹊大学の聴講生に登録し、先日入学式がありましたが、キャンパスに若い人の華やいだ声が飛び交っていました。「やっぱり、この国を背負うのは若者だな~」と改めて感じいったところです。 (芦田 慎)
★以上は11.4.12.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆震災の影響で3月の予定が4月にずれ込み、ハードスケジュールに
震災の影響で3月の予定が4月にずれ込み、ハードスケジュールになっています。昨日まで4日間、韓国に出張していました。
息子が春休みで英国から帰ってきているので、花見にも行きたいと思っていたら、高校に上がるためと大学受験のため、「GCSE試験」に向けて猛勉強しなくてはならないので、出かけるなんていっていられなくなりました。
私も毎週末どこかに出張で、老体?に鞭打っています。 (平内 幾与)
◆節電に思う
新宿のある地下道の照明が消えた。暗くなったね、というと、このくらいでいいですヨ、とコーヒー店主。都内地下鉄の案内表示も消灯中だ。パリの地下鉄はこんなものと記事にあった。確かに街も室内も明るすぎる。怖いことにそれが当たり前になっている。
今の建物、室内は10ルックスが標準だそうだ。測っているわけではないから、確かなところはわからない。しかし部屋はどんどん明るくなってきた。
かつてワシントン支局に就任したての佐瀬君が驚いて書いてきた。こちらでは部屋は間接照明、とても暗く感じる、と。ニューヨーク・セントラルステーションの地下から地上に出るのに、通路もエレベーターも暗くて気味が悪かった。国内でも、九州、四国から夜の飛行機で東京に向かうと、太平洋ベルト地帯は白く長い帯状に見える。こんなに明るいのは、日本だけだろう。ニューヨークから夜カナダに飛んでも、離陸した下界は白熱電灯の黄橙色、さすがエジソンの国と感心したものだった。
カメラという道具を通しても、部屋が明るくなったといえる。昭和三十年代、高級カメラの標準レンズは、開放値1.4だった。少し暗いといっても、F1.7、1.8、F2だった。当時、一般的なフイルム感度はISO100だから、部屋の中ではイチヨンレンズ開放でも、十五分の一秒で撮った。ISO400が標準の現在、F5.6で六十分の一が切れる。F1.4なら二百五十分の一、15分の一秒を切るならF5.6まで絞れる。部屋は明るくなって、感剤(フイルム)は感度があがった、さらにデジタルカメラだから感度変更自由となって、もはや明るいレンズだけを頼らなくてもよくなってしまったのである。
こんなに蛍光灯でアカアカ照らす明るい部屋が必要だろうか。オンラインは止められない。テレビ、PC,便座、温水器などは常時電気を流しっぱなしで生活してきた。使わないときにコンセントを抜くと、どのくらい節電効果があるのか。自販機はなくてはならないか。冬なのにワイシャツ姿で、夏なのに上着ネクタイ着用で仕事するオフィスはいかがなものか。深夜放送はどうか。
節電節電と協力を呼びかけるのはいい。湯水のごとく電力を消費することに慣れきった「平常感覚」を見直さなければなるまい。しかし、細かな問題をひとつひとつ具体的に、丁寧に根気よく示してほしい。電力供給に見合った消費が求められているのだから。 (森 泰生)
◆我われ日本人は電気を無駄に使いすぎでは…
森兄の「節電に思う」、まさに同感です。「欧米の間接照明は彼ら白人は黒目ではないから光りに弱い」…という説もありますが、それにしても、我われ日本人は電気を無駄に使いすぎています。今回の大震災・停電がその反省のきっかけになり、現在の”節電生活”が定着するといいのですが・・・。自動販売機とパチンコ屋の自粛を提起した石原都知事。失言の多い人ですが、今回だけは大いに賛同です。 (藤田 昌熙)
★以上は11.4.17.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
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サクラ(枝垂桜) |
サクラ(八重桜) |
サクラ(御衣黄) |
サクラ(大島桜) |
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◆今年はお花見もしないうちに桜もすっかり散ってしまいました
仕事上、3月11日の地震以降、2週間程度は各種対応、それ以降は災害時の対策の見直しなどでばたばたしていましたが、1ヶ月たってやっと落ち着いてきました。
但し、被災地の方々や福島第一原発の状況など、まだまだ復旧には程遠いことを考えると、いろいろな思いがこみ上げてきます。(阪神大震災を経験しましたし…)。
決して自粛していたわけではありませんが、今年はお花見もしないうちに桜もすっかり散ってしまいました。 (山本 諭志)
◆今回の大災害で、時代動向の修正が必要に
今回の大災害で、時代動向の修正が必要になりました。もともと内的志向が強くなっている時代ですが、より深く時代を覆うのではないでしょうか。
現段階では、次の点で、人々の心理にかなりの変化が現れるように感じます。
・日本人の精神性
未曾有の大災害による日本経済および社会に大打撃が、日本国そして日本人に大きな試練を課した。諸外国からは、哀悼や激励ともに、自国民と日本人の違いに多いなる関心を抱き、支援にもなった。日本人もそれに気づかされた。大震災を境に日本人のもつ我慢強さや自制心、助け合い精神や自然への畏敬の念を取り戻し、生き方や精神性が一段と重要視されてくるであろう。
・新保守の台頭
日本を守るのはだれか。日本に必要なものは何か。日本人の底力を示そう。我慢強く、耐え忍び、やさしい日本人。自衛隊や警察官の救助活動、消防団員の命がけの消火活動、原発事故現場の決死の作業員。どちらかというと、厳しい評価に立たされていた人たちに光があたった。保守とされる側に日が差したのは興味深い。
日本の誇るべき秩序、支えあい、気高さ、我慢などが浮き彫りにされた。不安を安心に変え、危険を安全に変えることが最も重要だと思いますが、どうなるのでしょうか。ライフラインの重要性が改めて認識させれられました。 (道江 義頼)
◆被災された方々には一日も早く希望の持てる生活を
大震災は大変ショックで、今でもニュース映像を見ると涙が出ます。京都にいる私どもは日々変わりなく過ごさせて頂き、申し訳ない気持ちです。私は募金ぐらいしか出来ませんが、被災された方々には一日も早く希望の持てる生活を取り戻して頂くことを祈っております。 (中村 久恵)
◆大震災で亡くなられた方々に黙祷を捧げ…
大学時代のクラス会を開きました。出席10人といつもより少なかったです。震災の影響で福岡や滋賀からいつもでてくる友人が、放射能を恐れて来なかったのです。
フランスやドイツと同じく、日本国内でも「東京は放射能だらけ」と思っているようです(但し、福岡の友人は、飛行機代・ホテル代を含め参加費用をすべて被災地に寄付したとのこと)。逆に、震災があったことで15年ぶりに出席した人もいました。「いつ何がおこるかわからないから会えるときに」とのこと。大震災で亡くなられた方々と、同期で既に亡くなった友人(24名)に黙祷をささげ、震災当日、どうしていたかをそれぞれ話しました。 (保谷 裕子)
◆今一番やらねばならぬことは原発被害をくい止めること
今、福島原子力発電所はどうなっているのでしょうか?私の判断では、今メルトダウン直前の破滅的な状況ではないか…と心配しています。
3月12日の1号炉の水素爆発時点で燃料棒はすでに破損していたはずです。そうでなければ水素が発生するわけはありません。現在、メルトダウンは起こっていないが、このまま炉心の温度が下がらなければ早晩メルトダウンは起こります。メルトダウンが起これば、チェルノブイリの事故よりも大きな事故になる可能性があります。
今は原子炉を冷やし続けることです。汚染水が出ます。日本中のタンカーを集めてでも汚染水を貯蔵する…決心で対処しないと駄目です。汚染水が取り除かれても 高線量下での修復作業が出来るという保証はない。現場の作業員の犠牲と努力に「おんぶだっこ」が現状ではないかと危惧しています。
放射線の人体に及ぼす影響に「閾値」があるとの研究もありますが、今は「閾値」は無いと考えた方がよいと思います。だから、少ない放射性物質でも蓄積は起こります。 「無い方がよい」のです。我々がやらねばならないことは、「信頼できる政府の方針」を応援することです。
地震・津波による被害は徐々にでも絶対復興できます。原発災害はこれから被害を増大する可能性が大変高いものです今一番やらねばならぬことは原発被害をくい止めることです。 (土井 保史)
◆「東北・関東大地震」に想ふ35句
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この歳で初体験の大地
大津波SF映画を凌ぎおり
大地震5時間歩き友帰宅
人間は非力な生き物と思ひ知り
M9の恐怖の下で春句会
春眠を打ち砕かれし大津波
春ツアー中止のしらせ大地震
春の月停電の夜を照らしけり
春の懐中電灯手に外へ
漆黒を照らす天与の春の月
木枯や停電のまち駆け抜けし
停電に灯火管制思ひ出し
街灯も消え太古なり闇のまち
おずおずと暗闇の中くるま行く
街灯の消えしわが町沈みおり
たつた二字無事のメールに安堵せり
放射能見へざる恐怖春の雨
停電下携帯ラジオ命
当然と思ひし暮らしの贅沢
かくなれば底力あり戦中派
生きている者にも辛し春彼岸
風評を疾く吹き飛ばせ春の風
船はなく家もなくとも命あり
春満月被災地の人慰めよ
漆黒を照らす天与の春の月
鶯の地震にめげず初音かな
春近し笑顔戻りし仮設風呂
被災地に届け救援コンサート
被災地を想ふ歌声春の歌
黙祷し静かに熱く歌い上げ
大震災知ってか知らずか桜咲く
心なし遠慮しつつも花見かな
春の夜震災見舞ふ長電話
北国の桜憂きひと慰めよ
憂きことも共に持ち去れ散り桜 (藤田 昌熙)
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★以上は11.4.25.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
◆大震災で出版業界も大きな打撃を
大震災で出版業界も大きな打撃を受けました。約750の書店が大きな被害を受け、在庫等返品を含む金額は50億円を超えます。業界では「出版対策本部」を設置し、長期にわたって書店等を支援できる体制作りを進めているところです。 (山下 正)
◆何とか一日も早い復旧を願い、就寝前に写経を
東日本大震災から一ヶ月半余。地震と津波だけならもっと復旧も進んでいた筈ですが、福島原発の放射能もれが大きく復旧作業の妨げになっております。まさに人災ですね。綱渡りのような不安定な状況の中で、私達は生活の快適性や効率性を求め、安住してきたと思うと、申し訳なさでいっぱいです。安全といわれてきた日本がこんなにも危うい国であったことを改めて思い知らされた思いです。何とか一日も早い復旧を願い、就寝前に写経をしております。
今回の地震により京滋地区で地面が14cm北に移動した旨の報道がありました。 太平洋プレートが日本列島東北部を持ち上げ、北に陸地を北に引き寄せたとのこと。
従って、震度5や6の地震はこれからもまだまだ続くのではないかと思います。異常気象が関西地方をも直撃しないか、直下型の地震が連発するのではないかと案じております。
中矢伸一氏が雑誌「たまゆら」3月号(2月末に配布)で、“2011年に大災害の走りがやって来る”と予言しておられました。2011年から2014年まで続くそうです。
船井幸雄先生も、著書「2011年からの正しい生き方」(2011年1月出版)の中で米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所が2010年3月のチリ大震災によって地球の自転速度が増し、一日の長さが100万分の1秒ほど短くなり、更に地軸の傾きが極付近で約8cmずれた可能性があると発表した、と指摘しておられます。これらの指摘が危惧に終ってほしいものです。 (塩見 昭夫)
◆原発、悪化を抑えてはいるものの回復に向かっているとは言い難く
被災地では、復興が進んでいる部分もあるようですが、またなかなか手を付けられないところや、避難地域の拡大などもあるようで、もどかしく感じます。
原発も、悪化を抑えてはいるようですが、回復(まずは冷温停止)に向かっているとは言いがたい状況のようですし心配です。 (山本 諭志)
◆「昭和天皇在位60年記念硬貨」などを救援基金に
余震がその後も続いておりますが、最近では震度3位の地震情報では驚かなくなっている自分が怖いです。
復興は緒についたばかり。気が遠くなるような作業が待っています。これからが大変です。救援活動も少し熱がさめてきたのか、新聞に掲載されている募金者の数も徐々に減少しているように思われます。そこで、何かお金になるものがないかとタンスの中を探していたら、何と「昭和天皇在位60年記念硬貨」(それも10万円金貨が3枚も)が出てきました。「これだ!」と思い、コイン店に引き取ってもらうことにしました。
記念硬貨を持っていても、それで買い物をするわけでもないので、これを救助募金にすることにしました。いくらになるか楽しみです。 (塩見 昭夫)
◆ “原発爆弾”のような被害が起きたことに悲しく
5月に入り、シンシナチも新緑の候となりました。
このところアメリカでは竜巻の被害を毎日大きく報道、日本の東日本大震災、福島原発事故の報道が少なくなっています。TVジャパンで毎日、北日本大地震、津波、原発事故の状況を見ていますが、福島原発事故については自分も立地選定の時から参加し、また原子力セキュリテイシステムの業務を通じて東電関係者とお付き合いした過去の経験から、私は個人的には、誠に申し訳ない人災だと思っています。
被爆国の国民として、“原発爆弾”のような被害が起きたことに悲しく極めて残念に思っています。地元住民の人達に心から同情しています。 (伊藤 正彦)
◆もうそろそろ自粛は“自粛”してもよいのでは?
毎年5月に開催されている高校同窓会の案内が来ず、「ホームページ」を見て延期になったことを知りました。又、楽しみにしていた「八王子花火大会と夏祭り」も中止になりました。そろそろ自粛は“自粛”してもよいのではないでしょうか?
(塩見 幸市)
◆少しでも早い復興を祈っています
大震災のニュースをみるたび、被災者の人々の御苦労に心痛み、少しでも早い復興を祈っています。 (大野 照蔵)
◆災害地の復旧の遅れ、もう少し何とか方法があるのではと…
災害地の遅い復旧をテレビで見ながら、もう少し何とか方法があるのでは…と思ってしまいます。一日も早い復旧を祈りつつ。 (谷口久代)
◆浜岡原発停止のニュース
風薫の5月、緑あふれる山の景色も、震災から二ヶ月、日々のニュースに気持ちもそぞろの感がします。唐突に浜岡原発停止のニュース、東海地震の心配、江戸の昔からの地震の歴史からも、心配が先立ちます。
こちら丹波は、地震の心配をよそにあまりに天下泰平。関東、東北、新潟方面の方々申し訳なさを感じます。皇后様の被災者のお見舞いのニュースに、余震の最中、落ち着かれ、被災者の手を握り励まされたとの事、国民の一人として嬉しく、感激しました。それに引き換え国の政治を預る人達の信のなさに、嘆かわしさを感じる最近です。 岩尾 和則)
◆空さびし鯉泳がせよ瓦礫跡
今日は、3・11「東日本大震災」より2カ月。被災地を想い詠んでみました。
大震災永く短き六十日
牛に餌一時帰宅の終りけり
想い出の写真小脇に避難先
五月晴れ瓦礫の撤去遅々として
空さびし鯉泳がせよ瓦礫跡 (藤田 昌熙)
★以上は11.5.11.までに藤田さんから小平稲門会管理人の手元に転送された反響メールです。(管理人)
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