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日時:2011年7月30日(土曜)
4:30PM開場 5:00PM開演 |
会場:小平市中央公民館2Fホール 入場無料 |
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出演:小平の合唱団とアーティスト |
松行美佐子(ピアノ)
秋田美穂子(ピアノ)
下村雅人(テノール 二期会)
小林由佳(メゾソプラノ 二期会)
安冨貴代子(ピアノ)
高島敦子(ソプラノ 二期会)
押見春喜(バス 二期会)
秀島晴美(メゾソプラノ 二期会)
下村敬子(ピアノ)
栗原寛(指揮・ピアノ)
佐々木弐奈(ソプラノ 二期会)
合唱団エルム(新宿より参加)
コーラス・エンジェルス
コーラス霜月
女声合唱団ぐみ
男声合唱団K.K.メンネルコール
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◆3.11の衝撃
♪人生って何か…と考えさせられました。小さい力でもいいから何かせずにはいられない気持ちが沸き上がってきました。その思いから実現しました前回4月1日の第1回目のチャリティーコンサートは、「私たちが今すぐ出来ること、義援金をお送りすること!」と言う呼びかけにたくさんの方が駆けつけて下さり、出演者お客様が共に被災地への思いを共有し、なんとも言えない奇跡のような熱いコンサートになりました。
♪あの日の最後に1度だけのこころみに終わらせずに細く長く支援してゆきたいと言う呼びかけのうちに閉会しました。その後、第2回目の開催に向け自分達なりの意義を持ってのぞみたいと準備してまいりました。
♪5月には、仙台フィルハーモニー関係の依頼によりボランティア演奏で石巻や近辺を訪れ、実際に被災地を見てきました。また福島で被災されている舞踏家神永氏による「実演芸術と震災について」のセミナーに参加したりと、私なりに第2回目に対する気持ちをまとめていきました。
◆被災地への思いを風化させない、息の長い支援を
♪時間の経過と共に薄れがちな被災地への思いを風化させない、息の長い支援を…という強いメッセージと共に第2回目は義援金の額ではなく、参加して下さった出演者の皆様、そしてご来場いただいたお客様が今一度
3月11日を振り返り、まだまだ復興に向けて現在も進んでいる事を心に 刻んで帰っていただければ良いと思いました。
♪今回のコンサートも前回を上回るプロの音楽家の仲間達、そして小平市の合唱団も5団体の皆さんが参加してくださいました。さらに新宿区からも混声合唱団のみなさんも駈けつけて下さいました。全体的にプログラムも合唱団とプロの方が交互に演奏したり、被災地である岩手出身の出演者がその思いを語って下さったりと内容的に充実したものになったと思っています。
♪2回目の開催にあたっては、第1回目のつき動かされた無我夢中で行った気持ちとは明らかに違って、何か複雑な色々な思いを感じていました。しかし当日、またしてもたくさんの方々の温かい思いが結集したくさんの義援金が集まりました。夏の天候不安定という恵まれない条件にも関わらず、入場者数は出演者込みで300人もの方々がコンサートを盛り上げて下さいました。
◆今回集まった義援金の寄付先
♪集まった義援金は、今回も基本的には、前回同様 小平市を通じて中央共同募金会に寄付をいたしましたが、それと合わせて小平市内の大震災支援活動の一つ、「福島の子どもたちをまねく小平の会」(代表 篠木静馬)へのカンパとして一部を寄付させていただきました。
♪放射能汚染被災地・福島県の子供達に少しでも楽しい夏休みを過ごしてもらおうと、市民有志が小平市教育委員会の協力で市の市民研修・保養施設「八ヶ岳山荘」{山梨県清里)に子供達を招く活動を応援するために、チャリティーコンサート実行委員の皆さんで相談して、義援金の一部を寄付させていただきました。
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福島の小学生を招いた小平市研修・保養施設「八ヶ岳山荘」 |
八ヶ岳連峰 |
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♪いま、被災地の子供達の夏休みを色々な働きかけで受け入れ活動が全国的にも行われている事は、新聞・テレビなどでも伝えており、周知の事と思います。清里に子どもたちを招く活動については、チャリティーコンサート出演者の一人、男声合唱団K.K.メンネルコールの滝口幸一さんの呼びかけが当小平稲門会ホームページの「被災地・福島の子どもたちを小平市八ヶ岳山荘へ!」(右のアイコンをクリックすると、コーナーが開きます。)に搭載されていますので、ぜひご覧ください。
◆福島の子どもたちの第一陣が清里へ
♪第一陣(小学生24名)は、8月7日〜10日3泊4日の日程で山荘に出発しました。福島の子供達のはじける笑顔と楽しそうな歓声を想像しつつ、この日偶然に引き合わせて下さった出演者 お客様 お手伝いして下さった皆さんすべてに心を込めて感謝申し上げます。被災地は、まだまだ問題山積み。私が出来ることでまだまだ先細りしない復興支援を続けて行きたいと思います。ご支援をよろしくお願いいたします。
♪第2回こだいらチャチティーコンサート義援金総額:34万3821円
♪ 寄付先:中央共同募金会へ20万円 福島の子供達の支援活動「小平の会」へ14万3821円
以上ご報告致します。(11.8.7.記)
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黙祷 ピアノ連弾
アヴェ・マリア (K.K.メンネルコール P 松行美佐)
ウイーン我が夢の町 (アーテイスト全員 P 秋田美穂子)
「光が」「ホームソングメドレーよりアメリカ編」(コーラスエンジェルス P 塚原直子)
朝の歌 (下村雅人 テノール 二期会 P 秋田美穂子)
忘れな草 (小林由佳 メゾソプラノ 二期会 P 安冨貴代子)
「鞠と殿様」 「おてもやん」 (女声合唱団 ぐみ P 秋田美穂子
オペラ「魔笛」より パパパ (高島敦子 ソプラノ 二期会&押見春喜 バス 二期会 P 松行美佐子)
「Stand Alone」 秀島晴美 メゾソプラノ 二期会 P 松行美佐子)
ピアノ連弾 組曲「太陽の光」より[歌」 (秋田美穂子&下村敬子)
休憩
「心の旅」「3月9日」「あの鐘を鳴らすのはあなた」 (合唱団エルム指揮 栗原寛 P 松行美佐子)
ピアノ連弾 「ラグタイム愛の夢」 (松行美佐子&栗原寛)
オペラ ジャンニスキッキより「私のお父さん」 (高島敦子 P 安冨貴代子)
小さな空 (佐々木弐奈 ソプラノ 二期会 P 安冨貴代子)
「ほたる」「Ave Verumu Corpus」 オペラ「アンドレアシェニエ」より”羊飼いの乙女達の合唱” (コーラス霜月)
オペラ”ボエーム”より「古い外套よ」 (押見春喜 P 安冨貴代子)
オペラ カヴァレリアルスティカーナより「激情の二重唱」 (秀島晴美&下村雅人 P 秋田美穂子)
オペラ サムソンとデリラより「私の心はあなたの声に花開く」 (小林由佳 P 安冨貴代子)
「家路」「希望の島」「逢えてよかったね」 ( K.K.メンネルコール P 松行美佐子)
全員合唱
「ふるさとの四季」 (指揮 安冨貴代子 P 松行美佐子)
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★東日本大震災復興支援第2回小平チャリテイー・コンサートが7月30日(土)17時から中央公民館で第1回同様の盛況裡に開催できましたことをご報告いたします。
★フタをあけるまでは大震災後4ヶ月以上経過し、現地の復旧・復興も徐々に成果が見られてきた環境の変化の中での、4月時点とは異なってきている7月末の開催でしたので、小平市民の来場が些か危惧されていました。しかし、16時半の開場前から多数市民の方が見えられ並んで開場を待って下さり、開演時には空席がなくなりました。
★今回は小平市内の合唱団4グループに新宿から「合唱団エルム」が参加され、プロのアーテイストと交互に演奏、最後には「ふるさとの四季」を会場と一緒に全員合唱し、予定を大幅に超過して20時前に終演となりました。
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歌うK.K.メンネルコール |
出演者全員が舞台に立ってリハーサル |
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★出演した方々と関係者、そして来場の皆様が音楽を通じて一つに結集して、被災地の方達に温かい心を寄せ合えた素晴らしい時間を共有できた事が大変に有意義であったと思っています。又、当日は33万円超の義援金が集りました。本当に有難うございます。
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コンサートの前夜、下村さんが手作りで用意した義援金箱 |
「なぜか手作りにこだわってみました」と下村さん |
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★今回は、原発事故の放射能汚染により避難を余儀なくされている福島県民の方々、その中でも外で自由に遊び廻れない子どもたちのチャリティー・アクション「子どもたちを夏の清里にまねく小平の会」(詳細は右のアイコンをクリックしてご覧ください。)の活動を支援する為、義捐金の一部を同会に託し、残りは前回と同じく中央合同募金会に寄付させていただきました。
★第2回の「こだいらチャリティーコンサート」も、発起人の下村雅人さんをはじめ安冨貴代子さん、司会をされた下村敬子さん達のご尽力で企画・準備・実行の結果、大成功を収めましたが、各合唱団の指揮者・ピアニストと役員関係者そしてしっかりと支えていただいた裏方の方々の全面的な協力が大変大きかった事を特記し、心から感謝いたしています。
★当日は、夕方からかなり激しい雷雨があり、会場の方々はその事を知らずに聴き入っていましたが、幸いにも閉会時には雨も止み、来場者の皆さんの帰宅さには支障がなくホッとしました。(11.8.1.記)
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♪BGM:Chopin[Ballade1]arranged by Ripple♪ |
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